映画『アイ・キャン・オンリー・イマジン 明日へつなぐ歌』DedachiKenta インタビュー

【写真】映画『アイ・キャン・オンリー・イマジン~明日へつなぐ歌』DedachiKenta インタビュー

映画『アイ・キャン・オンリー・イマジン~明日へつなぐ歌』

シンガーソングライター
DedachiKenta インタビュー

感動の物語が日本に上陸!
エンディングテーマを歌うDedachiKentaが映画、そして楽曲について語る。

2001年にクリスチャン・ロックバンド “MercyMe”(マーシーミー)が発表した大ヒット曲「I Can Only Imagine」の誕生秘話を映画化!2018年にアメリカで公開されると、音楽ドラマ映画として、映画『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年)などに次ぐUS歴代5位の興行収入を記録。そして、映画『アイ・キャン・オンリー・イマジン 明日へつなぐ歌』として日本公開が決定し、11月13日(金)より全国公開される。

「I Can Only Imagine」は、物語の主人公でもあるマーシーミーのヴォーカル、バート・ミラードが作詞・作曲を手がけ、1曲で250万枚という音楽史に残るセールスを記録。コンテンポラリー・クリスチャン・ソングとしては史上最も売れた楽曲となった。2018年には、映画化のためにセルフカバーでニューバージョン「I Can Only Imagine (The Movie Session)」を発表すると、再びビルボード・クリスチャン・ソングで第1位を獲得した。

映画の日本公開に際して、日本公開版のエンディングテーマ曲を現在LAの大学に通う20歳のシンガーソングライター DedechiKenta(デダチケンタ)が担当。シンガーソングライターの⼩坂忠を客演に迎え、世代を超えたコラボレーションにより「I Can Only Imagine」を日本語歌詞でカバーした「アイ・キャン・オンリー・イマジン feat.小坂忠」をリリース。

11月13日(金)の劇場公開を前に、映画や楽曲、小坂忠氏とのコラボレーションについて話を聞いた。

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主人公の心の変わり方に注目してほしい

日本公開版のエンディングテーマを担当するにあたり、映画『アイ・キャン・オンリー・イマジン 明日へつなぐ歌』を鑑賞したというデダチさん。まずは、映画本編について話を聞いた。

——「I Can Only Imagine」は、以前から親しみのある曲だったと伺いました。
この曲が完成するまでのストーリーを映画で知り、どのように感じましたか?

この曲は、小さい頃から聴いていたんです。父親が牧師なので宣教師の知り合いも多くて、たしかアメリカから来た宣教師の方からもらったCDにこの曲が入っていたがきっかけだったと思います。車の中とかでよく聴いていました。でも、マーシーミーが歌っていたということは知らなかったので、こうしてつくられたのかというのを知り驚きました。

—— 日本には、この楽曲について知らない方もいるかと思いますが、映画を初めて観る方に一番注目してほしいポイントはありますか?

主人公バートの心の変わり方でしょうか。そこに注目して観てもらえると、より映画を楽しめるかと思います。

—— 感動するシーンも多くあったかと思いますが、デダチさんが特に感動したシーンはどのあたりでしょうか?

父親との絆を取り戻していくシーンに一番感動しました。

【画像】映画『アイ・キャン・オンリー・イマジン~明日へつなぐ歌』(原題: I Can Only Imagine) 場面カット

主人公バートは“心から歌っている”

—— 映画の中では、実際にバートが歌っている場面があります。その歌を聴いて感じたことはありますか?

大胆にすべてを出し切って歌っていると感じました。両手を広げて歌っているのを観て、“心の底から歌っているんだな”って。

【画像】映画『アイ・キャン・オンリー・イマジン~明日へつなぐ歌』(原題: I Can Only Imagine) 場面カット

音楽は自分自身だと思っています

主人公バートも、デダチさんと同じく音楽に携わってきた人物である。バートの物語を観て、デダチさんも自身との共通点を感じたことはあったのだろうか。

—— バートとデダチさんご自身で重なる部分はありましたか?

彼も僕もクリスチャンなので、育った環境は似ているなと思いました。あとは、音楽が好きなところです。僕も心のままに歌いたいといつも思っていて。音楽は血の中に流れているというか、自分自身だと思っています。それを歌いたいと思う気持ちは一緒だと思います。

【写真】映画『アイ・キャン・オンリー・イマジン~明日へつなぐ歌』DedachiKenta インタビュー

—— 映画の冒頭で、バートとシェーンが出会い、「私たちは結婚する運命だと思う」と言うシーンがありました。デダチさんも、何かに運命を感じた出来事はありますか?

最初に音楽をやり始めたときは、ただ純粋に好きだから始めたというのが理由だったんですが。でも色々な人との出会いや経験を振り返ってみると、僕は音楽をやっていく運命なのかなと感じたことはあります。

【画像】映画『アイ・キャン・オンリー・イマジン~明日へつなぐ歌』(原題: I Can Only Imagine) 場面カット

—— 今までの出会いや経験の中で印象に残っているものはありますか?

オーガスタ(現所属事務所)との出会いです。最初の活動はYouTubeにカバー動画を投稿することだったんですけど、それがきっかけとなり、今こうしてオーガスタと一緒に音楽を作れることになって、これは意味があるんじゃないかなと思いましたね。

この曲のテーマは“生きる喜び”

今回の映画で取り上げられている「I Can Only Imagine」はどんな楽曲なのか。この楽曲についての質問を通して、日本語カバーをしたデダチさんの考えを聞くことができた。

—— バートが父を想い書き上げた楽曲を歌う上で、意識したポイントはありますか?

“歌詞を届けたい”という思いが強かったので、本当に心を込めて歌ったというか。特に意識したのが歌詞に込めたメッセージを伝えるということでした。

【画像】映画『アイ・キャン・オンリー・イマジン~明日へつなぐ歌』(原題: I Can Only Imagine) 場面カット

—— この曲の中でお気に入りの歌詞はどこですか?

一番最後の「その愛に気がついた その日から」というところです。この最後のラインがこの曲を象徴していると思います。

訳す時に一番最初に頭の中に浮かんだのが、バートが最後に手を広げて“I Can Only Imagine”ってダイナミックに歌っているシーンでした。彼も “これが自分の運命、やるべきことだ、生きる喜びだ”って感じて歌っていたと思うんです。その気持ちを大事にして、僕も “生きる喜びをテーマにしたい”と思い、訳していきました。

【画像】映画『アイ・キャン・オンリー・イマジン~明日へつなぐ歌』(原題: I Can Only Imagine) 場面カット

—— 曲の最後の部分を歌う際は、どのようなことを考えていましたか?

バートの心情を考えていました。愛に出会い、父親との関係を修復でき、赦せたからこそ、彼はこうやって歌えるんだって。人を愛せるようになったから生きる喜びが感じられて、 “ハレルヤ”って言えるんだなって。自分も本当にそうだなと思いました。

「楽しい現場でした!」小坂忠とのコラボについて語る

日本公開版エンディングテーマ「アイ・キャン・オンリー・イマジン feat.小坂忠」は、シンガーソングライターの小坂忠氏とのコラボレーションにより実現。コラボレーションにあたっての心境や現場の様子について話を聞いた。

—— 今回、世代を超えた小坂さんとのコラボレーションということも注目されています。小坂さんとコラボレーションすることになった時のお気持ちをお聞かせください。

忠さんとは今回ご一緒するまで一回しか会ったことがなかったのですが、すごく優しい方で、尊敬している方でもあったので、とても嬉しかったです。

—— 実際に小坂さんとご一緒していかがでしたか?

楽しかったです!50歳以上年齢が離れているので、おじいちゃんと孫みたいな気分でしたけど(笑)。

数々の素晴らしいキャリアのある方が20歳の僕と一緒に音楽を作ってくれるということ自体、すごく嬉しかったですし、何カ月も歌われていなかったというブランクをまるで感じさせない、その声や歌の深みに心が震えました。

—— 小坂さんとのエピソードがあれば教えてください。

レコーディングやミュージック・ビデオの撮影の時などにいろいろなお話をしてくださったんですが、いつも最後に手品を披露してくれるんですよ!その場をエンターテインメントにしてくれて、楽しかったです。

あと、忠さんの誕生日が近かったので、みんなでお祝いしました!サプライズをしようとケーキを用意していたのに、あっという間に帰ろうとしちゃって、、引き止めるのが大変でした(笑)。72歳のお誕生日の2日前でしたね。

【写真】映画『アイ・キャン・オンリー・イマジン~明日へつなぐ歌』DedachiKenta インタビュー

アメリカでも音楽に挑戦したい

デダチさんは現在、LAの大学に在籍している。アメリカでの生活やアメリカに渡って感じたことなどについても話を聞いた。

—— アメリカに渡ってみて、感じたことや変わったことはありますか?

LAって世界中からが人が集まるじゃないですか。大学にもいろいろな国の人がいて、言葉はカタコトでも何か通じ合って、世界観が広がりました。

—— これから挑戦してみたいことはありますか?

アメリカでも活動したいですね。実際にLAでレコーディングをしたり、ミュージシャンと知り合って印象的だったのは、“ただひたすら音楽を好きな人がやっている”ということです。 “音楽が好きだからミュージシャンをしている”という感じが伝わって来て、そこに感動しました。

【写真】映画『アイ・キャン・オンリー・イマジン~明日へつなぐ歌』DedachiKenta インタビュー

思い出の映画は『フォレスト・ガンプ / 一期一会』

アメリカでは、よく映画館に行き映画を観ていると話してくれた。通っている大学から映画館が近く、その時に上映していた映画をいろいろと観ていたそうだ。日本の映画館で映画を観るとなると、一般(大人)は1,800円前後であるが、アメリカではメンバー登録などをすると5ドル(約500円)近くで映画が観られるという。

—— 今まで観た映画の中で特に印象に残っている作品はありますか?

『フォレスト・ガンプ / 一期一会』(1994年)が好きですね。主人公のフォレストという人が、アメリカの中で大きな出来事があった時に、すべてにいるというか、、説明が難しいんですけど(笑)。とりあえず観てほしいです。

この映画が本当に好きで、自粛中にも5回くらい観ました。家族でも観たりします。

読者の皆さんへ

—— 最後に、シネマアートオンラインの読者の皆様にメッセージをお願いします。

多くの人に観ていただきたいです。クリスチャンバンドの物語ですが、誰にでも届くメッセージが描かれているので、おすすめです。ぜひ観てください。

[インタビュー: 田上 結菜 / スチール撮影: Cinema Art Online UK]

プロフィール

DedachiKenta

1999年11月26日、長崎生まれ。14歳からYouTubeへカバー動画の投稿を始めると世界中からコメントが寄せられ話題に。18歳の夏に渡米し、LAの大学に通う。2018年11月21日にオフィスオーガスタの新生レーベル“newborder recordings”より第一弾アーティスト として「This is how I feel / memories」の2曲でデビュー。2019年10月30日には、1stアルバム「Rocket Science」をリリース。毎週水曜日にはYouTube/IGTVにてレギュラー企画「Kenta’s Journal」を配信中。

【写真】DedachiKenta

映画『アイ・キャン・オンリー・イマジン 明日へつなぐ歌』予告篇

日本公開版エンディング・テーマ
「アイ・キャン・オンリー・イマジン feat.小坂忠」Music Video

映画作品情報

映画『アイ・キャン・オンリー・イマジン~明日へつなぐ歌』ポスタービジュアル

《ストーリー》

史上もっとも売れたクリスチャン・ソングが生まれた理由、その感動の実話がいま明かされる亡き父への想いから生まれた曲、その誕生物語。

この曲の誕生には、曲の作者であり、MercyMeのボーカルである”バート・ミラード”の半生が大きく関わっている。

暴力的な父アーサーのもとで幼少期を過ごすも、決して優しさを忘れなかったバート。

高校時代に歌の才能を見だされると、遂に乱暴な父のもとを飛び出し、音楽の道へと進んでいく。

父アーサーは、本心ではバートと分かり合いたいと願っているが、その気持ちを素直に現すことができず、バートが去っていくのを止めることができなかった。ミュージシャンとして順調にキャリアを積むバートだったが、ある日、音楽業界の手痛い洗礼を受けた事で自信を無くし、全てを捨てて故郷に戻ってきた。

そこではアーサーが、過去の自分を悔い、なんとかバートと解り合おうとする。しかし、バートはその父の想いを信じることができず、いらだちを覚えていた。ただ、アーサーの身に起こっている事を知るまでは・・・。

 
原題: I Can Only Imagine
 
監督: アーウィン兄弟
 
出演: J.マイケル・フィンレイ、デニス・クエイド、マデリン・キャロル、トレース・アドキンス、他
 
配給: Eastworld Entertainment / カルチャヴィル
宣伝: Eastworld Entertainment / クリスチャン映画を成功させる会、はこぶね便事務局(トップ・スペース)
 
日本語字幕: 草刈かおり
110分 / カラー / 英語 / 2018年 / アメリカ
 
© 2018 IMAGINE Rights, LLC. All Rights Reserved.
 
2020年11月13日(金) より
ヒューマン・トラスト・シネマ渋谷他全国にて、全国順次ロードショー!
 
映画公式サイト
 
公式Twitter: @icanonly2020
公式Facebook: @icanonly2020

この記事の著者

Cinema Art Online

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