映画『地獄少女』完成披露試写会 舞台挨拶レポート
【写真】映画『地獄少女』完成披露舞台挨拶 (玉城ティナ、森七菜、仁村紗和、大場美奈(SKE48) 、藤田富、白石晃士監督)

映画『地獄少女』完成披露舞台挨拶

玉城ティナにバースデーサプライズ!!
森七菜「玉城さんの存在感に圧倒されました!」
閻魔あいの再現度の高さに感嘆!!

伝説的人気テレビアニメとして2005年より放映されて以降、コミック(「なかよし」で連載)をはじめ、テレビドラマ、ライトノベル、 ゲーム、舞台、そして、遊技機など幅広く展開され、確固たる人気を博してきた「地獄少女」が満を持して実写映画化され、 11月15日(金)に新宿バルト9ほか全国ロードショーとなる。

【画像】映画『地獄少女』メインカット

10月8日(火)、映画の完成を記念し、完成披露試写会が開催され、舞台挨拶に主演の玉城ティナ、共演の森七菜、仁村紗和、大場美奈(SKE48)、藤田富、そして白石晃士監督が登壇した。

会場は満席!若い世代から映画通まで、話題作続く玉城ティナの最新作に期待を寄せる観客たちが静かながらもこれから始まるイベントに今か今かと待ちわびる様子が目にとれた。そしてMCの呼びかけで地獄少女のカラーである黒を基調とし、赤のワンポイントというスタイリングで華やかに揃えたキャストたちが登壇すると、会場は割れんばかりの大歓声!そして大興奮の様子であった。

登壇者それぞれの一言挨拶が終わるとトークセッションへ。

様々なコンテンツに展開され、伝説的ともいえる「地獄少女」の印象を聞かれると、玉城は「世代的にドンピシャで小学生の頃から読んでました。まさか自分が閻魔あいを演じることになるとは。昔の自分に教えてあげたいですね!」と嬉しそうにコメント。その一方で「100%再現することは出来ないかもしれないけど、原作をリスペクトしつつ、 新しい閻魔あいを作り上げられたらなという気持ちで取り組んでいました」と多くの人に愛され続け、求められるものへの責任感についても熱く語った。

【写真】映画『地獄少女』完成披露舞台挨拶 (玉城ティナ)

森は「周りの子も読んでいた大人気作という印象でした」とし、「あの“閻魔あい”をどう演じるんだろうと思っていたので、本編を観てただただ玉城さんの存在感に圧倒されていました」と玉城の再現度に感嘆した様子。

【写真】映画『地獄少女』完成披露舞台挨拶 (森七菜)

仁村は「私も深夜のテレビアニメで観ていた記憶がありますね。人間ドラマが深いなぁという印象でした」とコメント。

【写真】映画『地獄少女』完成披露舞台挨拶 (仁村紗和)

続いて大場は「私も小学生の時ハマっていました。地獄と聞くと怖いイメージがあると思うんですけど、子供ながらに不思議な世界だなぁと思ってました」と当時の印象を語った。

【写真】映画『地獄少女』完成披露舞台挨拶 (大場美奈(SKE48))

藤田は「そうですね!みなさんと同じでパチンコで知りました!」とボケると、一同から「ちがう!ちがーう!」と総ツッコミが。それを受けて「大人の世代にも人気があるんだなと思った」とまとめ、会場の笑いを誘った。

【写真】映画『地獄少女』完成披露舞台挨拶 (藤田富)

今回最もこだわった点について白石監督は「原作の持つ『復讐を果たしてそれで人はスッキリするのか?』という問いかけや、恨みを晴らさずにいられなくなってしまう人たちの黒い感情や切 なさを閻魔あいが見届けるというエッセンスを中心に描いたつもり」とこだわりを語った。

【写真】映画『地獄少女』完成披露舞台挨拶 (白石晃士監督)

圧倒的存在感の閻魔あいをどう演じたか

圧倒的存在感を誇る閻魔あいを演じる上で意識した点について玉城は「かなり細かいところからアプローチをしました。衣装や 髪形から合わせていくというのはもちろんなのですが、セリフが今回少ないので、その少ない中で感情をのせられるかというのが課題でした」とし、「目線と声の使い方には一番気をつけました。ここまで目線のひとつひとつに意味を持つ役はこれまでにもなかったですし、人と会話するときも目線を合わせずにどこか違う次元にいるような感じを出せるようにしました」と熱いこだわりを語った。

森七菜、生・玉城ティナに大興奮!
玉城版デスノートが存在する?!

そんな熱く語る玉城以上に熱い視線を送っていた森は「共演シーンもほとんどなくて、現場でお話をされている姿を見たことがなか ったので…お話されている~!」と、生・玉城に大興奮!

映画の内容にちなんで「怨みを持たれた時の解消法」もとい、「イライラした気持ちを晴らす方法」を聞かれた玉城は「人には絶対に見せられない、負の感情を書き込んだノートがあります」と玉城版デスノートの存在を明かし「負の感情をわざわざ声に出したりせず、対自分との対話で収められるように書いています。書き始めたのは18歳の頃から。おススメですよ」とニコリ。白石監督から 「すごい言葉で書かれているんですか?」と聞かれると「多少…ごくまれに…」と微笑みながら追加修正を加えていた。

森は「寝るに限る!良いことも悪いことも寝て忘れる!」と真っ直ぐすぎる方法に会場は思わずホッコリ。仁村は「1日家から出ない日を作り、宅配で美味しいものを食べて犬を抱いて匂って配信動画を観る」、大場は「頭の中で処理をして、自分にされた嫌なことを他人にはしないようにする」と悟りコメント、藤田は「恋愛リアリティ番組を観る。自分の悩みがバカバカしくなる」とそれぞれリフレッシュ方法を紹介した。

誕生日の玉城ティナにお祝いのサプライズ!
スペシャルバースデーケーキ&原作者描き下ろしイラストをプレゼント!!

イベントの最後には、偶然にもこの日は玉城の22歳の誕生日ということでサプライズで閻魔あいのイラストがあしらわれた特製バースデーケーキと原作者・岡真里子氏による描き下ろしイラスト色紙がプレゼントされた。

【写真】映画『地獄少女』完成披露舞台挨拶 (玉城ティナ)

このサプライズに玉城は「やだー!恥ずかしい!そんな身分の人間じゃない!照れますね」と赤面しながら大歓喜!さらに「22歳もしつこくしつこく頑張っていきたい」と抱負。 撮影を振り返り「約1年前に撮っていた作品ですが、少しでも成長した姿を見せることができればと思いながら…。その時のベストの 閻魔あいが詰まっていると思います」と胸を張った。

【写真】映画『地獄少女』完成披露舞台挨拶 (玉城ティナ)

最後に玉城は「閻魔あいという圧倒的なキャラクターに魅了されてもらいながら、人間の本質や誰しもが感じたことのある気持ちを受け取ってもらい、映画を観た後に自分が何を感じたのか心に問いかけてほしいです」と鑑賞後感に期待を込め、笑いと熱い思いが飛び出した舞台挨拶は大盛り上がりの中、幕を閉じた。

イベント情報

映画『地獄少女』完成披露舞台挨拶

■開催日: 2019年10月8日(火
■会場: 新宿バルト9 スクリーン9
■登壇者: 玉城ティナ、森七菜、仁村紗和、大場美奈(SKE48) 、藤田富、白石晃士監督

【写真】映画『地獄少女』完成披露舞台挨拶 (玉城ティナ、森七菜、仁村紗和、大場美奈(SKE48) 、藤田富、白石晃士監督)

映画『地獄少女』予告篇

映画作品情報

【画像】映画『地獄少女』ポスタービジュアル

《ストーリー

― 午前0時に開く禁断のサイト「地獄通信」―

「ねえ、知ってる?夜中0時にだけ開くサイトで依頼すると、地獄少女が現れて、怨みを晴らしてくれるんだってー」都市伝説の話題に沸く女子高生、そのグループになじめず、浮かない表情を浮かべるのは、市川美保。

大好きなアーティスト、魔鬼のライブで知り合った南條遥に魅了された美保は、遥とともに魔鬼ライブのコーラスのオーディションを受けることに。受かったのは遥。やがて少しずつ様子がおかしくなっていく遥を心配した美保は、魔鬼が、遥をライブで行う<儀式>の生贄にしようとしていることを知り、噂のサイトにアクセスするー。

 
出演: 玉城ティナ、橋本マナミ、楽駆、麿赤兒、森七菜、仁村紗和、大場美奈(SKE48)、森優作、片岡礼子、成田瑛基、藤田富、波岡一喜
 
主題歌: GIRLFRIEND 「Figure」(エイベックス)
劇中歌: V.A「地獄少女」劇中オリジナルソングス(アルテメイト) 
 
監督・脚本: 白石晃士
 
原案: わたなべひろし
原作: 地獄少女プロジェクト
 
製作: NBC ユニバーサル・エンターテイメント、藤商事、ギャガ、ギャンビット
制作プロダクション: ダブル・フィールド
配給: ギャガ
© 地獄少女プロジェクト/2019 映画『地獄少女』製作委員会
 

2019年11月15日(金)
新宿バルト9ほか全国ロードショー!

映画公式サイト
 
公式Twitter: @jigokumovie

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