映画『十二人の死にたい子どもたち』
㊗大ヒット御礼舞台挨拶
新田真剣佑の〇〇〇はXXXのように美しい
「天地明察」、「マルドゥック・スクランブル」のベストセラー作家・冲方丁(うぶかた・とう)原作で、第156回直木賞にも候補作となり話題となった冲方自身初となる現代サスペンスの傑作「十二人の死にたい子どもたち」(文春文庫刊)を、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「SPEC」シリーズで数々の若手俳優を発掘し続けてきた堤幸彦監督が、高杉真宙、渕野右登、古川琴音、橋本環奈、新田真剣佑、黒島結菜、杉咲花、萩原利久、北村匠海、坂東龍汰、吉川愛、竹内愛紗という12人の若手俳優を起用し、実写映画化された。
1月25日(金)に公開されると、初週・金土日(1月25日~1月27日)の観客動員数は263,398人、興行収入は339,218,900円と大ヒットスタート。既に観客動員数は64万人を突破!興行収入も8億円超えと、10代の中高生~20代前半を中心に動員を伸ばし、大ヒット驀進中!SNS上 でも予想外の結末への反響や登場人物それぞれへの共感の声が続出するなど、盛り上がりをみせている。
そんな最中、公開から“12日目”にあたる映画タイトルにちなんだ記念日の2月5日(火)、東京・丸の内ピカデリー1で大ヒット御礼舞台挨拶を開催!“5日”ということもあり、5番・シンジロウ役を演じた新田真剣佑が公開後初めて観客の前に登壇した。
《イベントレポート》
上映後、“12個”の真っ赤な花輪が並べられたステージに新田が登壇すると、会場からは大きな歓声と拍手で迎えられた。
新田は「2月5日だから5番って訳ではないですよね。出れなかったからですよね?本当に失礼しました」と1月26日に行われた公開記念舞台挨拶をインフルエンザで欠席したことにをお詫びしていた。
また、インフルエンザで欠席した堤監督からメッセージが届き、「堤です!インフルで公開記念舞台挨拶を欠席した新田真剣佑くんのリベンジ舞台挨拶にインフル返しで欠席してしまい全く申し訳ない。私の場合はワクチンを接種していたせいか、熱もなく楽にのんびりしている。今もテレビを見ながら焼きそばを食べています。インフル監督、堤幸彦」とMCが代読した。
堤監督からのメッセージに“そんなに褒めないでくれよ…”
俳優・新田真剣佑の印象と魅力についても「真剣佑は現場でも“座長”風な時や、悩める性格俳優の時や、“お腹が痛ーい”とワガママ小僧の時など、まったくほって置けない愛すべきキャラクターでしたが、ラストのラストでものすごい“神演技”をぶちかました時は、スタジオ全員が驚愕し、言葉を失い、不覚にももらい泣きをしてしまいました。さっすが!やる時はやる役者ぞ!と大感動!作品にとてつもない大きな力を与えてくれました。感謝です!ありがとう!これを皮切りに、また、高いところを目指していきましょう!今日は頑張ってください!」と、堤監督からメッセージがMCにより代読された。
堤監督からのメッセージを受けた新田は「そんなに褒めないでくれよ…」とはにかんでいた。また撮影現場の様子を聞かれると「映画の内容とは違って、同世代で和気藹々とランチをしていました。そんな中、高杉真宙くんは不敵な笑みを浮かべていて、ご飯を食べている時も企んでいるように見えました」と振り返っていた。
新田真剣佑、〇〇〇ヘッド時のエピソードとは?
劇中で見事な“スキンヘッド”を披露した新田。スキンヘッド時のことを問われると「型取りで頭の部分だけ型を取ると言われ、いざ(印象材を)塗られると顔全部を塗られまして、暗いところと狭いところが苦手な僕を騙して、このスキンヘッドを作ったという裏話があります」とエピソードを披露し、会場を笑いで包んだ。
また、新田のスキンヘッドについて再び堤監督からメッセージが届き、「スキンヘッドの特殊メイクはいろんな作品で作りましたが、こんなにも美しく決まる頭はなかった。まるで“頭蓋骨の模型”のようだ。美しい、驚いた。是非美しい剃髪の頭が要求される三蔵法師の役に立候補したらいかがか?!自分でプロデュースして、監督はワシで(笑)、孫悟空は杉咲花ちゃん、沙悟浄は渕野くん、猪八戒は北村くんか。あとのみんなは悪代官とか村人とか馬とか岩とか役はたくさんあるぞ!その気になってきただろ!」とMCから代読され、メッセージを聞いた新田は三蔵法師役について「監督がやるというならやりますよ!」とコメントした。
共演者が“ずっと聞きたかったけれど聞けなかった質問”とは?
イベント中盤では、本日参加できなかったキャストから新田に対して“ずっと聞きたかったけれど聞けなかった質問”が届き、回答することに。
7番・アンリ役の杉咲は「朝から豚キムチラーメンを食べているところを目撃したり、毎日のようにピザを食べているという話を聞いたのですが、好きな食べ物はなんですか?(笑)」と質問。好きな食べ物については「肉!」と答えるも、豚キムチラーメンに関し、「朝から食べてたかな?僕だったのかな?」と戸惑う様子も見せたが、「撮影の時は舞台終わりで痩せていて、1週間くらいジャンキーなものは食べたいなと思っていたので、ピザはよく食べていました」と振り返った。
9番・ノブオ役の北村からは「僕との思い出で1番印象深い出来事を教えてください」との質問が届いた。北村からの質問を聞いた新田は「ドラマ『仰げば尊し』で出会い、二人でランチをするだけのために会って、ある日は匠海の家のベランダで夜空を見上げながらお酒を飲んで喋ったり、映画の撮影のときは毎晩自分の部屋で話をしていました」と仲睦まじい様子を明かした。
1番・サトシ役の高杉からは「コミュニケーション能力の向上を図りたいと思っているのですが、どうしたら新田さんの様に素晴らしく人と接することが可能でしょうか?」と質問された。新田は高杉の質問に対し「とりあえずハグから入ればいいんじゃない?」と話すも、「でも、(高杉に)初日にハグしたらおどおどしていたので無理かな…?」とコメントしていた。
最後に6番・メイコ役の黒島からは「台詞がとても多かったと思いますが、覚えるコツなどありますか?」と質問され、新田は「坂東龍汰と渕野くんと利久を家に呼び込むことです」と即答していた。
最後に新田真剣佑からメッセージ
最後に新田は「やっと『十二人の死にたい子どもたち』の舞台挨拶ができました。この映画を観て、人それぞれ思うことは違うと思います。希望や、人間とは何か、命の大切さを得られる映画だと思うので、より多くの方々にこの映画を観ていただきたいです。よかったら広めてください。今日はありがとうございました」と話し、舞台挨拶を締めくくった。
(※スチール写真: 一部オフィシャル提供)
イベント情報<映画『十二人の死にたい子どもたち』大ヒット御礼舞台挨拶>■開催日: 2019年2月5日(火) |
フォトギャラリー
映画作品情報
《ストーリー》ミッション:集団安楽死/場所:廃病院/参加者:12人の未成年/謎:13人目の死体 その日、12人の未成年たちが、安楽死を求め廃病院の密室に集まった。「みんなで死ねば、怖くないから」ところが、彼らはそこで13人目のまだ生あたたかい死体に遭遇。突然の出来事にはばまれる彼らの安楽死。あちこちに残る不自然な犯行の痕跡、次々起こる奇妙な出来事。彼らだけしか知らない計画のはず。まさかこの12人の中に殺人鬼が……?死体の謎と犯人をめぐり、疑心暗鬼の中ウソとダマしあいが交錯し、12人の死にたい理由が生々しくえぐられていく。全員、ヤバい。気が抜けない。いつ誰が殺人鬼と化すかもわからず、パニックは最高潮に。彼らは、安心して“死ねるのか”怯えながら“殺されるのか”監督堤幸彦(「SPEC」「イニシエーション・ラブ」)が仕掛ける、出口無しのノンストップ未体験・密室サスペンスゲームの幕が上がる。 |
原作: 冲方 丁「十二人の死にたい子どもたち」(文春文庫刊)
脚本: 倉持 裕
音楽: 小林うてな
主題歌: The Royal Concept「On Our Way」(ユニバーサル ミュージック)
企画・製作: 日本テレビ放送網
制作プロダクション: オフィスクレッシェンド
配給: ワーナー・ブラザース映画
十二人の死にたい子どもたち
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公式Twitter: @shinitai12movie