映画「アトラクション 制圧」(Притяжение/Attraction)

映画『アトラクション 制圧』(原題: Притяжение / 英題: Attraction)
  1. 映画『アトラクション 制圧』
    (原題:Притяжение/英題:Attraction)

世界屈指のクリエイター集団がロシアに大集結!!
モスクワ市長もロシア軍も全面協力、ロシアならではの壮大なSF超大作

『第9地区』(2009年)や『エリジウム』(2013年)などの製作会社、クリエイターがロシアに集結して誕生したSF映画『アトラクション 制圧』(原題:Притяжение/英題:Attraction)が2017年8月より、新宿シネマカリテ他、全国順次公開中である。

首都モスクワを大胆に破壊

ロシアに大集結した優れた職人集団によって、巨大宇宙船がモスクワに墜落して、人々が生活を送るビルや道路、木々などを次々になぎ倒していく悲劇の様子がこれまでかというほどに様々なアングルや距離感でもって、リアルに大胆に息を飲むほど美しく作り込まれている。この難易度の高い映像を作るために、『ウィンテッド』(2008年)をはじめ多数のヒット作を手がけた視覚効果制作会社や『キングコング』(2017年)、『第9地区』、『エリジウム』などの制作に携わった精鋭たちが、観るものを圧倒する映像美を作りあげている。

映画『アトラクション 制圧』(原題: Притяжение / 英題: Attraction)

フョードル・ボンダルチューク監督の尽きない追求心

ロシアのゴールデン・イーグル長編映画賞やニカ作品賞などの映画賞を受賞した『アフガン』(2005年)のフョードル・ボンダルチューク監督は、『人間の運命』(1959年)でレーニン賞を受賞し、死後は功労者だけが眠るモスクワのノヴォデヴィチ墓地に葬られた父をもち、母も姉も映画女優という映画一家に生まれている。本当に映画が大好きで、常に新しい映画をエネルギッシュに作り出す彼の探究心に惹かれるファンも多い。爆破シーンは、なるべくCGを使わずに、広大なロシアでリアルに撮影されている。

素早い動きが特徴のエイリアンは、洗練されたメタリックな外観をもつ。そのキャラクターをゼロから生み出すだめに、生物の起源を探す目的でライオンからタランチュラまで、あらゆる種類の映像を集めたという。生身の人間の動きとCGを融合したエイリアンの動きも見どころである。

映画『アトラクション 制圧』(原題: Притяжение / 英題: Attraction)

モスクワ市長もロシア軍も全面協力

ロシア初の地球外生命体の侵略を描くこの作品では、ロシア軍が全面協力し、Ka-52攻撃ヘリコプターやディーグル装甲機動車、タイフーン装甲兵員輸送車などロシア軍の最新兵器や国家国防指令センターなどロシアの軍事をリアルに垣間みることができる。エンドロールの協力者リストには、ジョイグ国防相やソビャーニン・モスクワ市長、公的セクターなどの名があがり、SF作品にも関わらず、現実のロシアがよく描かれている。

映画『アトラクション 制圧』(原題: Притяжение / 英題: Attraction)

《ストーリー》

ある日、巨大な宇宙母船がロシアの首都モスクワに墜落した。圧倒的な大きさで、ビルや道路、木々をなぎ倒して、多くの死傷者を出しながら宇宙船が着陸。ロシア政府は、直ちに厳戒令を敷き、事態の収集を図ろうとする。異星人との初めての遭遇に人々は戸惑いながら、次第に異星人に対する敗訴の気運が高まってゆく。そんな状況下で、ロシア軍司令官の娘ユリア(イリーナ・ストラシェンバウム)は、宇宙船とともにやってきた異星人科学技術者のへイコン(リナム・ムハメトフ)と出会い、交流を深めてゆく。ユリアは、へイコンらが故郷の星へ帰るために必要なデバイス「シルク」を探す協力をしながら、次第に彼に惹かれている自分の気持ちに気づきはじめる。

[文: おくの ゆか]

映画 「アトラクション 制圧」 予告篇

映画作品情報

『第9地区』『エリジウム』のスタッフが放つロシア SF 超大作
カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション 2017 選出作品

原題: Притяжение
英題: Attraction
邦題: アトラクション 制圧 
監督: フョードル・ボンダルチューク(『スターリングラード』)
出演: イリーナ・ストラシェンバウム、アレクサンドル・ペトロフ
2017年 / ロシア / カラー / 117 分 / シネマスコープ / ドルビーデジタル
配給: プレシディオ
宣伝: ウフル
© Art Pictures Studio
 

2017年8月、新宿シネマカリテほか全国順次公開!

映画公式サイト
カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2017 公式サイト

この記事の著者

おくの ゆか

おくの ゆかライター

映画好きの父親の影響で10代のうちに日本映画の名作のほとんどを観る。
子どものときに観た『砂の器』の衝撃的な感動を超える映像美に出会うために、今も映画を観続けている。

★好きな映画
『砂の器』[監督: 野村芳太郎 製作: 1974年]
『転校生』[監督: 大林宣彦 製作: 1982年]
『風の谷のナウシカ』[監督: 宮崎駿 制作:1984年]
『硫黄島からの手紙』(Letters from Iwo Jima) [監督: クリント・イーストウッド 製作: 2006年]

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