映画『マンハント』ジャパンプレミア舞台挨拶レポート

【写真】映画『マンハント』(追捕 Manhunt) ジャパンプレミア

映画『マンハント』(追捕 Manhunt)

映画『マンハント』ジャパンプレミア開催!

ジョン・ウー監督来日!日中豪華キャスト陣も集結!!

日本映画への愛に溢れるジョン・ウー監督が、原作「君よ憤怒(ふんぬ)の河を渉れ」の再映画化に挑んだ作品、サスペンスアクション超大作映画『マンハント』が2月9日(金)に全国公開となる。公開に先駆けて、1月30日(火)東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにてジャパンプレミアが開催され、W主演の一角を務めた福山雅治をはじめ、日中で活躍中の豪華キャスト陣と来日したジョン・ウー監督が集結した。

ジャパンプレミアの上映前舞台挨拶には、主演の福山雅治をはじめ、國村隼、倉田保昭、斎藤工、アンジェルス・ウー、桜庭ななみ、池内博之、TAOらキャスト陣、そしてジョン・ウー監督が登場し、ステージに並ぶと会場を埋め尽くすファンからは大きな歓声が上がった。

登壇者からの冒頭挨拶

ジョン・ウー監督: みなさんこんばんは。是非この映画を楽しんでもらいたいと思います。ありがとうございます!

福山: やっとですね、去年一昨年ですか、ずっと撮ってきたこの映画をみなさんにお披露目する日が来たことを嬉しく思います!

國村: ようこそマンハントへ!人間として敬愛してやまないウーさんと25年ぶりですか。ご一緒できたことを嬉しく思います。

倉田: ようこそいらっしゃいました!この映画は2年前ちょうど10月ぐらいに終わったんですけど、本当に感慨深い、ジョン・ウー監督と実に50年ぶりにご一緒した作品になります。ありがとうございます。

斎藤: 凶悪な犯罪者役を演じました斎藤工です。ジョン・ウー監督の作品を子供の頃から観てきましたので、出演できて光栄です。今日はよろしくお願いいたします。

アンジェルス: 素敵な皆様の前に立っていられることを嬉しく思います。

桜庭: この映画を観たときに一瞬も目が離せない作品となりました。今日観ている皆さんにもそう思ってほしいなと思います。

池内: 今日は沢山の方々に来ていただいて嬉しく思います。興奮しています。見応えのある作品になっていますので是非楽しんでください。

TAO: こんばんは。私はずっと日本人でないアジア人監督とご一緒できることを夢見ていました。初めての相手がジョン・ウー監督なのが光栄です。

福山雅治、アクション大作への出演が不安だったことを告白!

今回の作品出演オファーを受けた福山は、「本当にアクションがほぼ未経験の僕がジョン・ウー監督のこんな大作に出ていいのか、不安でした。」と告白。

しかし、「驚くぐらいの激しいアクションシーンをこなしていますよね」というMCからの指摘には「ハードルを上げましたね」と笑い、「逃げも隠れもしません。めちゃめちゃハードなアクションをしました。」と明かした。さらに「池内さんや斎藤工さんとも戦うんですけど、めちゃめちゃアクションしました。」と加えた。

また、「ここはもう飛び込むしかない。」と、この機会を断ったら今後ジョン・ウー監督からのオファーは二度とないだろうという想いの元、オファーを引き受けたことも明かした。

ジョン・ウー監督が何故この作品製作に取り組んだのか?

その後、ジョン・ウー監督は今作の製作になぜ取り組んできたのかとの問いに、「子供の頃から日本映画が大好きで、この仕事を初めてからもずっと日本映画を観てきましたし、影響を受けてきました。日本映画に取り組むことは私の長年の夢だったのです。敬愛する高倉健さんへのオマージュ、敬意も込めてこの映画を撮りました」と告白した。

また、「福山さんはアーティストとして愛と平和を歌い、長年、多くの人たちの心を動かしてきました。最初はオファーを受けていただけるか不安でしたが、甲斐田区していただいたことを嬉しく思います。私の古い友人であられる國村さんや倉田さんとご一緒できましたこと、素晴らしいスタッフに恵まれ、私の長年の夢が叶いました。」と話し、実はオファーを受けた福山も、オファーしたジョン・ウー監督も二人ともドキドキしていたことが明らかになった。

ジョン・ウー監督と25年ぶりのタッグを組んだ國村と、50年ぶりのタッグを組んだ倉田の思い出と今の気持ち

「独特のアクションコーディネートに相変わらず魅了されています。」と答えたのは國村。「1970年に僕は初めて中国映画に出たんですけど、チャンテツ監督の助監督をしていたのがジョン・ウー監督だった。汚い食堂で一緒にご飯を食べた思い出がある。当時、チャンテツ監督にアドバイスや意見する人はジョン・ウー監督以外いなかった。それほど当時から凄い人だったんですよ。彼が満足するために100%、150%の力を出し切る為に頑張りました。」と倉田が続いた。

斎藤は「僕のコメントはしょうもないので記者の皆さん、休んでください」と話して会場の笑いを誘いつつも、ジョン・ウー監督のこれまでの名作をいくつも挙げ、映画フリークとしても知られている斎藤のコメントは会場を沸かしていた。そして池内も同調し、ジョン・ウー監督との現場エピソードを披露しつつ、今作に出演できたことの喜びを爆発させた。

ジョン・ウー監督の娘でもあり、女の殺し屋役を演じたアンジェルスは「撮影現場は本当に最高でした。キャストとスタッフの一体感が素晴らしく、一生の思い出になりました。」と喜んだ。

新米刑事役の桜庭は「監督のおかげで現場が明るく、そして福山さんとのシーンはたくさんあったんですが、私がなんどもなんども失敗してしまったんですが福山さんが思いっきりやったらいいから、いっぱい失敗していいんだよ。」と手厚くフォローしてくれたことを明かすと、「ななみちゃんが失敗してくれたら僕も失敗しやすくなるので。」と返し、会場を笑わせた。

NY在住というTAOは「ハリウッド映画だから、アジア映画だからということ関係なしのクオリティーの高さ。ジョン・ウー監督は熱意のある本当に素晴らしい方。毎日励まされて、本当に思い出深い現場でした。」とウー監督との思い出を振り返った。

福山は「監督は本当に穏やかなんですよ。」と明かし、役者がクリエイティブしようとすることへの大変な理解があり、その現場での佇まいに、もともとファンだったキャスト達はさらに惹き込まれてしまい、さらにいい演技をしようと奮起する好循環が生まれているのだという。

また、「映画という共通言語、ジョン・ウーさんという共通言語で、現場が一つになっていきました。アクションシーンも熱を込めながら、かつ、監督が見てくださっている安心感がある。」と振り返った。

鳩と遂に共演したことについて

福山は「遂にですね。写メ一緒に撮りましたよ。」と笑わせると真面目なトーンに戻り、「本当に今回アクションをすることに不安があったんです。でも、この軌道で銃を出してくださいとか、カメラアングルを変えてみましょうとか、一枚絵を美しく撮ることへのこだわりにこれが監督のアクションに対する表現は、この数秒のアクションの美しさの積み重ねで生み出されているんだな。」と感じたことを明かした。

残念ながら今回来日出来なかったチャンについて、「地肩が強いタイプなので、なかなかハードでしたね。」とタフな共演となったと話した。

対してジョン・ウー監督は「撮影が進むにつれ、二人の息がぴったり合っていったことに満足した。」と穏やかに撮影を振り返りつつ、念願であった日本国内での撮影を振り返り、「映画を作ることは勉強のプロセスと考えていて、今回大阪で撮影できたことは自分にとってとても大きいこと。スタッフ達の技量はハリウッド作品を製作した時のことを振り返って比較しても非常に高いものがありました。大阪の皆様にもエキストラとしても参加いただき嬉しく思います。」と話した。

福山雅治、ジョン・ウー監督より、締めくくりの挨拶

その後、フォトセッションが行われ、これから映画をご覧になる観客の皆さんに対し、福山、ジョン・ウー監督両名より最後の挨拶が行われた。

福山: 凄まじい熱量で作られた映画です。最初理解し合えなかった二人が、一緒に少しずつ問題をクリアしていくことでわかり合っていく。これは普段の人間関係でも通じるテーマだと思います。ジョン・ウー監督の熱意が形になったこの映画をどうぞ最後まで楽しんでいってください。本日は有難うございました!

ジョン・ウー監督: この機会をお借りしました、すべてのキャスト、すべてのスタッフが全力を尽くしてくれたこと、応援してくださるすべての皆様に感謝いたします。自分の夢は、また次回も日本で映画を撮りたいということです。そしてその際は、通訳を介さずに自分で話をしたいと思います。

大きな拍手に包まれつつ、大盛況のうちに今回のジャパンプレミアイベントは幕を閉じた。

[スチール 撮影: Cinema Art Online UK / 記者: 蒼山隆之]

 
 

イベント情報

<映画『マンハント』ジャパンプレミア>

日時: 2018年1月30日(火)
場所: TOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン7
登壇者: ジョン・ウー監督、福山雅治、國村隼、倉田保昭、斎藤工、桜庭ななみ、池内博之、TAO
MC: 荘口彰久

【写真】映画『マンハント』(追捕 Manhunt) ジャパンプレミア

映画作品情報

《ストーリー》

酒井社長(國村隼)率いる天神製薬の顧問弁護士であるドゥ・チウ(チャン・ハンユー)がパーティの翌朝、ベッドで目を覚ますと、社長秘書・希子の死体が横たわっていた。現場には自身の指紋が付いたナイフが置かれるなど、突如として殺人事件の被疑者となった彼は、何者かにハメられたことに気づき、その場から逃走。そんなドゥ・チウを大阪府警の敏腕刑事・矢村(福山雅治)は、新人の部下・里香とともに独自の捜査で追っていく。

カギとなるのは、天神製薬研究員だった婚約者を3年前に失った謎の美女・真由美(チー・ウェイ)。次々と警察の包囲網を潜り抜けていく被疑者に近づくほどに、この事件に違和感を覚え始め、次第に見解を変えていく矢村だったが、ついに真由美の実家である牧場にいるドゥ・チウを捕らえることに成功。だが、手錠をかけた彼とともに、女殺し屋・レイン(ハ・ジウォン)たちからの襲撃に立ち向かった矢村は、彼の無実を確信する。何者かによって捜査が妨害されるなか、身分や国籍を超えた“強く熱い絆”が芽生えた2人はともに手を組み、事件の真相に立ち向かうことを決意する。だが、そこには恐ろしくも、巨大な陰謀が待ち受けていた――。

原題: 追捕 Manhunt
 
出演: チャン・ハンユー、福山雅治、チー・ウェイ、ハ・ジウォン
友情出演: 國村隼
特別出演: 竹中直人、倉田保昭、斎藤工
共演:アンジェルス・ウー、桜庭ななみ、池内博之、TAO、トクナガクニハル、矢島健一、田中圭、ジョーナカムラ、吉沢悠
 
監督: ジョン・ウー
製作: ゴードン・チャン チン・ヒンカイ
製作総指揮: ピーター・ラム ラ・ペイカン
原作: 西村寿行『君よ憤怒の河を渉れ』/徳間書店刊 および 株式会社 KADOKAWA の同名映画
撮影監督: 石坂拓郎
美術監督: 種田陽平
衣装デザイン: 小川久美子
音楽: 岩代太郎
アクションコーディネーター: 園村健介
配給: ギャガ
2018年 / 中国、香港 / 中国語、英語、日本語 / シネマスコープ / 5.1ch / 110分
© 2017 Media Asia Film Production Limited All Rights Reserved.
 
2018年2月9日(金) TOHOシネマズ新宿他日本公開!
 
映画公式サイト
 
公式Twitter: @manhuntJP
公式Facebook: www.facebook.com/manhuntJP/
公式Instagram: www.instagram.com/manhuntjp/

この記事の著者

蒼山 隆之

蒼山 隆之コンセプター兼プロデューサー

無類の映画・音楽・美食好き。10代後半から20代の終わりまで、映画のプレミアイベントやコンサートイベントでのVIPアテンドなどに従事。
現在はライターとフォトグラファーの仕事も受けつつ、アート・プロダクト・イベントなどのコンセプト作りからプロデュース・フォロー・PRまでを一手に引き受けるコンセプター兼プロデューサー業をメインに活動中。

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