映画『雪の華』ジャパンプレミアレポート
【写真】映画『雪の華』ジャパンプレミア (登坂広臣、中条あやみ、高岡早紀、浜野謙太、田辺誠一、橋本光二郎監督、中島美嘉)

映画『雪の華』ジャパンプレミア開催!

登坂広臣と中条あやみが「モイモイ!」と謎の挨拶を交わす!?
中島美嘉もサプライズ登場!「雪の華」をライブ披露!!

世代や国を超えて愛され続ける冬ラブソングの名曲、中島美嘉の「雪の華」 が、5年ぶりの恋愛映画となる三代目 J Soul Brothersの登坂広臣、そして今最も注目される女優・中条あやみを迎え、大人のラブストー リーとして映画化! 2月1日(金)より全国ロードショーとなる。

本作のメガホンを取るのは、『orange-オレンジ-』 (2015年)や『羊と鋼の森』(2018年)で知られる新鋭・橋本光二郎監督。脚本は『8年越しの花嫁 奇跡の実話』 (2017年)、「ひよっこ」 (2017年/NHK)など数々の名作映画・ドラマを 生み出してきた岡田惠和。一流のキャスト・スタッフが勢揃いし、この冬、最高のラブストーリーが 誕生した。

【画像】映画『雪の華』メインカット

1月24日(木)、公開に先駆けて映画『雪の華』のジャパンプレミアが東京ドームシティホールで開催された。

ガラス工芸家を目指すぶっきらぼうだが、実は優しい青年・ 悠輔を演じた登坂広臣、余命1年を宣告され、 悠輔に 100万円で1カ月限定の恋を持ちかける美雪を演じた中条あやみをはじめ、涙なしでは観られない名場面を美雪と繰り広げている母親役の高岡早紀、悠輔と美雪のキューピットでもある(?) 悠輔が働くカフェのオーナー役・浜野謙太、美雪を優しく見守る心優しい主治医若村役・ 田辺誠一、そして、フィンランドの見事な雪景色と 2人の切ない恋模様を融合し、最高のラブストーリーを 完成させた橋本光二郎監督と、豪華キャスト・スタッフが登壇!さらには、サプライズゲストとして歌手の中島美嘉も登場し、名曲「雪の華」がライブ披露された。

【写真】映画『雪の華』ジャパンプレミア (登坂広臣、中条あやみ)

イベントレポート

観客が手にしたスティックライトを一斉に点灯させると、中島美嘉の「雪の華」のメロディが流れ、キャスト達が一人ずつ会場の後方から「雪の華」をイメージしたアイスブルーのランウェイを歩き登場!観客から大きな歓声が上がった。

【写真】映画『雪の華』ジャパンプレミア (登坂広臣、中条あやみ)

主演の登坂は「丁度昨年の今頃から撮影が始まったので、1年の時を経て皆さんに観ていただける時が来たと思うと自分自身にとっても感慨深い日になっています。短い時間にはなりますが、皆さんの思い出になったらいいなと思います」と挨拶をした。

【写真】映画『雪の華』ジャパンプレミア (登坂広臣、中条あやみ、高岡早紀、浜野謙太、田辺誠一、橋本光二郎監督)

挨拶しようとした瞬間「かわいいー!」と会場から黄色い声援が上がった中条は「今年はフィンランドとの国交100周年の年なので、その年に『雪の華』が公開することは幸せなことですし、皆さんに観てくださると思うととても感動します」と思いを語った。

【写真】映画『雪の華』ジャパンプレミア (中条あやみ)

続いて、高岡は「寒い中たくさんの皆さまが行列してくださったとお聞きしました。こうして『雪の華』のジャパンプレミアに大勢の皆さまが来て頂けたことを嬉しく思います。今日は楽しんでいってください」と来場した観客にメッセージを贈った。

【写真】映画『雪の華』ジャパンプレミア (高岡早紀)

浜野は「主演のお二人は季節をまたいで長い時間をかけて撮影されていますが、僕は実働2日くらいなので、長い時間かけた鰻の上にかける山椒みたいな感じで僕の役を楽しんでいただければと思います(笑)」と、自身を山椒に例えて会場の笑いを誘った。

【写真】映画『雪の華』ジャパンプレミア (浜野謙太)

田辺は「雪は綺麗だけどいつか溶けてしまう。残らない。そんな切なさと美しさがあると思いますが、この『雪の華』はきっと皆さんの心に永遠に残ると思います」と心に残る言葉で挨拶した。

【写真】映画『雪の華』ジャパンプレミア (田辺誠一)

橋本監督は映画のあらすじを紹介した後「この映画を観終わった後、劇中の悠輔の言葉のようにこの映画が皆さんの背中を押す勇気のような存在になってくれたら嬉しいです。どうか今日は楽しんでいってください」と話した。

【写真】映画『雪の華』ジャパンプレミア (橋本光二郎監督)

フィンランドプレミアではスタンディングオベーション!?

今朝フィンランドから帰ってきたばかりという橋本監督はフィンランドプレミアでスタンディングオベーションだったことに関して「嬉しい反面こそばゆくて慣れない感じだったのですが、みんなで作り上げた物を暖かい拍手で迎え入れてもらえたことが嬉しかったです」と感想を話し、それに対して登坂は「本当に嬉しいです。フィンランドは今行っても懐かしく思えるくらい思い入れのある地になりました。実際に現地の方が観てそういう風に表してもらえたことがとても嬉しいです」と話した。

【写真】映画『雪の華』ジャパンプレミア (登坂広臣)

中条は「フィンランドは初めての場所だったんですが、朝の挨拶はおはようの代わりに“Moi moi!(モイモイ!)”、ありがとうは“Kiitos(キートス)”と言ったり、向こうのスタッフの方達と言葉を覚え合って交わすのが楽しかったです」とフィンランドでの思い出を語った。

【写真】映画『雪の華』ジャパンプレミア (中条あやみ)

MCに「では、登坂さんも“モイモイ”と言われたら?」と尋ねられると、「“モイモイ!”って言ってましたね(笑)。でも、“モイモイ”は何にでも使えるみたいなんですよ。おはようだけじゃなくて普通の挨拶でも、“モイ!”ってね(笑)」と中条の顔を見ると、中条もそれに「モイ!」と笑顔で応えた。キャストやスタッフは現地の方といろんな場面で“モイモイ”を交わしたという。

【写真】映画『雪の華』ジャパンプレミア (登坂広臣、中条あやみ)

お互いの印象は?

本作で初共演だった主役の二人。お互いの印象を聞かれた登坂は「CMなどメディアを通してあやみちゃんを観ていて、印象としてはクールな子なのかなと思っていましたが、実際に直接会って二人で食事に行ったりしましたが、会う前のイメージと違って、人懐っこくてどこに行っても皆さんに愛されるし、どこに行っても皆さんを笑顔にしてくれる子で、印象はすごく変わりました」と中条の印象について話した。

【写真】映画『雪の華』ジャパンプレミア (登坂広臣、中条あやみ)

一方、中条が「私も“テレビで観てる人”というイメージだったので、話してくれないんじゃないかと思っていました」と言うと、すかさず登坂が「話すよ!」と突っ込みを入れた。中条は「でも会ってみると、『よろしくね』と握手をしてくれました。登坂さんからご飯も誘ってくれて、いろいろ話すことができて真摯な方でした」と登坂の印象も会う前とは変わったことを話した。

【写真】映画『雪の華』ジャパンプレミア (中条あやみ)

登坂にとって5年ぶりの恋愛映画

本作が5年ぶりの恋愛映画に出演という登坂は「出演までに自分の中ですごく葛藤もありました。自分の中で踏ん切りのつかないところもあり、いろんな方に相談しました。自分がやると決めてこの作品に入ってからは、スタッフや共演者の皆さんと現場で一緒に作り上げていき、この作品は自分にとってかけがえのない財産になりました。改めて出演して良かったなと思います」と語った。

【写真】映画『雪の華』ジャパンプレミア (登坂広臣)

真っすぐでピュアな美雪を演じた中条とその母親役を演じた高岡は、現場で恋バナや高岡の飼っている犬の話など、女子トークを仲良く話していたことを明かした。

【写真】映画『雪の華』ジャパンプレミア (登坂広臣、中条あやみ、高岡早紀)

それに対して、男子チームの浜野と登坂は「ドラゴンボール」などの男子ならではの話で盛り上がったという。

【写真】映画『雪の華』ジャパンプレミア (登坂広臣、中条あやみ、高岡早紀、浜野謙太)

中条演じる美雪に余命宣告をする主治医の役を演じた田辺は、中条が10代の頃から共演していたこともあって、子供の時から知っている主治医の役はやりやすかったというが、辛いことを告げなければいけない医者の役は感情の入れ方などに悩んだり、葛藤もあったと語った。

【写真】映画『雪の華』ジャパンプレミア (田辺誠一)

撮影中の思い出を描いた絵を披露

各登壇者が撮影中の思い出を描いたイラストがスクリーンに映し出された。

【写真】映画『雪の華』ジャパンプレミア (登坂広臣、中条あやみ、高岡早紀、浜野謙太、田辺誠一、橋本光二郎監督)

訪れたサンタ村でのサンタを想像して描いたという登坂は「どうみてもサンタでしょ!二人は俺とあやみちゃんですよ」と力説。中条は劇中で悠輔が作るガラス玉を描いたという。

高岡が描いたのは劇中で美雪が子供時代から大切にしていたという羊のぬいぐるみ。浜田が描いたのは登坂が演じた悠輔が怒っている姿だという。それに対して登坂は「え、オレですか!?」と驚きの表情を見せた。田辺が自身の描いたイラストについて「これは見たまんま、オーロラですよ」と説明をすると、観客から「あ~!」と感嘆の声が聞こえた。

橋本監督が撮影現場の風景を描いたイラストはキャスト全員が絶賛していた。

【写真】映画『雪の華』ジャパンプレミア (登坂広臣、中条あやみ、高岡早紀、浜野謙太、田辺誠一、橋本光二郎監督)

中島美嘉がサプライズ登場!

ここで、サプライズスペシャルゲストとして中島美嘉が登場!15年に渡り多くのファンに愛され続けている代表曲「雪の華」について、世代を超えて愛してもらえていることへの感謝の気持ちを述べた。完成した映画を観た中島は、一番最後に「これはすごい!」と感じたセリフがあったと明かし、これから映画を観る観客に期待を抱かせる感想を語った。

【写真】映画『雪の華』ジャパンプレミア (中島美嘉)

沢山の愛が描かれている作品

最後に、中条は「家族や大切な人とこの映画を観て暖かい気持ちになってくれたらなと思います」とメッセージを伝え、登坂は「キャストやスタッフ一同、みんなの思いが乗った作品になっています。そしてたくさんの愛が描かれている作品なので、何か一つでも受け取って頂けたらすごくうれしく思います。たくさんの方にこの映画を愛して頂きたいです」と締めくくった。

【写真】映画『雪の華』ジャパンプレミア (登坂広臣、中条あやみ、高岡早紀、浜野謙太、田辺誠一、橋本光二郎監督、中島美嘉)

そして登壇者全員と観客でのフォトセッションの後、再び中島美嘉がステージに登場し、この映画のモチーフとなった「雪の華」をライブで披露するというスペシャルサプライズもあり、会場は心地の良い雰囲気に包まれたままイベントは幕を下ろした。

【写真】映画『雪の華』ジャパンプレミア (中島美嘉「雪の華」ライブ)

[スチール撮影: Cinema Art Online UK / 記者: 清水 彩帆]

 

イベント情報

<映画『雪の華』ジャパンプレミア>

■開催日: 2019年1月24日(木)
■会場:
 東京ドームシティホール
■登壇者:
 登坂広臣 (綿引悠輔役)、中条あやみ(平井美雪役)、高岡早紀(平井礼子役)、浜野謙太(岩永役)、田辺誠一(若村役)、橋本光二郎監督
■サプライズ登壇者: 中島美嘉
■MC:
荘口彰久

【写真】映画『雪の華』ジャパンプレミア (登坂広臣、中条あやみ、高岡早紀、浜野謙太、田辺誠一、橋本光二郎監督、中島美嘉)

中島美嘉 プロフィール

1983年生まれ、鹿児島出身。2001年にデビューして以来、圧倒的 なビジュアルと歌声で一躍人気を集め、「雪の華」や「GLAMORUS SKY」などヒット曲を次々に発表。これまでに、NHK 紅白歌合戦に9度出場し、数多くの賞を受賞する。また、国内のみならず海外でも、 映画・ドラマ・ファッションなど、唯一無二の存在として活躍する稀 有なアーティスト。近年、様々なジャンルのライブ活動を精力的に展 開し、圧巻のパフォーマンス力で注目を集める。また、台湾、中国に てアジア単独公演を開催し成功を収める。2018 年10月10日「雪 の華」誕生15周年記念盤「雪の華」12inch アナログ盤を数量限定で再リリース。 1月30日に「雪の華15周年記念ベスト盤 BIBLE」をリリース。

【写真】映画『雪の華』ジャパンプレミア (中島美嘉「雪の華」ライブ)

映画『雪の華』予告篇

映画作品情報

【画像】映画『雪の華』ポスタービジュアル

《ストーリー》

「100万円で、私の恋人になってください」
東京-フィンランド。
余命1年、最後の恋に涙する。

幼い頃から病気がちで、ついに余命1年を宣告された美雪(中条あやみ)。彼女の夢は2つ――1つは両親が出会った〈約束の地〉フィンランドでオーロラをみること。そしてもう1つは、最初で最後の恋をすること。ある日、ひったくりにあった美雪はガラス 工芸家をめざす悠輔(登坂広臣)に助けられる。悠輔が男手ひとつで妹弟を育てていること、そして働く店が危機になっていると 知った美雪は、「私が出します、100万円。その代わり1ヶ月、私の恋人になってください」と持ちかける。何も知らないまま“期 間限定”の恋に応じる悠輔だったが・・・。かけがえのない出会いが、美雪に一生分の勇気をあたえて、悠輔の人生を鮮やかに彩 っていく。 舞台は東京―フィンランド。切ない想いに涙が溢れる、初雪の日に出会った2人の、1年のラブストーリー。

 
出演: 登坂広臣、中条あやみ、高岡早紀、浜野謙太、箭内夢菜、田辺誠一
 
主題歌: 中島美嘉「雪の華」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
 
監督: 橋本光二郎
脚本: 岡田惠和
音楽: 葉加瀬太郎
製作: 映画「雪の華」製作委員会
企画・制作プロダクション: エー・フィルムズ
配給: ワーナー・ブラザース映画
© 2019 映画「雪の華」製作委員会
 

2019年2月1日(金) 全国ロードショー

映画公式サイト
 
公式Twitter: @yukinohanamovie
公式ハッシュタグ: #雪の華  #今年最初の雪の華

この記事の著者

さほシネマレポーター/ライター

シネマティーンズオンラインでインタビュアやライターとして活動している現役高校生です。
趣味は映画鑑賞や好きなアーティストのライブに行くことです☺
お気に入りの映画は山戸結希監督の『溺れるナイフ』(2016年)です。

この著者の最新の記事

関連記事

カテゴリー

アーカイブ

YouTube Channel

Twitter

【バナー画像】日本アカデミー賞
ページ上部へ戻る