映画『咲-Saki-』東横桃子役 ゆるめるモ!あの インタビュー
【写真】映画『咲-Saki-』東横桃子役 あの (ゆるめるモ!)

映画『咲-Saki-』 
東横桃子役 ゆるめるモ!あのさんにインタビュー!

ホントはずっといる!“ステルスモード”も観てほしい!!

麻雀というゲームを少女たちの青春ドラマにはめ込んだ世界観が読者を熱狂させ、ベストセラーを記録。TVドラマを経ての劇場版も全国で絶賛されている映画『咲-Saki-』で主人公 宮永咲が所属する清澄高校のライバル校として県大会に出場する鶴賀学園麻雀部で“ステルスモモ”こと東横桃子を演じたあのさんにCinema ArtOnlineのティーンズメンバーがインタビュー!影のような存在、東横桃子との共通点やあのさんが撮影中に感じた正直な思いや感想を聞いた。

また、4人組ニュー・ウェイヴガールズグループ「ゆるめるモ!」でも活躍するあのさんに今どきの10代の印象についても教えていただきました!

―― 『咲-Saki-』の出演が決まった時の率直な感想を教えて下さい。

最初はっきり教えてもらってなくて「ゆるめるモ!」っていうグループ活動もしてるんですけど、メンバーみんなでいるときにマネージャーがポロッと言って。でも、みんな信じてなくて、自分も信じてなくて、「そんなわけねぇーじゃん!」みたいな(笑)。

「なんでそんな話しが・・・?まずおかしいじゃん!」ってなってました(笑)。

映画「咲-Saki-」東横桃子役 ゆるめるモ!あの & CTOティーンズインタビュア

― 今回の映画で東横桃子の衣装である鶴賀学園の制服を見た時の第一印象を教えてください。

地味(笑)。いろんな学校がある中でも一番地味だし、現実世界の制服の中でも普通の学校と比べて地味な方だなって思って、でもこれはこれでとても好きです。シンプル・イズ・ザ・ベスト!

― 『咲-Saki-』に出てくる学校で着たかった学校の制服は? また、この役をやってみたかったという役はありましたか?

役はないですけど、制服で選ぶなら一番着たかったのは、永尾まりやちゃんの! かっこいいなって思って、デザインとかシルエットも可愛いです。

ドラマ・映画『咲-Saki-』

―― 同世代の方が多い現場だったと思うのですが、撮影現場の雰囲気はどうでしたか?

あのですね。匂いがすごかった。女の匂いというかすごいフローラルなお花の匂いがした。女の子が集まるならではの匂いを嗅げて癒されました。

―― 撮影現場での空き時間は何をして過ごしていましたか?

ほとんど寝てました(笑)。

―― 学園毎に撮影したと思いますが、メンバーとは喋ったりはしましたか?

みんなのほうから沢山喋りかけてくれて、撮影の最後のほうは壁もそんなになく喋っていた気がします。喋りかけてくれる優しさを感じました。

【写真】映画『咲-Saki-』東横桃子役 あの (ゆるめるモ!) インタビュー

―― 普段はあまり喋らないのですか?

そうですね。普段はあまりしゃべるほうじゃないので、最初皆さんとの関わり方や接し方がよくわからなくて一人でいたんですけど、その距離感もリアルに学校ぽくて。今はあんまり同世代の人と喋る経験がないから、すごい青春ぽいなって思いました。

―― 影のような役でしたがあのさん自身との共通点はありましたか?

気配を消すというのが特徴的なのですが、それは場合によっては学生のときとかも得意だったので、なるべく目立たないように過ごすというのがすごい共通している部分だなっていうのとか。逆に自分とかけ離れてるなっていうのは加治木先輩が大好きで、抱きついたり、すごい猛アピールで、大好き!ってところがあるんですけど、そういうのが本当にわからなくて、普段は冷たいとか素っ気ないと言われる方なので、だから、そこが一番かけ離れてて、結構がんばってつくりました。

【画像】映画『咲-Saki-』場面カット (東横桃子/あの ステルスモード)

―― どういう風につくりあげたのですか?

岡本夏美ちゃんは、最初サバサバしてるなって思いました。でもとにかく沢山喋りかけてくれて、演技経験がほぼほぼ初めてだった自分に、堂々としてて初めてとは思えないよって言ってくれたり優しくて、すごくしっかりした子なので、本当に加治木先輩のたくましさを感じられて好きっていう感情が芽生えたので、できました。

【画像】映画『咲-Saki-』場面カット

―― 他のメンバーの方とは?

他のメンバーの方は、現場全体がすごく珍しいという感じで私に興味を持ってくれて、物珍しそうな接し方をしていたので、面白かったです。

―― 麻雀は普段やったりしますか?

全くやらないです。

―― 麻雀は撮影に入ってから練習したのですか?

撮影の前に打つ練習とかをひたすら何時間もやったりしてました。

―― 難しくなかったですか?

最初はすごく難しくて、できなかったですけど、案外しばらくしたらできちゃう。できたら簡単だなって思った。

【写真】映画『咲-Saki-』東横桃子役 あの (ゆるめるモ!)

―― 続いて10代について聞かせていただきたいのですが、ぶっちゃけ今の10代の印象は?

頭が、、、、(笑)。なんだろな…? 頑張って生きていらっしゃるなって(笑)。

自分自身にはあんまりいい印象がないですが、10代って何かに没頭するってことがすごい明確だなって思って、そういうのがすごいいいなって。

はっきり好きなものは好きで熱中してるから、いい意味で一つのことしか見えなくなるし今回も麻雀に熱中してる女子高生の物語なので、熱中するということにすごい憧れというか羨ましいなって思いました。あんまり熱中するものがなかったんで、『咲-Saki-』に出て少し体験できたかなって思っています。

【写真】映画『咲-Saki-』東横桃子役 あの (ゆるめるモ!) インタビュー

―― 今どきの10代の制服はどうですか?どのような制服が好きですか?

自分が着るのと客観的に見るのが違って、客観的にみるなら、“ザ・女子高生”って感じのブレザーでスカート短い子で、ニットとかセーターとか着て。もし自分で指定して着れるならつながってるワンピースみたいな制服がいいです。好き。赤の紐リボンが良くて、で白シャツ。

―― 普段制服は着たりしますか?

撮影ではよく着ますね。セーラ服をやたら着ることが多いです。

―― セーラ服は好きですか?

セーラ服は好きです。女子高生の武器っていうかアイデンティティみたいになってる感じがちょっとあると思うんで、なんかいいですね。

【写真】映画『咲-Saki-』東横桃子役 あの (ゆるめるモ!)

―― 今、頑張っていることはありますか?

ないです(笑)。自分で頑張ってることなのかよくわからないのですが、ゆるめるモ!で「東名阪ツアー」をやって、これからツアーが始まるのでそれに向けて毎日のように話し合いやライブをして没頭せざる負えない感じです。ライブばっかです。

―― 最後に今の10代へメッセージをお願いします!

10代を全然特別なものだと思ってはいないのですが、どの時代も今しかない時で10代の私達は今の自分の事なんてなんとも思わないけど時が過ぎたらもうこの自分には戻れなくなる時も来るんだと思います、だから未来を想像せずに今を本気で楽しんで欲しいです。それが出来たらいつか時間が戻らなくても一生に残ると思ってます。今を一生懸命生きてください。

映画「咲-Saki-」東横桃子役 ゆるめるモ!あの

 

★インタビューを終えて

今回のインタビューでは、あのさん独特の世界観を感じるとともに自分の意見をしっかりと持っている芯のあるあのさんのカリスマ性にとても魅了されました。

ゆるめるモ!としての今後の活躍にも注目したいですね!
(あのさんからの動画メッセージもご覧下さい。⇓⇓⇓)

[インタビュー: 瑞慶山 日向 & 杉田 優菜 / スチール撮影: 平本 直人]

映画『咲-Saki-』ゆるめるモ!あの 動画メッセージ

プロフィール

あの (Ano) [ゆるめるモ!]

ニューウェーブグループ「ゆるめるモ!(英語表記:You’ll melt more!)」のメンバー。ゆるめるモ!はニューウェーブを軸に多彩なジャンルにアプローチした音楽活動で話題を集めており、メンバー演奏バンドやライブではギターを担当する。 ファッションショーや雑誌モデル、女優、MV出演、客演ヴォーカル参加など各方面にて活躍中。大森靖子やテイトウワの楽曲レコーディングにもヴォーカリストとして参加。個性的なファッションをはじめ、独特の感性から発せられる言葉、パフォーマンスが若い世代へのカリスマ的な影響力を生んでいる。

映画「咲-Saki-」東横桃子役 ゆるめるモ!あの

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映画『咲-Saki-』作品情報

劇場版 「咲-Saki-」 ポスター

《作品概要》

2006年から現在までヤングガンガンにて連載中の「咲-Saki-」は、麻雀競技人口が1億人を超え、日本でも大規模な大会が開催されている世界を舞台に、女子高生たちが全国大会を目指し麻雀に打ち込むという全く新しい青春麻雀作品として男女問わず多大な支持を受けている。

今回その実写版として、2016年12月4日よりMBS・TBSのドラマイズム枠にて全4話と1月放送の特別編を合わせた計5話のTVドラマシリーズの放送が終了し、話題となっております。2月3日(金)からは、映画版の公開も控えている。

監督は、学生時代に監督した映画『チャンス・コール』(1995年)が今村昌平賞を受賞。『童貞放浪記』(2009年)で注目され、『結び目』『nude』(2010年)などの作品でメガホンをとっている小沼雄一。脚本は、『ゴッドタン キス我慢選手権THE MOVIE2サイキック・ラブ』(2014年)、『神様はバリにいる』(2015年)など、多数の映画やドラマの脚本を手がけてきた森ハヤシが担当。

 
出演: 浜辺美波 浅川梨奈 廣田あいか 古畑星夏 山田杏奈
加村真美 樋口柚子 星名美津紀 吉﨑 綾 武田玲奈 ・ 岡本夏美 あの 大西亜玖璃 長澤茉里奈 山地まり
永尾まりや 柴田杏花 小篠恵奈 金子理江 菊地麻衣 / 玉城裕規 長谷川朝晴 佐野ひなこ / 夏菜
 
原作: 小林 立(掲載「ヤングガンガン」スクウエア・エニックス刊)
脚本: 森ハヤシ 音楽:T$UYO$HI(The BONEZ)
オープニングテーマ:「きみにワルツ」清澄高校麻雀部(Astro Voice)
エンディングテーマ:「NO MORE CRY」清澄高校麻雀部(Astro Voice)
製作: 沢 桂一、相馬信之、松浦克義 
チーフプロデューサー: 岡本東郎、茶ノ前香、原田知明、丸山博雄、中川 岳、宇田川寧、阿部隆二
プロデューサー: 行実 良 竹内崇剛 深迫康之 山田香菜子 柴原祐一 木村康貴
撮影: 長野泰隆 照明: 児玉 淳 美術: 山下修侍 録音: 小林武史 装飾: 山本 裕 編集: 川村紫織 VFXスーパーバイザー: 宗片純二 衣裳: 加藤みゆき 衣裳制作: 加藤紀子 ヘアメイク:内城千栄子 音響効果: 渋谷圭介 闘牌指導: ケネス徳田 黒木真生 馬場裕一 キャスティング:あんだ敬一 助監督: 石川浩之 制作担当: 今井尚道 ラインプロデューサー: 本島章雄
宣伝プロデューサー: 亀山登美、廿樂未果 宣伝協力: トーハン、プルーク
麻雀協力: 麻雀企画集団バビロン 日本プロ麻雀連盟 衣裳制作: バンダイアパレル 
制作プロダクション: ダブ 
宣伝: MUSA
配給: プレシディオ 
製作: VAP AMUSE MBS A-Sketch DUB SQUARE ENIX
監督: 小沼雄一
© 小林 立/SQUARE ENIX・「咲」プロジェクト

映画公開日: 2017年2月3日

映画公式サイト
公式Twitter: @saki_project

この記事の著者

Cinema Teens Online編集部

インタビューやイベントレポートなど、Cinema Art Onlineのティーンメンバーが注目する映画作品やキャストを中心に発信しています❣

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