映画『決戦は日曜日』㊗️公開記念イベント
窪田正孝、宮沢りえ、赤楚衛二が登壇‼︎
赤楚衛二のエピソードトークにほっこり
世間知らずのド素人二世候補・川島有美と、彼女の私設秘書を務める谷村勉が衆議院選挙落選を目指して奮闘!?新時代のポリティカルコメディがこの冬誕生する!――
1月7日(金)より映画『決戦は日曜日』が全国公開された。公開翌日となる1月8日(土)に新宿バルト9で公開記念イベントが行われ、上映後の舞台挨拶に窪田正孝、宮沢りえ、赤楚衛二、坂下雄一郎監督が登壇。撮影の裏話や新春初笑いエピソードなどが存分に語られた。
キャスト陣の演じる上での工夫とは?
赤楚は撮影時のほっこりエピソードを披露!
窪田は初めての秘書役について「マネージャーをイメージして演じました」と話し、自分がマネージャーの立場だったらどう動くのかを意識したことを明かした。さらに「(マネージャーとして担当に)言いづらいことがあるのだとわかって、言いやすい環境をこちら側が作らないといけないなと思いました」と自身のマネージャーへの気持ちが変わったとコメント。
また、本格コメディ初挑戦となった宮沢は「有美として、純粋に発言したりする真っ直ぐさとピュアさを大事にしました」と演じる上での工夫を話した。また、“共演者の演技に反応して自分の演技プランを坂下監督に提案すると『いらないです』と即答された”という撮影秘話を明かし、宮沢は「疑問でも提案でも即答してくださるので、監督がOKと言ってくれた時には本当のOKなのだと信じられました」と坂下監督への信頼がうかがえた。
続いて赤楚は「台本を読んでいると作品のテーマ的に疑問に思うこともあったが、(赤楚が演じた)岩口は全部受け入れていく性格なので、疑問を持たず全部受け入れていこうと思いました」と演じる上での心構えを語った。続けて撮影時を振り返り、「小市慢太郎さんと日向にいた時に『太陽の光はいい!』という話題で盛り上がりました。小市さんから『太陽光からはビタミンが取れるんだよ!体にいいんだ!』と聞きました」とほっこりエピソードを披露。
また、坂下監督はスケジュールが短い中行われた撮影にあたり「なるべく現場で悩まないように、普段は描かない絵コンテを描いたりしました。選挙事務所のシーンでは登場人物も多いので、誰を撮って誰を撮らないのかなど、事前に考えをまとめて臨みました」と事前準備に力を入れて行われた撮影を振り返った。
新年初笑いエピソードを発表‼︎
窪田は新年初サウナで初笑い!
お気に入りのシーンや笑ってしまったシーンについてキャストに聞いた。
窪田は有美が罵声を発する姿を谷村が撮影しているシーンを挙げて、「録音部さんの気持ちになりました」とコメント。宮沢は演説を邪魔しに来た炎上系YouTuberに激怒するシーンについて「気持ちよかったですね」と本音をこぼし、会場を笑わせた。また、後援会とのシーンも挙げ、宮沢は「思いがけない芝居があったりして」とコメント。窪田が「セリフにならない声がよかった」と実際にその声を再現するなどの絶賛ぶりだった。
また、新春ということで、登壇者それぞれが新年早々初笑いしたエピソードを発表。
窪田は「サウナが好きなんですが、新年初サウナに行った時に、関西のおじさんが本当に声が大きくて。タオルを顔に巻いて、舌を噛んで笑い堪えていました」と笑いながら語り、宮沢は「大晦日に出かけたら帰りにタクシーが捕まらず、街灯のないような閑散とした住宅街で寒さにガタガタ震えながら正月を迎えました。その状況が可笑しくて笑ってしまいましたね」と衝撃の告白。
赤楚は「実家で飼っているワンちゃんにはまだ3回くらいしか会ったことがなかったので、実家に帰ると僕を見るたび吠えてくるんですよ。でもお菓子をあげたら懐いてくれて、思わず笑っちゃいましたね」と可愛らしいエピソードを披露。
最後に坂下監督が「札束を持ったままジェットコースターに乗ると、全部風で飛んでいってしまうという初夢でした」と語り、宮沢から「最高ですね」とそのキャラクター性に太鼓判を押されていた。
主演の窪田からのメッセージ
イベントの最後には主演の窪田から観客に向けてメッセージが送られた。
窪田は「映画は笑いの中にも核心を突いていることがたくさん織り交ざっていて、他人事ではないことがたくさん詰まっています。選挙は自分たちの周りにあるということを映画を通してまざまざと描いています。面白かったと思う方は、周りの方に伝えていただけたら嬉しいです」と観客に呼びかけた。
イベント中には、キャスト同士が目を合わせて話す様子も見られるなど、キャストらの仲の良さが窺える雰囲気の中行われた舞台挨拶は幕を閉じた。
フォトギャラリー📸
イベント情報
映画『決戦は日曜日』公開記念イベント
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映画『決戦は日曜日』予告篇🎞
映画作品情報
《ストーリー》とある地方都市。谷村勉(30)は、この地に強い地盤を持ち当選を続ける衆議院議員・川島昌平(75)の事務所で私設秘書として働いている。秘書として中堅になり、川島の完璧な“サポートをするだけ”のこの仕事に満足していた。ところがある日、川島が病に倒れてしまう。そんなタイミングで衆議院が解散。次の選挙に川島の地盤を引き継ぎ、選挙に出る人間として白羽の矢が立ったのは、川島の娘・有美(45)。自由奔放、世間知らず。だけど謎の熱意だけはある有美に振り回される秘書たち。でもまあ、父・川島の地盤は盤石。よほどのことがない限り当選は確実・・・だったのだが―― |