映画『この街と私』主演・上原実矩 インタビュー

3年越しの公開は“少し恥ずかしい”

【画像】映画『この街と私』場面カット (上原実矩 温泉)

—— 撮影から3年が経って公開されることが決まった時の率直な気持ちを教えてください。

3年という時が経って公開されるという経験は初めてです。自分の内面が大きく変わった3年なので、20歳の時に撮った作品が今公開されるのは、怖いというか恥ずかしいという気持ちもあります。

2年前に行われた第11回沖縄国際映画祭では一般の方に観ていただいたんですけど、それ以降は私も観ていないんです。その後はコロナの影響もあって劇場上映は無理なんじゃないかなと思っていたので、公開が決まってびっくりしています。

【写真】映画『この街と私』主演・上原実矩 インタビュー

—— 沖縄国際映画祭ではレッドカーペットを歩かれていましたが、何か沖縄での思い出はありますか?

祖母が沖縄に住んでいるので、映画が東京で公開されたり、ドラマでも大きいものに出ていないと観てもらえなかったのでもどかしく思っていたんです。短い作品ではあるんですけど、ちゃんと自分が芝居をしているものを沖縄に届けられたことが、おばあちゃん孝行になったかなと思って嬉しかったです。

【写真】映画『この街と私』主演・上原実矩 インタビュー

★NEXT: 初主演で経験した“忙しさ”が主人公の新人ADをリアルに体現していた

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