映画『ひらいて』完成披露舞台挨拶 レポート

【写真】映画『ひらいて』完成披露舞台挨拶 (山田杏奈、作間龍斗 HiHi Jets/ジャニーズJr.、芋生悠、首藤凜監督、綿矢りさ)

映画『ひらいて』完成披露舞台挨拶

主人公の衝撃の行動には共感できる?
キャストの“ひらいた”エピソードも披露!

高校3年生の木村愛は、クラスでも目立つ華やかな存在。常に友人に囲まれ男子にも不自由しない愛が、その姿を見ただけで胸を苦しくさせるほど恋焦がれているのは、同じクラスの西村たとえ。だが彼には誰にも知られていない“秘密の恋人”・新藤美雪がいた。2人の揺るがない絆を知った愛は、美雪に急接近。いびつでエキセントリックな三角関係は、思いもよらない方向へ走りはじめる――。

【画像】映画『ひらいて』メインカット

芥川賞受賞作家・綿矢りさの傑作恋愛小説「ひらいて」が衝撃の映画化!荒々しさと繊細さが共存する少女が美しくもポップに描かれる、新感覚・乱反射する少女の愛憎エンターテインメント作品、映画『ひらいて』が10月22日(金)に全国公開される。

10月4日(月)、池袋HUMAXシネマズで完成披露舞台挨拶が開催された。主演の山田杏奈、共演の作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)芋生悠、そして首藤凜監督、さらには原作者の綿矢りさが上映前の舞台挨拶に登壇し、トークを繰り広げた。

原作者の綿矢りさも映画を絶賛!
「本当に幸福です」

熱狂的な原作ファンであるという首藤監督念願の映画化作品が、本日の完成披露上映会にてついにお披露目となる。首藤監督は「10年ほど前、17歳の冬に『ひらいて』に出会いましたが、もし出会っていなかったら、銃社会とかだったら本当に何度も“バンッ”ってやっていたんじゃないかという衝動に駆られる中で、幾度もこの作品に救われてきました。そんな作品をこうして映画化することができて、とても嬉しいです。キャストとスタッフと皆さんのおかげで、新しく作品と出会い直せたなと思っているので、皆さんにも今日出会っていただけたら嬉しいです」と語った。

【写真】映画『ひらいて』完成披露舞台挨拶 (首藤凜監督)

対する原作者の綿矢は「こんな思いを持って映画にしてくださる読者(首藤監督)がいてくださって、本当に幸福だなと思います。その熱い思いが100%実現するような形で映画になっている傑作になっています。“高校生にしては大人っぽい恋愛関係”という感じで当時書きましたが、映画はキャストの皆さんの神がかった演技もあったせいか、本当に高校生のみずみずしい感性も出ていて。それは本当に驚いたし、原作にない素晴らしさだと思いました」と監督とキャストを絶賛した。

【写真】映画『ひらいて』完成披露舞台挨拶 (綿矢りさ)

“好きな人の好きな人”を奪う 
主人公の行動に女性陣は…

物語中、主人公の愛は“好きな人の好きな人”を奪うという衝撃的な行動に出る。愛のこの行動をどう思ったかについて聞かれると、芋生は「“好きな人の好きな人”はきっと魅力的な人ですよね。だからわからなくはないし、目で追っちゃったりとかするかもしれないです」と回答。

【写真】映画『ひらいて』完成披露舞台挨拶 (芋生悠)

山田は「奪うまではいかなくとも、興味は沸くかもしれないですね。“好きな人の好きな人”は魅力的なところが余計に目につくようになってしまったりするのかなと思います」とコメントし、部分的には共感する部分もあるようだった。

【写真】映画『ひらいて』完成披露舞台挨拶 (山田杏奈)

原作者の綿矢は「完全に片思いだったら、“好きな人の好きな人”の髪型を真似たりだとか、怖い方向に走ってしまう可能性もあるかもしれません。『相手の好きな人に自分もなりたい』という気持ちで…」と回答。続く「愛に共感する」と話す首藤監督は「自分が選ばれないということは(その“好きな人の好きな人”は)自分の持っていないものを持っているということなんだと思うので、すごく好きになって…Facebookとかネットで調べちゃったりします」と答えた。

女性陣の意見を聞いていた作間は、どう思ったかと聞かれると、戸惑い気味に「特に何も思わなかったという感想です(笑)。好きな人に好きな人がいたら、そもそも僕だったらすぐ諦めちゃいますね。面倒くさがりなので…」と返した。

【写真】映画『ひらいて』完成披露舞台挨拶 (作間龍斗 HiHi Jets/ジャニーズJr.)

キャスト3人が最近“ひらいた”ことは?
山田杏奈と芋生悠はサウナートークが盛り上がり!

映画のタイトルやテーマにちなみ、最近“ひらいた”ことについてのコーナーに。

山田が“ひらいた”のは「サウナーへの道」。「周りでサウナによく行く人が多くて、最近私も行き始めたんです。まだまだ深めきれてはいないんですけど、冷水の良さは分かるようになりました」と回答。サウナが大好きで「もうひらききりました」というサウナーの先輩・芋生と“ととのいの時間”の良さなど話が盛り上がり、「一緒に行こ!」と約束する仲睦まじい一幕が見られた。

続く作間は「20歳への扉」と回答。先日19歳の誕生日を迎えたといい「楽しみにしていた20歳が近付いてきた」と喜びを語った。また「19歳の誕生日のとき、色んな所で『コーヒーメーカーが欲しい』と言っていたら、HiHi Jetsという同じグループのメンバー4人と親からそれぞれコーヒーメーカーをいただいて、本格的なコーヒーメーカーが今2つ並んでいる状況です(笑)。用途が違うやつだったので助かりました。毎朝使い分けています」といった面白いエピソードも披露した。

芋生は「料理の楽しさ」と答え、最近パエリアを作ったと話すと、難易度の高そうな料理に登壇者からは感心の声が漏れた。「あまり手間はかからないんです」と謙遜しつつ、得意なジャンルについて聞かれると「炊き込む系とか、一気に大量に作れるものが好きです」と回答し、笑いが起こった。

【写真】映画『ひらいて』完成披露舞台挨拶 (山田杏奈、芋生悠、首藤凜監督)

最後に山田杏奈と首藤凜監督からメッセージ

舞台挨拶の最後には、主演の山田と首藤監督からメッセージが。

山田は「本日はお越しいただき、ありがとうございます。初めて皆さんのもとにお届けできるということで、すごくそわそわしています。綿矢さんが生み出された作品が首藤さんのもとに届いて、首藤さんの念願叶ってこうして映画化されて、ご縁があって愛という役をやらせていただけることになって…。色んな人の思いが詰まっている作品ですが、私自身も今までにないくらい追い詰められましたし、自分自身をすり減らしながら向き合った役だったので、それが出ているといいなと思います。あのときにしか生み出せなかったものが詰まっていると思うので、皆さん一人一人に届いて、新しい感情を生み出すといいなと思います」と思いを語った。

【写真】映画『ひらいて』完成披露舞台挨拶 (山田杏奈)

 

首藤監督は「10年前に原作を読ませていただいて、愛という人にとても感情移入をして生きてきましたが、作っていく過程で『どうやら愛に感情移入する人はそんなに多くはないらしい』ということを知りました。とても色んな感情になれる映画なのではないかなと思うので、モヤモヤしたり嫌な気持ちを思い出したりしてしまう方もいるかもしれませんが、色んな気持ちを持って帰っていただけたらと思います。是非楽しんでください」と話し、舞台挨拶は締めくくられた。

【写真】映画『ひらいて』完成披露舞台挨拶 (首藤凜監督)

[スチール撮影&取材: 美坂 英里

フォトギャラリー📸

スライドショーには JavaScript が必要です。

イベント情報

映画『ひらいて』完成披露舞台挨拶

■開催日: 2021年10月4日(月
■会場: 池袋HUMAXシネマズ シネマ1
■登壇者: 山田杏奈、作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、芋生悠、首藤凜監督、綿矢りさ
■MC: 伊藤さとり

【写真】映画『ひらいて』完成披露舞台挨拶 (山田杏奈、作間龍斗 HiHi Jets/ジャニーズJr.、芋生悠、首藤凜監督、綿矢りさ)

映画『ひらいて』予告編🎞

映画作品情報

【画像】映画『ひらいて』ポスタービジュアル

《ストーリー》

高校3年生の愛(山田杏奈)は、成績優秀、明るくて校内では人気者。
そんな彼女は、同じクラスの“たとえ”にずっと片思いをしている。

彼はクラスでも目立たず、教室でもひっそりと過ごす地味なタイプの男子。だが寡黙さの中にある聡明さと、どことなく謎めいた影を持つたとえに、愛はずっと惹かれていた。
自分だけが彼の魅力を知っていると思っていた。

しかし、彼が学校で誰かからの手紙を大事そうに読んでいる姿を偶然見てしまった事で事態は一変する。

「たとえに、恋人がいるのではないかー」その疑惑がぬぐいきれず、愛はある夜、悪友たちと学校に忍び込み、その手紙を盗んでしまう。

手紙の差出人は、糖尿病の持病を抱える地味な少女・美雪。その時、愛は、初めてふたりが密かに付き合っていることを知るのだった。それが病気がちで目立たない美雪(芋生悠)だとわかった時、いいようのない悔しさと心が張り裂けそうな想いが彼女を動かしたー。「もう、爆発しそうー」

愛は美雪に近づいていく。誰も、想像しなかったカタチで・・・。

 
出演: 山田杏奈、作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズ Jr.)、 芋生悠、山本浩司、河井青葉、木下あかり、板谷由夏、田中美佐子、萩原聖人
 
監督・脚本・編集: 首藤凜
 
原作: 綿矢りさ「ひらいて」(新潮文庫刊)
 
音楽: 岩代太郎
主題歌: 大森靖子「ひらいて」(avex trax)
 
制作プロダクション: テレビマンユニオン
製作: 「ひらいて」製作委員会
配給: ショウゲート
 
© 綿矢りさ・新潮社 / 「ひらいて」製作委員会
 
2021年10月22日(金) 全国ロードショー!
 
映画公式サイト
 
公式Twitter: @hiraite_movie
公式Instagram: @hiraite_movie
公式ハッシュタグ: #ひらいて
 

この記事の著者

美坂 英里ライター/レポーター

2002年生まれ、シネマティーンズ所属。
映画やドラマが好きで、普段から邦画を中心に鑑賞している。好きな映画ジャンルは、コメディ映画、青春映画、アニメーション映画など。

Cinema Art Onlineに出逢い、"好きなこと"の発信に自分も携わりたいと参画を決めた。「読んでよかった」と思ってもらえる記事を発信できるようになることを目標に、ライター/レポーターとして活動中。インタビューやスチール撮影もこなし、様々な側面から、自分なりのオリジナルのコンテンツが発信できるよう挑戦している。

この著者の最新の記事

関連記事

カテゴリー

アーカイブ

YouTube Channel

Twitter

Internet Defense League のメンバー

Internet Defense League のメンバー

【バナー画像】日本アカデミー賞
ページ上部へ戻る