映画『ウェディング・ハイ』完成披露試写会 舞台挨拶 レポート
【写真】映画『ウェディング・ハイ』完成披露試写会 舞台挨拶 (篠原涼子、中村倫也、関水渚、岩田剛典、中尾明慶、 向井理、高橋克実、大九明子監督)

映画『ウェディング・ハイ』完成披露試写会

特大クラッカーで映画の完成を盛大にお祝い🎉

結婚式を舞台に繰り広げられる、抱腹絶倒の群像コメディ映画『ウェディング・ハイ』が3月12日(土)<大安吉日>に全国公開される。

芸人、タレントとしても活躍するほか、向田邦子賞やギャラクシー賞を受賞するなど、脚本家としてもその才能を発揮する笑いの鬼才・バカリズムが手掛けた完全オリジナルストーリー。

映画『勝手にふるえてろ』(2017年)、『私をくいとめて』(2020年)で数々の賞を受賞し、映画ファンから絶大な支持を集める大九明子が監督を務め、主演の篠原涼子をはじめ中村倫也関水渚岩田剛典向井理高橋克実らオールスターキャストが集結、抱腹絶倒の波を巻き起こす!

【画像】映画『ウェディング・ハイ』メインカット

1月18日(火)、完成披露試写会が東京・丸の内ピカデリー1で開催され、上映前の舞台挨拶に篠原涼子中村倫也関水渚岩田剛典中尾明慶向井理高橋克実ら豪華キャスト陣、そして大久明子監督が登壇!舞台挨拶では、個性豊かな俳優陣が集結した笑い溢れる撮影エピソードや、映画の見所を存分に語り大盛り上がりのトークが繰り広げられた。

キャスト・監督から一言挨拶🎤

映画の舞台でもある結婚式場をイメージした巨大パネルから、主演の篠原涼子をはじめ、中村倫也、関水渚、岩田剛典、中尾明慶、向井理、高橋克実、大九明子監督が登場!待ちに待った本作初お披露目となる瞬間に会場は大きな拍手に包まれた。

まず主演の篠原の挨拶から舞台挨拶は開始された。

篠原: この度はお集まりくださりありがとうございます。心温まる素晴らしいエンターテインメントの映画が完成いたしました。とても面白くて笑いが絶えない作品となりましたので、どうぞごゆっくり楽しんでください。

中村: こんにちは!こんばんはですね!中村倫也です。錦鯉さんのつかみネタみたいになってしまいましたね(笑)。どうぞ楽しんでいっていてください!

関水: 本日は皆様と一緒に楽しい時間を過ごせたら良いなと思います。よろしくお願いします!

岩田: この作品は頭の中を空っぽにして笑える作品だと思いますので、今日は楽しんでください!

中尾: 短い間ですけどみなさん楽しんでいってください!よろしくお願い致します!

向井: こういう時代だからこそ、とにかく笑ってもらえる作品になったと思いますので最後まで楽しんでください。よろしくお願いします!

高橋: このような状況ですので大きい声で笑えないのが残念ですが、とにかくずっと笑ってられる映画ですので、楽しんでください!

大九監督: この2年間、1席や2席空けてお客様と会う機会が多かったので、本日はたくさんのお客さんに来ていただけて、感慨ひとしおです。本日はよろしくお願い致します!

それぞれが演じた役や撮影エピソードについて振り返る

続けてMCより篠原に対し、数々の難題を解決するために奔走する敏腕ウェディングプランナーを演じてみての感想が質問されると、篠原は「台本をいただいた時から、面白くて読みやすくて、スラスラページをめくってしまいました。そして他の皆様のお芝居はどのようになるのかと、楽しみにしながら撮影に挑みましたが、監督もパワフルで言葉も分かりやすく伝えてくださったので、他のキャストの方ともコミニュケーションをたくさんとって、楽しくやらせていただきました」とコメントした。

そして、新郎新婦役として息のピッタリ合った演技を見せた中村と関水は、現場で印象的だった出来事について聞かれると、関水は「初日がお家のシーンの撮影で、(中村は)大先輩だったので、緊張していたのですが、中村さんは人と壁を作らない優しいオーラを持っている方で、変な緊張せずに1日楽しく撮影できました。」と振り返り、中村は「褒められました!」と微笑んだ。続けて、「関水さんの台本をチラッとみたら、ビッシリコメントが書いてあって凄いと思いました。僕はもらった時の状態より、むしろちょっと綺麗になっているんじゃないかというくらい真っ白だったので(笑)、こんな真面目な女優さんがこれからの日本映画を背負ってくれるんだなあと思うと、今から仲良くしておこうと思いました(笑)」と会場の笑いを誘った。

さらに、新婦の元カレ・裕也を演じた岩田は、今まで演じたことない役柄を演じる上で、大久監督と相談したことを聞かれると「意外と自由にやっていただければという感じだったので、本当に自由にやらせていただいたと思います。印象に残っているのは、衣装合わせの時に、裕也を演じるにあたって職業などの設定を聞いたら、「職業とか設定なんてそんなものないの!」と言われ、この映画の中での立ち位置をそこで理解しました(笑)」と振り返った。

大九監督も「私も岩田さんがこの役をやってくださることにびっくりしました。一緒にのびのび作っていった印象があります。いろいろ想像を超えるポーズをお願いしたのですが、私がこんな感じですと言うと、「なるほど!」と言ってすぐやってくれて、いつだってカッコイイ男でしたね」と岩田の男気に触れ、岩田は少し照れ気味に「でも本編の後半はずっと向井さんとイチャイチャしてる役なので、ぜひそのイチャイチャをお楽しみに(笑)」と裕也の見どころについて語った。

続けて、中尾は自身のキャラクターについて観てほしいシーンを聞かれると、「僕の演じた相馬というキャラクターが作ったVTRをぜひ注目頂きたいです」と注目ポイントを挙げた後、「映画を観た個人的な感想としては、岩ちゃんのお尻が綺麗でした(笑)。本当に綺麗で、僕もこれからお尻のケアを頑張ろうと思いました。そこもみなさん楽しみにしてください!怒られちゃうかもですが…(笑)」と思わぬエピソードに会場を沸かせた。

そして、別の方の役を演じるなら、どの役が良いか聞かれた向井は「僕は言えないことが多い役を演じましたが、とても大事な役だと思ってます。自分の役名は忘れましたけど(笑)、だからこそ自分の役は誰にもやらせたくないと思いました」とコメントすると、すかさず中村が「役名忘れたのに?(笑) 。絶対皆さん役名忘れたの書いてくださいね!」とツッコミを入れ、会場は笑いに包まれた。

自身や共演者の中で“クセ者”だと思うポイントを発表!

仲の良いキャスト同士の会話に会場が温まる中、舞台挨拶は後半へ。“クセ者ぞろいの結婚式”という設定にちなんで、自身や共演者の中で“クセ者”だと思うポイントを発表することに。

篠原は「強いて言うなら、私指を鳴らしてしまうんです。5分おきに鳴らすみたいな。この話をしている段階でおかしいですよね、クセ者というか変わった癖ですね(笑)」と自身の癖についてのエピソードを披露。すると中村も「確かに(現場で)してたかも!」とうなずく。

続けて中村は、「この中で一番癖が強いのは向井理だと思いますね。ボケが分かりづらい(笑)」と言うと向井は、「それは倫也もだろ!」と反論し、仲睦まじいやりとりを見せた。さらに中村は「非常にクセ者ですね(笑)。挨拶の時もクールにカッコよくしてましたけど、この人本当は今ボケたいんだろうなと見ながら思ってましたと(笑)」と向井の意外な一面を明かした。

関水は、中村が1日中同じテンションだと言うエピソードを挙げ「朝から晩まで乱れることなく毎日穏やかで。それが凄くて、珍しいと思いました」と絶賛。それに対して中村は「渚ちゃんは緊張しいだもんね。俺、最近仕事現場もオフだと思ってるもん(笑)。人の目気にしないところがあるから、今年は人の目を気にするわ!」と宣言し関水は「そのままで大丈夫です!(笑)」とフォローした。

岩田は「克実さんがどの現場も30分前集合してると聞いて、そういう姿勢は素晴らしいと思いつつ少し変わってるなと思いました(笑)」と高橋についてのエピソードを話すと、高橋は「この前、現場で先発のスタッフより早く行ってしまって、やめてくださいと言われました(笑)」と最近のエピソードを披露し、中村は「スタッフも慌てるので、15分前くらいにしてもらって良いですか(笑)」とすかさずツッコミを入れた。

そして向井は、「僕はさっきいじられたんで倫也くんが変わっていると思いますよ。ふわっとしてるように見えて熱い一面がありまして、昨年久しぶりに舞台で共演した際に、千秋楽の最後の挨拶が終わった瞬間、30人くらいのキャスト全員と、潤んだ瞳で握手していて」と感動的なエピソードを披露すると、中村が「後半3行盛っていたね」とツッコミを入れ、またもや2人の仲の良さが垣間見れた。

続けて中尾は「強いて言うなら監督ですね。監督はわりと本番中でもゲラゲラ笑うんですよ。それがお芝居してる上で嬉しかったんですけど、でもあんなに笑ってたのに平気で「もう一本」と来る時もありました(笑)。なかなかそういう監督はいないので印象的でした」と語ると、篠原も「すごくゲラゲラ笑ってくださるので安心できるし、本当にいつも明るい現場でしたね」と共感し撮影現場での楽しい思い出を振り返った。

それに対して大九監督は、「本番中は笑わないようにしていて、でもその中でも笑ってしまったらOKを出すようにしているのですが、あれ、笑っているのにもう一本の時ありましたか?(笑)。きっとその向こう側が見たくなったんでしょうね」とコメントした。

【画像】映画『ウェディング・ハイ』大久明子監督

さらに、高橋も監督について「監督は芸人愛がすごかったですね。中尾くんのシーンに空気階段が出ていて、個人的にめちゃ面白かったですね。あそこは監督の愛が溢れてましたね」と語った。

主演の篠原よりこれから映画を観る方へメッセージ

最後に、篠原よりこれから映画をご覧になる方へ「1人1人が主役のような贅沢な作りとなっているかと思います。本当に笑える作品なので、何も考えずに観ていただき、とにかくゲラゲラ笑って劇場をあとにしていただければと思います。楽しんでいってください。ありがとうございました」というメッセージが贈られた。

そして、MCからの「ウェディング・ハイ!」という掛け声に合わせ、特大クラッカーが発射!!豪華キャスト陣の仲の良さや、終始笑いに包まれた作品にふさわしい華やかなイベントは幕を閉じた。

【写真】映画『ウェディング・ハイ』完成披露試写会 舞台挨拶 (篠原涼子、中村倫也、関水渚、岩田剛典、中尾明慶、 向井理、高橋克実、大九明子監督)

イベント情報

映画『ウェディング・ハイ』完成披露試写会

■開催日: 2022年1月18日(火)
■会場: 丸の内ピカデリー1
■出演者: 篠原涼子、中村倫也、関水渚、岩田剛典、中尾明慶、 向井理、高橋克実、大九明子監督

【写真】映画『ウェディング・ハイ』完成披露試写会 舞台挨拶 (篠原涼子、中村倫也、関水渚、岩田剛典、中尾明慶、 向井理、高橋克実、大九明子監督)

映画『ウェディング・ハイ』予告篇🎞

映画作品情報

【画像】映画『ウェディング・ハイ』ポスタービジュアル

《ストーリー》

結婚式、それは新郎新婦にとって人生最大のイベント!ウェディングプランナーの中越(篠原涼子)に支えられ、新郎・彰人(中村倫也)と新婦・遥(関水渚)のカップルも幸せな式を迎える、はずだった・・・。

しかし、スピーチに人生を懸ける上司・財津(高橋克実)をはじめ、クセ者参列者たちの熱すぎる思いが大暴走!式はとんでもない方向へ・・・!?

中越は披露宴スタッフと共に数々の問題を解決しようと奔走するが、さらに新婦の元カレ・裕也(岩田剛典)や、謎の男・澤田(向井理)も現れて・・・。

果たして絶対に「NO」と言わない敏腕プランナーは、全ての難題をクリアし、最高の結婚式を2人に贈ることが出来るのか――?

 
出演: 篠原涼子、中村倫也、関水渚、岩田剛典、向井理、高橋克実
 
監督: 大九明子
 
脚本: バカリズム
 
主題歌: 東京スカパラダイスオーケストラ「君にサチアレ」(cutting edge / JUSTA RECORD)
 
配給: 松竹 
 
© 2022「ウェディング・ハイ」製作委員会 
 
2022年3月12日(土) <大安吉日>ロードショー!
 
映画公式サイト
 
公式Twitter:@wedding_high
公式Instagram:@wedding_high
 

映画『ウェディング・ハイ』大九明子監督 インタビュー

この記事の著者

この著者の最新の記事

関連記事

カテゴリー

アーカイブ

YouTube Channel

Twitter

【バナー画像】日本アカデミー賞
ページ上部へ戻る