映画『兄友』公開初日舞台挨拶レポート
【写真】映画『兄友』公開初日舞台挨拶 (横浜流星、松風理咲、松岡広大、古川毅、小野花梨、中島良監督)

映画『兄友』公開初日舞台挨拶開催!

不器用でもかっこ悪くても、正直な気持ちを伝え合うことが大事

イケメンなのに恋愛にオクテなDK(男子高校生)西野壮太と、恋に興味なしの所帯じみたJK(女子高校生)七瀬まいとの壁越し❤つつ抜けラブ・ストーリーとして人気を博す、累計部数80万部を超える人気コミックス『兄友』がドラマ・映画と続き、待望の実写化となった。

映画では、ドラマと同じキャストが起用され、壮太とまいが出会い、本気ラブに発展するまでのもどかしい恋愛模様がコミカルに綴られる。

【画像】映画『兄友』メインカット

西野壮太を演じるのは、『オオカミ少女と黒王子』(2016年)、『キセキ ―あの日のソビト―』(2017年)、『honey』(2018年)と話題作に立て続けに出演し、注目度・人気ともに急上昇中の横浜流星。本作で映画単独初主演を飾った。ヒロインの七瀬まいには、『トモシビ 銚子電鉄6.4kmの軌跡』(2017年)で映画初主演を果たした松風理咲が、新境地ともいえるコミカルな演技で挑む。そして、『俺たちの明日』(2014年)、『なつやすみの巨匠』(2015年)などで知られる若手実力派、中島良監督がドラマ・映画共にメガホンを取り、映像化を実現させた。

映画の公開初日を迎えた5月26日(土)、品川プリンスT・ジョイにて、初日舞台挨拶が行われ、主演の西野壮太役、横浜流星、ヒロイン・七瀬まい役の松風理咲ほか、まいを好きになってしまう壮太の従弟・加賀樹役の松岡広大、ドSキャラのまいの兄・雪紘役の古川毅、壮太の妹役の小野花梨、中島良監督が登壇した。

【写真】映画『兄友』公開初日舞台挨拶 (横浜流星、松風理咲、松岡広大、古川毅、小野花梨、中島良監督)

イベントレポート

映画を観たばかりの観客から「きゃ~!!」という歓声の嵐を浴びながら、キャストと中島監督が登壇! 映画初出演のキャストもいる登壇者の皆は、少し緊張しているような面持ちでマイクを握っていた。

―― 映画『兄友』の公開初日を迎えられた、今のお気持ちはいかがですか?

横浜: 本日は初日舞台挨拶にお越しいただき、ありがとうございます。無事に初日を迎えられて嬉しいです!

【写真】映画『兄友』公開初日舞台挨拶 (横浜流星)

松風: 皆さんに観ていただけて、とても嬉しいです!

【写真】映画『兄友』公開初日舞台挨拶 (松風理咲)

松岡: こんなにたくさんの方に囲まれて嬉しいです。

【写真】映画『兄友』公開初日舞台挨拶 (松岡広大)

古川: 初出演の映画なので、とても楽しみにしていました。この日を迎えられて嬉しいです。

【写真】映画『兄友』公開初日舞台挨拶 (古川毅)

小野: 横浜流星さんと一緒にこの舞台に立つことができて、本当に嬉しいです。

【写真】映画『兄友』公開初日舞台挨拶 (小野花梨)

福山潤(映像): 普段は声優をしているので、自分の身体を使って演技をすることはなかなかない機会でしたが、「飛び込んでしまえ!」という気持ちで演じさせてもらいました。

の役所は、主演の2人に無理難題ともいえるアドバイスをしていく役です。僕の声をセクシーボイスと言ってくださり、恥ずかしいですが嬉しいです。

【写真】映画『兄友』公開初日舞台挨拶 (福山潤/映像メッセージ)

中島: みんなで一生懸命作った映画を、たくさんの方に観ていただけて光栄です。

【写真】映画『兄友』公開初日舞台挨拶 (中島良監督)

―― 横浜流星さん、初主演おめでとうございます!センターに立たれるお気持ちはいかがですか?

横浜: 身が引き締まる思いです。現場では、みんなが芝居しやすい環境を作れたらいいなと思ってやっていました。

松岡: 流星くんは背中で魅せてくれる人だったので、撮影がとてもやりやすかったです。

―― 撮影秘話などありましたら、教えてください。

横浜: 劇中での僕の決め台詞でもある「困ったワン!」というセリフを言っている時に、毅(古川毅)は、本当は思いっきり笑ってました。

【写真】映画『兄友』公開初日舞台挨拶 (横浜流星、松風理咲、古川毅)

―― 「困ったワン!」は、台本に書いてあった台詞ですよね?

横浜: もちろんです!アドリブじゃないですよ(笑)。実は、あのポーズはいろいろなパターンがあるんです。

お客さんからの「見たいー!」という声に応じて、いろいろな「困ったワン!」ポーズを見せてくれた横浜流星さん。

【写真】映画『兄友』公開初日舞台挨拶 横浜流星 「困ったワン!」

松風: 私はこけるシーンが多いので、横浜さんに手伝ってもらいながら撮ったことが大変だった思い出です。

―― 横浜さん、松風さんとの撮影シーンは大変でしたか?

横浜: そうですね。本作はラブコメなので、デフォルメして表現しないといけなかったことが大変だったよね?

松風: はい。

横浜: すごいよそよそしいんです(笑)。

【写真】映画『兄友』公開初日舞台挨拶

―― 松岡さんはいかがでしたか?

松岡: 犬がよってくるシーンがたくさんあったので、服の中にドックフードを入れて犬をおびき寄せてました。だから服の中では、結構噛まれていたことが大変なシーンだったかな。

古川: 僕は、横浜さんと一緒に撮るシーンを10回以上リテイクしたことです。こんなことあるのか?と落ち込みました。

中島: 古川くんは自信を持ったお兄ちゃん役だったのに、壁に寄りかかりながらしゃべっているので自信があるように見えなかったからです。

小野: 理咲ちゃんはお姫様のようなかわいらしい雰囲気でしたが、横浜さんはその距離を詰めるようにぐいぐいコミュニケーションをとっていて、こういう風に映画って撮っていくんだと驚きました。改めて主演の方はすごいなと思いました。

【写真】映画『兄友』公開初日舞台挨拶 (横浜流星、松風理咲、松岡広大、古川毅、小野花梨)

―― 中島監督、見所などいかがでしょうか?

中島: 裏のキャラとしての、犬を観て欲しいです。みんなと犬とのコラボレーションを観て欲しい。

【写真】映画『兄友』公開初日舞台挨拶 (中島良監督)

ここで、初主演の横浜さんに共演者のみんなから色紙のメッセージを送るというサプライズがあった!

小野: 美しいお顔と熱い心を間近で見ることができて、良かったです。

古川: これからもよろしくお願いいたします。先輩❤

松岡: 初主演、座長!おめでとうございます!ありがとうございました!!

松風: 流れ星のようにキラキラ輝いてください。

中島: 世界に飛び出すような俳優さんになってください。海外の作品にも出て欲しいし、自分の可能性を広げていってほしい。

福山: あなたの気使いで素敵な現場になりました。感謝!

横浜: めちゃくちゃ嬉しいです。言葉が出てこないです。僕が主演としてやってこれたのは、みんなのおかげです。みんなに助けられました。

―― 最後に、中島監督と主演の横浜流星さんからメッセージが送られた。

中島: 上映期間が短いですが、映画にはメッセージを込めています。不器用でもかっこ悪くても、お互いに正直な気持ちを伝え合えばよいということです。

横浜: とてもピュアで暖かい作品です。この映画を通して、初恋の感情を思い出したり、恋をしたいと思ったり、一歩踏み出す勇気を与えられたらいいなと思います。

【写真】映画『兄友』公開初日舞台挨拶 (横浜流星、松風理咲、松岡広大、古川毅、小野花梨、中島良監督)

10秒間儲けられた撮影タイムでは、ファンの方が連写をして貴重な機会を記憶と共に記録に残していた。

映画を観終わった後の、暖かな気持ちを持った観客達に見送られながら、登壇者が会場を去り、大盛況のうちにイベントは終了した。

[スチール撮影: Cinema Art Online UK / 記者: 大石 百合奈]

 

イベント情報

<映画『兄友』公開初日舞台挨拶>

■開催日: 2018年5月26日(土) 
■会場: 品川プリンス T・ジョイ
■登壇者: 横浜流星、松風理咲、松岡広大、古川毅、小野花梨、中島良監督/映像にて福山潤
■MC: 伊藤さとり

【写真】映画『兄友』公開初日舞台挨拶 (横浜流星、松風理咲、松岡広大、古川毅、小野花梨、中島良監督)

映画『兄友』予告篇

https://youtu.be/4klcl2QLJ_c

映画作品情報

【画像】映画『兄友』ポスタービジュアル

《ストーリー》

イケメンなのに女性に超奥手な西野壮太(横浜流星)は、ある日友人・七瀬雪紘(古川毅)の自宅で妹・まい(松風理咲)と出会いドキドキ!西野は思わず「妹さん・・・可愛いな」と雪紘に伝えてしまう。ところがこの兄妹の部屋は壁が薄くて、その会話はまいの部屋につつ抜け!!イマドキの恋愛ができない素朴なまいは、兄たちの会話で不思議な気持ちを初体験。そして何とか自分の気持ちを伝える壮太とまいは付き合うことに。。。そして壮太は妹・秋(小野花梨)がアルバイトをするDogカフェ「Happy Dogs」の店長橘萩之介(福山潤)から恋愛講座を受けながら、まいとのぎこちない恋愛をスタートするのだが、壮太の従弟・加賀樹(松岡広大)も、まいを好きになってしまい・・・。まさかの三角関係勃発か?!果たして、この二人のウブ・ストーリーの結末は?!!

 
出演: 横浜流星、松風理咲、松岡広大、古川 毅、小野花梨、福山 潤
監督: 中島良
脚本: 中川千英子 
原作: 赤瓦もどむ「兄友」(白泉社・花とゆめ) 
主題歌: サイダーガール「パレット」(UNIVERSAL J)
制作プロダクション: ドリームプラス、ブースタープロジェクト 
配給: T・JOY
2018年 / 日本 / カラー / ビスタ / 5.1ch / 86分
 
©『兄友』製作委員会
 
2018年5月26日(土) 全国順次公開!
 
映画公式サイト
公式Twitter: @anitomo_eiga
公式Instagram: anitomo_dandm

この記事の著者

大石 百合奈ライター

幼い頃、本気で映画 『ジュラシックパーク』 の世界に行ってみたい!と思っていた。社会人になって、ハワイのオアフ島にあるロケ地を訪れた時は感動!“ロケ地を巡る”、“おしゃれの参考にする”など、“映画を観る”ことから広がる世界は無限だ。

★好きな映画
『スイートリトルライズ』 [監督: 矢崎仁司 製作: 2010年/日本]
『はじまりのうた』 (Begin Again) [監督: John Carney 製作: 2013年/米]
『ザ・ビーチ』 (The Beach) [監督: Danny Boyle 製作: 2000年/米・英]

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