- 2022-6-7
- イベントレポート, ショートショートフィルムフェスティバル&アジア, セレモニー, レッドカーペット
SSFF & ASIA 2022 オープニングセレモニー
9つのアワード受賞作品を発表🏆
青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子ら初監督を務めたアクターズも登壇!
6月7日(火)、米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA 2022)のオープニングセレモニーがCUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)にて開催された。
映画祭のテーマは「Meta Cinema」
代表の別所哲也がデジタル空間から登場!
24回目を迎える今年は、「Meta Cinema(メタ シネマ)~超える・見つける・始まる」をテーマに、世界約126の国と地域から集まった5,720本以上の中から、選りすぐりの約200作品を上映される。
映画祭代表の別所哲也は、映画祭テーマの「Meta Cinema」に合わせてメタバースを彷彿させるデジタル空間から会場のスクリーンに登場し、観客に向けて挨拶した。
「アクターズ・ショート・フィルム2」5作品がジャパン部門にノミネート
初めて監督を務めた千葉雄大は自身が考えたセリフ覚えに四苦八苦!?
「アクターズ・ショート・フィルム2」の全5作品がジャパン部門にノミネートされたことを記念し、今回初めて映画監督を務めた青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子がそろって登壇。それぞれ撮られる側の俳優でありながら、撮る側の監督にチャレンジし、面白かった点や苦労した点など、思い思いに作品について語った。
青柳は「悩んだりすることもありましたが、苦労した点はありません。作品の設定が設定だったので、主演の村上虹郎さんにはナーバスになりすぎないようにとお願いしました。僕にはもったいないくらい豪華なキャストに出演して頂いたので、良い部分を切り取れるように探し、努力しました」と、監督らしくコメント。
玉城は自身の作品について「今回は脚本も書かせていただいたのですが、書き溜めていたストーリーからチョイスしました。コロナ禍真っ只中ということもあり、人と人の繋がりやコミュニケーションに対して、すごく疲れているのと同時にすごく欲している、というような自分の中の感情が色々なものの挟間にあるという、こういう気持ちを誰かに聞いて貰えたら良いのか、と自身
へのカウンセリングのように書きました。そのため、大人数ではなく一人と一人、シンプルなコミュニケーションに戻った時に何が生まれるのか、から着想を得ました」と語った。
主演として自身の作品に出演もこなした千葉は、「脚本も自分で書き、出演もしたのですが、誰が書いたのだろう、と思うくらいセリフを覚えるのが大変でした」と、コメントして会場の笑いを誘いました。さらに、『男女の友情』から着想し、観ている人がその二人に混ざっている、ドキュメンタリーのような会話の流れになれば良いと思ったので、アドリブより台本をしっかりしました」とコメント。
MCから現場で主演の役所広司に演出も含め監督としてどのような話をしたか、という質問を投げられた永山は、「僕は脚本を書いたつもりだったのですが、主演の役所さんからは『メモのようなもの…』と言われましたが、出演を承諾頂きました。セリフや細かいことを決めつけずに、現場で起こるものを撮りたかった」と語った。
前田は、「普段仲が良い柳英里紗さんと三浦貴大さんに出演してもらいました。女性同士の友情を描きたかったのですが、脚本家の根本宗子さんとは、それが女子でなくても良いと話し合った結果、三浦さんには女性役と言わずにオファーしたのですが、ステキな女性を演じて頂きました」と笑顔で答えた。
オープニングを飾る9つの賞が発表🏆
ショートフィルム制作プロジェクトも発表!
オープニングセレモニーでは、「アクターズ・ショート・フィルム2」のトークセッションだけでなく、グランプリが発表される6月20日(月)のアワードセレモニーに先駆けて9つの賞の発表及び表彰、映画祭と企業によるショートフィルム制作プロジェクトの発表も行われた。
映画祭のオープニングを飾ったのは、U-25プロジェクト、Shibuya Diversity Award、バイオジェン・アワード、第8回BOOKSHORTSアワード、ミュージカルショートフィルム企画コンペティション(アミューズ)、今年新設となるMILBON BEAUTY AWARD、地球を救え! 環境大臣賞・J-WAVEアワード、グローバルスポットライトアワードの9つの賞。
その中のU-25プロジェクトのプレゼンターとして登場した黒木瞳は、「まず田村監督、本当に受賞おめでとうございます。U-25ならではのスピード感、切ないけれどユーモラスな展開、どなたが観ても共感できる作品となっておりました」と大絶賛。
そして、MCから今年は監督としてご自身もジャパン部門にノミネートしていることを触れられると「数年前、ブランデッド部門に審査員も兼ねて参加しました。100本近い短編映画を拝見し、その魅力や奥深さをひしひしと学びました。今回の作品は、ジャパン部門に応募したい、という想いを胸に作りました。ノミネートし、上映させていだき、感謝で一杯です」と、はにかむような笑顔でコメントした。
また、株式会社アミューズとのミュージカルショートフィルム企画コンペティションの最優秀企画では、株式会社アミューズ 山内学執行役員とプレゼンターの柚希礼音が登壇。山内執行役員から20優秀企画として選出された「The Sweet Impulse」に関して、「HIPHOP、オルタナティブ、ポップス、ギター弾き語りなど、音楽の強さとストーリーのユーモアがかけ合わさり、この企画がどんな映像になるのか、と大変楽しみな企画でした」と選考理由をコメント。
柚希は、「ミュージカルは音楽がとても大切になってきますが、とてもおしゃれで。これがどのようにキャラクターの心情を表現していくのか、短いながら、とてもストーリーがしっかりしていました」と優秀企画について触れると共に「ミュージカルはお芝居と違い、さらに役の心情を歌や踊りで表現できる、という魅力がありながら、観ている方々に急に歌ったり踊ったりしている、と思われないように、創り手としては、ストーリの中で、とても気持ちが高ぶったり、その人がどう思っているなどを掘り下げるのに、その心情を謳ったり、踊ることで表現することを大切にしています」と、演者としての目線でミュージカルの魅力を語っていた。
[フォトコールスチール写真及び作品画像: オフィシャル提供]
フォトギャラリー📸
イベント情報
「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2022」 オープニングセレモニー■開催日: 2022年6月7日(火) |
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2022 概要■映画祭代表: 別所哲也
■フェスティバルアンバサダー: LiLiCo(映画コメンテーター)
■開催期間: 2022年6月7日(火)~6月20日(月)
※オンライン会場は4月28日(木)~6月30日(木) ■上映会場: オープニングセレモニー会場 LINE CUBE SHIBUYA、ユーロライブ、表参道ヒルズ スペース オー、TORQUE SPICE & HERB, TABLE & COURT、iTSCOM STUDIO & HALL、二子玉川ライズ、赤坂インターシティコンファレンス
※開催期間は各会場によって異なります。 ■料金: 会場上映:無料 ※一部有料イベントあり。
チケット販売のオンラインプラットフォーム「Peatix」にて事前申し込みいただけます。
※TORQUE SPICE & HERB,TABLE & COURT会場は一部を除きチケット予約不要
※当日の初回上映20分前から先着順に、その日に上映する各プログラムの当日券を配布 ※上映またはイベント開始の10分前から、整理券に記載されたグループ順で入場を開始 ■オフィシャルサイト: https://www.shortshorts.org/2022
■主催: ショートショート実行委員会 / ショートショート アジア実行委員会
※新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、時期または内容を変更する場合があります。
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