映画『ひらいて』大ヒット御礼舞台挨拶 第2弾 レポート
【写真】映画『ひらいて』大ヒット御礼舞台挨拶 第2弾 (作間龍斗/HiHi Jets/ジャニーズJr.、芋生悠、首藤凜監督)

【画像】映画『ひらいて』ロゴ

㊗大ヒット御礼舞台挨拶 第2弾

作間龍斗、芋生悠、首藤凜監督が登壇!
Q&Aで意外な裏話やエピソードを続々披露!!

芥川賞受賞作家・綿矢りさの傑作恋愛小説を実写化した映画『ひらいて』が10月22日(金)より全国公開中。

【画像】映画『ひらいて』メインカット

11月23日(火・祝)に第2弾となる大ヒット御礼舞台挨拶が、池袋HUMAXシネマズで開催され、作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)芋生悠首藤凜監督が登壇。トークセッションやQ&Aが繰り広げられた。

登壇者が周囲からの反響を語る‼

公開から1カ月が経ち、主人公の愛が思いを寄せるたとえ役を演じた作間は、周りからの反響について「地元の友達や親戚などたくさんの方から『ムズムズした』と言われましたね。普段の作間を知っている方からは、あの感じは想像できないと(笑)。そして映画自体については『面白い』『考えさせられた』と言っていただきました。ありがたいことに今のところ悪い評価はなくて嬉しいです」と笑顔を見せた。

【写真】映画『ひらいて』大ヒット御礼舞台挨拶 第2弾 (作間龍斗/HiHi Jets/ジャニーズJr.)

また、作間演じるたとえの秘密の恋人・美雪役を演じた芋生は「私は清水崇監督から『泣いちゃった』とLINEが来ました。愛ちゃんと美雪の2人の関係が好きだったそうです」と意外なエピソードを告白。それを聞いた首藤監督は「同性の方を意識して脚本を書いていたんですけど、結構いわゆる“おじさん”の方たちから『昔はたとえ君だった』とか、色んな感想をいただ君です」と周囲の反響を明かした。

芋生はさらに撮影時を振り返り、作間について「作間さん、現場ではこんなに明るくなかったですよね(笑)」と当時の様子を明かすと、作間も「“たとえ”に引っ張られていた感じがあるんですかね。でも100均に行ってマジックキットを買って来てチェーンにリング通せるかとか、みんなに見せたりしてたんですけど(笑)」とお茶目なエピソードも披露していた。

【写真】映画『ひらいて』大ヒット御礼舞台挨拶 第2弾 (芋生悠)

Q&Aで語られる意外な裏話⁉

またこの日は、上映後の観客と登壇者の質疑応答が実施された。はじめに東京の大学受験に向かうたとえに美雪がバス停でホッカイロを渡す2人のシーンで『美雪が出したカイロの多さにびっくりした』という作間の当時のエピソードについての質問が飛ぶと、作間は「あの時の僕は、ほぼ素です(笑)。あの量がバッグから出てくると思わないじゃないですか。10袋くらい詰まっているのが2つくらい出てきて、面白くて笑いましたね(笑)」と振り返ると、芋生も「笑っちゃわないように意識していました」といい、首藤監督も「美雪の天然のところが出ているシーンですね(笑)」と数少ない2人のシーンの裏側を微笑ましいエピソードを明かした。

また、たとえと美雪を演じるにあたり気をつけたところや緊張したシーンについての質問に、作間は「たとえは、この落ち着きのない感じ、目線の移動、へらっとしている所をなくすようにはしましたね」と落ち着きのない仕草をステージ上で見せ、「僕は動いてないと本当に死んじゃうんですよ。逆にたとえはビクともしないんで(笑)」と素の自分との違いに苦戦した様子。

一方で芋生は「たとえ君と愛ちゃんとの関係性はずっと意識していました」と明かし、緊張したシーンについては、“たとえと愛と美雪の3人がたとえの実家に乗り込み、たとえの父親に東京行きを直訴するシーン”だったといい、これには作間も同意。また、この時のたとえが父親の胸ぐらを掴むシーンには作間にとって初の“胸ぐら掴みシーン”だったといい、「初めてで、指がめちゃめちゃ痛かったんですよ!胸ぐら掴むと、こんなに痛くなるんだって思いました(笑)」と貴重な経験を振り返った。

続いて、ラストにたとえが愛の顔を両手でつかむシーンについて「あのシーンだけはたとえから愛ちゃんに歩み寄っていて、たとえの心境の変化があったのか?」とお客さんから質問が飛ぶと、作間も「あそこで初めて愛の顔をちゃんと認識したんです。こういう顔してたんだって。たとえが心をひらいたというか、そういたものがそこに詰まっているのではないかと思います。心から目が合うすごくきれいなシーンですよね。鶴が舞っていて…」と語ると、首藤監督も「たとえ君と愛ちゃんの歩み寄りというのは脚本段階でずっと悩んでいたので、たとえ君として顔を認識してくれたのは嬉しいですね。鶴を舞わせるのはすごく大変でしたが、撮れてよかったです」と感慨深げに語った。

【写真】映画『ひらいて』大ヒット御礼舞台挨拶 第2弾 (首藤凜監督)

さらに、「まだ経済力もないたとえと美雪ですが、東京に出てから2人はどうなると思いますか?」という質問が出ると、芋生は「美雪はこんなにやっておいて、実はずっとたとえと一緒にいる気がしないんですよね」と意外な発言。作間も2人の経済力を鑑み「現実的なことに直面したらね。難しいですね…」と考え込むと芋生が「続編作りますか?(笑)」と提案し、それには首藤監督も「10年後とか結構考えますよね…」とそれぞれがその後の3人のイメージを膨らませた。

また劇中でたとえが愛に「貧しい笑顔だね」と言うシーンについて、「首藤監督はもっと突き放す感じで言って欲しかったとおっしゃっていましたが、今その感じで見せていただくことはできますか?」とお客さんから作間に無茶ぶりが飛ぶと、作間は「やばいのきたな…(笑)」とこぼしつつ「すごい楽しい『貧しい笑顔だな』になっちゃいますよ(笑)。あのイメージのまま、皆さんお帰りください」と語って会場を笑わせた。

また山田と作間、芋生の3人で一度だけ現場でオフで話した時があったといい、その時のことについて芋生は「たとえ君(作間)が『どんな顔で話していいか分からない』って言っていたのが印象的です」と話すと、これに対して作間自身、「それは作間ですね(笑)。愛と美雪が一緒になっているのも、恐かったです…」と当時の正直な心境を明かした。

最後に登壇者からメッセージ✉

そして舞台挨拶の最後には、芋生が「上映が始まってから沢山の方に観ていただいて、この作品がちゃんと届いているんだなと実感しています。キャスト・スタッフみんなで一緒に頑張って作った作品なので、今後も皆さんにすすめていただけたら」と呼びかけ、作間も「今日質問いただいて、僕自身も気づいたことがあったり、観る視点を変えるだけで色々考えられる映画になっていると思います。もっとたくさんの方に観ていただけたらいいなと思っております」とコメント。首藤監督も「こういう形で直接質問を聞いて、とても丁寧に感じ取っていただけているんだなと大変嬉しいです。1カットでも1シーンでも皆さんの記憶に残っていたら嬉しいです」と笑顔で語り、舞台挨拶は幕を閉じた。

フォトギャラリー📸

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イベント情報

映画『ひらいて』大ヒット御礼舞台挨拶

■開催日: 2021年11月23日(火・祝
■会場: 渋谷HUMAXシネマ
■登壇者: 作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、芋生悠、首藤凜監督

【写真】映画『ひらいて』大ヒット御礼舞台挨拶 第2弾 (作間龍斗/HiHi Jets/ジャニーズJr.、芋生悠、首藤凜監督)

映画『ひらいて』予告篇🎞

映画作品情報

【画像】映画『ひらいて』ポスタービジュアル

《ストーリー》

高校3年生の愛(山田杏奈)は、成績優秀、明るくて校内では人気者。
そんな彼女は、同じクラスの“たとえ”にずっと片思いをしている。

彼はクラスでも目立たず、教室でもひっそりと過ごす地味なタイプの男子。だが寡黙さの中にある聡明さと、どことなく謎めいた影を持つたとえに、愛はずっと惹かれていた。
自分だけが彼の魅力を知っていると思っていた。

しかし、彼が学校で誰かからの手紙を大事そうに読んでいる姿を偶然見てしまった事で事態は一変する。

「たとえに、恋人がいるのではないかー」その疑惑がぬぐいきれず、愛はある夜、悪友たちと学校に忍び込み、その手紙を盗んでしまう。

手紙の差出人は、糖尿病の持病を抱える地味な少女・美雪。その時、愛は、初めてふたりが密かに付き合っていることを知るのだった。それが病気がちで目立たない美雪(芋生悠)だとわかった時、いいようのない悔しさと心が張り裂けそうな想いが彼女を動かしたー。「もう、爆発しそうー」

愛は美雪に近づいていく。誰も、想像しなかったカタチで・・・。

 
出演: 山田杏奈、作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズ Jr.)、 芋生悠、山本浩司、河井青葉、木下あかり、板谷由夏、田中美佐子、萩原聖人
 
監督・脚本・編集: 首藤凜
 
原作: 綿矢りさ「ひらいて」(新潮文庫刊)
 
音楽: 岩代太郎
主題歌: 大森靖子「ひらいて」(avex trax)
 
制作プロダクション: テレビマンユニオン
製作: 「ひらいて」製作委員会
配給: ショウゲート
 
© 綿矢りさ・新潮社 / 「ひらいて」製作委員会
 
2021年10月22日(金) 全国ロードショー!
絶賛公開中!!

 
映画公式サイト
 
公式Twitter: @hiraite_movie
公式Instagram: @hiraite_movie
公式ハッシュタグ: #ひらいて
 

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