映画『海すずめ』公開初日舞台挨拶レポート
【写真】映画『海すずめ』公開初日舞台挨拶

映画『海すずめ』公開初日舞台挨拶

武田梨奈・小林豊、宇和島を丸かじり!?
じゃこ天、じゃこカツ、鯛めしに愛媛みかんまで堪能!!

愛媛県・宇和島が舞台の映画『海すずめ』が7月2日(土)、全国21の映画館で公開初日を迎えた。

有楽町スバル座にて初日舞台挨拶が行われ、主演の武田梨奈をはじめ、小林豊(BOYS AND MEN)、内藤剛志、吉行和子、岡田奈々、目黒祐樹、大森研一監督が登壇した。

本作は、愛媛県宇和島市の図書館の自転車課で働くスランプ中の小説家・赤松雀が、“伊達400年祭の武者行列”のために必要な歴史資料本を探すことになり、さらに同課の廃止を阻止するべく奮闘する、歴史・青春スペクタクルムービー。

【画像】映画『海すずめ』場面カット

話題が撮影地の宇和島の食の話になると、武田は撮影中にミカンを「1日15個くらいは食べていました」と話し、また吉行との共演シーンの話になると「こんなに(ミカンを)食べてセリフ言えるのかしら」と思った、と吉行に言われ、会場は笑いに包まれた。

【写真】映画『海すずめ』公開初日舞台挨拶 (武田梨奈)

また小林豊は宇和島グルメベスト3を聞かれると「じゃこカツ、鯛めし、ミカン」を挙げ、他の出演者も大いに共感していた。

 

現場に入るまで諸先輩方と共演することに緊張していたと語る武田は「でも現場に入ったら皆さんが“すずめ”、”すずめ”と娘のように接してくれたのですぐに緊張がほどけた」と話し、内藤は「ちょうど、これくらいの娘がいるんですよ」とにこやかに答えていた。

大森監督は、自身の出身の愛媛県を舞台に映画を作ったことについて、今どんな気持ちかを聞かれると「宇和島の皆さんで作った映画です。独特なぬくもり、あったかい人たちの雰囲気も全国の皆さんに見ていただきたいです」と語った。

 

舞台挨拶の最後は”伊達の一本締め”が武田の力強い発声によって行われ、会場は一体感に包まれた。

【写真】映画『海すずめ』公開初日舞台挨拶

[スチール撮影&記者: Sayaka Hori]

 

イベント情報

<映画『海すずめ』公開初日舞台挨拶>

■開催日: 2016年7月2日(土)
■会場: 有楽町スバル座
■登壇者: 武田梨奈、小林豊、内藤剛志、岡田奈々、目黒祐樹、吉行和子/大森研一監督

【写真】映画『海すずめ』公開初日舞台挨拶

映画作品情報

映画 海すずめ

《ストーリー》

愛媛県宇和島市。小説家デビューを果たすものの2作目の小説が書けない主人公の赤松雀(武田梨奈)は、地元に戻り図書館の自転車課(自転車で図書を運ぶ)で働き始める。共に働くのは元ロードレーサーの岡崎(小林豊)とアルバイトで嫌味な上司の娘・ハナ。ある日、本の常連客であるトメ(吉行和子)から「もともと現在の市立図書館の前には、空襲で全焼した私立伊達図書館があった」(史実) という事とトメ自身も戦前はそこで働いていたことを教えられる。そんな最中、街は”伊達400年祭の武者行列”で使用される着物の刺繍模様の復元するための資料‘御家伝来の本‘を探して騒ぎとなっていた。一方で、図書館では自転車課の廃止案が浮上していることも発覚。雀は資料となる本を求めて、そして自転車課廃止を阻止するべく走り出す。はたして刺繍図録は見つかるのか?! 図書館自転車課の存続は?! そして がむしゃらに走り続ける雀は、新たな小説執筆へ歩み出すことができるのか! 宇和島藩伊達家入部400年を迎えた今しか誕生しえなかった歴史+青春スペクタクルムービー。

 
邦題: 海すずめ
 
出演: 武田梨奈、小林豊、内藤剛志、岡田奈々、目黒祐樹、吉行和子 ほか
 
監督・脚本: 大森研一
主題歌:「ただいま」 植村花菜(キングレコード)
企画・製作: ウサギマル
配給: アークエンタテインメント
2016年 / 日本 / カラー / 16:9 / 5.1ch / 108分

© 2016 「海すずめ」製作委員会」 製作委員会

2016年7月2日(土) 有楽町スバル座ほか全国ロードショー!

映画公式サイト

この記事の著者

Sayaka Horiフォトグラファー/ライター

★好きな映画
『パリ、テキサス』 (Paris,Texas) [監督: ヴィム・ヴェンダース 製作: 1984年]
『マルホランド・ドライブ』 (Mulholland Drive) [監督: デヴィッド・リンチ 製作: 2001年]
『狂い咲きサンダーロード』 [監督: 石井 聰亙 製作: 1980年]

Sayaka SAPP Hori
http://horisayaka3.wixsite.com/mysite

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