映画『愛唄 ー約束のナクヒトー』公開記念舞台挨拶
主題歌「約束 × No title」を披露!
キャスト・監督の考える“愛◯”とは?!
2017年、驚異の⼤ヒットを記録した『キセキ ―あの日のソビト―』のキャスト・スタッフが再び集結し、名曲「愛唄」を映画化した 『愛唄 ―約束のナクヒト―』が、1月25日(⾦)より全国公開となった。
GReeeeNが初の脚本で本作に込めたのは、名曲「愛唄」への想いと同じ「人を好きになることを恐れないで」という、まっすぐなメッセージ。手をつなぐことさえせず、 恋する勇気を持てないまま⼤人になった⻘年が、“友”と“詩”との出会いによって、恋に全⼒で駆け抜けていくさまを、主演の横浜流星をはじめ、ヒロインの清原果耶、 飯島寛騎ら注目の若手俳優が描き出す。
1月26日(土)、新宿バルト9で公開記念舞台挨拶が行われ、横浜流星、清原果耶、飯島寛騎、川村奏祐監督が登壇。さらにはGReeeeNのプロデューサー・ JINがプロデュースする現役高校生バンドNo titleが登場し、映画主題歌「約束 × No title」が披露された。
《イベントレポート》
スクリーン9での上映後の舞台挨拶にキャスト・監督が登壇すると、観客からは歓声が起こった。
トオル役を演じた横浜は「昨日無事に初日を迎えてほっとしていますし、こんなにもたくさんの方々にこの作品を観ていただけて嬉しいです。今日は作品についてたくさん話していければいいなと思います」と挨拶した。
伊藤凪役を演じた清原は「上映後の舞台挨拶ということでどんな雰囲気かどきどきしていたのですが、皆さんが暖かく迎え入れてくださりホッとしています。今日は最後まで楽しんでいってください」と喜びを明かした。
坂本龍也役を演じた飯島は「ようやく昨日に公開しまして、今日もこんなに多くの方に作品を観ていただいてとても嬉しいです。今日は楽しい時間を過ごしてください」とコメントした。
本作のメガホンを取った川村監督は「こんなにたくさんのお客さんにご来場いただきまして、ありがとうございます。今日という日をこの3人と迎えることができて、本当に嬉しく思っております」と話した。
登壇者それぞれが語る注目のシーンとは
作品をこれから観る方に向けての本作の見どころを聞かれた川村監督は好きなシーンがあると話し、「トオル君の実家に行った後、3人が喋りながら帰るシーンがすごく好きで、2人が高校時代の時の話をしているときに、高校時代を過ごせなかった凪が楽しそうな表情をしつつも、切ない表情をしるんです。トオルも龍也も何か心に傷を負っているのでその3人のアンサンブルがすごく素敵だなと思いました」と自身の好きなシーンを明かした。
川村監督の話を聞いた清原は「たっちゃん(飯島の役名)が遊んでいる延長のような撮影現場でした」と言い、飯島は「僕がバスに乗っている2人を見送るシーンは寂しい気持ちもあり、頑張れよという気持ちもあり、いろんな思いがこのシーンにはありました」と撮影を振り返った。
飯島は仮面ライダーの先輩、渡辺秀さんと西銘駿のが出演していると話し、「先輩方のお力を借りて僕も支えられました」と謝意を示し、「西銘君とはバンド仲間の役でカラオケで彼がすごく盛り上げてくださって、すごい助けられました」と話すと、横浜から「僕も一応特撮をやっていたんですが…」とつっこまれていた。
清原は自身の好きなシーンについて、「トオルのお母さんが、トオルの心に響く言葉をかける実家の食卓を囲んでいるシーンです」と明かした。
横浜は全体を通しての感想を話し、「限られた時間の中で懸命に生きる彼らの姿を見て、自分たちもいつ何が起こるかわからないので、彼らの生きる姿を見て人生を後悔しないように大切に生きたいと思ってもらえたら嬉しいです」と映画への思いを明かした。
横浜流星、飯島寛騎の“愛東映”を見て、「僕の“東映愛”はもっと強いです!」
映画のタイトルにちなみ、キャスト・監督が愛してやまない“愛〇”が披露された。監督は、“愛映画”とフリップを出し、「19歳からこの業界に入り、早30年、今この場にいれて、映画を撮り続けることができる幸せを噛み締めながら日々生きています。自分が生きていてやり続けたいと思えることが映画なのでこの言葉にしました」と言葉の意味を話した。
飯島は“愛東映”とフリップを出した。「僕のデビュー作が東映さんにお世話になり、今回の作品も東映さんということすごくご縁があるなと思い、今後としても自分は東映さんとお仕事をしたいですし、自分もその声や期待に応えたいということでこの言葉にしました」と東映愛を明かした。飯島の“愛東映”のフリップを見た横浜からは、「僕も負けないですよ。僕の東映への想いはもっと強いです。だって、僕は彼よりも前に東映にお世話になってますから」と話し会場からは笑いが起こった。
清原は“愛空”とフリップを出し、「すごく空を見るのが好きでいつも写真を撮ったりしています。劇中で凪が空を見上げるシーンが何回かあってそのシーンも凪の中で大事な心情描写になっているシーンなので、空です」とコメントした。
横浜は“愛緑”とフリップを出した。「『キセキ -あの日のソビト-』でも出させていただいて、初めて買ったCDのアルバムもGReeeeNさんで、今回も『愛唄』でお世話になり、こんなにもGReeeeNさんを愛しているのは僕しかいないと思います」とGReeeeN愛を明かしていた。
No titleが登場!映画主題歌を生披露!
イベント中盤では、映画主題歌を担当した現役高校生バンドNo titleのあんべ(Gt)、ほのか(Vo&Gt)、ポチ(Piano)が登場し、主題歌「約束 × No title」が披露された。
主題歌の生披露に会場は圧倒され、感想を求められた清原は「以前、ほのかさんと共演させていただいたときに、一番最初のパートの部分を凪の気持ちに寄り添って歌ってくださっていると伺っていたので、それ以降は凪の目線でこの曲を聴くようになり、今日生で演奏していただいて、嬉しいです」と感極まりながらコメントした。
横浜は「初めて主題歌を聴いたときに、トオル目線で聴けて感情移入ができたのですごく自分の中でも大切な曲を生披露していただいて、自分も心を動かされました。素敵な演奏をありがとうございました」と謝意を示した。
飯島は「作品で音楽を勉強させていただいて、3人の歌声とメロディーにすごく引き込まれました。言葉一つ一つから想いが伝わってきて、この作品の主題歌をしてくださって本当にありがとうございます」と横浜、清原に続き謝意を示した。
主題歌を披露したNo title ほのかは「すごく大きなステージなので緊張したのですが、ちゃんと気持ちが届いたのですごく嬉しいです」とコメントした。
最後に主演・横浜流星からメッセージ
最後に、主演の横浜は「GReeeeNさんの「愛唄」のもう一つの物語ということで、GReeeeNさんの伝えたいメッセージがたくさん詰まっている作品です。実際僕も、この作品を通して親に感謝の気持ちを伝えることができたので、人生を大切に後悔しないように生きていこうと思うことができました。いろいろなメッセージを感じ取ってもらい、心に残るような作品になってくれると嬉しいです」と舞台挨拶を締めくくった。
[スチール撮影&記者: 井上 綾乃]
イベント情報<映画『愛唄 ー約束のナクヒトー』公開記念舞台挨拶>■開催日: 2019年1月26日(土) |
映画『愛唄 ー約束のナクヒトー』予告篇
映画作品情報
《ストーリー》「私の手、握ってくれてありがとう」その言葉が僕らのすべて――。 恋する勇気を持てないまま大人になってしまったトオルに起きた、二つの出会い。元バンドマンの旧友・龍也との再会、そして運命を変える詩との偶然の出会いにより、恋というものに生涯をかけて全力で駆けることになる。今まで手をつなぐことさえしてこなかったが、龍也の声に恋する勇気をもらい、その詩から、恋に⽣きる⼒をもらったトオル。詩と触れるキッカケをくれた比呂乃との出会いを経て、ようやくめぐり会えた運命の少女・凪。詩を綴ることをやめたその少女は、トオルに生きる意味を教えてくれた。しかし、彼女にはある秘密があった・・・ |
音楽: GReeeeN
主題歌: GReeeeN「約束 × No title」(ユニバーサル ミュージック)
プロデューサー: 小池賢太郎
音楽プロデューサー: JIN
2019年1月25日(金) 全国公開!
公式Twitter: @aiutamovie
公式Instagram: @aiuta_movie