- 2017-10-25
- イベントレポート, レッドカーペット, 第30回 東京国際映画祭
第30回 東京国際映画祭(TIFF)
オープニングレッドカーペットイベント
特別招待作品『エンドレス・ポエトリー』
アダン・ホドロフスキー来日!
ドクロ軍団を引き連れ、レッドカーペットを行進!!
10月25日(水)、第30回東京国際映画祭(TIFF)のオープニングレッドカーペットが東京・六本木ヒルズアリーナで盛大に行われ、特別招待作品に選出された映画『エンドレス・ポエトリー』のチームが登場!メガホンを取ったアレハンドロ・ホドロフスキー監督の息子で、本作の主演、音楽も手掛けたアダン・ホドロフスキーが“ドクロ軍団”を引き連れてレッドカーペットを行進し、会場を大いに沸かせた。本作はフランス、チリ、日本の共同製作作品で、日本配給元のアップリンクの社長でプロデューサーを務めた浅井隆氏も出席した。
大勢の観客が悪天候の六本木ヒルズアリーナを取り囲む中、映画祭のために来日したアダンが、今回、共に日本に来ることができなかった父・アレハンドロの等身大のパネルと、本編にも登場し、映画のアイコンにもなっているドクロ軍団30人を引き連れて、レッドカーペットに参上。ひときわ派手な集団に、散見気味だった観客の目が一斉に注目し、映画を強烈にアピールした。
オフィシャル・インタビューに答えたアダンは、「とても感激しています!この赤いカーペットの色に祝福されているような気がします」と満面の笑みがこぼれ、さらに、背後にいるドクロ軍団に対して「死人について来られるのはとても不思議な気持ち」とジョークを飛ばす余裕も。途中、サウンドバイツで多くのメディアから声をかけられ、そのドクロ軍団とはぐれる一幕もあったが、最後は全員合流し、晴れの日を迎えた喜びを分かち合った。
本作は、アレハンドロ・ホドロフスキー監督の新作を望む世界中のファン約1万人からKickstarter(キックスターター)、Indiegogo(インディゴーゴー)といったクラウド・ファンディングで資金の多くを集めて製作された、待望の最新作。故郷トコピージャから首都サンティアゴへ。父親との軋轢や自身の葛藤を抱えたアレハンドロが、初めての恋や友情、古い規則や制約に縛られない若きアーティストたちとの出会いと交流を経て、囚われた檻から解放され、詩人としての自己を確立する姿を独特の映像表現で描かれている。
[スチール撮影: Cinema Art Online 久保 昌美]
《イベント情報》<第30回東京国際映画祭 オープニングレッドカーペット>■開催日: 2017年10月25日(水)
■会場: 六本木ヒルズ・アリーナ
■登壇者: アダン・ホドロフスキー、ドクロ軍団、浅井隆(UPLINK代表)
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映画作品情報
世界に潜むマジック・リアリズムを追い求め続ける。 舞台は故郷トコピージャから首都サンティアゴへ。父親との軋轢や自身の葛藤を抱えたホドロフスキーは、初めての恋や友情、古い規則や制約に縛られない若きアーティストたちとの出会いと交流を経て、囚われていた檻から解放され詩人としての自己を確立する。 本作はフランス、チリ、日本の共同製作で、新作を望む世界中のファン約1万人からキックスターター、インディゴーゴーといったクラウド・ファンディングで資金の多くを集めて製作された、まさに待望の新作。 撮影監督は『恋する惑星』(1994年/ウォン・カーウァイ監督)など、手持ちカメラ使った独特の映像で知られるクリストファー・ドイル。自身の青年時代を虚実入り交じったマジック・リアリズムの手法で瑞々しく描き、「生きること」を全肯定する青春映画の傑作。 |
新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク渋谷ほか全国順次公開!
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