映画『北極百貨店のコンシェルジュさん』
満員御礼!公開記念舞台挨拶
川井田夏海、大塚剛央、津田健次郎が登壇!
“北極百貨店”開店をテープカットセレモニーでお客様をお出迎え!!
小学館「ビッグコミック増刊号」で2017年から連載を開始し、「第25回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 優秀賞」を受賞した、鬼才・西村ツチカによる同名漫画を原作とした映画『北極百貨店のコンシェルジュさん』が10月20日(金)より公開中。
10月22日(日)、新宿バルト9で公開記念舞台挨拶が開催され、上映後の舞台挨拶に主人公の新人コンシェルジュ・秋乃役の川井田夏海をはじめ、謎のペンギン・エルル役の大塚剛央、ケナガマンモスの造形作家・ウーリー役の津田健次郎ら声優陣、そして板津匡覧監督が登壇した。
北極百貨店は是非2回目の来店を!
川井田と大塚は母が絶賛!津田と板津監督はエゴサで反響をリサーチ
アヌシー国際アニメーション映画祭2023、第27回ファンタジア国際映画祭での上映を経て、ついに劇場公開を迎えた本作。まず初めに、公開から数日を経て、どんな感想が届いているか質問された川井田は「家族から『観たよ!』と連絡をもらいました。母は完成披露試写会にも来てくれて、『2回目の方が、より観るところがあって感動した!』と言ってくれました。皆様も今日が1回目かもしれませんが、もう1回観てください!(笑)」と笑顔でコメント。
大塚も「僕も母が『本当に面白い』と言ってくれました。この映画は心温まる作品で、老若男女問わず楽しめるので、是非もう1回観てください!(笑)」と川井田に続いてアピールした。
津田は、「エゴサしまして、評判良くて本当にホッとしています。印象的だったのが、『かわいい映画を観に行ったのに、思ってもいない着地点に到達して、感動が深かったです。』という声です。かわいい映画ですが、それだけじゃない。今、とてもハードルを上げていますが、それに応えられる、力のある映画だと思っています。僕にとっても珍しいタイプのキャラクターをやらせて頂いて、そこにお褒めの言葉をいただいたりするのは嬉しいですね」と嬉しそうに語った。
続いて、第25回富川国際アニメーション映画祭での上映のため、今朝まで韓国にいたという板津監督は、「日本で直接反応は聞けなかったので、エゴサしたのですが、『大人が観れる作品だね』という感想と、『子供も観れる作品』という感想がどちらもあって、そうなると嬉しいなあと思って作った映画なので、とても嬉しかったです」と笑顔でコメントした。
世界25カ国で上映決定!!
海外では笑いのポイントやリアクションが違う!?
日本公開に続き、世界25カ国での上映が決定している本作。国内外の方へ、どんなところを観てほしいか問われると、川井田は「ボンジュール!ハロー!ニーハオ!!本当にありがたいですし、どの国にいっても、伝わるものを描いている作品だと思います。特に海外の方には、日本のおもてなし精神にも注目していただけたらと思いますし、日本のアニメーションに誇りを持って、観ていただける作品だと思いますので、25カ国の皆さん待っていてください!」と熱くアピールした。
大塚も「海外の方は、笑う場所や反応される場所が違うと監督から伺っていて、僕も叶うのであれば、世界各国に行って、世界中の皆さんと一緒に観たい気持ちです」と嬉しそうにコメント。
津田は「デパートというのは、どこの国にもあるものなので、その時点で共通言語を持っていることだと思います。外国語でエゴサしますよ!(笑)。今は、SNSで世界中と繋がれるので、皆さんのリアクションが本当に楽しみです!」と外国語でのエゴサを宣言!
さらに、本作における海外の方からの反応を聞かれた板津監督は「お国柄によって反応する場所も、反応の仕方も違うのですが、西洋の方は割とオーバーにリアクションされますね。いろんな国に行ってお客様を見ていると、“笑い”って本当に大事だなと感じました。クスッとする箇所があるだけで、会場に一体感が生まれるんですよね。作品に入っていく一歩に、笑いという要素はとても大事だと思いました。特にファンタジアでびっくりしたのが、大塚さん演じるエルルが地面を滑るところで、大爆笑が起きたんです」と海外ならではの反応を語り、会場から拍手が巻き起こった。
“注目してほしいシーン”をイラストで発表!
ここで、これから鑑賞するお客様に向けて、それぞれの“注目してほしいシーン”を絵に描いて発表することに。
秋乃が全力疾走している様子の絵を描いた川井田は「彼女は本当に走り回っているので、どこに向かっているのか、何を求めて走っているのか。足音もすごいので是非注目してほしいです!」と注目ポイントを力説。
続いてエルルが秋乃にお尻を押されて地面を滑るシーンを描いた大塚は「先ほど話題に上がった、大爆笑が起こることもあるという、あのシーンです。秋乃とエルルのやりとりは、面白いところもあるので是非注目してほしいです」と熱く語った。
川井田と大塚の絵のクオリティに、ハードルが上がったところで、真っ黒に塗られたエルル風の絵を描いた津田は、「大塚くんと同じですよ。ズザーーーです」と大塚と同じシーンを挙げたが、個性的な絵が出され会場は笑に包まれた。
最後に、一際完成度の高い秋乃の絵を披露した板津監督は、「秋乃が応援していた人たちがある行動をして、秋乃が感動しているシーンです。ここで空間の一体感が生まれれば良いなあと思いながら作ったので、このシーンからお客さんが、さらに秋乃に入ってもらえれば良いなと思っていました」と制作に込めた想いを明かした。
“心からほっこり温かくなっていること”を発表!
また、本作を鑑賞した方から“心がほっこり温かくなる映画!”というコメントが多く寄せられていることにちなんで、最近ほっこり温かくなっていること(=少し頑張っていること)を聞かれ、川井田は「ここ1週間で始めたことですが、ウォーキングをするようになりました。(音楽の)プレイリストを作って、全部聴き終わったら家に帰るようにしてます。心も体もぽかぽかになるのでおすすめです!」と身体もほっこりすることを発表。
津田は「もう1回お芝居が面白いなあと思ってるので、もう一度初心者マークをつけなおして、ゼロから芝居に挑んでいけばいいなと思っています。こうやって皆さんとお会いすると、お芝居やりたいとさらに思うので、お芝居頑張ります!」と意気込みを語った。
そして登壇者を代表して川井田から挨拶。「この作品は色々なお客様や、コンシェルジュなど、色々なキャラクターが出てきますが、キャラクター一人一人にはそれぞれ過去があって、この映画の後の未来もあります。それはここにいらっしゃる皆様も同じだと思っていて、ここに来るまでの過去や、来た後の未来に繋がっていくと思うので、その未来にこの作品が少しでも寄り添って、長く愛していただける作品になれば嬉しいと思います。是非温まって帰ってください。今日は本当にありがとうございました!」と会場に集まった観客へ感謝の気持ちが伝えられると、客席からは溢れんばかりの拍手が沸き起こった。
北極百貨店、開店です!
テープカットセレモニーを実施✂
最後に、この後映画を鑑賞する“北極百貨店のお客様”をお迎えするにあたって、テープカットセレモニーを執り行うことに。MCの「北極百貨店、開店です!」と合図に合わせてテープカットが実施されると、ド派手なキャノン砲が発射!会場全体からは大きな歓声が湧き上がり、大盛り上がりの中舞台挨拶は幕を閉じた。
フォトギャラリー📸
イベント情報
映画『北極百貨店のコンシェルジュさん』公開記念舞台挨拶■開催日: 2023年10月22日(日) |
映画『北極百貨店のコンシェルジュさん』予告篇🎞
映画作品情報
《ストーリー》新人コンシェルジュとして秋乃が働き始めた「北極百貨店」は、来店されるお客様が全て動物という不思議な百貨店。 一人前のコンシェルジュとなるべく、フロアマネージャーや先輩コンシェルジュに見守られながら日々奮闘する秋乃の前には、あらゆるお悩みを抱えたお客様が現れます。 中でも<絶滅種>である“V.I.A”(ベリー・インポータント・アニマル)のお客様は一癖も二癖もある個性派ぞろい。 長年連れ添う妻を喜ばせたいワライフクロウ父親に贈るプレゼントを探すウミベミンク 恋人へのプロポーズに思い悩むニホンオオカミ・・・ 自分のため、誰かのため、様々な理由で「北極百貨店」を訪れるお客様の想いに寄り添うために、秋乃は今日も元気に店内を駆け回ります。 |