ドラマ&映画『マイホームヒーロ―』制作発表イベント
佐々木蔵之介×高橋恭平がバディに!?
娘のために人を殺した父の罪は、いつ消えるのか?
―― 娘よ、君の彼氏を殺しました ――
誠実に生きてきたサラリーマン鳥栖哲雄が、一人娘の零花を守るために娘の彼氏を殺してしまうことからストーリーは始まる。ごく普通のお父さから一転、残忍な病み社会の半グレ組織と対峙していく彼は、犯罪者なのか、ヒーローなのか?
2017年より「ヤングマガジン」にて大人気連載中、22巻まで発売中の単行本は累計360万部を突破し、2023年4月にアニメ化も果たした『マイホームヒーロー』がTVドラマ化!10月24日(火)よりMBS/TBSドラマイズム枠にて放送が始まり、2024年春には映画化されることも発表!
10月17日(火)、ドラマ&映画の制作発表イベントが有楽町朝日ホールで行われ、主演の佐々木蔵之介、メインキャストの高橋恭平(なにわ男子)、齋藤飛鳥、木村多江が登壇した。
疾走感溢れるドラマ1話・2話を鑑賞した直後、主要キャスト4名が登場!
会場には、大迫力のスクリーンでドラマの1話と2話を鑑賞した350名以上の観客たち。4名のキャストたちは割れんばかりの拍手の中、舞台へと上がった。
先立って挨拶をしたのは、鳥栖哲雄を演じた主演の佐々木。名乗った瞬間に歓声が上がり、会場のボルテージは最高潮!「今日はこんな感じですか!嬉しいです!」と喜びを溢れさせた。
「テレビドラマの試写会を、このような劇場で、お客様とこんなに近い距離でできるとは…正直ドキドキしていましたが、この歓迎を受けて嬉しく思っています」と、ドラマ・映画合わせて3カ月あまりというスピード感で駆け抜けた作品への達成感を滲ませていた。
次なる出演者の名前も、MCに呼ばれるたびに大きなリアクションが生まれ、会場の雰囲気が一体化。一人娘の零花を演じた齋藤は「舞台挨拶って厳かな雰囲気の中で行われるのかと思ったら…楽しい挨拶の場になりそうで楽しみです!」と語った。
「殺人の後処理を料理のように淡々と」衝撃的なシーンに潜む、淡い不安
一見どこにでもいそうな家族が、犯罪組織との命をかけた戦いに挑む…。原作・アニメ共に根強い人気を誇る本作品への出演について、佐々木はオファーを受けた時のことをこう振り返る。「はっきり言って僕が演じた鳥栖哲雄は犯罪者なんですけど、タイトルは『マイホームヒーロー』であるというギャップに、まずやられまして。彼は、娘の彼氏を殺した後に、淡々と料理のレシピのように死体を処理していくんですよ。その絶妙なリアリティをいかに出せるかというところで面白みを感じ、これ以上役者冥利に尽きることはないと思いました。撮影期間中、幸せでした」と感無量な表情を見せた。
今回“半グレ”という役を担った高橋は、「原作を読んでいたので、めちゃくちゃ嬉しかったです。半グレのキレ者という役は初めてですが、挑戦してみたかったので、楽しみながら演じさせてもらいました」。
一方齋藤は、オファーに対して信頼するスタッフさんから『絶対にやった方がいい』と後押しを受けたとのこと。「信頼する方に背中を押してもらえるのは光栄でした」と語った。
オファーに対して最初は不安を感じていたという母・歌仙役の木村。「原作があるものはイメージを壊してはいけないと思って不安だったのですが、こうして仕上がってみると、いい感じに似てるんじゃないですか…?」と観客へ質問。あたたかな拍手で評価を受け取ると、「ボブで眼鏡をかける役というと、過去に芸人の阿佐ヶ谷姉妹さんの役を演じたことがありまして…ちょっと差をつけないとなと、カットラインを変えたり工夫しました(笑)」と会場の笑いを誘った。
9割ピンチ!なストーリー
佐々木の唯一の癒しは、齋藤演じる零花とのシーンだった
3カ月での撮影について、演じ終えての感想を聞かれた佐々木。「このドラマは、毎話9割はピンチなんですよね(笑)。常に頭はフル回転・体も動かしながらの日々で、隣にいる人(高橋を指差して)に殴られたり蹴られたりしながら撮影してたんですけど…(笑)。哲雄に愛着が沸いて、終わるのが寂しかったです」と答えた。
一方、『半グレ』に初挑戦した高橋は、「主演の皆様や半グレ組織の出演者など、ハンサムな方々が大勢いる中で、頭の回転の速さ・底知れぬ怖さを出すことを意識して、頑張りました」と発言。アクションシーンにも挑戦した高橋はその難しさを語り、佐々木が「ダンスできるから最初から反射神経よかったよね?」と質問すると、「相手にバッと襲いかかって物を取るときに、ターンがダンスみたいになっちゃって…(笑)」と苦戦したことを告白。これから始まるドラマでは、ぜひアクションシーンにも注目してほしい。
一方で、齋藤の出演シーンは数少ない「ほっこり」タイム。「蔵之介さんと多江さんの夫婦役にぴったりすぎて、お二人の娘として安心して現場に入れました」と振り返る。佐々木にとっても、「9割ピリピリしてて残り1割が娘とのシーン。ほっこり具合がよかったですね(笑)」と語った。
そんな中でも特に注目してほしいシーンは、零花が哲雄のためにピアノを弾くシーン。「あのピアノのシーンは、飛鳥ちゃんが全部自分で弾いたんです」と、本物の父親かのような優しいトーンでコメント。ドラマ中では哲雄が涙目になるシーンだが、佐々木本人も本当に感動したシーンだったという。
息が合わないバディ、公式SNSに全力告知動画を投稿!
イベントの後半では、ドラマの中で「バディ」となった「サラリーマン&半グレ」VS「鳥栖親子」による3番勝負が行われた。
負けたチームの罰ゲームは、全力での番組告知動画の撮影。出演者同士の雰囲気の良さが伝わる掛け合いを見せつつも、罰ゲームを回避すべく白熱した。
Q1. それぞれのバディでお気に入りのシーンは?
ものすごく細かいシーンを指定したのが佐々木。「バディを組んだ最初のシーンをワンカットで撮ってOKになったのが印象的だったんですよね」。高橋は「僕は、哲雄と肩を組むシーンです。上下の関係ではなく、対等になった気がして、印象に残っています」。一方鳥栖母娘の二人は齋藤演じる零花の行動を歌仙が止めにいくシーンと答え、1ポイント獲得!木村は「私は家の中でのシーンが多かったので、推しの飛鳥ちゃんとロケをするのが嬉しくって。歌仙は、哲雄のピンチを何気なくサポートしてピンチをすり抜けていく、ちょっとヒーローみがあって楽しかったです」と答えた。
Q2.「焼肉弁当・中華弁当・幕の内弁当」テンションの上がるお弁当は次のうちどれ?
第二問は、佐々木と高橋が焼肉弁当で一致!一方鳥栖親子は木村が焼肉弁当、齋藤が幕の内弁当を選び不一致に。一対一、勝負は最終問題に持ち越された。
Q3. 撮影中、お互いの絆が深まったなと感じた出来事は?
佐々木は、「高橋はフルーツ大福、僕はどら焼き、お互いの差し入れを美味しく食べたこと」。一方高橋は「サウナ熱弁をしたこと」。齋藤は「合間のおしゃべり」、木村は「はじめましての挨拶」と、なんと、両バディ不一致!と、思いきや、鳥栖親子は大きく考えると一致とのことで、罰ゲームは佐々木&高橋に。全力告知の様子はぜひ、公式SNSで!
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哲雄の罪は赦されるのか!?
鍵を握る映画は2024年3月8日(金)に公開!
ドラマ公開前に映画化も決定、さらには撮影も終了しているという、珍しい形でのお披露目となった『マイホームヒーロー』。映画公開の日程が解禁されたものの、現時点で確定している出演者は“佐々木のみ”とのこと。これ以上はネタバレになってしまうとのことだが、3名の出演者からは「僕も出たい!」「私も、ちょっとなら出たい(笑)」との声が上がっていた。
娘のために人殺しを犯した父親は、犯罪者か?はたまた、ヒーローか?
イベント終焉に際し、佐々木が締めくくりの挨拶を行った。
「ドラマは全10話。その続きが映画になります。家族のためとはいえ、哲雄はいつかすべて報われる日が来るのだろうか?という葛藤と歩み続けます。それが、映画の大きなテーマです。最高の原作を最高の形で映像化したいと、キャスト・スタッフ一同知恵を絞って撮影をしてきました。今日皆さまに1・2話を観ていただき、背中を推していただいて嬉しく思います。彼の罪は許される日が来るのだろうか、年を跨いで2024年の3月に答えを出そうとしています。このまま来年3月まで、鳥栖家並びに半グレを、見守ってください」。
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イベント情報
ドラマ&映画『マイホームヒーロ―』制作発表イベント■開催日: 2023年10月17日(火) |
ドラマ&映画作品情報
ドラマイズム「マイホームヒーロー」
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制作プロダクション: TBSスパークル、C&Iエンタテインメント
製作: ドラマ「マイホームヒーロー」製作委員会・MBS
配給: ワーナー・ブラザース
2023年10月24日(火)よりMBS /TBS系列28局で全国放送!
「映画 マイホームヒーロー」2024年3月8日(金) 全国公開!
ドラマ公式サイト: https://www.mbs.jp/mhh_drama/