【画像】AnimeJapan 2021 アニメ『鬼滅の刃』スペシャルステージ (花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞、日野聡、小西克幸)

アニメ「鬼滅の刃」ステージ

大人気アニメ「鬼滅の刃」豪華声優陣が集結！
劇場版&『遊郭編』の魅力を語る!!

原作単行本1巻～23巻で累計発行部数が1億5,000万部を突破した集英社ジャンプコミックスより刊行中の吾峠呼世晴による漫画作品を原作とし、2019年に放送が開始された TVアニメ「鬼滅の刃」。家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎かまどたんじろうが、鬼になった妹の禰豆子ねずこを人間に戻すため、《鬼殺隊》へ入隊することから始まる本作は、人と鬼の切ない物語、鬼気迫る剣戟、そして時折描かれるコミカルなシーンも人気を博し、国内のみならず、全世界で大きな話題となった。

【画像】映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』メインカット

TVアニメ“竈門炭治郎立志編”に続く物語として2020年10月16日（金）に全国公開となった映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は日本国内で放映された映画の累計興行収入歴代1位を記録し、異例の大ヒットとなった。公開から5カ月が経つ今なお、多くの人が劇場へ足を運ぶ本作の終映がいよいよ迫る中、Blu-ray＆DVDの発売が6月16日（水）に決定！

2月14日（日）には『遊郭編』のTVアニメ化の決定が発表され、さらに注目が集まっている本作。『遊郭編』では鬼殺隊最高位の剣士《柱》の一人、音柱の宇髄天元うずいてんげんとともに炭治郎たちは鬼の棲む遊郭へと向かい、鬼殺隊員としての任務を遂行する。

3月27日（土）、オンライン開催された世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2021」のAJステージ＜繋（Connect）GREEN STAGE＞にて行われたアニメ「鬼滅の刃」ステージに主人公・竈門炭治郎かまどたんじろう役の花江夏樹、竈門禰豆子かまどねずこ役の鬼頭明里、我妻善逸役あがつまぜんいつの下野紘、嘴平伊之助はしびらいのすけ役の松岡禎丞、煉獄杏寿郎役のれんごくきょうじゅろう日野聡、宇髄天元うずいてんげん役の小西克幸が登壇し、豪華声優陣が集結するスペシャルステージとなった。

声優陣が改めて語る！映画の見どころとは？

登壇者たちの個性溢れる挨拶から始まった本ステージ。2月14日（日）に開催された「鬼滅祭オンライン -アニメ弐周年記念祭-」以来の集合となった花江、鬼頭、下野、松岡、日野の5人はイベント前半で改めて劇場版の魅力を伝えるべく、事前アンケートに回答したという。無限列車編の見どころについて語る花江は物語のキーポイントとなる夢の中のシーンを取り上げ、何度観ても「心にぐっと来た」と振り返り、自身の演じた炭冶郎を「尊敬できる男」と称賛した。

下野は見どころとして物語終盤の伊之助のあるシーンを取り上げ、「さまざまな感動ポイントがあるが、アフレコのときから本当に感動のシーンになるだろうなと思っていた」と胸中を吐露。収録現場では松岡演じる伊之助の気持ちを汲み取りながら演じたと語る下野は、そのシーンについて「あそこよかったよ」と松岡に二度も連絡したと話した。続けて松岡は該当シーンの台詞を実際に演じつつ、「喉がここで終わってもいいと思った」と、収録時を振り返った。

上弦の参・猗窩座あかざと煉獄が激闘を繰り広げる公開中PVも話題になったが、その激闘後のシーンについて日野は自身が演じた煉獄のキャラクター性を分析しつつ「改めて注目して観てほしい」と念を押して、映画の見どころを語った。

「鬼滅の刃」は熱量がとにかくすごい！花江が語る熱い思い🔥

「今だからこそ話したいこと」というトークテーマでは、松岡が「花江夏樹の熱量」と挙げると、現場に初めて入った頃を振り返り、「今まで培ってきたものをフルに出しても届かないかもしれない」と思うほどに収録現場には熱量があったという。続けて、「花江が全ての人をを引っ張ったからこそ気合いが入った」と語り、その熱量には声優陣全員が共感。それについて花江自身は「炭冶郎のおかげ、彼に気持ちで負けては成立しない」と、役に込めた思いについて熱く語った。

鬼頭は叫ぶシーンが多い本作について、「家での練習はどうしていたのか？」という疑問を抱いたという。これに対して花江は「（練習を）するときもあるが、一番最初に出た声がいいかなと思うときは練習はしない」と話し、劇場版についてはあまり叫ぶ練習はしなかったことを明かした。

日野は煉獄の作中のある台詞についてよく練習したと語ると、花江や下野は「そういうギャグっぽいシーンの方が練習した」と明かした。

下野はそんなコミカルなシーンの練習について発声のコツを語りつつ、「窓を開けたまま練習してしまったことがある」と衝撃のエピソード話した。

松岡は自宅でもし練習をすると「きっと苦情が来るか、通報される」とコメントしつつ、「現場で実際にやってみないと分からない」と自宅での練習についてはあまりしていないと語った。

いよいよスタートした『遊郭編』の収録！
現場でのエピソードを披露!!

ステージ後半には宇髄を演じた小西も、先日公開となった『遊郭編』のPVで流れる音楽とともに登場。そのPVについて小西は「期待をどんどん煽ってきます」と感想を述べ、普段彼自身の仕事について連絡のない母から「『かばつの刃』観たよ」というお茶目な間違いをした連絡があったことを明かした。

『遊郭編』の収録は既に始まっており、収録現場でのエピソードについて小西は「緊張と楽しもうという気持ちでやってます」と語った上で、熱量について聞かれると「すごいです。大きい声大会みたいになってます」とコメントし、会場の笑いを誘った。人の生き死にや思いを丁寧に描いている本作についての魅力を続けて語り、「熱量というか魂を飛ばしているので、アフレコはすごく楽しい」と小西が感じている現場の雰囲気を明かした。

下野は、小西とのとあるシーンについて「言い合い合戦みたいなんですけど、すごく楽しかった」と語り、小西演じる宇髄に自身の演じた善逸と近いものを感じると胸の内を明かした。これに対して小西は「下野くん最初から120％くらい出してくる」と返し、お互い高め合いながら収録を進めていることを明かした。

そしてこの日、音声なしではあるが本編映像の一部が公開され、その映像を観ながら声優陣がコメントを述べた。すると、流れる映像に合わせて「花粉がな！今めっちゃキツいんだよ、花粉がな！」と伊之助のシーンに松岡が、「音が出ないってどういうことなんだよ！早く皆観たいって思っているんだよ！いい加減に観せてくれよー！」と善逸のシーンに下野が、それぞれのキャラクターの声を当て、即興の演技で会場を盛り上げた。

劇場版はもうすぐ“終着駅”！『遊郭編』に高まる期待!!

最後に日野、小西、花江のから視聴者に向けてメッセージが贈られた。

日野は「劇場版はもう間もなく終着駅です」と“無限列車”に掛けてコメントし、『遊郭編』について「これからは派手派手で頼もしい男が炭冶郎たちを導いてくれるので、どうぞご期待ください」とメッセージ。

その“派手派手で頼もしい男”を演じる小西は「脈々と受け継がれる魂を燃やして、より皆さんにいいものを届けようと頑張ってますので是非ともオンエアを楽しみにして頂けたらと思います」と、放送を心待ちにする視聴者の期待を高めた。

最後に花江は「パワーアップしたものをお届けできるんじゃないかなと思っています」と『遊郭編』について語り、まだ映画を観ていない方に向けて「入場特典もありますので、是非大スクリーンでご堪能ください」と改めて述べ、キャスト全員の「ありがとうございました！」という挨拶で、ステージは締めくくられた。

［記者：谷内茜 / 編集： Cinema Art Online UK］
［スチール写真：オフィシャル提供］

イベント情報

AnimeJapan 2021 AJステージ
アニメ「鬼滅の刃」ステージ

■開催日： 2021年3月21日（土）
■会場： 繋（Connect） GREEN STAGE
■登壇者： 花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞、日野聡、小西克幸
■MC： 高橋祐馬（プロデューサー／株式会社アニプレックス）

【画像】AnimeJapan 2021 アニメ『鬼滅の刃』スペシャルステージ (花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞、日野聡、小西克幸)

映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』予告篇

映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』Blu-ray&DVD発売告知CM

映画作品情報

【画像】映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』ポスタービジュアル

《ストーリー》

短期間の内に40人以上の行方不明者を出している、“無限列車”が本作の舞台。人を喰らう鬼を狩る専門の組織“鬼殺隊”の隊員である主人公・炭治郎たちは、炎柱：煉獄杏寿郎（れんごく・きょうじゅろう）と共に、無限列車へと乗り込む。しかし、そこには、全ての鬼を生み出した元凶である鬼舞辻無惨（きぶつじ・むざん）直属の精鋭“十二鬼月”の一人・下弦の壱の魘夢（えんむ）が待ち構えていた。不気味な子守唄と共に妖しい笑みを浮かべる、彼の能力とは――。そして、炭治郎たちは、TVアニメで苦しめられた下弦の伍・累をも超える過去最強の敵・魘夢に、打ち勝つことが出来るのか――。

タイトル

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』　

スタッフ

原作：吾峠呼世晴（集英社ジャンプコミックス刊）
監督：外崎春雄
キャラクターデザイン・総作画監督：松島晃
脚本制作： ufotable
サブキャラクターデザイン：佐藤美幸、梶山庸子、菊池美花
プロップデザイン：小山将治
コンセプトアート：衛藤功二、矢中勝、樺澤侑里
撮影監督：寺尾優一
3D監督：西脇一樹　
色彩設計：大前祐子
編集：神野学
音楽：梶浦由記、椎名豪　
主題歌： LiSA「炎」（SACRA MUSIC）
アニメーション制作： ufotable
配給：東宝、アニプレックス

キャスト

竈門炭治郎（かまど・たんじろう）：花江夏樹
竈門禰豆子（かまど・ねずこ）：鬼頭明里
我妻善逸（あがつま・ぜんいつ）：下野紘
嘴平伊之助（はしびら・いのすけ）：松岡禎丞
煉獄杏寿郎（れんごく・きょうじゅろう）：日野聡
魘夢（下弦の壱）（えんむ・かげんのいち）：平川大輔

絶賛公開中！

公式Twitter： ＠kimetsu_off

6月16日(水) Blu-ray＆DVD発売決定！

キャラクターデザイン・松島晃描き下ろし収納BOX、特製三方背BOX、ufotable描き下ろしデジジャケット、江夏樹・鬼頭明里・下野紘・松岡禎丞・日野聡によるオーディオコメンタリー、特典CD「劇伴音楽集-フィルムスコアリング版STEREO MIX-」、公開記念舞台挨拶・公開記念番組でのキャストインタビュー・「めざましテレビ」でオンエアされためざましじゃんけん・PV・CM集を収めた特典DVD、さらに制作スタッフの新録トークや、入場者特典となった「来場御礼スペシャルブック」のキャストインタビューの編集版を収録した特製ブックレット、といった豪華特典も発表！

また、完全生産限定版の早期予約キャンペーン特典として全国5都市での舞台挨拶付上映会も開催。各会場に出演キャストがそれぞれ登壇しての舞台挨拶と上映が行われる。