映画『3D彼女 リアルガール』ジャパンプレミア
中条あやみ、佐野勇斗、清水尋也、恒松祐里、上白石萌歌、ゆうたろう、神田沙也加ら豪華キャスト陣&英勉監督がオレンジカーペットに登場!
講談社「月刊デザート」(2011年9月号~2016年7月号)で連載され、累計発行部数145万部(※デジタル売上含む)の人気コミック・那波(ななみ)マオ原作「3D彼女 リアルガール」(全12巻)がついに実写映画化!
主人公の派手でツンツンしていて男グセの悪いリア充完璧超絶美少女・五十嵐色葉(いがらし・いろは)を演じるのはファッションモデルとして活躍し、さらには第41回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞するなど、女優としても勢いのとまらない中条あやみ。そして、リア充とは程遠く、アニメやゲームのバーチャルの世界に没頭するオタク高校生“つっつん”こと筒井光(つつい・ひかり)を演じるのは「砂の塔~知りすぎた隣人」(TBS)で注目され、映画『ミックス。』(2017年)、『ちはやふる-結びー』(2018年)、「トドメの接吻」(NTV)と大注目作品に出演が続いている俳優・佐野勇斗。また、清水尋也、恒松祐里、上白石萌歌、ゆうたろうという今最も旬で注目を集めるキャストが友人役を務め、さらに神田沙也加が映画版オリジナルのアニメキャラクター「魔法少女 えぞみち」の声優を務めることでも話題を呼んでいる。
監督は、映画『ヒロイン失格』(2015年)、『未成年だけどコドモじゃない』(2017年)などを手がけた英勉。映画『ヒロイン失格』のスタッフが再集結し、パワーアップしたラブコメが完成!8月8日(水)、二子玉川ライズ ガレリアでジャパンプレミアイベントが開催された。
《イベントレポート》
“夏に初デートで着ていくならこんな服”というテーマで、中条あやみ、佐野勇斗、清水尋也、恒松祐里、上白石萌歌、ゆうたろうがそれぞれ思い思いの衣装で登場!会場に敷かれたオレンジ・カーペットを順番に歩きステージに揃うと、英勉監督が登場し舞台挨拶が始まった。
中条は「こんにちは、中条あやみです。台風の中、沢山の皆さんにお越し頂いて、そして皆さんにお逢い出来て本当に本当に嬉しいです!」
佐野は「皆さん、台風に負けずに盛り上がってますかー?!皆さんにこの作品をいち早くお届けしたいと思いながら参りました」
清水は「皆さんに宣伝して頂いて、日本に台風と同じくらい強い『3D彼女』旋風を巻き起こしていきたいと思います」
恒松は「今日は短い時間ですが、雨にも負けず楽しんでいきましょう!」
上白石は「風邪に飛ばされない程度に楽しんでいきましょう!」
ゆうたろうは「台風の中集まって頂いてありがとうございます!今日は楽しみましょう〜!!」
英監督は「(登場した際)最後すごく間があって、どんなスターが来るのかと思ったかもしれないですが、来ません、僕でした(笑)。皆さんよろしくお願いします!」とそれぞれ挨拶した。
“夏に初デートで着ていくならこんな服” 今日のファッションポイントは?
中条は「初デートということなのでワンピースかなと思いました。夏らしいタンクトップと裾がフリフリなので風に揺れたらいいな、と思いつつ柄で締めるというカッコいい感じにしてみました」とコメント。
佐野は「20歳になったので大人っぽくしたいなと思ってセットアップ、そして爽やかなホワイト、ストライプは着痩せ?着痩せ効果を狙ってストライプにしました」と明かし会場を笑いに包んだ。
恒松は「アクティブに動けるようにパンツスタイルにしました。そして、明るい黄色を選んでみました!」と話すと、それに対し上白石は「黄色が1番に会うのは祐里ちゃんだと思う!」と賞賛。また、自身のファッションに対し「紫色が一番好きで、このシックな感じで美術館とか行ったら楽しそうだなと思い選びました」と明かした。
清水は自身のファッションについて「僕は黒が好きなので、そこはこだわり抜きつつ、夏なので負担着ないシャツで。これ脱いだらタンクトップなので、いつでも動けますよっていう感じで(笑)」とコメント。
ゆうたろうは「僕も20歳になったので綺麗めにというのと、僕の理想のデートがパジャマコーデなのでこのパジャマセットアップにしました。お家デートもいいなと思います」と話すと、清水に「寝坊してそのまま出てきたみたいな」とツッコまれ笑いを誘った。
佐野勇斗、初対面で中条あやみにまさかの告白?!
8月8日が「お笑いの日」であることにちなみ、「撮影中の面白いエピソードはありますか?」と聞かれると、キャスト陣は口を揃えて「ずっと笑ってた」とコメント。
中条は「私はキャストの皆さんとお会いするのが初めてで、また私が人見知りだったので、英監督に改めて『私、人見知りです』と自己申告をしておいたら、それを英監督がみんなに言っておいて下さっていました。そのおかげで、初めてあった時から壁をボンっと打ち壊して来てくれました。だから、みんなと会った瞬間から仲がいいです!」
佐野は「6人で仲良くなりたかったので、とりあえずぶち壊して行こうかなと思ったときに、中条さんが英語が得意って聞いてたので英語で何かしようかなって。それ思いついたのが、会う20秒前だったんですよ。それで、ぱっと瞬間で思いついて、“I love you”と言ってしまったんです。それしか英語が出てこなくて(笑)。言った後、終わったなと思ったんですけど、(中条さんが)上手く返してくれたので何とか仲良くなりました」と初対面の面白エピソードを披露した。
英監督は「この人達は若干うるさいですよね。本当に賑やかでした。担任とクラスみたいな。学級崩壊気味のクラス(笑)。なんか、俺にも若干タメ口」と独特の口調でキャスト達を講評。
上白石は「設定上学年は違うのですが、クラスの仲間みたいな感じで、みんなで遠足に行っているような気分でした」、恒松は「撮影と言うより遊びの感覚で、それくらいリアルな雰囲気です。遊びに行ったような感じでしたが、アドリブを入れたり真面目に仕事もしました」とそれぞれ現場の雰囲気も明かした。
英監督が「アドリブが多すぎて止めるのがめんどくさかった。まぁ後で切れるしね(笑)」とキャスト陣のアドリブの多さを明かすと、MCが「実際に残ったアドリブはありますか?」と質問。それに対し英監督は「ほとんど残ってるんじゃないかな」と回答すると、キャスト陣は「やっぱり英監督も私たちのことが好きなんだぁ」とつっこみ。「そんな事は無い」と言いながらも照れる英監督から仲の良さが伺えた。
また、照れる英監督に対し清水は「英監督はシャイですね。俺らに大好きって言えばいいのに」と追い打ちをかけてコメントした。
映画初出演のゆうたろうは?
MCのから撮影について聞かれると、ゆうたろうは「映像作品が初めてだったので、全部が初めてでしたし、ここに立っているのも意味わからないです。本当に映画の撮影ってこんな感じなんだって思いました。ネコ耳キャラは初め結構苦労しました(笑)」と初めての映画出演を振り返った。
ゆうたろうの可愛さに対して、恒松は「可愛すぎて存在が怖いです。世の中の女の子を食っちゃう勢いで」、佐野は「親友なんですけど好きになっちゃいそうでした。それに、よくキャスト探したなって思いますね。日本中探してもネコ耳つけてて違和感がないのはゆうたろうくんぐらいですから。休憩中とかご飯食べながらネコ耳つけているときも違和感なかったです」と賞賛した。
つっつん=佐野勇斗!?
アニメオタクキャラを演じた役どころに関して佐野は「結構、佐野勇斗でした。原作を読ませていただいた時から、つっつんと僕似てるなって思ったんですよ。家族には(つっつんの動きが)『普段ふざけている時のあんたじゃん』と言われました(笑)。なので、演じる上で何かをすごく研究したとかはないですね」と語った。
―― リア充超絶美少女 という役どころですが、どうでしたか?
中条「原作を読んだ時、これはマンガだからこんな可愛い子がいるわけで、それをやれって言われるこっちの気持ちにもなれ!と思いながらやっていたんですけど、一番努力したのはいつも食べるご飯を腹八分目にしたりとか、鏡を見て表情を研究したりしました。いろはちゃんのパーソナリティでは共感出来る部分も多かったです」
「魔法少女 えぞみち」の声優・神田沙也加が登場!
―― 2次元のキャラクターの声を演じるということはいかがでしたか?
神田沙也加「すごく楽しかったです。とてもチャーミングなキャラクターですが、それだけではなくてつっつんに対しちょいワルな発言をしたりとかお茶目な所とか振り幅が大きいので演じていて楽しかったです。テストで声を演じた時に、私が考えていた声と英監督が思っていた声が結構一致していたのですんなりと出来ました」
―― 他のキャストと会うのが今日が初めてだという事ですが、キャスト陣の仲の良さに対しどう思いますか?
神田沙也加「裏で見ていて、本当に仲が良くて、スクリーンにその関係性がよく現れているんじゃないにと思いました」
―― 神田沙也加さんについてどう思いますか?
佐野勇斗 「試写を観た時に本当に可愛らしくて、えぞみちいいなと思いました」
英監督「素晴らしかったですね。ブースに入って声を試してみると言った瞬間からもうえぞみちだったので、予定していた時間の半分くらいで終わってしまって、アドリブもここ(他のキャスト陣)と違って切るわけない。初めは不安でしたが、えぞみちが動き出したというか、命を得た感じがしました。本当に素晴らしかったです」
と大絶賛した。
―― 魔法少女にちなみ、魔法が使えるとしたらどうしたいですか?
神田沙也加「何オクターブでも自在に歌えるようになりたいです。気持ちよく男性も女性もどちらのキーも歌いたいです」
ゆうたろうが女の子になりたい発言!
―― つっつんといろはの恋という正反対の2人の恋愛を描いた本作にちなみ、正反対の性格の2人の恋についてどう思いますか?
中条あやみ「いろははこれまで会ったことのないつっつんのパーソナリティに惹かれて行くんですけど、自分には持っていないものを持っている人に惹かれていくのはいいなと思います。また、つっつんが意外と男らしかったので、そこもいろはが安心感を与えてくれていたのかなと思います」
佐野勇斗「アリだと思いますね。でも、自分からは積極的に行かないです。僕は殻を破る前のつっつんに似ているので、告白とかも出来ないです」
恒松祐里「性格面ではいいんですけど、私は猫が大好きなので猫アレルギーの人だったらお断りしちゃうかな。それ以外だったら誰でも大丈夫です」
―― 恋愛のタイプはありますか?
「僕はなんでも、ゆうたろうくんでも、誰でも、老若男女。ゆうたろう、よかったらぜひ!」という清水の冗談交じりのコメントに対し、ゆうたろうが「いや、目がガチなんですよ!」と切り返すと、清水は「ラブコールをよく送ってるのですが、すぐあしらうんですよ。ゆうたろう君、可愛いですね〜(笑)」と絡んだ後、間を開けて「冗談だからね!マジで頼むよ!」と言い会場を笑いの渦に包んだ。
―― 魔法が使えたらこんな事がしたいというのはありますか?
ゆうたろうが「僕、女の子になりたいです」と呟くようにコメントすると、すかさず清水は「それ、お願いしていいですか?」とコメントし、笑いを誘った。
また、女の子発言に対し、ゆうたろうは「女の子はワンピースも着れるしスカートも着れるしパンツも着れて羨ましいなと思います」とコメント。MCから美について聞かれると、ゆうたろうは「女の子は髪とかにもこだわっているので、女の子になっていたら僕もこだっていたのかなと思います」と答えた。
上白石は「空でも飛んでみたいですね」と答え、恒松も「私も空飛んでみたい!」と同調した。
―― 仲が良い現場ということですが、いつもこんな感じなんですか?
佐野「だいぶ抑えています」
清水「重りを外していいならもっとはしゃぎますよ。多分こっち(観客)を見ないで後ろでわいわいしてます」
神田「だいぶ抑えている方だと思いますね。移動の車内は動物園みたいでした。すごい楽しそうでした」
―― お一人お一人のパーソナリティはそのままなのか、何か引き出したりしたのですか?
英監督「すっごい難しい質問するな。一人一人話して割とお任せしていたと思うんですよね。だから自由でしたよね。勝手にやってましたね」
―― 英監督からアドバイスされた事はありましたか?
恒松祐里「祐里ちゃんは、顔の表情を変えるとチャーミングだから1場面事に変えて、と言われましたね。また、2時間の間に急にみんな仲良くなるので『ただの友達にはならないで』とよく言われました。深い所で繋がっている友達になれるようにしました」
―― 次回作とかは考えていますか?
恒松祐里「さっきね、裏で話していたんだよね。『3D彼女 in ハワイ』 とか!」
清水尋也「『3D彼女 in ロサンゼルス』 とかもね」
MCから「それただ皆さんが行きたいだけでしょ」とツッコまれた英監督は「いいですよ〜」とキャスト陣のコメントに乗っていた。
終始仲の良さが伝わる軽快なトークで会場を盛り上げていた。これだけ楽しそうに話す仲の良い現場から産まれた作品ということもあり、公開がとても楽しみだ。
[スチール撮影: Cinema Art Online UK / 記者: 佐藤 優瑞]
イベント情報
映画『3D彼女 リアルガール』ジャパンプレミア・カーペットイベント■開催日: 2018年8月8日(水) |
映画『3D彼女 リアルガール』予告篇
映画作品情報
《ストーリー》書店で万引きの濡れ衣を着せられた学校一の美少女・五十嵐色葉を助けたのは、2次元を愛する超絶オタク・つっつんこと筒井光。リア充の色葉から突然の告白を受けたつっつんは新手のイジメだと疑いながらも、正反対のふたりの交際がスタートして……!? 那波マオ原作の同名コミックを、映画『ヒロイン失格』チームが、中条あやみ主演、佐野勇斗共演で映画化。『美女と野獣』ならぬ“美女とオタク“のありえない純愛の行方を描く、笑って泣いて爽やかな気持ちになれるマジカルなラブコメディ! |
監督: 英 勉
脚本: 高野水登、英勉
音楽: 横山克
主題歌: 西野カナ「Bedtime Story」(SMEレコーズ)
配給: ワーナー・ブラザース映画
© 2018映画『3D彼女 リアルガール』製作委員会
© 那波マオ/講談社