公開記念広島凱旋レッドカーペット
広島の中心地に7,000名が集まり大熱狂!!
役所公司「カンヌ国際映画祭のレッドカーペットもかなわない」
昨今の日本映画にはない熱量とバイオレンスが魂に焼き付く、“血湧き肉躍る”映画 『孤狼の血』(配給:東映)が5月12日(土)に公開初日を迎え、東京・丸の内で初日舞台挨拶を実施。そしてそのまま役所広司、松坂桃李、江口洋介、音尾琢真、阿部純子、白石和彌監督が広島に乗り入れ、さいねい龍二、沖原一生と合流し、なんと広島の街のど真ん中、広島市中区のえびす通り商店街にて8人ものキャスト、監督がレッドカーペットに登場した。
当日レッドカーペットイベントの優先観覧エリアに招待されたのは、公開初日に早くも『孤狼の血』を鑑賞した、先着560(コロウ)名の広島の地元の方々。しかし当日レッドカーペットが行われるのは、広島の中心部の活気ある商店街!19時開始にも関わらず豪華キャストが登場することを聞き駆けつけた一般の観客が、約2時間も前からえびす通り商店街に集まり始め、約7,000人にも膨れ上がりキャストが出てくる前にも関わらず、会場は熱狂の渦に包まれていた。
そんな中、キャストが満を持して登場すると、会場はキャストの声が聞こえないほどの大歓声!その時の歓声の大きさを阿部は「広島カープが優勝した時と同じぐらいの歓声の大きさだったと聞き感激しました!」とコメント。主演の役所、松坂、江口も「商店街でのレッドカーペットは初めてです」とコメントし、役所は「今フランスではカンヌ国際映画祭がおこなわれていますが、そのカンヌのレッドカーペットも、今日のレッドカーペットにはかなわないんじゃないでしょうか」とコメントし、会場を沸かせた。そして約70メートルものレッドカーペットを歩き切ったキャスト陣を代表し、役所、松坂、江口がこの日集まってくれた約7,000人もの広島の人々に、それぞれ感謝の気持ちを述べた。
役所は「この映画は広島の皆様のご協力があって完成しました。撮影のときは大変お世話になりました。どうかこの『孤狼の血』を応援してください」と感謝の気持ちを述べ、松坂は「撮影から1年経ちました。撮影中も広島のみなさんの愛を感じていましたが、本日のレッドカーペットでも改めてその愛を感じました。やっとこの映画を皆様に届けることができてとてもうれしいです。まさに“広島じゃけぇ、何をしてもええんじゃ”というほどの熱量を感じました。是非この映画を観てくださるとうれしいです」とコメント。さらに江口は「撮影中に呉の街に繰り出すと、どれだけ広島の方々にこういった“極道の映画”が根付いているかということが実感できました。この土地でなければこの映画はできなかったと思いますし、この映画をやっと広島に持ってこられたことをうれしく思います」と語った。
そして最後の挨拶を求められた役所は「この映画ぶち面白い映画じゃけぇ、みんなたくさん宣伝してくれりゃあええんじゃ!」と広島弁で挨拶!会場は盛大な歓声に包まれた。
イベント情報
映画『孤狼の血』公開初日記念レッドカーペット■開催日: 2018年5月12日(土) |
映画『孤狼の血』予告篇
映画作品情報
《ストーリー》「わしは捜査のためなら、悪魔にでも魂を売り渡す男じゃ」昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上のもとで、暴力団系列の金融会社社員が失踪した事件の捜査を担当することになった。飢えた狼のごとく強引に違法行為を繰り返す大上のやり方に戸惑いながらも、日岡は仁義なき極道の男たちに挑んでいく。やがて失踪事件をきっかけに暴力団同士の抗争が勃発。衝突を食い止めるため、大上が思いも寄らない大胆な秘策を打ち出すが……。正義とは何か、信じられるのは誰か。日岡は本当の試練に立ち向かっていく――。 |