映画『L♡DKひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』大ヒット記念舞台挨拶レポート
【写真】映画『L♡DKひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』大ヒット記念舞台挨拶 (横浜流星、上白石萌音、杉野遥亮、川村泰祐監督)

映画『L♡DKひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』

㊗大ヒット記念舞台挨拶

「挑戦して良かった」監督からのサプライズに上白石涙

コミックス累計発行部数は1,088万部を突破し、愛され続ける超人気少女コ ミック「L♡DK」(講談社「別冊フレンド」刊) 。2014 年に実写映画化され、劇中に登場する「壁ドン」がその年の ユーキャン新語・流行語大賞トップ10に選ばれるほど社会的な現象を巻き起こした。

そんな「L♡DK」がフレッシュな新キャストたちによって再映画化、ドキドキの三角関係になってパワーアップして 帰ってくる『L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』が 3 月21日(木)より全国で大ヒット公開中!

【画像】映画『L♡DKひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』メインカット

4月2日(火)、大ヒットを記念して新宿バルト9で舞台挨拶が行われ、上白石萌音、杉野遥亮、横浜流星のメインキャスト3人が登壇!それぞれにとって思い入れの強い作品であり、大きな「節目」となった『L♡DK』についての想いをフリップトークで熱く語りあった。

イベントレポート

今日のために用意された特製うちわや応援グッズを手にした観客の前にメインキャストの上白石萌音、杉野遥亮、横浜流星、そして川村泰祐監督が登場すると、会場から歓声が上がった。

「この舞台挨拶が最後の活動になると思うと寂しいです」と悲しげな表情を見せる上白石に横浜が「泣くなよ」とイベント開始早々に胸きゅん台詞!会場から黄色い声が上がると、「すぐ(客席が)キャーってなる(笑)。もう泣く暇もないです(笑)」と横浜は笑顔で返した。

【写真】映画『L♡DKひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』大ヒット記念舞台挨拶 (横浜流星、上白石萌音、杉野遥亮)

『L♡DK』は老若男女に愛される作品に!

公開から約2週間が経過し、周りからの反応について杉野は「この映画を自分が観ていいのかと思っている僕のお母さん世代の方をお見かけしたのですが、気にせずに楽しんでいただければいいなとこの場を借りて言わせていただきます」とコメントすると、MCから「お母さん世代も“キュンキュン”させる自信はもちろんありますよね?」と聞かれると「ええ」とドヤ顔。それについて横浜が「今日は何キャラなの?」とツッコミ。杉野は自身のキャラクターが迷子になっていることを告白し、会場は笑いに包まれた。

【写真】映画『L♡DKひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』大ヒット記念舞台挨拶 (杉野遥亮)

また、横浜も「少女漫画原作の実写映画なので若い子が多く観てくれていますが、アラサーもアラフォーもアラフィフも……」と言葉を紡いでいると客席から「アラ還も居るよ」との声が!横浜は嬉しそうに「本当に?!」と笑顔で反応。多くの世代に観てもらえていることに感謝を述べた。

【写真】映画『L♡DKひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』大ヒット記念舞台挨拶 (横浜流星)

わたしにとって『L♡DK』は……

事前に用意されたフリップに「わたしにとって『L♡DK』は」というお題に対する答えを書いていた4人。

川村監督は、お客さんの映画に対する愛、スタッフの前作から今作に向かって如何に『L♡DK』という作品を良くしようか、面白くしようかという努力や3人の演技も含めて愛情を込めてこの映画を作ってくれたみんなの愛が形になったということで『愛』。

【写真】映画『L♡DKひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』大ヒット記念舞台挨拶 「わたしにとってのL♡DK」(川村泰祐監督『愛』)

横浜は、自身の中で今までに無いほどの周囲を掻き乱す玲苑というキャラクターを演じた事で役の幅が広がった事を実感出来たという想いで『可能性が広がった』。

【写真】映画『L♡DKひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』大ヒット記念舞台挨拶 (横浜流星『可能性が広がった』)

杉野は、まだまだ新人の自分が柊聖役に決まり、何で僕?と疑問を抱いていたが、その点があったからこそ走る事が出来、久我山柊聖というフィルターを通して見れた世界は今後の長い人生の中で振り返った時にちゃんと帰れる点だったなと、自分の財産になると感じ『振り返ると在る帰点』。

【写真】映画『L♡DKひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』大ヒット記念舞台挨拶 (杉野遥亮『振り返ると在る帰点』)

上白石は、富士山の頂のような、雲の上の存在で、自分から見たら遠く思えた葵という役を経験した撮影期間がまるで登山の様な日々だったことから『富士山』と表現した。

【写真】映画『L♡DKひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』大ヒット記念舞台挨拶 (上白石萌音『富士山』)

上白石のフリップには4人の姿も。川村監督は自分の姿も描かれていることに喜んでいた。

【写真】映画『L♡DKひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』大ヒット記念舞台挨拶 「わたしにとってのL♡DK」(横浜流星、上白石萌音、杉野遥亮、川村泰祐監督)

サプライズに杉野の反応が……!

MCから監督によるサプライズが告げられると杉野は、「実はあるかも知れない」と期待していたことを告白!!なんと上白石も期待していたようで会場は笑いに包まれた。

川村監督からキャスト3人にそれぞれ表彰状が手渡され、メッセージが贈られた。上白石はそれを聞いて、目に涙を浮かべながら本当に『L♡DK』に関われたこと、葵を演じられたこと、映画に携わったすべてに感謝の気持ちを表した。

【写真】映画『L♡DKひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』大ヒット記念舞台挨拶 (上白石萌音(涙))

最後に観客とのフォトセッションを行い、イベントは終了した。

[スチール撮影: Cinema Art Online UK / 記者: 梅田 奈央]

イベント情報

映画『L♡DKひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』
大ヒット記念舞台挨拶

■開催日: 2019年4月2日(火)
■会場: 新宿バルト9 スクリーン9
■登壇者: 上白石萌音、杉野遥亮、横浜流星、川村泰祐監督
■MC: 荘口彰久

【写真】映画『L♡DKひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』大ヒット記念舞台挨拶 (観客と一緒に自撮り)

映画『L♡DKひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』予告篇

映画作品情報

【画像】映画『L♡DKひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』ポスタービジュアル

《ストーリー》

高校3年生の西森葵(上白石萌音)には、学校のみんなには言えないある秘密があった。それは学校一のイケメン・久我山柊聖(杉野遥亮)とナイショで付き合って、さらに は同居をしていること。葵が柊聖の家で起こしてしまったボヤ騒ぎで、部屋をダメにしてしまい、柊聖はなんと葵の家で暮らすことに!最初はからかったり、ちょっかいばかり かけてくる嫌なやつ。と思っていたけど、次第に惹かれあい、ついにふたりは付き合うことに!恋人同士になり、ふたりの同居生活もますますラブラブに・・・!と思っていた ら、柊聖のいとこ・久我山玲苑(横浜流星)が突然アメリカからやってきた!同居の秘密を必死に隠そうとするもあっさり秘密はバレてしまい、葵と柊聖のふたりを引き離そう とする玲苑とまさかの3人同居がスタート!?

 
出演: 上白石萌音、杉野遥亮、横浜流星、高月彩良、堀家一希、町田啓太
 
原作: 渡辺あゆ(『L・DK』講談社「別冊フレンド」刊)
 
監督: 川村泰祐
脚本: 江頭美智留
音楽: 遠藤浩二
エグゼクティブプロデューサー: 柳迫成彦、前田章利
企画プロデュース: 木村元子
プロデューサー: 遠藤祐磨、吉良俊一郎、中林千賀子
撮影: 北山善弘
照明: 長谷川誠
録音: 原川慎平
美術: 五辻圭
助監督: 吉田和弘
ラインプロデューサー: 鶴賀谷公彦
製作:「2019 L・DK」製作委員会
配給: 東映
© L♡DKひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。
 

大ヒット同居中!

映画公式サイト
 
公式Twitter: @loveldk
公式Instagram: @loveldk_0321
公式ハッシュタグ: #LDK  #ドンしてキュンするLDK
 

映画『L♡DKひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』公開初日舞台挨拶レポート

この記事の著者

梅田 奈央シネマレポーター/ライター

様々な人々の想いによって創られる映画。限られた時間の中に綿密に練られた構想。伝えたいメッセージ。無限大の可能性と創り手の熱量に魅了され、作品やそこに込められた想いをたくさんの人に知って貰いたいと活動を開始。インタビューや舞台挨拶などのイベントに至るまで、様々な角度から作品の魅力を発信している。

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