公開初日舞台挨拶
横浜流星をはじめ、BREAKERS7人が登壇!!
阿部真央による主題歌「君の唄」の披露も!
「桐島、部活やめるってよ」で旋風を巻き起こした直木賞作家の朝井リョウが、早稲田大学在学中に書き上げた「チア男子!!」。早稲田大学の男子チアリーディングチーム“SHOCKERS”をモデルに、男子チアリーディングチームの発足から成長を描いた感動青春小説。朝井作品ならではの一人一人の抱えるドラマやキャラクター性の秀逸さで人気になり、これまでアニメ化や舞台化されてきた「チア男子!!」がついに実写映画化。5月10日(金)に全国公開初日を迎えた。
5月10日(金)、東京・TOHOシネマズ 日比谷にて初日舞台挨拶が実施され、W主演を務めた横浜流星、中尾暢樹をはじめ、瀬戸利樹、岩谷翔吾、菅原健、小平大智、そして浅香航大と劇中の男子チアリーディングチーム“BREAKERS”のメンバーが登壇。今最も勢いのある若手実力派俳優陣が勢揃いした。
大勢のファンによる大きな拍手に包まれ、
横浜流星を先頭に監督を含めた8人が登場!
「すごくきもちいい!!」という横浜の言葉とともに8人が舞台に登場。全国の映画館、その総数103館へライブビューイングで映像を流しながらのイベントということで会場のファンとライブビューイングを通して映像を見ているファンの両方への感謝の言葉を含めた挨拶をした8人。監督とキャスト陣の和気藹々な雰囲気が伝わってくる挨拶であった。
去年の9月の撮影から9ヶ月近く経ってようやく劇場公開となり、それを喜ぶ横浜。
風間監督は初の映画監督としてこの作品でデビューを飾れたことが嬉しいと語った。
瀬戸は、泊まり込みでの練習や撮影での楽しいエピソードを語った。ラップが流行ったらしく、横浜が即興でラップを披露して会場が盛り上がった。
練習終わりにご飯を食べながらたわいもない話をする時間が幸せだったと語る岩谷。部活のような感覚でお互いに絆を深められて良かったと語った。また、岩谷にとってはじめての映像作品だったが、このメンバーでよかったと思い出深く語った。青春時代を空手に費やした横浜も、男だらけで部活のような空気感を楽しめたようだ。
映画『チア男子!!』の注目ポイントとは?!
菅原は、7人のチアを通して、一人一人が乗り越えた苦悩や壁について注目してほしいとコメント。
横浜は、チアをやっているところは3ヶ月間の練習期間を経て出来上がった空気感がそのままが現れている。アドリブに近いから注目してほしいと語った。
中尾は、自分のシーンだけカットされていたワンカットのシーンに注目してほしいと話し、会場を笑顔で沸かせた。
浅香は、横浜の隠れた責任感の強さや真面目さ、その熱さへ感謝を伝え、ハグを交わした。
また、横浜は、自身が撮影直前に怪我をしてしまったことへの悔しさと、それを乗り越えたときの苦労について語った。
主題歌「君の唄」を書き下ろした阿部真央が登場!!
撮影現場の見学もしたという阿部真央は、撮影休憩中のメンバーの様子を見て、1つのチームが出来上がっているという印象を受けたと話した。
主題歌「君の唄」には、自分の壁を打ち破ろうと努力する登場人物へのエールの気持ちを込めたという。真っ赤なギターを持ち、マイクに手をかけた阿部真央によって「君の唄」のライブ披露が始まった。
アコースティックギターの音色と力強く透き通った歌声が大きな会場全体に響きわたり、そこにいた全員が魅了された。キャストと監督の8人も含め会場全体が手拍子をして盛り上がり、感動に包まれた。
「Let’s go BREAKERS!」
ここで映画の公開を祝し、3つの大きなくす玉が登場!
横浜の「Let’s go」という掛け声に会場全体が「BREAKERS!」と応え、3つの大きなくす玉が登壇者たちによって割られた。
最後に観客へ向けて、風間監督は「一緒に1つのチームとなったような感覚で映画を観てほしい」とメッセージ。
中尾は「自分の中での青春となった風間映画。熱い想いを込めた」と語った。
横浜は、来場者とライブビューイングの視聴者への感謝の言葉を贈るとともに、メンバー、監督へ再び感謝を伝え、「胸を張って公開できる作品だ」と自信を表した。
“BREAKERS”のキャストをはじめ、阿部真央、風間監督を含めた9人からは、1つのチームとしてその絆の強さが伝わってきた。
[スチール撮影:Cinema Art Online UK / 記者: 渡邉 帆真]
イベント情報
映画『チア男子!!』公開初日舞台挨拶
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映画『チア男子!!』』予告篇
映画作品情報
《ストーリー》柔道一家に生まれたハルは、幼い頃から柔道に打ち込む姉=晴子に憧れて育った。優しすぎる性格から晴子のように強くなれない晴希は、ある日の試合で肩を負傷。以降、柔道を続けるかどうか迷っていた。そんな時同じ柔道仲間で無二の親友であるカズが、突然「やりたいことがあるんだ」と柔道をやめることを宣言。動揺するハルに「俺はこれをやる。ハルと一緒に!」と笑顔で畳みかけたのは、“男子チアリーディング部”の創設だった。ひとつ間違えると大けがにつながるチアの基本は、「仲間を信頼すること」。だが、メンバーを集め練習に打ち込んでいくうちに、“BREAKERS”の歯車は少しずつ狂い始め、やがてメンバーの間に決定的な亀裂を生んでしまう。 |
主題歌: 阿部真央「君の唄(キミノウタ)」(PONY CANYON)
監督: 風間太樹
脚本: 登米裕一
音楽: 野崎良太&Musilogue
制作プロダクション: AOI Pro.
配給: バンダイナムコアーツ/ポニーキャニオン