映画『大怪獣のあとしまつ』
ウルトラプレミアイベント
山田涼介、土屋太鳳ら豪華キャスト陣が登壇‼︎
大怪獣が“焼肉”に!?山田が提案する“あとしまつ”とは?
暴れ狂う大怪獣に、逃げ惑う人々。突如、ヒーローが現れて世界を救う――。
それは、子供の頃に誰もが憧れた、特撮映画でお決まりの展開。しかし、倒された怪獣の死体処理は、果たしてどうなっていたのか…?そんな「誰もが知る“巨大怪獣”の、誰も知らない“死んだ後”の物語」を史上初めて描いた、映画『大怪獣のあとしまつ』が、2月4日(金)より全国公開される。
主演にはHey! Say! JUMPの山田涼介、ヒロインに土屋太鳳を迎え、監督・脚本を「時効警察」シリーズなどで知られる三木聡が務める。さらに特撮監督に「仮面ライダー」シリーズの佛田洋、怪獣造形を手掛けたのは「平成ゴジラ」シリーズや「ウルトラマン」シリーズなどで知られる若狭新一。今まで誰も見たことのない“空想特撮エンターテイメント”にふさわしい最強タッグが実現した。
映画の完成を祝して、1月9日(日)にウルトラプレミアイベントが丸の内ピカデリー1で開催され、上映前の舞台挨拶に主演の山田涼介、ヒロインの土屋太鳳をはじめ、濱田岳、オダギリジョー、西田敏行ら豪華俳優陣、そして三木聡監督が集結!丸の内ピカデリーに新設された三面スクリーン全面に青空が広がり、舞台上には破壊された街並みのジオラマセットに6m級の巨大な大怪獣の死体が横たわるなど、映画の世界観を完全再現したステージでトークを展開した。
コロナの影響で完成まで約2年
土屋は「時代のヒーローとなる作品」とアピール
イベントの冒頭の登壇者挨拶では、首相直属の戦闘部隊である“特務隊”の隊員で、大怪獣のあとしまつを命じられた帯刀アラタ役の山田が「この作品はコロナの影響もあり、完成まで約2年かかりました。2022年の新年早々皆様にお届けできることを嬉しく思います」と映画完成への感慨深さを語った。続いて、運命に翻弄される環境大臣秘書官、雨音ユキノ役の土屋は「撮影開始から約2年。本当に厳しい状況を乗り越え、復活し完成したこの作品はまさに時代のヒーローとなる作品になると感じています」とアピールした。
“大怪獣の死体”をどうあとしまつする?
怪獣の上でHey! Say! JUMPのパフォーマンスは無理?
劇中では、首相直属の戦闘部隊である“特務隊”や政府の要人の立場からそれぞれ“大怪獣「希望」”の死体のあとしまつに奮闘する姿が描かれている。それにちなみ、“大怪獣の死体を自分だったら、どうあとしまつするのか?”というテーマでトークを展開。俳優陣から意見を募った。
山田は「日本全国から人を集めて、怪獣の肉で焼肉ですかね」とまさかの食べることを提案。理由として、「片付けるのは無理だと思うんですよ。みんなでちょっとずつ切って、『この部位美味しいね』なんて話し合いながら焼肉ができたらいいなと思います」と語った。
劇中、山田演じる特務隊員の帯刀アラタが怪獣の上に乗っているシーンにちなみ、MCの青木アナウンサーが、Hey! Say! JUMPのメンバーが怪獣の上でパフォーマンスをすることを提案すると会場のファンから笑いが起きた。山田は「青木さんを司会にしたのは間違いじゃないですか?」とツッコミながらも「足元が不安定なので踊るのは難しいかもしれません」と真面目に回答した。
土屋は光の巨人を召喚して“あとしまつ”をお任せ!
西田と山田が似た意見なのは顔が似ているから!?
続いて土屋は怪獣のあとしまつ方法について「現実的に考えると難しいですね」と悩みながらも、過去にヒロイン役として出演経験のあるウルトラマンに触れ、「光の巨人を召喚して、怪獣を解決することに慣れている星に連れて行ってもらいます。そして科学者たちにどうにかしてもらおうかな」と他の人にお任せすることを提案。まさかの回答に山田は「便利使いするってこと!?」と反応した。
さらに浜田は「こういうのって上野に飾るものですよね。マッコウクジラの後ろあたりに飾るというのはいかがでしょうか」と博物館に展示することを提案。また、オダギリは「こんな舞台挨拶は嫌だという感じですよね」と大喜利的な要素のある質問にツッコミを入れながらも、「片付けないといけないのかな。怪獣の死体が残って困っているのは人間で、それは人間のエゴだと思いますね。放っておいたらそのうち土に帰ると思います」とまさかの“あとしまつしない”ことを選択。
最後に西田は、怪獣の肉の部位が描かれたフリップを見せながら「これから食糧的に困難な時代がやってくることを考慮して、せっかくの怪獣ですから、みんなで美味しくいただきましょう」と述べ、肉の部位を1つずつ紹介。具体的に「怪獣の背中にあるとげが軟骨だから、それを煮込んで美味しく食べましょう」と話し、自由な発想で会場を笑わせた。さらに、偶然にも“食べる”という観点で山田と似た回答になったことについて西田は「顔が似ているとそうなるんですよね」と笑顔で語った。
今年こそは「あとしまつしたい」ことを発表!
「言わないで」の約束を破るタイミングはいつ?
新年を迎えて、俳優陣が今年こそは「あとしまつしたい」ことを発表!
西田は「ボーッとしないで生きる」を今年の目標として挙げ、オダギリは「パソコン」と回答。理由として「なかなか捨てる方法がわからなくて、家にも歴代のパソコンが5台くらいあるんですよね」と悩みを吐露。濱田は「昨日飲み残したコップ」を挙げた。
続いて土屋が「良い意味で人間関係」と回答。山田がすかさず「大丈夫?」と優しく問いかけ、土屋は「ありがたいことに忙しくさせていただいていて、お世話になった方やご縁のあった方にお礼を伝えられていないので、しっかりお礼を伝えたいです」と説明した。撮影現場での共演者とのエピソードを聞かれると、土屋は「山田さんは、こんなにも役が染み込んでいる方がいるのか思って。ご一緒させていただいてありがたかったです」と山田を絶賛!
土屋からの称賛を受けた山田は「引越しの段ボール」を挙げた。「前の引っ越しの時から未開封の段ボールとかありますよね?」と共感を求めると、三木監督が「僕は引越しセンターで働いていたことがあるのですが、必ずどの家にもあるんですよ」と引っ越し業界あるあるを披露した。
そして三木監督は「『言わないでね!』のあとしまつ」と回答し、「『言わないでね』と言われたことって、だいたい何日くらいで言います?」と問いかけると西田は「2日目」、オダギリは「2カ月」、濱田は「半年」とそれぞれ反応。山田は「言わないようにしています」と真面目な回答をした。
撮影秘話を続々披露!
山田とオダギリは同じペットショップに通っていた!?
新型コロナウイルス感染拡大の影響により2020年3月に撮影が開始されてから1カ月ほどで撮影が一時中断し、撮影再開は約1年後という苦労の末に完成した映画『大怪獣のあとしまつ』。
西田は「僕は2カットを残したまま終わってしまい、1年くらい間が空いてしまって」と明かすと、三木監督が「西田さんがある部屋から廊下に出るまでの間に1年かかっています(笑)」と撮影秘話を披露。西田は「映画が完成できるのか不安に思ったこともありましたが、監督から『やります』という力強い言葉をいただいて生きててよかったなと思って、撮影に臨みました」と監督への信頼を語った。
さらにオダギリは撮影時のエピソードを振り返り、山田と「昔通ってたペットショップが一緒」などのプライベートな会話をしたことを語った。すると西田は「若い人たちはそういう会話ができていいな。うちら内閣(のキャスト)は、じいさんとばあさんばかりだから。健康についてとか、もうお酒はやめましょうとか(話しました)」とうらやましそうな様子。特務隊と内閣の両方の現場に参加した濱田は「内閣の皆さんは、病気の話をしたり、カットがかかると居眠りしていたりなど本当にパンチが強くて(笑)。後輩役者としては幸せでした。内閣の撮影の後に特務隊の撮影に行ったんですが、(特務隊の方は)真面目に撮影をしていて。内閣の撮影を見せてやりたいと思いましたね」と冗談まじりに語った。
主演の山田からメッセージ
舞台挨拶の最後には、主演の山田涼介から観客に向けてのメッセージが送られた。
山田はまず「いよいよ苦難を乗り越えてようやく完成しました。最高の三木監督ワールド全開な空想特撮エンターテインメント作品ができたと思います」とアピール。新型コロナウイルス感染拡大の影響により撮影が1年ほど延期されたという、苦労の末に完成された作品への思いが熱く語られ、ついに完成した作品への自信を見せた。
続けて、「映画のラストは誰もが『ええ!?』と言いたくなるほど驚くものになっています。今日ご覧になるお客さんは、結末は自分の心の中に留めておいて、誰にも言わないでいただけると嬉しいです。『言わないで』の約束は偶数周期で言いたくなるわけじゃないですからね!?」と三木監督のエピソードトークに絡めながら観客に呼び掛け、最後に「ぜひ楽しんでいただけたらと思います」とまとめた。
ついにお披露目となった、未だかつて誰も見たことのない“空想特撮エンターテイメント”映画『大怪獣のあとしまつ』。2月4日(金)の全国公開が待ち遠しくなる、ウルトラプレミアイベントは盛況の内に幕を閉じた。
フォトギャラリー📸
イベント情報
映画『大怪獣のあとしまつ』ウルトラプレミアイベント
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映画『大怪獣のあとしまつ』予告篇🎞
映画作品情報
《ストーリー》人類を恐怖に陥れた巨大怪獣が、ある日突然、死んだ。――この死体、どうする?―― 人類を未曽有の恐怖に陥れた巨大怪獣が、ある日突然、死んだ。 国民が歓喜に沸き、安堵に浸る一方で、残された巨大な死体は徐々に腐敗・膨張を進めていた。爆発すれば国家崩壊。終焉へのカウントダウンは始まった。絶望的な時間との闘いの中、国民の運命を懸けて死体処理を任されたのは、警察でも軍でもなく、3年前に突然姿を消した過去をもつ1人の男…。 彼に託された<使命>とは一体?果たして、爆発を阻止することができるのか――!? 前代未聞の緊急事態を前に立ち上がった、ある男の”極秘ミッション”を巡る空想特撮エンターテイメントが、今、動き出す。 |