㊗大ヒット御礼舞台挨拶
ネタバレありのトークが大盛り上がり‼︎
水瀬いのりら豪華声優陣が裏話を続々披露!
全世界で圧倒的な人気を誇る「ソードアート・オンライン」シリーズ。第15回電撃小説大賞<大賞>を受賞した川原礫による「ソードアート・オンライン」シリーズは、2021年現在、全世界での累計発行部数2,600万部を突破した。2012年にTVアニメ第1期が放送されて以降、現在までに4シリーズが放送されている。アニメの他にも様々なメディアミックス展開がなされ、ファンを拡大し続けている。
10月30日(土)よりシリーズ最新作となる『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』が公開。IMAX版のほか、ドルビーアトモス、フルダイブサウンド上映、日本映画初のIMAX 12chサウンド上映など、さまざまな音響設備での上映が実施されるなど、大規模公開が行われている。また、公開初週の週末には観客動員22万5,000人、興行収入3億4,900万円をあげ、国内映画ランキング初登場1位を飾った。
そして、11月13日(土)には新宿バルト9で大ヒット御礼舞台挨拶が開催され、アスナ役の戸松遥、キリト役の松岡禎丞、ミト役の水瀬いのりが登壇。舞台挨拶の様子は全国各地の映画館へライブビューイングにより中継された。公開から3週間ということで、ネタバレありのトークセッションが行われ、豪華声優陣がファン必見の裏話を披露した。
松岡は舞台挨拶のためにエネルギー補給!?
水瀬が劇場での仰天エピソードを披露!
舞台挨拶冒頭にはキャストが一言ずつ挨拶。ネタバレありの舞台挨拶開催ということで、戸松は「のびのびとお話しできたらなと思います」と意気込んだ。
続けて松岡は「今日の朝、2時半に目が覚めまして。『飲み物ないかな』と思って冷蔵庫に入っていたレッドブル・シュガーフリーを飲んだら、眠れなくなりました」と暴露。思わず戸松が「そりゃそうでしょう!なんで飲んじゃったの!」とツッコむと松岡は「『明日舞台挨拶だし、景気つけとくか』と思ったら、間違ったつけ方をしちゃいました。しかもエナジー切れかけています。現場入りした時ぐらいから眠たいです」と天然エピソードを披露し、観客からも笑いが溢れた。
さらに水瀬は「ライブビューイングの皆さんもおはようございます!」と全国各地のファンに向けて声をかけ、暖かい空気の中舞台挨拶がスタートした。
興行収入ランキングで第1位を記録するなど、大ヒットスタートを切ったことを受け、周囲からの反響があったのかを聞いた。
戸松は「そうですね」と自信ありげな表情で答え「関係者の方も観に来てくださっているようです。映画を観終わった後には新宿バルト9で行われていたコラボカフェまで楽しんでくれたという話を聞いたり、メッセージをもらったりしているので嬉しいですね」と報告。続けて松岡は「先輩のりなまる(日高里菜)さんから『観てきたよー!キリトカッコ良いー‼︎』とテンションの高いLINEが届きました」と話した。
実際に自ら劇場に足を運んだという水瀬は「自分の前の席に男子学生が3人くらい座っていて、1週目の来場者特典を開封していたんですよ。それをずっと見ていたら、(水瀬演じる)ミトを引いた子が『新キャラだ』ってあまり喜んでいなくて。でも映画を観終わった後に彼らが談笑しているところを聞いていたら、『(特典で引いたのが)ミトでよかったな』と言ってくれていて!観る前と後で私の演じるキャラの見方が変わったのが本当に嬉しかったですね。『それ私、私!!』となりました」と生の観客の声に喜んでいた。
アスナとミトは真逆のキャラクター
河野亜矢子監督はまさにミトのよう!?
劇中で描かれる、アスナやミトの学校生活や家族との日常シーンについて戸松は、「妹大好きな兄など、結城家が全員集合しているところは今作で初めて明かされた部分だったので、新鮮でした」と語った。さらに演じる上での工夫について「家族との距離感は意識しました。難しくはあったけれど大事なシーンだと思ったので、両親には本音を話すことができないアスナをどう表現するかは工夫しました」と今までとは違う彼女の一面を表現する苦労を話した。
学校に行くと人気者で取り巻きもいるアスナ。学校でのシーンについて水瀬は「学校ではミトは常に1人で過ごしているので、アスナとミトは真逆なんです。だから『2人はどんな関係なの!?』と思ったら、まさかゲームを一緒にする仲という。物語序盤は2人での会話は全然無いので、屋上のシーンで初めて喋るみたいな。自分にとってはそこが初めてアスナと話すシーンだけど、ミトにとっては日常というのが演じていて難しかったですね」と感想を述べた。
劇中にはアスナとミトが格闘ゲームをするシーンが登場する。実はこのシーンは、監督を務めた河野亜矢子の“ゲームセンターに入り浸って格闘ゲームで闘い続ける少女時代を過ごしていた”という個人的体験が反映されたシーンであることがMCから明かされ、戸松は「ミトみたい!」と反応。さらに、“過去にミトが「ゲームが強すぎてつまらない」と言われた”というエピソードも監督の実体験だという。これには松岡も「よほどガチだったんでしょうね」と感心した様子。水瀬は「上手すぎるがゆえに、1人だけ周りと距離ができてしまうという悩みがあるというのは『なるほどな』と。ゲーマーならではの悩みだと思いました」とミト役を務めて得た新しい発見を語った。
“ソードアート・オンライン”の世界に入り、アスナとミトがレベリングをしていく過程について松岡は「クライン(キリトがSAO正式サービス開始初日に出会う青年)とキリトの関係にそっくりなんですよね。戦い方を教えたりとか、街を出るところとか」とテレビアニメシリーズ第1期を振り返った。
松岡は戸松に対して心の扉にチェーンをかけた!?
水瀬は念願の「ソードアート・オンライン」出演に歓喜‼︎
本作はTVアニメシリーズ第1期で描かれた浮遊城アインクラッドでの戦いをアスナ視点で描き直した物語ということもあり、アニメシリーズで長年添い遂げた仲であるキリトとアスナの“出会い”が改めて描かれている。
このことについて松岡は「キリトとアスナの間に非常に高い壁が築かれていまして、今まで築き上げてきた関係性が全て無かったことにされました」と残念な様子で語った。
また、初々しいキリトの印象について戸松は「幼いよね!今までの距離感との差はありますけど、同時につぐつぐ(松岡)も最初の頃に戻った感じがあって。アフレコを一緒にしたのですが、緊張で吐きそうになってましたね」と暴露。続けて「9年間でほんの少し心の扉を開いてくれたなと思っていたんです。でもその部分もバーンッ!と閉じました。チェーンもかかっています」と人見知りな松岡について冗談まじりに語った。
さらに、戸松は初期のアスナを改めて演じることに緊張がなかったのか聞かれると「アスナは冒頭から登場しているので、順番に収録できたということもあって、1から演じ直すような気持ちでした。1度アスナを作ることができたら、あとは流れに身を任せてという感じで」と語った。劇中、中盤からの登場となったキリト役の松岡は「登場するシーンまでキリトが何をしていたのかがわからないので、自分である程度設定を作っていかないと、瞬間的に作品の空気感に入れないですね」と演じる上での難しさを話した。
「ソードアート・オンライン」シリーズの醍醐味とも言える戦闘シーンも話題に上り、第1層フロアボス、イルファング・ザ・コボルドロード戦では作画はアナログで、背景は300カット以上CGで制作されたという話が明かされた。
映画ならではの手の込んだ戦闘シーンについて水瀬は「劇場で改めて観た時に、クライマックスの盛り上がりに鳥肌が止まらなくて。『SAO』を語る上で戦闘シーンというのは欠かせないので、何度でも劇場に行きたくなるくらいかっこ良かったです!」と語った。
松岡は「(アインクラッド編は)9年ぶりなので、今の技術で当時のフロアボスの戦闘シーンをやったら、こんなに違うものになるんだと思って、感動しました」と技術の進歩によってリブートされた映像美に言及。
戸松は「楽曲と、(効果)音と、アニメーションが合わさると、まるで自分もフロアボスのところにいるんじゃないかと錯覚するくらい、劇場で見ると迫力と臨場感が凄かったです。当時テレビアニメで放送された場面を、さらにすごいクオリティで観られたという感動もあります。また、監督に少し聞いた話だと、当時よりも使える赤色の種類が増えていて、赤色の微妙なコントラストのようなものが実は進化しているそうです。もう1度観ていただく機会があるなら、ぜひ赤色に注目していただきたいです」と興奮気味に語った。
舞台挨拶の終盤にはLiSAが歌う主題歌「往け」のジャケットイラストのフルサイズを初解禁。ジャケットイラストには第2層を笑顔で駆けるアスナの姿が描かれていた。
最後に、登壇者からファンに向けてメッセージ🎤
舞台挨拶の終わりには声優陣からファンに向けてメッセージが送られた。
水瀬は「アスナを形作る原点に関わることができたことに運命的なものを感じて嬉しかったです」と、念願だった「SAO」シリーズへの出演が叶った喜びを語った。
続けて、松岡は「がんばりました。ありがとうございました」とシンプルに挨拶。さらに戸松が「次回観る際はぜひ“赤色”にご注目ください!」と呼び掛けた。
最後には戸松が「SAOの世界へ!」と呼び掛け、キャスト全員で「リンクスタート!!」と答えるという恒例行事を行い、ファン大興奮の舞台挨拶は幕を閉じた。
[スチール写真: オフィシャル提供]
イベント情報
『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』大ヒット御礼舞台挨拶■開催日:2021年11月13日(土) |
劇場版 SAOP 予告篇🎞
映画作品情報
《イントロダクション》第15回電撃小説大賞<大賞>を受賞した川原礫氏による小説『ソードアート・オンライン』シリーズ(「電撃文庫」刊)。 次世代VRMMORPG《ソードアート・オンライン》を舞台に繰り広げられる主人公・キリトの活躍を描いた物語は、2009年4月の原作小説第1巻発売以来高い人気を誇り、2021年現在、全世界での累計発行部数は2,600万部を突破。 TVアニメは2012年に第1期が放送され、現在までに4シリーズ(全97話※1)が放送されている他、ゲーム、コミカライズなど、幅広いメディアミックス展開がなされている。 2017年には『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』が公開。興行収入25億円を突破する大ヒットを記録した。 『ソードアート・オンライン プログレッシブ』は、《SAO》物語のすべての始まり、アインクラッド第一層からの軌跡を、深く掘り下げながら詳細に描く作者自身によるリブート・シリーズ。 原作者・川原礫がアスナ視点で描く新たな《アインクラッド》編を、完全新作アニメーションで映画化。 これは、ゲームであっても遊びではない――。 ゲームオーバーは現実の死に直結する。全ての原点であるデスゲーム『ソードアート・オンライン』が、劇場のスクリーンで新たに幕を開ける。 ※1. 総集編および、「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」を除く。 |
《ストーリー》これは、《閃光》と《黒の剣士》が、その名で呼ばれる前の物語―― あの日、 《ナーヴギア》を偶然被ってしまった《結城明日奈》は、本来ネットゲームとは無縁に生きる中学三年生の少女だった。 ところが、ログインの熱狂冷めやらぬプレイヤーたちが、突如ゲームマスターによってログアウトの手段を奪われ、ゲームの世界に閉じ込められてしまう。 ゲームマスターは告げた。 《これはゲームであっても遊びではない。》 ゲームの中での死は、そのまま現実の死につながっている。 それを聞いた全プレイヤーが混乱し、ゲーム内は阿鼻叫喚が渦巻いた。そのうちの一人であったアスナだが、彼女は世界のルールも分からないまま頂の見えない鋼鉄の浮遊城《アインクラッド》の攻略へと踏み出す。 死と隣り合わせの世界を生き抜く中で、アスナに訪れる運命的な《出会い》。そして、《別れ》――。 《目の前の現実》に翻弄されるが、懸命に戦う彼女の前に現れたのは、孤高の剣士・キリトだった――。 |
スタッフ
原作イラスト・キャラクターデザイン原案: abec
アクションディレクター・モンスターデザイン: 甲斐泰之
キャラクターデザイン・総作画監督: 戸谷賢都
サブキャラクターデザイン: 秋月 彩、石川智美、渡邊敬介
プロップデザイン: 東島久志
美術監督: 伊藤友沙
美術設定: 平澤晃弘
色彩設計: 中野尚美
撮影監督: 大島由貴
CGディレクター: 織田健吾、中島 宏
2Dワークス: 宮原洋平、関 香織
編集: 廣瀬清志
音楽: 梶浦由記
音響監督: 岩浪美和
音響効果: 小山恭正
音響制作: ソニルード
プロデュース: EGG FIRM・ストレートエッジ
制作: A-1 Pictures
配給: アニプレックス
製作: SAO-P Project
キャスト
アスナ: 戸松 遥
ミト: 水瀬いのり
音楽
作詞: LiSA /作曲: Ayase /編曲: 江口 亮
© 2020 川原 礫 / KADOKAWA / SAO-P Project
2021年10月30日(土)より全国公開!
絶賛公開中!!
公式Twitter: @sao_anime
AnimeJapan 2021『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』スペシャルステージ レポート