- 2019-11-5
- イベントレポート, 第32回 東京国際映画祭, 記者会見
第32回 東京国際映画祭(TIFF)
コンペティション国際審査委員&受賞者記者会見
受賞者が喜びの声を、審査員が今年の映画祭を語る!!
11月5日(火)、第32回東京国際映画祭(TIFF)が閉幕を迎え、東京国際フォーラムにて行われたクロージングセレモニー終了後、コンペティション部門国際審査委員と各部門受賞者による記者会見が行われた。
今回のコンペティション部門で国際審査員長を務めたチャン・ツィイーをはじめとする審査委員一同、セレモニーで受賞が発表されトロフィーを獲得した受賞者の面々が登壇し、直後の喜びを噛みしめるなかそれぞれが記者会見へ臨んだ。
コンペティション国際審査委員記者会見
—— 審査を終えて一言
チャン・ツィイー審査委員長: みなさんこんばんは。オープニングが昨日のように感じ、閉幕まであっという間でした。改めて東京国際映画祭に御礼を申し上げたいと思います。ハイレベルな映画を観る機会を与えて下さってたくさん素晴らしい作品を観ることが出来ました。今回の東京滞在で様々な素晴らしい作品に出会うことが出来ました。審査委員のメンバーとも仲良くなれましたし、またすぐに再会したいです。
ビル・ガーバー: 今回は審査委員を務めさせていただき、非常に楽しい時間を過ごさせて頂きました。審査委員メンバー内でも仲良くなれました。 審査員内で意見をシェアしてかなりの議論を重ねたが、公平な判断だと思っています。東京自体もエンジョイ出来ました。マイケル・ノアーさんと都内をサイクリングして、楽しい探検の旅を満喫できましたね。
ジュリー・ガイエ: 皆様も仰っているように、審査員同士、非常に仲良くさせて頂きました。審査員として東京に来たことは特権だと思ったし、審査をする上でコンペ作品を1本ずつ貸し切りの劇場で観るなど、組織の運営がハイレベルだと思います。非常にハイクラスな映画祭だと思います。感謝いたします。
マイケル・ノアー: 都内のサイクリングをエンジョイしました。審査員を務めさせていただき、長年忘れかけていた映画を観る喜びを思い出させてくれた。 映画学校にいたときは、友だちとひたすら映画を観て映画について語り、全くプライベートはなかったのですが、すごく楽しかったなと思い出しました。映画を通して話をすると、その人の深いところを知ることができるものだと再確認しました。審査員の皆さんと議論を重ねることでお互いを知ることができました。
廣木隆一: 東京にいながら遠い存在だったこの映画祭が今回、ど真ん中で身近な存在になりました。皆さん映画に愛情があったし、映画祭は人と人との出会いが大事だと感じさせてくれた。みなさんが映画のいいところを観ようとしていて、それを同じく感じることができた。僕も頑張らないと、と思いました。
—— 『わたしの叔父さん』が東京グランプリに選ばれましたが、その決め手は?
チャン・ツィイー: 答えは簡単。満場一致で単純に良い作品だったということです。コンペの14本の作品は、『喜劇 愛妻物語』のようなコメディ、『動物だけが知っている』のような作品もあって多種多様な作品が選ばれていました。素晴らしい脚本や素晴らしい役者の演技など、リッチなセレクションでした。
—— 国際的な視点で、東京国際映画祭の全体の盛り上がりや雰囲気は、他の映画祭と比べていい点や改善はありましたか?また、全体の総評をお願いします。
チャン・ツィイー: かつてカンヌで審査委員を務めたことがあります。カンヌは9人の審査委員がいますが、東京は5人。だからあまり喧嘩が少ないと思う(笑)。映画祭にとって大事なのは作品です。つまりどんな作品がコンペに揃って、それを我々がどう世界に発信することが大事。どんな作品を選び、そ れを多くの人に観てもらうことが大切です。私もなぜこの作品が色々な人に観てもらうことになるのか、ということをいつも考えています。
ジュリー: 言葉の壁があったということもあり、普段観ることができない作品がたくさんありました。珍しい映画をたくさん観られるということが映画祭ならではだと思う。ウクライナが舞台の作品が、ロシア語通訳を介してのスピーチがあったり、レアな地域や言語の映画がたくさん あって、中国映画でもモンゴルを舞台にしたものもありました。『わたしの叔父さん』が劇場公開されたら走ってでも観に行くわ。なかなか観ることができない映画がフランスでもあるように、日本でもそういう状況であるということは察しています。私はプロデュ-スや配給もやっているので、フランスでも配給したいなと思う作品もありました。
廣木: いつもと立場が違うことが、今でも恥ずかしいです(苦笑)。その国々の映画でとても攻めている。こういう映画を観ることが出来て、いい刺激になりました。
チャン・ツィイー: とても強く感じたこととしては、東京映画祭がどんなキャラクターでどんなDNAをもっているのかが大切。どの映画祭でもカラーがあるから、これからこの映画祭がどんな立ち位置を国際的に確立していくのかが大切なことですね。
日本スプラッシュ部門 受賞者記者会見
作品賞/監督賞
日本スプラッシュ部門の作品賞に選ばれた『i -新聞記者ドキュメント-』からは主演の望月衣塑子(東京新聞)と、河村光庸プロデューサーが、監督賞に選ばれた『叫び声』からは渡辺紘文監督と、音楽監督を務めた渡辺雄司監督が登壇した。
主演・望月衣塑子(東京新聞): 東京新聞の望月です。11月15日(金)から上映が始まる前に東京国際映画祭に出して頂き、しかもこのような賞を頂けて嬉しく光栄に思っています。ありがとうございました。
音楽監督・渡辺雄司 : 東京国際映画祭にはとても感謝しています。ありがとうございます。
—— 東京国際映画祭に期待している部分はありますか?
河村光庸プロデューサー『i-新聞記者ドキュメント-』: 今回、本当に賞を獲得すると思わなくて森監督が大学の講義を入れてしまったので(笑)、代わりにプロデューサーである私から。ここ20年くらい日本では作られなかった話です。この前に松坂桃李くんとシム・ウンギュンが主演を務めた『新聞記者』という映画を撮っていたので、ドラマとドキュメンタリーを同時に撮っていたわけです。海外で日本の映画が上映されますが、果たしてヨーロッパの人たちにとって日本ってどういう国なのか、どんな政治状況なのかが伝わる映画がないと。だから本当に日本がどんな国なのか知られていない、というのが今作を製作することの原点でした。この数年で起きた出来事は、政界が何度もひっくり返ってもおかしくないという事がメディアを含め知らせるものがないのです。まずは日本の人に国内で何が起きているのか伝えるものを作りたい。海外でいうと業界のために作られているような映画祭が注目されている、しかし本来はヨーロッパの田舎のどこでも映画祭がやられていて、そこで初めて日本の映画を観たりするのです。お客さんと向き合っている映画祭が多いわけです。そういう点では、こういう政治的なテーマの映画をやることによって、東京の国際映画祭でどう評価されるのか。そう思い、今回出品しました。
渡辺紘文監督: 今回が5回目の東京国際映画祭出品です。3年前に『プールサイドマン』という映画で作品賞を頂いて、映画祭に参加して個人的に良かったと思います。商業映画のような大きな映画ではなく、誰にも頼まれずに自分たちで勝手に作った自主製作の映画を出して、こうして何度か選んでいただいて、この映画祭がなければ出会うことが出来なかったお客さんに観てもらえることは良かったし、映画祭に感謝しています。日本の若い作り手たちがたくさん作品を作っている。その発表の場として、東京国際映画祭を選んでいくようなことがあればいい んじゃないかなと思っています。
アジアの未来部門 受賞者記者会見
作品賞/国際交流基金アジアセンター特別賞
アジアの未来部門の作品賞に選ばれた『夏の夜の騎士』のヨウ・シン監督と、国際交流基金アジアセンター特別賞に選ばれた『死神の来ない村』よりレザ・ジャマリ監督が出席した。
—— 二人とも長編デビュー作での受賞ですが、次回作に向けてプレッシャーになりますか?
ヨウ・シン監督『夏の夜の騎士』 : 長編デビューでこの賞をもらえたのは、プレッシャーというよりも今後を考えていくうえで今回の受賞は助け、励ましになった。自分の センスに関して少し自信を持てるようになりました。
レザ・ジャマリ監督『死神の来ない村』: 初めてのデビュー作で賞をもらえることは嬉しいです。実は2本目の作品の撮影が終わったばかりでポスプロに入るところ。自分の目線 を大事に、また次の作品を作るときの自信につながります。
—— 映画製作を学んだ場所は?今作のテーマ設定についてもお聞かせください。
ヨウ監督: ずっと色んな映画をあれこれ意識しながら見ていました。その時から映画の勉強は始まっていたのです。本格的な映画の勉強はアメリカの大学で学び、大学院にも行きました。だが、映画制作はフィルムスクールだけではなく、今までの映画鑑賞というのが基盤になっているのです。映画に関して自伝的な要素があります。映画監督としてやるべきことはストーリーを語ること。この映画で描かれている背景をよりよく知りながら撮ることにしたのです。
コンペティション部門 受賞者記者会見
最優秀芸術貢献賞/審査員特別賞/最優秀脚本賞
こちらでは最優秀芸術貢献賞を受賞した『チャクトゥとサルラ』よりワン・ルイ監督が、審査員特別賞を受賞した『アトランティス』からは主演のアンドリー・リマルークが、最優秀脚本賞を受賞した『喜劇 愛妻物語』からは足立紳監督が登壇した。
—— 今回の東京国際映画祭のオープニング作品が『男はつらいよ お帰り 寅さん』で、『喜劇 愛妻物語』では寅さんと同じ曲「スイカの名産地」が使われていましたが、寅さんと同じく続きがあることを示唆しているでしょうか?
足立紳監督『喜劇 愛妻物語』: スイカの名産地好きな歌で、他の作品でも使っています。無条件の愛情を感じるため、親子で歌っていたらいいな、と思い今回も使用しました。 特別寅さんを意識したわけではないです。シリーズ化したらいいなとは思っていますけど(笑)
—— 受賞したことを奥様に報告されたのでしょうか?
足立監督: まだ報告できていないのと、壇上で言うべきだったな。20 年間妻に言われた罵声だったから、いいセリフをくれたなと(笑)、深く感謝しています。
—— 受賞を受けてヴァレンチン・ヴァシャノヴィチ監督に伝えたいことはありますか?俳優を続けるにあたって挑戦したいことはありますか?
アンドリー・リマルーク(主演俳優)『アトランティス』: 監督は受賞したことを知っています。高いレベルの賞を頂いて感謝しています。映画撮影をすることは大変でした。戦争はまだ続いており、自分は志願兵として行っていたから。現在新しい主演作を撮っています。映画でできることはすべてやってみたい。映画俳優と志願兵の間で真っ二つに引き裂かれる思いです。また東京国際映画祭に来て、主演男優賞を受賞することを目標にしています。
—— 画作りで気を使ったことは何でしょうか?
ワン・ルイ監督『チャクトゥとサルラ』: 主に語りたかったのは、主人公が草原から出ていきたいこと。なぜ出たいのかを風景で表現したのです。そのためにとても美しい、綺麗な風景を選びました。主人公は土地が原因ではなく心的にその土地から出たいと思ったことを伝えるためです。そうすることで観客は、彼がなぜ出ていきたいと思うのか不思議に思ったと思う。こんな美しいところに住みながら。しかし、彼が出ていきたいのは物質的なことではなく精神的な豊かさを求めてのことであってなのだと。そのために美しい土地を探して、内モンゴル東部で撮影したのです。
—— 今回映画祭に参加して感じたことや、啓発されたことなど、今後の製作に影響を与えることはありますか?
ワン監督: 次回作の計画はない。今現在、私は北京の大学で講師をしています。いま考えているのは明日帰って何を話そうか。今作の製作も夏休みなどの休暇を使いました。今回東京で感じたことや学んだことは、もし次回作を作るとしたら、目に見えない形でその時に必ず影響されていることがあるはずです。お酒を醸造するようにゆっくりと自分の中で育まれていくでしょう。
コンペティション部門 受賞者記者会見
最優秀男優賞/最優秀女優賞/最優秀監督賞
最優秀男優賞に選ばれた『ジャスト6.5』主演のナヴィド・モハマドザデーと、同じく同作品でメガホンを取ったサイード・ルスタイ監督が登壇した。『動物だけが知っている』に主演し最優秀女優賞を獲得したドゥニ・メノーシェは既に帰国したため欠席した。
—— W受賞ということでセレモニーからどんな話をしましたか?
ナヴィド・モハマドザデー(主演俳優)『ジャスト 6.5』: 二人で受賞できたのは嬉しい。僕だけ受賞していたら殺してやる、と監督に言われていたんだ(笑)。
サイード・ルスタイ監督『ジャスト 6.5』: 僕も自分だけ賞を獲ったらナヴィドは穏やかじゃないから殺されると思っていたよ(笑)。役者の方が賞を取ると絶対思っていたから全然寝れなかっただろうけど、自分は獲ると思ってなかったからぐっすり寝てたし、セレモニー中も自分の名前が呼ばれるとは思わずリラックスしていたから驚いた。
—— イラン国内では本作のようなエンターテイメントに富んだ作品が製作されているのでしょうか?
サイード監督: この映画が公開されて、イラン映画史上一番売れた映画。この20年間でもっとも良く観られた映画と謳われている。こういうタイプの映画はイランではあまり自分は観たことがないね。
—— 黒澤明監督の作品から影響を受けたことがありますか?
サイード監督: 15歳から映画を専門学校で学び始めた。大学でも学んで、週に5~6本は映画を観ていた。そのぐらいに観ているから、 どの映画にどの映画の影響があるのかわからなくなっている。だが、黒澤監督は世界的に偉大な監督だし、自分も大好きでたくさん観ているので、どこかしらに影響というのは残っていると思う。自分が語りたい物語をゆっくり時間をかけてディテールを込めて伝える、というのが黒澤監督から学んだことだ。
—— 役作りについて教えてください。
ナヴィド: 前の作品も同じくサイード監督とやった。その時は麻薬中毒者。実際に見たわけではなくて、監督と色々な話をした。今回も脚本のときから監督とたくさん役について話したので、監督と二人で創り上げた役だと思う。
コンペティション部門 受賞者記者会見
東京グランプリ/東京都知事賞
最後は東京グランプリに輝いた『わたしの叔父さん』より、フラレ・ピーダセン監督、イェデ・スナゴー(主演女優)、マーコ・ロランセン(プロデューサー)の三人が登壇した。
—— 発表されてから少し時間が経ちましたが、お気持ちは?
フラレ・ピーダセン監督: 非常にまだまだハッピーで、この嬉しい気持ちはまだ続きそうです。他のスタッフと情報交換をしたところだがみんな喜んでいます。まだデンマークは朝早いけどお祝いしてくれていますよ。
—— 今作は一見クリスと叔父さんの物語かと思いきや、家の外で起きている社会問題がテーマです。どんな社会問題があるのでしょうか?また、家族愛について聞かせてください。
フラレ監督: この映画を作るうえでキャラクターが引っ張っていくストーリーを作りたかったのです。デンマークは若い子が都会に出ていくことが多い。大学へ行くということは家族友達を捨てて都会に出ること。だからこの土地で撮影することに特別な意味があったのです。田舎を離れて都会に若い子が出てしまうことは田舎のどこの地域でも問題になっている。なぜこのようなストーリーを語ることが必要かというと、酪農を現代化する風潮があるから。多くの酪農家族が資金が足りずに閉鎖を強いられます。この先、この映画が酪農の伝統を語っている映画になるときが来ると思う。 人生を歩んでいく中で大切にすることは、自分にとって大切な人は誰なのか、ということ。父母兄弟がいる中で愛をはぐくむだけではなく、友人も家族になる可能性ある。必ずしも親子だけが家族とは限らないのです。
—— 本当の叔父さんと演技をすることへの思いを聞かせてください。
イェデ: とてもいい経験。叔父はとても優れた俳優です。撮影中は毎日毎日儀式のように今日の撮影を確認していたから、とてもやりやすかった。そういう環境を整えてくれた監督のおかげです。
—— このスタイルで映画を作るにあたって影響を受けた監督はいるのでしょうか?
フラレ監督: じっくり腰を据えて被写体を撮ることに興味があった。長編2作目だが、全作よりもロケーションや被写体に注目した。ヒロインの女 優と叔父さんが実際に酪農をやっている様子を間近で見て、脚本を書いた。農場のリアリティを捉えることができた。自分自身も農 場を営む両親がいたので、とても身近なことだった。次の作品もこのような撮影スタイルを用いたいですね。影響としては、90年代に起きたドグマ運動には影響を受けました。この運動をテーマにした作品を創る監督たちからも影響を受けています。リアリティを求める辺りでは、ダルデンヌ兄弟。小津安二郎の『東京物語』シリーズや『早春』。様々な巨匠の影響を受けて、たくさんの作品を作っています。
記者会見終了後、東京グランプリのトロフィーを掲げ、満面の笑みで記者会見会場を後にした三人はその後も記者への質問に答えたり、記念撮影に応じるなど終始和やかな雰囲気だった。
9日間に渡った第32回東京国際映画祭は大盛況のうちに幕を下ろした。
[スチール写真: © 2019 TIFF]
《記者会見概要》■開催日: 2019年11月5日(火)
■会場: 東京国際フォーラム ホール C(ロビー)
■登壇者:
【コンペティション国際審査委員】
チャン・ツィイー(章子怡)、ビル・ガーバー、ジュリー・ガイエ、マイケル・ノアー、廣木隆一
【日本映画スプラッシュ部門受賞者】
作品賞: 望月衣塑子(主演/東京新聞)、河村光庸(プロデューサー)/『i-新聞記者ドキュメント-』 監督賞: 渡辺紘文(監督)、渡辺雄司(音楽監督)/『叫び声』 【アジアの未来部門受賞者】
作品賞: ヨウ・シン(監督)/『夏の夜の騎士』 国際交流基金アジアセンター特別賞: レザ・ジャマリ(監督)/『死神の来ない村』
【コンペティション部門受賞者】
最優秀脚本賞: 足立紳(監督)/『喜劇 愛妻物語』
審査委員特別賞: アンドリー・リマルーク(主演俳優)/『アトランティス』 最優秀芸術貢献賞: ワン・ルイ(監督)/『チャクトゥとサルラ』 最優秀男優賞: ナヴィド・モハマドザデー(主演俳優)/『ジャスト 6.5』
最優秀監督賞: サイード・ルスタイ(監督)/『ジャスト 6.5』
東京グランプリ/東京都知事賞: フラレ・ピーダセン(監督)、イェデ・スナゴー(主演女優)、マーコ・ロランセン(プロデューサー)/『わたしの叔父さん』
観客賞/最優秀女優賞: 欠席
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《第32回東京国際映画祭 動員数》<速報>劇場動員数/上映作品数: 65,211人/180本 *9日間(第31回:66,801人/187本 *10日間)
JCS、レッドカーペット・アリーナ等イベント: 151,542人 共催/提携企画動員数: 約146,000人 <速報値/11月5日は見込み動員数> |