―「G-PRO」day ― 公開記念舞台挨拶
神谷浩史『劇場編集版かくしごと』は「奇跡的に出来上がった作品」
“次回作に期待して”久米田先生にエールも
7月17日(土)、映画『劇場編集版 かくしごと ―ひめごとはなんですか―』の公開を記念して<―「G-PRO」day ―>と銘打った公開記念舞台挨拶が新宿バルト9で行われ、原作者の久米田康治と村野佑太監督、そして神谷浩史(後藤可久士役)、八代 拓(志治 仰役)、安野希世乃(墨田羅砂役)、佐倉綾音(筧 亜美)ら声優陣が登壇した。
7月11日(日)に実施された<― Girlsday ―>とは異なり、神谷演じる主人公・後藤可久士と共に漫画を支える“ゴトープロ”(G-PRO)メンバーが集結。神谷は「本当に奇跡的な状況で出来た作品なので、最後まで関われたことが嬉しいです」と、感無量な様子で本作について語った。
本作は、久米田康治画業30周年記念作品であり、愛と笑い、ちょっと感動の漫画家パパ×娘物語「かくしごと」の劇場編集版。劇場編集版として新規カットを追加し、TVアニメで描かれなかったもうひとつのラストを描き切り、父娘のさらなる“かくしごと”の箱が開かれる。
今回の劇場編集版で、すべての舞台挨拶に登壇している久米田先生と村野監督。久米田先生は「今日の舞台挨拶は、僕と監督の時間は5秒くらいで…」と、さっそく久米田節を発揮。村野監督も「5回目の舞台挨拶」と口にし「今日は役者さんたちの話を楽しみしてきました」と、声優らに一任する気満々といった様子で話した。
G-PROメンバーということもあり、安野は「G-PROのみんなで餃子を作るシーンが好きです」とお気に入りのエピソードを披露すると、佐倉は「あれ久米田先生の実話なんですよね?」と久米田先生に投げかける。久米田先生は「…そうですね。実話です」と告白。「僕はちゃんと(餃子を)焼きました。焼いてから原作に…」と続けると、「描くまでが遠ざかってるじゃないですか!」と、神谷と佐倉からツッコミを入れられる。
それぞれの“かくしごと”秘話が語られるなか、安野は「上映期間中に絶対イチお客さんとして、劇場に観に来たいと思っています。劇場で観られてるみなさんが羨ましいです」。佐倉は「今回の劇場版に関しては個人的ではあるのですが、大勢のお客さんを前にしたのは2年ぶりくらいなので、感無量です。私たちはこういう素敵な空間で仕事をしていたんだなと思いました」。八代は「TVアニメから携わらせていただいて、このメンバーの雰囲気をみなさんと再び共有できていることが嬉しいです。この作品を知るきっかけが原作だったり、TVアニメ、この劇場編集版とそれぞれの入口があっていいと思っています。ぜひ周りの方に進めていただいて、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです」と、キャスト陣それぞれが同作への思いを語った。
最後に、神谷は「エンタメが届けにくい世の中になっていますが、今日は大勢の皆さんにご来場いただけて嬉しく思っております」とお礼を延べ、「『かくしごと』は、最初から原作の最後まで映像化することを目標に作ってきました。本当に奇跡的な状況で出来た作品なので、このような作品に最後まで関われたことが嬉しいです。この作品観ると、いい気分になるんですよね。良いもの観たなという気持ちになるんです。この親子に会いたくなったら、また劇場に足を運んでいただいたり、自宅でBlu-rayをご覧になってくれたら嬉しいです。そして何より、久米田先生の次回作にご期待ください!」と語り、舞台挨拶は幕を閉じた。
イベント情報
映画『劇場編集版 かくしごと ―ひめごとはなんですか―』
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映画『劇場編集版 かくしごと ―ひめごとはなんですか―』予告篇
映画作品情報
《イントロダクション》~久米田康治画業30周年記念~ 愛と笑い、そして感動の父娘物語がスクリーンに! 漫画家の後藤可久士と一人娘の小学4年生の姫。 愛と笑いにかくされた2人の“かくしごと”に日本中が涙した――。 そして今回、劇場編集版として新規カットを追加し、TVアニメで描かれなかったもうひとつのラストを描き切る。 父娘のさらなる“かくしごと”の箱が今開く。 |
キャスト
スタッフ
編集スタジオ: 瀬山編集室
公式Twitter: @kakushigoto_pr