BABEL LABEL 藤井道人×新監督陣 独占インタビュー

自分たちだけは、ずっと聖域を守っていられるチームでありたい

これまでBABEL LABELを象徴するロゴは、キーカラーのブラックをとした灯台とフィルムをモチーフとした“バベルの塔”を連想させるデザインであった。このロゴデザインは、BABEL LABEL発足当初から10年近く使用されてきたが、この度、ロゴデザインがリニューアルされることとなった。

【画像】BABEL LABEL ロゴ

—— この度、BABEL LABELのロゴデザインがリニューアルされましたが、デザインを刷新することになったきっかけはどのようなところからでそしょうか?

藤井: 10年目というのは大きいですね。大学を卒業して、貧乏な時期もあったんですけど、こうして映画を撮れるようになっていると考えると色々なことを感じますね。留まっていたくなかったというのがあると思います。常に新しいことをやって逃げ切りたい、自分達だけと聖域をずっと守っていられるようなチームでいたいと思っています。

でも、結局は“コロナ”で暇だったからですかね(笑)。自粛期間中に色々なことを考えていました。もしかしたら自粛期間がなかったらこの5人も募集していなかったかもしれないですね。

このロゴデザインのリニューアルと新監督の募集も含めて、上半期は色々なことを感じました。

—— 新しいロゴに込めた想いやデザインのコンセプトを教えてください。

藤井: BABEL LABELは、時代の波をしっかりと捉えるチームでありたいと考えています。こうして映画を作っていけるのは今しかないので。“なぜ今これを撮るのか”“今をちゃんと切り取れる”という想いを波のデザインに込めています。

この波は、「バベル」ってカタカナでも読めるようになっていたり、“人”の文字が3つ繋がっているようにもなっています。物語を紡ぐことは人間を描くこと、人間をちゃんと描くことのできるチームだよ、という想いもあります。

【写真】BABEL LABEL 藤井道人監督×新監督

今後、彼らがどのような活躍をしていくか楽しみである。

[インタビュー: 田上 結菜 / スチール撮影: 坂本 貴光]

プロフィール

増田 彩来 (Ayaka Masuda)

写真家。2001年生まれ、東京都出身。
中学3年生から約3年間、写真をフィルムで撮り続けてきた。現在までに13万枚以上もの写真をフィルムで撮り続け、写真を投稿しているInstagramではフォロワーが9万5千人を突破。写真家として活動しており、企業広告、アーティスト写真、CDジャケットなどのスチール撮影を担当。2020年に表参道ヒルズ同潤館にて初の個展「エクランに沈む」を開催。

映像作家としても活動を始め、第2回FFF-S 2019の審査員特別賞を受賞。また、去年2019年11月にクラウドファンディングを行い、自主制作で短編映画『ブルーバーズの詩』(2019年)を制作。他にもアーティストMVの監督・カメラマンとしても活動をしている。

林田 浩川 (Hirokawa Hayashida)

1994年生まれ、神奈川県横浜市出身。
サンフランシスコ州立大学映画学部をフィクション専攻で卒業後、現地のフォトラボで暗室マンとして働きながら、 フリーランス映像監督として活動。 短編映画『Take The Next Bus, Honey』(2020年) は複数のインディーズ映画祭で入賞し、 歴史あるRoxie Theaterで上映された。 他にもMV「Unglued by Karmacoda」(2018年)などを手掛けた。2020年4月に帰国。日本語、英語、広東語、北京語を話す。

志自岐 希生 (Kio Shijiki)

コロンビア大学院芸術科映画演出専攻。18歳で渡米し、Marymount Manhattan Collegeにて、舞台演出を専攻。2015年、文芸誌「The Review」にて最優秀短編文学賞を受賞。監督・脚本を担当した短編映画『EUREKA』(2016年)が第39回ポートランド国際映画祭(PIFF)にて公式上映され、数々の映画賞を受賞。短編映画『Secret Lives of Asians at Night』(2019年)をプロデュースし、全米監督協会(DGA)主催の第25回DGA学生映画賞他、数々の映画賞を受賞。また、Nike JapanやStella Artois Koreaを含む、日韓の広告キャンペーンに参加。監督・脚本を担当した短編映画『逆流』(2020年)はショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2020(SSFF & ASIA 2020)ジャパン部門にてプレミア上映され、11月に第24回タリン・ブラックナイツ映画祭(PÖFF24)にて公式上映される。

曽根 隼人 (Hayato Sone)

1986年生まれ、淡路島出身。
大阪芸術大学映像学科卒業。無印良品のパリでのプロモーション映像“TOKYO PEN PIXEL”では世界三大広告賞の一つ「The One Show」や、アジア最大級の広告祭「ADFEST」、「Spikes Asia」をはじめ多くの賞を受賞。全国にクリエイティブな映像を伝える番組 、 NHK Eテレ「テクネ 映像の教室」「うたテクネ」では、プロデューサーとして参加。乃木坂46出演のオムニバスドラマ「乃木坂シネマズ~STORY of 46~」(2019年)ではプロデューサーとディレクターを共に担当。

下田 彦太 (Hikota Shimoda)

映像ディレクター、演出家。
武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業。AOI Pro.企画演出部で企画と演出のキャリアをスタートし、その後フリーランスディレクターとしてCluB_Aに所属。SONY、ASAHI、TOYOTAといったメジャークライアントを含む数多くの広告映像を手掛ける。また、2015年から劇団「青年団」に演出部として参加。オリジナル脚本による舞台作品の発表も行っている。

藤井 道人 (Michihito Fujii)

映画監督、映像作家、脚本家。1986年生まれ、東京都出身。
日本大学芸術学部映画学科卒業。大学卒業後、2010年に映像集団「BABEL LABEL」を設立。伊坂幸太郎原作の映画『オー! ファーザー』(2014年)でデビュー。以降『青の帰り道』(2018年)、『デイアンドナイト』(2019年)など精力的に作品を発表。2019年に公開された『新聞記者』は第43回日本アカデミー賞で最優秀3部門含む、6部門受賞をはじめ、映画賞を多数受賞。2021年には最新作『ヤクザと家族 The Family』の公開が控える。

BABEL LABEL オフィシャルサイト

https://babel-pro.com/

 
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