完成披露試写会イベント
横浜流星らBREAKERS7人がファンで囲まれたステージに登場!!
「桐島、部活やめるってよ」で旋風を巻き起こした直木賞作家の朝井リョウが、早稲田大学在学中に書き上げた「チア男子!!」。早稲田大学の男子チアリーディングチーム“SHOCKERS”をモデルに、男子チアリーディングチームの発足から成長を描いた感動青春小説。朝井作品ならではの一人一人の抱えるドラマやキャラクター性の秀逸さで人気になり、これまでアニメ化や舞台化されてきた「チア男子!!」がついに実写映画化。5月10日(金)に公開される。
物語は、道場の長男として幼い頃から柔道を続けてきた大学1年の晴希が、けがをきっかけに柔道をやめ、親友の一馬とともに男子チアチームの結成を目指す青春ドラマ。晴希を演じるのは、映画『虹色デイズ』『愛唄〜約束のナクヒトー』(2018年)で主演を務めるなど若手実力派として実績を重ね、ドラマ「初めて恋をした日に読む話」では、ピンク髪が特徴的な由利匡平役を好演し、“ゆりゆり”の愛称で一大ブームを巻き起こした、最注目俳優・横浜流星。
W主演として晴希の親友・一馬を演じるのは『一礼して、キス』(2017年)で主演を務め、更にドラマにも引っ張りだこの今最も勢いのある若手俳優・中尾暢樹。
そして、チアチーム“BREAKERS”のメンバーには、浅香航大、瀬戸利樹、岩谷翔吾、菅原健、小平大智が加わり、3ヵ月を超える徹底的な練習で本格パフォーマンスを魅せる!
監督には、スピンオフドラマ「帝一の國~学生街の喫茶店~」や「恋は雨上がりのように~ポケットの中の願いごと」が話題をさらい、今後の活躍に注目が集まる新星・風間太樹がメガホンをとり、若き才能たちが結集した。
“令和元年”の公開に先立ち、4月15日(月)に品川ステラボールで完成披露試写会が開催され、上映前のイベントに男子チアリーディングチーム“BREAKERS”を結成した横浜流星、中尾暢樹、瀬戸利樹、岩谷翔吾、菅原健、小平大智、そして浅香航大と、今大注目の豪華若手俳優7人が大集結!!大勢のファンに囲まれた特設ステージに登場した。
リアルチア男子“SHOCKERS”がライブパフォーマンスを披露!
会場が暗転し、映画『チア男子!!』の予告篇が上映されると、“BREAKERS”のモデルとなった早稲田大学男子チアリーディングチーム“SHOCKERS”が登場!“リアルチア男子”が、この日のイベントのためだけに準備したスペシャルパフォーマンスを披露し、会場を沸かせた。
黄色いサイリウムに囲まれて、“BREAKERS”が登壇!
配られた黄色のサイリウムを手に会場中が総立ち!ライブ会場のような最高潮の熱気に包まれる中、再び暗転したステージに“BREAKERS”7人のシルエットが浮かび上がると、ライトに照らされながら、キャスト7人が観客のど真ん中に用意された特設ステージに登場!!
観客に急接近しながらのファンサービスをする場面もあり、観客からは悲鳴に近い歓声が上がった。
キャスト7人と同じ平成生まれの風間大樹監督も登壇し、フレッシュな若手実力派キャスト・監督による舞台挨拶とトークが始まった。
“BREAKERS”を演じたキャスト7人と監督から挨拶
まずはW主演を務めた2人から挨拶。
坂東晴希役・横浜流星は「みなさんこんにちは。横浜流星です。すごいですね、みなさん熱気が。本当に嬉しいです。みなさん短い時間ですが、楽しんでいってください。よろしくお願いします」
橋本一馬役・中尾暢樹は「ちょっと待って、これ近くないですか!?マジで近くないですか!?一馬役の中尾暢樹です。よろしくお願いします。短い時間ですけど、楽しんでくれたら嬉しいです」と挨拶。
続けて、翔役・瀬戸利樹は「翔役の瀬戸利樹です。この日を迎えられたことを嬉しく思います。短い時間ですが、よろしくお願いします」
長谷川弦役・岩谷翔吾は「弦役を努めさせていただきました、岩谷翔吾です。本日は短い時間ですが、よろしくお願いします」
鈴木総一郎役・菅原健は「みなさん、ついにこの日が来ました。時間が許す限り楽しんでいってください。よろしくお願いします」
遠野浩司役・小平大智は「どうも、トンちゃんです。よろしくお願いします。目一杯僕が楽しむので、みなさんも楽しんでいってください。お願いします」
溝口渉役・浅香航大は「みなさんこんにちは。溝口役を演じました、浅香航大です。今日は楽しんでいってください」
最後に登壇した風間太樹監督は「監督の風間です。本日はよろしくお願いします。今日は映画『チア男子!!』、僕らにとって公開に向けてまた改めてスタートを切る日になりますので、みなさんと一緒に盛り上げていけたら良いなと思ってます。本日はよろしくお願いします」と挨拶した。
撮影前日に横浜流星が大怪我!?痛み止めを飲んで乗り切った撮影
MCからキャストに向けて、5つの質問が投げかけられた。
1つ目は、「『チア男子!!』撮影前にどんな準備をしたのか?」という質問。
横浜は「チアリーディングを3ヶ月みんなでやっていて。あの3ヶ月間の準備期間をいただいて、僕たちも初めて作品入る前に、先ほどやっていたSHOCKERSさんのパフォーマンスを観た時に素敵すぎて、出来るかどうか不安だったんですけど、コーチの奥本さんとSHOCKERSのみなさんの愛のある支援のおかげで、なんとか乗り切ることができましたし、その3ヶ月間の準備期間のおかげで、キャストともいい関係を築くことができたで、凄くありがたい時間でしたね」と回答。
中尾は「クランクイン前にその3ヶ月の時間をもらったので、年齢は近かったですけど初対面が多くて不安だったんですけど、今ではもうめちゃくちゃ仲良くて。ねぇ?ねぇ?」とキャストに語りかけた。
2つ目は、「撮影していく中で印象に残っているシーンは?」という質問。
瀬戸は、「まあ本当、最後のチアを発表するシーンですね。本当にいっぱい練習してきたし、あと言うか迷っていたけど、言った方がいいじゃん。流星が本当、チアの撮影の予定前日に大怪我をしたんですよ。大怪我をして、マジでこれ映画がお蔵入りかと思った。なんかそういうものあって、撮影日はちょっと長くなったけど、ちゃんとやれたあのチアのシーンっていうのは、ちょっと見所だよね」とコメントすると、大怪我をした横浜は、「ありがとう。そうですね、3ヶ月間みんなが一生懸命頑張ってきたことを無駄にしたくなかったですし、痛み止めもめちゃくちゃ飲んで、乗り切りました」と撮影秘話を明かした。
3つ目の質問は、「撮影の合間の雰囲気はどうでしたか?」というもの。
菅原は「今見てもらった通り仲が良くて。ちょっと特殊だったのは、インスタライブ見てもらった人はわかるんですけど、控室にマットが引いてあるんですよ。でなんか、初日とかみんな興奮気味でバク転とか練習してたんですけど、なんかちょっと俺もバク転みたいになったらもうそこみんなの寝床になってて。みんなでそこでくっついて寝てね」と答えた。
横浜は「なんだろね。いつもわちゃわちゃの男子校のノリみたいな」と答えたが、中尾は「でもさ、マジで仲良くなったからこそ、ほんとにムカつく時とかあって。思い返すとそれも青春だったなって思うわけですよ。ほんとに“うぜぇ”と思ったし、“クソが!”って思ったけど。だけど、それが一丸となって前に進んだ絆になったんだなって」と返した。
4つ目の質問は、「風間監督のイメージ」について。
横浜は、「年も近いんで。すごく距離が近かった気がしますね。やっぱ監督とこんだけディスカッションできるのがすごくありがたかったですし、監督が本当にこの作品に愛があって、キャスト1人1人に愛があって、段取りにも何時間もかけてスタッフに怒られながらも、そこはめげずに良いシーンを作るために、1人1人に向き合って良いシーンを作るために頑張ってくれてすごく嬉しかったです」と話した。
中尾は、「でも、めちゃくちゃ頑固でしたよ。本当にもう山の如し動かない。ずっともうドッシリしてるし、現場をしてても自分の撮りたいものをちゃんと撮ってくれるので、その分OKが出たときにめちゃくちゃ嬉しかったりはしました」と答えた。
最後の質問は「新元号に変わることにちなみ、新たに始めたい、もしくは今始めたこと」について。
横浜は「健康的な生活を始めたいなと思ってます。割とですね、作品に入ってしまうと、作品にのめり込みすぎて、食を忘れてしまったりだとか。激辛が好きすぎて激辛を食べすぎたり、炭酸飲料を飲みすぎたりとかしてしまうって、やっぱこの仕事柄、体が資本なので改めて生活習慣を見直さないとなと思って、今は炭酸飲料も飲んでませんし、激辛もやめてますし、凄く健康的な生活を送っています」と答えると観客からは、「何食べてるのー?」と聞かれ、「サラダチキン」と返すと悲鳴と笑いが上がった。
中尾は「ずっとマネージャーに何年も言っているんですけど、車の免許を取りたくて。持ってないんですよ。今22歳なんですけど、もうそろそろ車持っておかないとダメな年齢かなって思ってて。もうそろそほ今年取りたいですね。無理矢理でも」と回答。
瀬戸は「そうですね、始めたいこと。もうちょっとみんなに賢くみられたいですね」と言うと、他のキャストから「いやでも、それは無理だよ、そこが才能だし」と口を揃えて言われてしまった。しかし、「才能とかじゃないんですよ。だからそれを“BREAK”したい!」と回答した。
岩谷は「僕はもう始めてるんですけど、筋トレを最近本格的にやってまして。流星も今やってるって言ってて。まあ筋肉といったら菅原健もすごいんですけど。この映画の中にも銭湯にね、全員で大浴場で入るシーンもあって。あのシーンも凄い楽しかったですよね。撮影中にも全員で雑魚寝みたいな旅館みたいなところかな。覚えてます?みんなで敷布団敷いて、本当にもう修学旅行みたいな。電気消して寝る前に、「お前もう寝てんの?」みたいなリアルな修学旅行感みたいな。そういうのもあって、撮影中も本当にね、リアルな大学生の青春みたいな感じだったので」と回答。
菅原は「僕、自炊をしているんですよ。食事に気を使って。お菓子を今年は作れるようになりたいなって。カヌレとか、シュークリームとか、ちょっと手のかかるお菓子を作れるようになりたいな」と回答。
小平は「カヌレの後は言いにくい…。えっと、ダイエットを…始めたい」と明かすと、キャストから「本当に!?いいよ〜、それで」と言われると、「とりあえずでも、毎年言ってるから今年も言っとこうって。撮影中もお弁当3つ食べちゃったり。あの、ランニングとかします」と回答。
浅香は「僕は、もう決めたんですけど、“令和”になって1発目に映画館で観る映画は『チア男子!!』です!」と回答。
風間監督は「僕この前、弦ちゃんのね、岩谷くんのやっているインスタライブに出たんですけど、そこで浅香くんに『監督ちょっと太りました?』って言われて。それすっげぇショックだったんです。だから、あの日以降毎日走ってます」と回答した。
映画『チア男子!!』公開に向けて、メッセージ
最後に登壇者を代表して風間監督とW主演の2人から観客へメッセ―ジが贈られた。
風間監督は「『チア男子!!』はここにいる7人と寄り添いあって、強硬しながら作り上げた映画です。役者というか役柄以上に個としての挑戦が多かった映画なんじゃないかなと思います。特にハルはチア以外にも挑戦、本編でしているので、そこにご注目いただきたいですし、なんかその挑戦している彼らの姿をまず注目してみていただけたらなって思っているのと、その姿に挑戦することだったり、選択することの背中を押す力だと思って届けば良いなと思っています。ぜひ楽しみにしてください。お願いします」と挨拶。
中尾は「よくやく公開っていうイメージ。去年の秋頃に撮影が始まって、ずっと僕の頭の中でぐるぐるしていた作品で、ブルーになって風間監督とも連絡とりあったり、いろいろあった作品です。でもその中で本当に納得できるものができたと思っていますし、その分努力もして映画も完成できたので、こうやってみなさんにようやく披露できることになり本当に嬉しく思います。楽しんで観てくれたら嬉しく思います」
そして最後に横浜が「今回チアリーディングに挑戦して、改めて応援の力の凄さに気づきました。自分が応援する側にまわって、日ごろ応援してくださる方々の感謝の気持ちがより強くなりました。本当にありがとうございます。約3ヶ月間本気で僕たち、傷だらけになりながらもチアリーディングに挑みましたので、僕たちのパフォーマンスそして応援が誰か1人の心にでも届き、何か感じていただけたら嬉しいです。これから何かに挑戦する人、そして今何かに挑戦している人の背中を押せるような作品になっていると思いますので、みなさん『チア男子!!』をよろしくお願いします。そして、今日は本当にありがとうございました」とイベントを締めくくった。
[スチール撮影:Cinema Art Online UK / 記者:石井 紗良]
イベント情報
映画『チア男子!!』完成披露試写会■開催日: 2019年4月15日(月) |
映画『チア男子!!』』予告篇
映画作品情報
《ストーリー》柔道一家に生まれたハルは、幼い頃から柔道に打ち込む姉=晴子に憧れて育った。優しすぎる性格から晴子のように強くなれない晴希は、ある日の試合で肩を負傷。以降、柔道を続けるかどうか迷っていた。そんな時同じ柔道仲間で無二の親友であるカズが、突然「やりたいことがあるんだ」と柔道をやめることを宣言。動揺するハルに「俺はこれをやる。ハルと一緒に!」と笑顔で畳みかけたのは、“男子チアリーディング部”の創設だった。ひとつ間違えると大けがにつながるチアの基本は、「仲間を信頼すること」。だが、メンバーを集め練習に打ち込んでいくうちに、“BREAKERS”の歯車は少しずつ狂い始め、やがてメンバーの間に決定的な亀裂を生んでしまう。 |
主題歌: 阿部真央「君の唄(キミノウタ)」(PONY CANYON)
監督: 風間太樹
脚本: 登米裕一
音楽: 野崎良太&Musilogue
制作プロダクション: AOI Pro.
配給: バンダイナムコアーツ/ポニーキャニオン