映画『MANRIKI』斎藤工 × 永野 インタビュー
【写真】映画『MANRIKI』斎藤工(齊藤工)&永野

映画『MANRIKI』
斎藤工 × 永野 インタビュー

人間の美意識やコンプレックスに独創的な映像で切り込んだ
「チーム万力」渾身のブラックコメディ超大作

永野、斎藤工(齊藤工)、金子ノブアキ、清水康彦を主要メンバーとする「チーム万力」の初長編映画『MANRIKI』が11月29日(金)に全国公開を迎えた。

孤高の芸人・永野が、ファッションショーの“裏側”で感じたある違和感を元に原作を着想。プロデューサー・齊藤工と監督・清水康彦が製作、金子ノブアキが音楽を担当し、約3年をかけて完成した渾身の一作だ。

撮影にファッションフォトの世界で活躍を続け、世界的なアーティストの撮影なども手掛ける荒井俊哉が加わった他、永野の世界に魅了されたクリエーター、俳優・女優が多数参加。人間の本質を独自の視点で見つめる永野の精神世界を独創的な映像で表現し、海外の映画祭に正式出品・入選を果たしている。

【画像】映画『MANRIKI』メインカット

主人公は美容クリニックを営む美しき整顔師(斎藤)。「整形をしているモデルの方が仕事が多い」ことを目の当たりにし、小顔矯正を決意したモデルに彼は驚きの整顔を施す。手段となったのは巨大な「万力」だ。ファンタジックなアートワークと、虚構とリアルの“隙間”を垣間見せる生々しい場面が融合。悪夢のようなその世界観は、観客にある種のトラウマすら植えつけかねないインパクトを残すだろう。

映画の公開に先駆け、10月半ばに代々木公園で開催されたファッション・アートイベント「BE Vint-Age 2019」のコラボステージに登場した永野と斎藤に、今作への思いと今後の「チーム万力」の展望を聞いたインタビューをお届けする。

“ルールブック”を破り、映画本来の自由さを形に

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