
映画『消滅世界』公開記念舞台挨拶
蒔田彩珠、柳俊太郎、恒松祐里、結木滉星、川村誠監督が登壇!
村田沙耶香原作、初の映像化となる衝撃作の撮影秘話を語る!!
芥川賞作家・村田沙耶香のベストセラー小説にして、初の実写映像化作品となる映画『消滅世界』が11月28日(金)に全国公開を迎えた。

公開を記念して翌29日(土)に池袋シネマ・ロサにて公開記念舞台挨拶が実施され、主演の蒔田彩珠をはじめ、共演の柳俊太郎、恒松祐里、結木滉星らキャスト陣、そして川村誠監督が登壇。公開を迎えての心境をはじめ、撮影時の裏話、さらには物語に登場する実験都市「エデン」にちなんで、それぞれが思い描く“理想の世界”が語られた。
劇場公開を迎え、監督・キャストが語る思い
上映後、満席の会場からの大きな拍手に迎えられて登壇したキャスト・監督陣。和やかな雰囲気で舞台挨拶はスタートした。
第50回報知映画賞の作品賞・邦画部門にノミネートもされた本作。川村監督は「この原作に出会ったのが2015年で、そこから企画を開発しまして10年経ってしまいました。ようやく皆さんに観ていただけて、本当に今日は感無量です」と、10年の歳月を経て公開を迎えられた喜びを語った。
主人公・雨音を演じた蒔田は、「お昼に上映前の舞台挨拶もやってきて、なかなかネタバレ関係で話せないことも多かったんですけど、今回は皆さんも観終わった直後ということで、色々お話できたらなと思います」と挨拶。SNSなどで反響を調べていると明かし、「撮影している時も終わってからも、これがどんな風に映ってどんな作品になってるんだろうっていうのは、楽しみな半面、不安なところもあったので、こうやって無事に公開されて、たくさんの人に見ていただけているというのはすごく嬉しいですし、ドキドキです」と現在の心境を語った。
蒔田彩珠の意外な素顔?撮影現場のエピソード
現場の雰囲気について、雨音の夫・朔役の柳は「(蒔田さんは)いたずらが好きな人なんだなっていう印象がすごくありますね。ちょっとなんか、わざと人をいじるような、面白いことを“ボソ”って言うみたいな」と蒔田の意外な一面を暴露。これに対し蒔田は「そんなことないですよ」と照れ笑い。すかさず同級生の水内役・結木も「僕の方がいじられることが多くて。後輩とか年下から僕自身はいじられるので、心地よかったですけどね」と語り、キャスト陣の仲の良さを伺わせた。
雨音の親友・樹里役の恒松は、脚本を読んだ際の衝撃を振り返り、「脚本にも印象的な、卵が割れるとか水がしたたるという描写が書いてあって、それがどんな感じになるんだろうと思っていたんですけど、こんなにも美しく映像化されていたんだっていう衝撃がまずありました。監督の頭の中の様子がそのまま再現されているんだなと感じました」と、映像美に感動したことを語った。
キャスト・監督が語る、それぞれの“理想の世界”
物語の舞台である実験都市「エデン」にちなみ、「理想の世界は?」というテーマでトークが展開された。
川村監督は「争いという感情がない世界」、結木は「悪口のない世界」、恒松は「花粉症が消滅した世界、撮影中も大変なんです。花粉症がないように演じなきゃいけないので(笑)」、柳は「動物好きなんで、熊とか色々な問題ありますけど、そういうのがない共存できる世界っていうのはいいなと思います」と、それぞれが平和や快適さを求める理想郷を語った。
最後に蒔田は、「自分の好きなもの、人とか物とかを、胸を張って誰にも否定されることなく公言できる世界になったらいいなと思います」と、作品のテーマにも通じるメッセージを語り、会場からは大きな拍手が送られた。
最後に川村監督と主演の蒔田彩珠よりメッセージ
舞台挨拶の最後に、川村監督と蒔田から観客へ向けてメッセージが送られた。
川村監督は、「原作は純文学ですけど、そもそもがすごく解釈が様々に分かれる作品だと思っています。観ていただく方それぞれで解釈の違う作品だと思っています。なので、皆さんのそれぞれの捉え方で感じること、家族とは、結婚とは、健康とは、みたいなことを考えていただきながら、近くの方と語り合っていただきたい。そんな、想像する余白を残した作品になっていればいいなと思っています」と語った。
蒔田は、「私もこの作品を観終わった後に、色々ごちゃごちゃと考えてしまったんですけど、自分の普通とか、これが正常だっていうものが世間とは違ったり、自分の信用している人の普通が本当は普通じゃないのかも、とか色々考えてしまったんですけど、でも最終的に行き着いたのは、自分のことを自分が信じるべきだなっていう風に思って。そのごちゃごちゃから整理するまでの過程が、私の中ではウキウキしたので、見終わって今ごちゃごちゃしてる皆様にも、この後、お二人と話したり自分の中だったり色々考えてもらえると嬉しいなと思います」と締めくくった。
イベント情報
映画『消滅世界』公開記念舞台挨拶
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映画『消滅世界』予告篇🎞
映画作品情報

《ストーリー》人工授精で、子どもを産むことが定着した世界。そこでは、夫婦間の性行為はタブーとされ、恋や性愛の対象は「家庭の外」の恋人か、二次元キャラというのが常識に。そんな世界で「両親が愛し合った末」に生まれた主人公・雨音は、母親に嫌悪を抱いていた。家庭に性愛を持ち込まない清潔な結婚生活を望み、夫以外のヒトやキャラクターと恋愛を重ねる雨音。だがその“正常”な日々は、夫と移住した実験都市・楽園(エデン)で一変する。 |
新宿シネマカリテ他 全国公開!
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