
映画『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』
㊗公開記念舞台挨拶
福原遥、細田佳央太、出口夏希、豊嶋花、井之脇海、汐見夏衛、新城毅彦監督が登壇!
主題歌を担当した福山雅治がサプライズ登場で平和への想いを語る!!
興行収入45億円を突破する社会現象を巻き起こした映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(2023年)の続編であり完結編となる映画『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』が、8月7日(金)より全国公開を迎えた。

8月9日(日)、丸の内ピカデリーにて公開記念舞台挨拶が開催され、主演の福原遥をはじめ、細田佳央太、出口夏希、豊嶋花、井之脇海らキャスト陣、原作者の汐見夏衛、そして新城毅彦監督が登壇。さらに、主題歌「邂逅」を手掛けた福山雅治がサプライズで登場した。
キャスト陣が映画館でお客さんの反応を密かに観察!?
「泣いてくださっていて安心した」
上映後の温かい拍手に包まれる中、キャスト陣と監督、原作者がステージに登場した。
主人公・加野百合役を演じた福原は、「公開を迎えることができて本当に嬉しいです。初日に私も映画館に観に行ったのですが、たくさんの方が観に来てくださっていて、観終わった後に涙を流してくださっているのを見てホッとしました」と、客席の中で観客のリアルな反応を見守っていたエピソードを明かした。

百合の前に現れる青年・宮原涼役を演じた細田も、「僕も気になりすぎて昨日映画館に行ってしまいました(笑)。幅広い世代の方が観てくださっていて、人によって感動するシーンが違うのも嬉しかったです。無事に公開を迎えられて何より嬉しいです」と、同じく映画館に足を運んでいたことを告白した。

前作から続いて登場する千代役の出口は、「前作に引き続き、こうしてたくさんの人に愛していただけて、待ち望んでくださっていたのが伝わってすごく嬉しいです」と笑顔を見せた。

オリジナルキャラクターである相川サクラ役を演じた豊嶋は、「原作にいないキャラクターなので大丈夫かなという思いもありましたが、たくさんの方に届いていると感じて胸が熱くなりました。同年代の皆さんにももっと届いてほしいです」と語った。
板倉臨吉役の井之脇は、「前作を観客として観ていたので、自分が作品に関わらせていただけて嬉しいです。今日8月9日という日本にとって忘れられない大切な日に、皆さんとこの映画を通して時間を共有できることがとても意味深いと感じています」と万感の思いを込めた。
新城監督は、「前作が大きかったのでプレッシャーもありましたが、キャストやスタッフとたくさん話し合いながら丁寧に作りました。こうして観ていただけて本当に嬉しいです」と手応えを口にし、原作者の汐見も「お盆前の忙しい時期に多くの方が劇場に足を運んでくださり、感謝の気持ちでいっぱいです」と挨拶した。
撮影秘話や胸を打つ共演シーンを回想
福原遥「倍賞千恵子さんとのハイタッチで感情が溢れた」
上映後の舞台挨拶ということで本編の内容に関わるトークが展開され、印象に残っているシーンについての話題に。
福原は、年老いた千代を演じる倍賞千恵子との共演を挙げ、「倍賞さん演じる千代ちゃんとのハイタッチのシーンは、前作で若い頃の千代ちゃん(出口)とハイタッチした記憶が蘇ってきて、感情が溢れ出して忘れられないシーンになりました」と振り返った。
一方、若い頃の千代を演じた出口は、「倍賞さんが千代さんを演じてくださるなんて『1から私でいいのかな』と思うくらい恐縮でした」と回想。また、井之脇との切ない共演シーンについて井之脇が「2日間に分けて撮影したので感情を保つのが大変でしたが、出口さんが千代としてそこにいてくれたので救われました」と明かすと、出口も深く頷いていた。
さらに、学校での感情的なやり取りについて豊嶋は、「百合先生(福原)が声を荒らげて感情をぶつけてくださるシーンは、自分自身にも突き刺さって深く印象に残っています」と語ると、細田も「前日夜に全員でリハーサルをして臨みました。昨日映画館で観たときも、そのシーンではポップコーンを食べる音がしなくなるくらい皆さんが集中されていて、伝えたいテーマが届いていると感じました」と熱弁した。
福山雅治がサプライズ登壇!
8月9日に語る長崎への想いと主題歌「邂逅」に込めた願い
主題歌「邂逅」の魅力についてキャスト陣が語る中、MCの呼び込みによって主題歌を手掛けた福山雅治がステージにサプライズ登場。客席から大きな悲鳴と大歓声が巻き起こった。
事前に福山登場を知らされていなかった登壇者陣も驚きを隠せない中、福山は「本日ご来場の皆さん、よろしくお願いいたします」と爽やかに挨拶。作品との出会いについて「エンターテインメント活動を36年続けてくる中で、人生には運命や出会うべくして出会う奇跡があると感じています。前作から続き、この作品に導かれたのだと思います」と語った。
また、イベントが開催された8月9日という日について、長崎出身である福山は深い思いを打ち明けた。「1945年8月9日11時2分という時間は、長崎出身の自分にとって命や生きていることを深く考えさせられる日です。当時13歳だった私の父や祖母は被爆を免れ、そのおかげで今の自分が存在しています。表現活動を行う人間として、社会課題とエンターテインメントを高次元で融合させ、感動やメッセージを届けることはずっと探し求めていたテーマでした。映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』、そして映画『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』と出会えたことは、表現者としての到達点の一つだと感じています」と力強く語った。
福山の言葉を受け、原作者の汐見は「若者に戦争を考えるきっかけになってほしいと書き始めた物語が、福山さんの素晴らしい主題歌のおかげで、世代を超えて親子で映画を観たり本を読んだりする輪が広がっています」と感謝を述べた。
新城監督も「押し付けがましい説教ではなく、心で感じ取ってもらえる温かさを表現したかった」と想いを語り、福原も「作品を通して、戦争の歴史や日常の平和の大切さを次の世代へバトンとして繋いでいきたいです」と決意を新たにした。
悲しみを乗り越えて前へ進む物語
「日常の当たり前が幸せだと感じてほしい」
舞台挨拶の最後に、登壇者を代表して福山、汐見、福原の3名からメッセージが送られた。
福山は「人生にはどうしようもない悲しみや乗り越えられないと思うような傷がありますが、荷物を半分持ってくれるような人と出会い、前に一歩を踏み出していく。この映画はまさに一人ひとりの人生を描いた作品です。傷を抱えながらも前へ進む強さを感じていただけたら嬉しいです」と語りかけた。
原作者の汐見は、「作中に登場する『恩送り』という言葉は、かつて教員時代に同僚から聞いた大切な言葉です。恩返しができなくても、誰かに優しさを繋ぐ『恩送り』をしていくことで世界が変わっていく。作品を通して何か心に残るものがあれば幸いです」と呼びかけた。
そして、主演の福原が「登場人物たちがそれぞれ葛藤しながらも前に進んでいく姿に、私自身も背中を押されました。今ある当たり前の日常がどれほど幸せなことかを感じていただける作品になっています。ぜひ多くの方に届いてほしいです」と力強くメッセージを贈り、温かい拍手の中で舞台挨拶は幕を閉じた。
フォトギャラリー📸
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イベント情報
映画『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』公開記念舞台挨拶■開催日: 2026年8月9日(日) |
映画予告篇
映画作品情報

《ストーリー》空に消えた彰(水上恒司)との別れから7年。彰の夢でもあった高校教師になった百合(福原遥)は、忙しい毎日を送るが、彰への想いは、1945年の百合が咲く丘に取り残されたままだった。 そんな彼女の前に、彰の面影を持つ青年・涼(細田佳央太)が現れる。臨時的任用教員として百合のクラスの副担任になるという。自分を真っ直ぐに想ってくれる涼に揺れ動く百合であったが、彰を裏切るようで、恋の一歩を踏み出すことができない。 葛藤の中、百合が出会ったのは、ホスピスで穏やかな余生を過ごす年老いた千代(倍賞千恵子)だった――。石丸(伊藤健太郎)を失った後、千代(出口夏希)が歩んだもう一つの愛の形。そして千代から百合に託されたのは、出撃直前の彰が遺した、未来の百合へ贈る一冊の本。そこに込められたメッセージとは…?夏祭りの夜、星降る丘に奇跡が舞い降りる――。 |
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