『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』
特別先行上映舞台挨拶
罰ゲームで藤井流星がMCに挑戦!?
主題歌を務めるシリーズ大ファンのmiletも登壇!!
河本ほむら原作、尚村透作画、月刊「ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス刊)で好評連載中の大ヒット漫画「賭ケグルイ」。スピンオフも数多く発表され、シリーズ累計部数は620万部を突破。2019年5月には完全オリジナルストーリーによる『映画 賭ケグルイ』が全国ロードショーされ、大ヒットを記録した。今年3月には早乙女芽亜里が主人公の「賭ケグルイ双」が実写ドラマ化され、Amazon Prime Videoにて全話独占配信中。
そして、劇場版最新作『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』が、2度の公開延期を経てついに6月1日(火)に公開される。
劇場版第2弾となる今作は、生徒代表指名選挙を終え、束の間の平穏が戻ったかのように思われた私立百花王学園で、主人公・蛇喰夢子を中心とした熾烈なギャンブルバトルが再び巻き起こる完全オリジナルストーリー。
主人公・蛇喰夢子役の浜辺美波をはじめ、鈴井涼太役の高杉真宙、早乙女芽亜里役の森川葵、生徒会長・桃喰綺羅莉役の池田エライザが続投。また「賭ケグルイ」シリーズ史上、最も狂気に満ちたキャラクター視鬼神真玄役を人気グループ・ジャニーズWESTの藤井流星が演じる。
5月27日(木)、待望の劇場公開に先立ち特別先行上映が全国の劇場で開催され、上映後の舞台挨拶に、主演の浜辺美波をはじめ、高杉真宙、藤井流星(ジャニーズWEST)、池田エライザ、森川葵らメインキャスト陣、そしてシリーズの大ファンという主題歌のmiletが登壇!無観客のTOHOシネマズ 日比谷から全国の劇場のスクリーンへ中継された。
完成披露イベントでゲームに敗北した藤井流星
罰ゲームでMCに挑戦し名司会ぶりを披露?!
4月22日(木)に行われた完成披露イベントにて、ロシアンルーレット対決に敗れた藤井は、罰ゲームとして約束通り今回の舞台挨拶でMCを務めることに。登壇後MCをバトンタッチされ、「名司会ぶりを見せてやります!」と意気込みつつ、「僕の司会がおろそかなところがあったら高杉真宙くんが全部フォローしてくれると言っていたのでよろしくお願いします」と笑いを誘った。
最初のドラマが始まってから3年、シリーズは続き、映画も第2弾となった大人気の「賭ケグルイ」シリーズ。特別先行上映という形でついに作品を届けられたことについて、早速MC藤井から話を振られた浜辺は「当初は映画第2弾ができるなんて思ってもいなかったので、こうして続きができていることの喜びは常に感じています。『賭ケグルイ』に関しては本当に人に恵まれているので、こういう舞台挨拶などのプロモーションもすごく楽しくて、元気を貰える作品です。このイベントも私自身楽しんでいくので、みなさんも楽しんでいただければと思います」と答え、序盤から “「賭ケグルイ」愛” 全開のコメントであった。
続いて“プロモブ(プロのモブキャラ)“鈴井が本作ラストシーンで“モブキャラ卒業”とも思わせる活躍を見せることについて聞かれると、鈴井役の高杉は「鈴井君も頑張ったところはありますが、“プロモブ”であることには変わりはないと思います。それに僕は責任を持って“プロモブ”としての鈴井を演じたいと思っているので、あまり“(モブキャラ)卒業”という言葉は思い浮かばなかったです。僕はこれからも鈴井君として、夢子の斜め後ろで演技をしていきたいと思っています」と誇らしげに“プロモブ”宣言をした。
本作にて、「賭ケグルイ」シリーズ初のミュージカルシーンで、鈴井役の高杉と共に「開拓民の唄」を披露した芽亜里役の森川。藤井に「苦労はありましたか?」と聞かれると、「全部ですかね」と即答。「あのシーン自体が、台本読んだときにみんな手が止まって『え?何これ?』ってなったような難しいシーンでした。私の知らないところでまっひー(高杉)だけ練習してたりとかもしたみたいで『あれ?』みたいなことが多々ありました(笑)。あとは最初はなかったはずの討嶋(中川大志)のリップシーンがいつの間にか入ってたり、あれは持ってかれたなって気持ちでしたね(笑)」とミュージカルシーンが完成した経緯も語った。また浜辺が「あのシーンを撮り終わったときに、葵ちゃんのマネージャーさんがモニターを撮った画像がみんなに出回って、大盛り上がりしてました」と裏話が明かされた。
藤井が「『開拓民の唄』ダウンロードして、マネージャーさんの車の中で聴いてましたよ」と森川に報告すると、浜辺は「私も聴いてますよ!ドライヤー中とかに…」と続け、森川がすかさず「それ聴いてないじゃん!」とツッコミを入れていた。
本作で初めて賭場に立ち、ラストゲームで魅せた生徒会長・綺羅莉役の池田は「『(賭場の)光る机の反射があまり盛れない』という噂は聞いていたので、覚悟して行ったんですけど、あれはなかなか強者でしたね。怪談話をするときに顔に下から懐中電灯を当てるみたいな感覚で(笑)」と面白い視点から感想を述べた。また「賭場に立って、『“賭ケグルイ”来たなー!』と感じました。現場の熱量はそのまま映画の中に映っていて、ファンとしても感動しました」と喜びを口にした。
そこで藤井が「会長怖かったです」とコメント。「会長(池田)はもちろん、夢子(浜辺)も視鬼神(藤井)も目の前にすると圧倒されてしまうような熱量がありました」語る“プロモブ”鈴井役の高杉に森川も共感する素振りを見せた。
そして藤井は「僕は夢子(浜辺)と綺羅莉(池田)の間に挟まれていたんですけど、男1人であそこにいるのは怖かったですね。撮影の合間もずっとお2人は女子トークしてるので会話に入れないし、たまに話を振られても答えても、思ったのと違う答えを言うと『えぇ!?』って言われるし…、あのシーンは裏も緊迫してましたね(笑)」と撮影外でも怖かったというエピソードを暴露。3人で「楽しかったけどね!」と振り返っていた。
続いて原作にはないオリジナルキャラクター・最凶ヴィランの視鬼神真玄を演じた藤井。自己紹介後ライブさながらの煽りで画面越しの空気をも盛り上げ、他キャスト陣も「慣れてるな」「一人だけなんか違う」とツッコミをこぼし、笑いが起こった。
役作りについては、「容姿からやりました。痩せているほうが怖く見えると思って、初めてファスティング(断食)を12日間ほどしたんです。きつかった。もともと太っていたわけではなかったので3kgとかしか落ちなかったですけどね(笑)」と周囲の想像を超えるような過酷な役作りをしていたことを明かした。
登壇キャストの“滾った”シーンは?
次は「本作の中で“滾った”シーンは?」というコーナー。藤井がチョイスしたのは「夢子が広大な土地で転ぶところ」。「いつもの強い夢子ではないレアな姿が見れたので良かったです。あと(カメラが)ずっと引きで、寄らないんです。少し遊ばれているような、もっとよく見たくても見えないところがまた良くて…」と理由を語った。
浜辺はすかさず「私(夢子)が一番遊ばれてましたけどね!?」と反論。「わざわざ栃木まで行って1~2カット撮って(笑)。ギリギリまで監督に『夢子の体操着本当に要りますか?』って聞いてたんですよ!」と話すが、森川から「最近は気に入ってるようでSNSに(浜辺が)自分で載せてますよね」とツッコまれ、「悪くないかな…って(笑)」とまんざらではない表情を浮かべた。
ここで、話が盛り上がり過ぎたのかMC藤井に「巻きでお願いします」のカンペが出され、再度壇上は笑いに包まれた。
浜辺は「会長が銃の引き金を引くシーン」と解答。「片手で引き金を引くのって実は結構力が必要なので女性だと難しいんですけどね。目の前で見ても、完成した映画の方で見ても本当に格好良かったですね。」と興奮した様子で語った。
それに対し池田は「頭に銃をつけて引き金を引くと、引いた瞬間銃がガンッて当たるんです。『イテッ』って思いながらやってました」といった“実は”エピソードも暴露した。
高杉は、森川演じる芽亜里の「デュエル・ダイス・スタッキングのシーン」を選んだ。サイコロを積み上げるだけではなく狙った目を出すところまで、森川が実際にやっているところを見られたことの喜びを語りつつ、彼女の腕前を絶賛した。ちなみに他のキャストのダイス・スタッキングに挑戦してみたものの、誰もできなかったとのことだった。
そんな森川は「滾ったシーン」として、中川大志演じる討嶋との共演シーンを挙げた。「どうしても笑いが堪えられなくて、一人で大爆笑しちゃったり。大志さん、全然台本にないことを急にし始めるんですよ。それで『え、これ(本編で)使うの?』と思ったら、すごく長く使われていて(笑)。英監督は、中川大志様が大好きなんですよ。中川さんはおいしいところ全部持っていくんですよ…」と語っていた。
池田は、映画の最後の最後にある「新たな登場人物らしきシルエットがずらりと並んだシーン」を解答。「『続ける気…?』って、滾るというか色んな意味で戦慄しました。そろそろ30代のキャストも増えてきているので…あのシーンで心の準備をしました(笑)」と話した。続編の可能性について、英監督は「10年続ける」と常々言っているといい、ファンの期待が膨らむシーンとなっている。
主題歌「checkmate」のmiletが登壇!!
本舞台挨拶では、本作で主題歌を担当するmiletが途中登壇。「『賭ケグルイ』の大ファンだからこそ、自信を持って格好良い曲が作れました。主題歌を歌わせていただけて感無量です」と喜びを語った。また楽曲制作について、「『賭ケグルイ』は、“命がけで”ギャンブルするというのがすごく面白いところだと思っています。その中で、クレイジーになるタイプとクールに戦うタイプがいると感じて、その両方の要素をこの一曲に込めました。なので“冷静に、華麗に、クレイジーに”というのを意識しながら楽しく歌わせてもらいました」と話し、浜辺も「痺れました!聴けば聴くほど大好きになっちゃって。作品を盛り上げてくれる本当に格好良い曲でした」と大絶賛した。
“MC・藤井流星”の点数は!? キャスト陣が採点!
舞台挨拶の最後には、キャスト陣が今回の藤井のMCを採点!最初の森川が「75点」、続いて高杉が「80点」をつけると、浜辺は「すごい高得点をつけて、次もやらせる手もありますよね?100点でお願いします!(笑)」と満点。続く池田、miletもつられて「100点」をつけ、高得点を叩き出す結果となった。
浜辺美波「私のジャンプ10回を賭けます!」
コロナ禍により既に2度にわたり公開が延期されている本作。最後に、浜辺は「『6月1日に映画が無事公開される』ということに私のジャンプ10回(の動画)を賭けます!」と「賭ケグルイ」らしいコメントで舞台挨拶を締めくくった。
加えて、浜辺、高杉、森川、池田、藤井、英勉監督が参加した、ネタバレありの副音声上映が6月11日(金)から行なわれることも発表された。
『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』は、6月1日(火)より全国ロードショー!
さらには、第24回上海国際映画祭(6月11日~20日まで中国・上海にて開催)インターナショナル・パノラマ部門でのインターナショナルプレミア、続いて第25回ファンタジア国際映画祭(8月5日~25日までカナダ国内限定でオンライン開催)での上映も予定されている。
フォトギャラリー📸
イベント情報
『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』特別先行上映舞台挨拶■開催日: 2021年5月27日(木) |
『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』
特別先行上映舞台挨拶ダイジェスト映像🎞
『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』予告篇🎞
映画作品情報
《ストーリー》ギャンブルの強さだけで学内のヒエラルキーが決まる私立百花王学園。蛇喰夢子(浜辺美波)の脅威に、生徒会が危機感を募らせる中、上納金を支払うことができない「家畜」の数が激増。 そんな中、2年前のある事件を機に、停学処分を受けていた視鬼神真玄(藤井流星)が舞い戻る。彼の策略にハメられた夢子は打ち負かされ、ギャンブルを封じ込められてしまう。傍若無人な視鬼神は、ついには桃喰綺羅莉(池田エライザ)を生徒会長の座から引きずり下ろす。 そして迎えた、会長交代式。夢子は視鬼神に“公式戦”を申し込むのだった―。 |
TOHOシネマズ 日比谷 他 全国ロードショー!
公式ハッシュタグ: #賭ケグルイ