10年後には、日本を代表するチームへ
現在、BABEL LABELでは藤井道人監督も含め9名のディレクターが在籍している。新たなメンバーが加わり、ディレクターは計14名となる。これからどのような体制で活動をしていくのか、BABEL LABELのこれからについての話を聞いた。
—— 新メンバーも加入し、今後はどのような体制で活動していくのでしょうか?
藤井: 変わらないですね。自分には自分なりの監督やプロデューサーの仕事もあって、ただ監督同士としてであれば、彼らに教えてあげること、逆に教えてもらうこともあると思っています。プロデューサーとしてであれば、彼らの作品を世に出すという責任が自分にはあると思っています。ブレることのなく、自分たちの信じているクリエイティブをきちんと成し遂げることのできる集団になってほしいです。
—— 新たにメンバーに加わった5名に今後期待していることはありますか?
藤井: 自分たちでどんどんバベルの旗を持って走っていってくれればいいかなと僕は思っています。逆にずっと依存していてほしいと思ってはいないので、そこで得たものをさらに外に、また誰かに還元していくようなチームでいてほしいと思っています。
—— BABEL LABELの描くヴィジョンを教えてください。
藤井: あまり固執しないことですかね。あとは海外に進出したい。海外で評価されるチームになりたいです。まだ方法は分からないですけど、これから勉強して、10年後には日本を代表するチームになれたらと思っています。
—— 何か掲げているミッションはありますか?
藤井: ないですね。無責任ですけど、続けたいと思って続けている訳ではなく、勝手に続いたって思っていたらいいですし。ただ、ダサくないチームであればいいと思います。監督という自分にプライドがある人たちが集まって、リスペクトのあるチームであり続けること。常に新しいことをしようと思っている集団でい続けることがミッションです。それがお金とか出世欲に走ったり、本質的なものからずれていくことにはならないように、と今は思っています。
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