映画『DUNE/デューン 砂の惑星』公開直前イベント
豪華吹き替え版キャストが登壇!
内田真礼「収録中も“砂の世界の中にいる”感覚」
西暦10190年。“未来が視える”能力を有するアトレイデス家の後継者、ポールは宇宙帝国の皇帝の命を受け、“その惑星を制する者が全宇宙を制する”と言われる、過酷な“砂の惑星デューン”を統治すべく旅立つ。しかしそれは皇帝と宿敵ハルコンネン家が仕組んだ陰謀だった!父を殺されたポールは、巨大なサンドワームが襲い来るその星で全宇宙のため宿敵との壮絶な戦いに挑む‼︎
”究極の映画体験”「Filmed For IMAX®」世界初認定作品!ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による2021年最大の超大作、映画『DUNE/デューン 砂の惑星』(原題:Dune)がついに10月15日(金)より公開される。
それに先駆けて、10月14日(木)に公開直前イベントがスペースFS汐留で開催され、『DUNE』日本語吹き替え版で主人公ポール役を務めた入野自由、ポールの母親役レディ・ジェシカ役の 皆川純子、アトレイデス家当主でポールの父親レト・アトレイデス伯爵役の森川智之、アトレイデス家腹心ダンカン・アイダホ役の安元洋貴、そして本作のヒロインとなるチャニ役の内田真礼ら豪華声優陣が登壇!出演しての感想や本作の推しポイントなどを語った。さらに、“お題に対し回答を一致させられるか!?意思疎通ゲーム”にも挑戦するなど、翌日に迫った映画公開を大いに盛り上げた。
劇吹き替えキャストも感じた今作の偉大さ
入野「一度観ただけでは理解できない奥深さがある作品」
本作の原作は『スター・ウォーズ』シリーズや『風の谷のナウシカ』(1984年)、『アバター』(2009年)など数多くの作品に今も影響を与え続けている、“SFの始祖”とも言われる伝説の小説。
大作の日本語吹き替えを担当した気持ちを聞かれると、入野は「勉強不足ではあるんですけど、今回初めてこの作品を知りまして。知れば知るほど奥が深くて、多分一度観ただけでは全て理解することはできないというところで、この先も何度も観ていきたい作品です」とコメント。
続いて皆川は「『デューン/砂の惑星』といえばSF好きの方にとっては有名すぎる作品で、1聞いたら熱いテンションで10返ってくるような作品で。ご縁があって約20年前ドラマ版の吹き替えでイルーラン姫という役をやらせていただいたこともあったのですが、今回お話をいただいて『レディ・ジェシカ役だ!』とすごく光栄でした」と興奮気味に語った。
さらに森川も「やっぱり僕自身も大好きな作品なので、この歳になって作品に吹き替えで出演できたというのがすごく嬉しいですね。若い頃にというよりも、50歳過ぎた今お父さん役で出られるというのがすごく感慨深いというか、光栄でした。良い役ですからね〜!頑張りました!」と舞台を笑わせつつも、出演できたことへの喜びを語った。
安元は「僕は俗に言うオタクでございまして。ゲームが好きなんですけども砂にまつわるものの、作られた方のバックボーンに『デューン/砂の惑星』があるのはめちゃくちゃな数あるんですよ。モンスター1つ取っても『これはあれからだな』というのが山ほどあって」と自分の趣味と本作との繋がりに触れ、「なのでもちろん本作のことは知っていましたが、まさか2021年になってもう1回触れることになるとは思ってもいませんでした。関わることができて、貴重な経験をさせていただいて本当に幸せです。オタクってすぐ色んなことを喋ってしまうので、全部喋ってしまいそうで、今すごく我慢しています(笑)」」とファンとしての本音をこぼした。
最後に内田は「本当にここで描かれるのはほんの一部であって、原作がすごく大作なんですよね。どうやって理解をしたらいいかという方法として、“瞬間に向き合う”ということがあったんですけど、そのくらい大きな世界で。収録していても“砂の世界の中にいる”というのがとても感じられる、早く観てほしいなと思う作品です」偉大な作品に携わることの難しさをこぼしつつ、これから映画を観る人々に向けたメッセージを送った。
親子の絆はキャストたちにも共通!?
登壇者全員が作品の“エモさ”を語る!!
劇中でも関係の深い役柄のキャストが集結したことにちなみ、登壇者全員で出題されたお題に一斉に回答し、答えを揃えられるのかを試す“意思疎通ゲーム”が行われた。
「『DUNE/デューン 砂の惑星』のエモいポイントと言えば?」というお題には、「難しすぎない!?」とキャスト全員がツッコミ。
親子役の入野、皆川、森川の3人はそれぞれ「ティモシー・シャラメ(ポール)」「ポールの美しさ」「ポールのクチビル」と主人公ポール役のティモシー・シャラメにまつわる回答をした。
一方、内田は「世界広し!」と天然回答!内田が「『DUNE/デューン』の世界はまだまだ広がるよってことです!」と挽回する中で、安元が自身の回答である「覚悟」という言葉を使って、「“ポール”をはじめとするそれぞれのキャラクターが“美しい覚悟”を見せるんですよ。その“覚悟”を“クチビル”から言うんです。“広い世界”で!」と全員の回答をやや強引にまとめてみせた。
入野自由からのメッセージ
そして、公開を祝して全員でくす玉割り?
最後に登壇者を代表して、入野が映画公開への想いを語った。
「是非劇場で観ていただきたいです。劇場で観ていただいてこそ、この作品の良さだったり、エモさとか全てが体感できると思います。IMAX®で観ていただけたりすると、特に本気度が伝わるのではないかと思います。劇場に足を運んでいただけると嬉しいです」
その後、登壇者全員で公開を祝してくす玉割りが行われ、イベントは終了した。
映画『DUNE/デューン 砂の惑星』は10月15日(木)についに公開を迎える。吹き替え版キャストも圧倒されたという本作の世界観と映像美、そして物語の壮大さに注目だ。
[スチール撮影・記者: 來住 果林 / 編集: 美坂 英里]
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イベント情報
映画『DUNE/デューン 砂の惑星』公開直前イベント
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映画『DUNE/デューン 砂の惑星』予告篇🎞
映画作品情報
《ストーリー》全宇宙から命を狙われる、たった一人の青年、ポール・アトレイデス。彼には“未来が視える”能力があった。宇宙帝国の皇帝からの命令で一族と共に、その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる、過酷な<砂の惑星デューン>へと移住するが、実はそれはワナだった!アトレイデス家と宇宙支配を狙う宿敵ハルコンネン家の壮絶な戦いが勃発。父を殺され、巨大なサンドワームが襲い来るその星で、ポールは全宇宙のために立ち上がるのだが… |