映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』公開直前イベントレポート
【写真】映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』公開直前イベント (三木孝浩監督、山﨑賢人、LiSA)

映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』公開直前イベント

LiSAが主題歌「サプライズ」をライブ披露🎤
圧巻の歌声を山﨑賢人が大絶賛!!

1956年にアメリカで発表されて以来、ハリウッド映画に多大な影響を与え、60年以上経つ今でも色褪せぬ伝説の小説「夏への扉」(著:ロバート・A・ハインライン)を映画化した『夏への扉 ーキミのいる未来へー』が6月25日(金)に公開される。

【画像】映画『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』メインカット

主演を務めるのは山﨑賢人。罠にはめられ、すべてを失いながらも、未来を変えるため30年の時を超える科学者・高倉宗一郎を演じる。共演には、孤独に生きてきた宗一郎が家族のように大切に想う恩人の娘・璃子役に清原果耶、30年後に目覚めた宗一郎の手助けをする人間にそっくりなロボット役には藤木直人。その他、夏菜眞島秀和浜野謙太田口トモロヲ高梨 臨原田泰造といった、多彩な顔ぶれが集結!メガホンを取ったのは『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016年)、『フォルトゥナの瞳』(2019年)の三木孝浩監督。さらに、主題歌はLiSAの書き下ろし楽曲「サプライズ」。登場人物の心に寄り添いながら、観る者との架け橋となる。

公開を翌週に控えた6月18日(金)、公開直前イベントが開催され、会場となった未来型ライブ劇場「harevutai」のステージに主演の山﨑賢人と三木孝浩監督が登壇。さらに主題歌を担当したLiSAも登場し、映画のために書き下した主題歌「サプライズ」を披露!イベントはオンラインで実施され、一足先に映画を観たファン達とオンラインでのトークセッションが繰り広げられた。

【写真】映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』公開直前イベント (三木孝浩監督、山﨑賢人、ファン25人)

山﨑賢人&三木孝浩監督
10年振りの再タッグ🎞

イベント会場に登場した山﨑と三木監督。公開直前にイベントが行えることに感謝を述べた。

三木監督とは初主演映画『管制塔』(2011年)以来10年振り。山﨑は10年前を「初めての映画だったんですけど、覚えているのは監督の優しい人柄と、北海道の寒さと、美味しいご飯です」と振り返る。「10年前は右も左も分からなかったんですけど、今回ご一緒して、監督としてのこだわりや、諦めずに撮り続ける姿勢などに気づけたので、大人になったなと感じました」と10年経った自身の成長を感じていた。

【写真】映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』公開直前イベント (山﨑賢人)

三木監督も「山﨑賢人には揺るがない強さがあるなと思っていて。良い意味で青臭いと言いますか、何事にもフレッシュに乗り込んでいくハートの強さを感じていました。10年振りに再会して、お芝居の経験値も上がっているんですけど、すごく柔軟に対応する良い意味の“青臭さ”を失わないでいてくれたのが嬉しかったです」と山﨑について語った。

【写真】映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』公開直前イベント (三木孝浩監督)

LiSA、圧巻の生歌唱🎤

LiSAが登場し、本作の主題歌「サプライズ」を生パフォーマンス。LiSAが映画を観て書き下ろした歌詞と背景を流れる映画のシーンが相まった、素敵なステージが配信された。袖で聴いていた山﨑と三木監督も大絶賛!山﨑は「曲を聞いた時に、映画の内容を思い出しました。僕が演じた宗一郎の目線や、清原果耶ちゃんが演じた璃子の目線にも感じ取れるような歌詞だったり、本当にすごかったです!」と力強いLiSAの歌声に感動していた。

【写真】映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』公開直前イベント (LiSA「サプライズ」歌唱)

三木監督は「サプライズという曲名が良いですよね。個人的にサプライズって単語の中にはポジティブなイメージが含まれていると思っているので、そのポジティブさが映画にもリンクしていて、エンドロールにピッタリな曲です。LiSAさんの歌のお陰で映画のスケールが何倍にも膨れ上がったと思います。ありがとうございます」と太鼓判を捺していた。

【写真】映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』公開直前イベント (三木孝浩監督)

過去は振り返らない男、山﨑賢人

オンラインで行われた本イベントは、会場のスクリーンにオンラインで繋がったファン25名が映し出され、本作についての感想や質問を受けていく。「もう一度味わいたい過去の感動した思い出を教えてください」という質問に対して三木監督は「学生の頃から映画が撮りたいとずっと思っていたので、初めての作品が劇場で公開された時、お客さんと一緒に観た後の客席の空気ですかね。別に言葉は発しなくても、共有した空気感をその場で味わえた時は本当に泣きました。もちろん毎作品お客さんと観るんですけど、最初の映画作った時は“ここにたどり着けてよかった”って思った瞬間だったので、思い出に残るタイミングでしたね」と回答。

【写真】映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』公開直前イベント (三木孝浩監督、山﨑賢人、LiSA、ファン25人)

LiSAは「ライブです。今は機会が少なくなりましたけど、私にとってライブという場が、みんなと思いっきり大好きな歌を歌ったり、踊ったりして、(応援してくれる方の)パワーが直接返ってくるので、またみんなと一緒に戻りたいなという気持ちがあります」と話す。

【写真】映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』公開直前イベント (LiSA)

一方なかなか話が出てこない山﨑は「感動した思い出はたくさんあるんですけど、感動するまでに過ごした時間があるから感動できるんだと思うんです。映画を撮っていてクランクアップを迎えた時に想いが溢れたりするので、これから撮る作品で、全力で挑んで、(クランクアップ時に)みんなで頑張ったねって感動したいですね。基本過去は振り返りません!」と言うと、三木監督から「嬉し泣きとかしたことないの?」と質問が。「嬉し泣きですか?……すぐ思い浮かばないです」と返答。以前から過去は振り返らないと話す山﨑。「今の連続で未来が作られていくので。今を最高だと思っていきたいなと思います」と名言も飛び出した。

【写真】映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』公開直前イベント (三木孝浩監督、山﨑賢人、LiSA、ファン25人)

イベントの最後に山﨑は「公開に向けて気合いが入りました。諦めないで進んでいくポジティブなパワーがもらえる作品です。友情や愛情、ラブストーリーにも注目していただいて、公開を楽しみにしていただきたいです」と挨拶しイベントは終了した。

【写真】映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』公開直前イベント (山﨑賢人)

[記者: 梅田 奈央 / スチール撮影: Cinema Art Online UK]
[LiSA歌唱シーンスチール写真: オフィシャル提供]

フォトギャラリー📸

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イベント情報

映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』公開直前イベント

■開催日: 2021年6月18日(金)
■会場: harevutai
■登壇者: 山﨑賢人、LiSA、三木孝浩監督
■MC: 奥浜レイラ

【写真】映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』公開直前イベント (三木孝浩監督、山﨑賢人、LiSA)

LiSA 主題歌「サプライズ」ミュージックビデオ 

映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』
ORINGINAL SOUNDTRACK 発売決定!

【画像】映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』 ORINGINAL SOUNDTRACK ジャケット

2021年6月公開の映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』のオリジナルサウンドトラックの発売が決定!音楽はアニメ「僕のヒーローアカデミア」、映画『フォルトゥナの瞳』などの林ゆうきが担当し、全30曲が収録予定されている。

★詳細は下記サイトを参照。

映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』予告篇🎞

映画作品情報

【画像】映画『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』ポスタービジュアル

《ストーリー》

将来を期待される科学者の高倉宗一郎は、亡き養父である松下の会社で研究に没頭していた。早くに両親を亡くしずっと孤独だった宗一郎は、自分を慕ってくれる松下の娘・璃子と愛猫ピートを、家族のように大事に思っていた。しかし、研究の完成を目前に控えながら、宗一郎は罠にはめられ、冷凍睡眠させられてしまう。目を覚ますと、そこは30年後の2025年の東京、宗一郎は研究も財産も失い、璃子は謎の死を遂げていたー失って初めて、璃子が自分にとってかけがえのない存在だったと気づく宗一郎。人間にそっくりなロボットの力を借り、30年の間に起こったことを調べ始めた宗一郎は、ある物理学者にたどり着く。驚きの事実を知った宗一郎は、再び1995年へと時を超える。ただ、璃子を救うために―—

 
出演: 山﨑賢人、清原果耶、夏菜、眞島秀和、浜野謙太、田口トモロヲ、高梨 臨、原田泰造、藤木直人
 
監督: 三木孝浩
脚本: 菅野友恵
音楽:林ゆうき
 
原作: 「夏への扉」ロバート・A・ハインライン(著)/福島正実(訳)(ハヤカワ文庫刊)
 
配給: 東宝、アニプレックス
 
© 2021 映画「夏への扉」製作委員会
 
2021年6月25日(金) 全国ロードショー!
 
映画公式サイト
 
公式Twitter: @natsu_doormovie
公式Instagram:@natsu_doormovie
 

映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』公開記念イベントレポート

映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』公開初日舞台挨拶レポート

この記事の著者

梅田 奈央シネマレポーター/ライター

様々な人々の想いによって創られる映画。限られた時間の中に綿密に練られた構想。伝えたいメッセージ。無限大の可能性と創り手の熱量に魅了され、作品やそこに込められた想いをたくさんの人に知って貰いたいと活動を開始。インタビューや舞台挨拶などのイベントに至るまで、様々な角度から作品の魅力を発信している。

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