映画『Diner ダイナー』ジャパンプレミア レポート
【写真】映画『Diner ダイナー』ジャパンプレミア (藤原竜也、玉城ティナ、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工、金子ノブアキ、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛士、蜷川実花監督)

映画『Diner ダイナー』ジャパンプレミア

豪華キャスト大集合!一番ブッ飛んでいたのは…!?

映像化不可能と言われた原作小説「ダイナー」(平山夢明著・ポプラ社「ポプラ文庫」)が、藤原竜也×蜷川実花の運命の初タッグで映画化!蜷川監督にヒロインとして大抜擢された玉城ティナを迎え、さらに窪田正孝本郷奏多武田真治斎藤工佐藤江梨子金子ノブアキ、さらに、小栗旬土屋アンナ真矢ミキ奥田瑛二ら豪華俳優たちも、全員“殺し屋”役で集結。本能を極限まで刺激するノンストップ・エンターテイメント映画『Diner ダイナー』が7月5日(金)に公開される。

【画像】映画『Diner ダイナー』メインカット

これまで、キャストや新映像、ビジュアルが解禁される度に話題沸騰となり、注目度が高まってきた中、6月6日(木)に東京国際フォーラムジャパンプレミアが開催され、心待ちにしているファンへ本編を初お披露目!上映前には豪華キャスト・監督がレッドカーペットを歩き、舞台挨拶に登壇した。その模様をお届けする。

華やかで妖しい雰囲気のオープニング映像と共に、殺し屋専用の食堂<ダイナー>に“王”として君臨するボンベロを演じた主演の藤原竜也、物語のカギを握る少女カナコ役の玉城ティナ、最狂の殺し屋たちを演じる窪田正孝本郷奏多武田真治斎藤工金子ノブアキ土屋アンナ真矢ミキ奥田瑛士ら日本映画界を代表する豪華キャストたちと極彩美溢れる世界に描き上げた蜷川実花監督が約2,500名の映画を心待ちにするファンの前に登場!

【写真】映画『Diner ダイナー』ジャパンプレミア (藤原竜也、玉城ティナ、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工、金子ノブアキ、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛士、蜷川実花監督)

主演の藤原は「本作の撮影は約1年前に取り終えたんですけれど、僕も久々に会ってびっくりするくらいの豪華なメンバー。このメンバーで料理を作ったり、ときに命を狙われたり…とにかく本当に楽しみにしていてください!」と映画の公開についてコメントした。

【写真】映画『Diner ダイナー』ジャパンプレミア (藤原竜也)

また、蜷川監督との初タッグについて「撮影は本当に大変だったんですけど、感慨深いというか、縁を感じるような、僕の人生にとって非常に貴重な時間を過ごさせていただきました」と当時を振り返った。

【写真】映画『Diner ダイナー』ジャパンプレミア (玉城ティナ)

藤原と初共演の玉城は「私は藤原さんに対してメディアのイメージがあって、独特な“藤原節”を常に持たれている方なのかなと思っていたんです。でもオンとオフが凄くはっきりされている方で。優しくしていただいてありがとうございました」と感謝を述べると、「最初は話が合うのかも分からずお会いさせていただいて、僕の話を真剣に聞いてくださって。僕の方が優しくしてもらいましたよ」と藤原。2人でお辞儀をしながら感謝を伝え合い、会場は温かい雰囲気に包まれた。

【写真】映画『Diner ダイナー』ジャパンプレミア (藤原竜也、玉城ティナ)

蜷川監督は「男性主演を撮るのも初めてですし、今まで自分が得意だった題材とはまたちょっと違った作品だったので、それをどういう風に挑戦に変えてプラスにしていくかが自分の課題でした。圧倒的なキャストが揃ったので、その豪華さをエンターテインメントに変えつつ、何かメッセージを残せるものを作るってことを凄く意識して映画を撮りました」と撮影中に心がけていたことを明かした。

【写真】映画『Diner ダイナー』ジャパンプレミア (蜷川実花監督)

武田は「蜷川監督には5年前に写真を撮っていただいているのですが、そのときカメラをバズーカーのように構えて “さっさと脱いじゃいな!”っていう感じだったのですが、今回は、そういうものが全くなくなって、 “こういうパターンも見たいかな、こうやったらどうなる?”ってふわふわだったんですよね。でも仕上がった作品は骨太というか、メッセージ性が強い作品に仕上がっていて、監督の不思議なお絵かきにお手伝いさせていただいたような感じでした」と蜷川監督ならではの映画を絶賛した。

【写真】映画『Diner ダイナー』ジャパンプレミア (武田真治)

奥田も「絵の具って24色ありまはすけど、それでは足りないくらい。そんな色彩あふれる中に、ぽんって放り込まれるんです。ワンダーランドにいながら、蜷川監督を信頼して心地よく身を置きました。同じシーンで御一緒した真矢さんと土屋さん、この2人の殺し屋が美しいのか、恐ろしいのか……。今まで見たことのない、“意味不明な物体”を目の当たりにしながら芝居をして、そこも楽しかったです。僕ね自分の喜びを人に話したくないんですよ。僕だけの宝物にしたいです」と特別に感想を会場と共有した。

【写真】映画『Diner ダイナー』ジャパンプレミア (奥田瑛士)

組織内の西のトップ・マリア役の土屋は「私は意味不明な物体ですよ!」と会場の笑いを誘うと「やっぱり真矢さんの殺陣が激しいのに品があって美しいの!めちゃくちゃカッコイイです!」と絶賛。

【写真】映画『Diner ダイナー』ジャパンプレミア (土屋アンナ)

それを聞いた真矢は「殺陣と言えばやっぱり竜也様です! 殺陣がとにかく速いんです。見えなくなったことがあります!」と藤原の凄さについてコメントした。

【写真】映画『Diner ダイナー』ジャパンプレミア (真矢ミキ)

窪田は撮影時のエピソードを聞かれ、「藤原さんと玉城さんと3人のときはすごく幸せでした。最初はほっこりしてたんですけど、だんだんこれが色々あって……というか、僕が悪いんですけど、崩れていくんですよ。その瞬間があったから最後……倒れている時間が長くて……あ、違うんです。最後言っちゃいけないですね。とにかく竜也さんの芝居がすごいってことが言いたいんです。以上です!」とネタバレをしないよう慌ててコメント。

【写真】映画『Diner ダイナー』ジャパンプレミア (窪田正孝)

斎藤は「玉城さんの顔の小ささに驚いて、近くにいるのか遠くにいるのかわからない瞬間が多かったです」と真面目に答え会場は笑いに包まれた。

【写真】映画『Diner ダイナー』ジャパンプレミア (斎藤工)

金子は「ネタばれしないところでいいますと、実花さんは映像を撮った後のシーンカットのスチールも全部一人でやれちゃうんですよね。写真も映像も同じ人間の血が通っているというのが今までに無く強烈でしたね」とコメントした。

【写真】映画『Diner ダイナー』ジャパンプレミア (金子ノブアキ)

MCから個性派ぞろいのキャラクターにちなみ「この中で一番ブッ飛んでいたのは?」という質問が。キャストらが一斉に指をさして答えると、本郷や真矢が多くの票を集める。そんな中武田を指した窪田は「武田さんです。なんていうか、エロいです」と言うと、「窪田さんにご指名いただいてちょっとしたトキメキを感じています。そんな目で見ていたのね……」と武田は胸に手を当てた。

【写真】映画『Diner ダイナー』ジャパンプレミア (藤原竜也、玉城ティナ、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工、金子ノブアキ、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛士、蜷川実花監督)

本郷も武田を指し「武田さんの役はセクハラしてるか、筋肉を見せつけているか、イタリア語を叫んでいるかなので」と簡潔に解説すると武田は「俺の役作りをそんな簡単に要約するなよ」とツッコミ。笑いが起こった。

【写真】映画『Diner ダイナー』ジャパンプレミア (本郷奏多)

「実花さんは筋肉体操の前に私の筋肉に注目して下さっていたんですよ。昔撮っていただいた写真集を見て、NHKの方が声をかけてくださったというのもあり。今日は実花さんに筋肉を返しに来ました」と前に進み出る。そして胸元から筋肉を取り出すふりをして蜷川監督に返すと会場は大爆笑に。

【写真】映画『Diner ダイナー』ジャパンプレミア (蜷川実花監督、武田真治)

最後に蜷川監督は「ちょうど一年前に撮り終えたんですけれども、その時の熱量が今日皆さんとお会いして蘇ってきました。映画を観ていただけることがとても嬉しいですし、ここから始まって広まっていくと思うとワクワクしています。やっぱり竜也と一緒にできたのは私にとってとってもとっても大きなことで。一緒にできてうれしかったです、ありがとう。皆さん是非是非楽しんで帰って下さい」と会場に感謝を伝える。

【写真】映画『Diner ダイナー』ジャパンプレミア (蜷川実花監督)

そして藤原は「皆さん本当にありがとうございました。僕とティナ以外は全員イカれた人たちで、僕ら2人が一番まともなんじゃないかなって映画に仕上がっていると思います。僕はちゃんと料理を作ってるだけなんで!皆さんよろしくお願いします!」と挨拶した。

【写真】映画『Diner ダイナー』ジャパンプレミア (藤原竜也)

最後に観客とフォトセッションを行い、バズーカ砲でこれからの映画公開に向けて勢いをつけイベントは終了した。

 
 
[レポーター: 梅田 奈央 / 撮影・編集: Cinema Art Online UK]

イベント情報

映画『Diner ダイナー』ジャパンプレミア

■開催日: 2019年6月4日(木)
■会場:
東京国際フォーラム ホールA
■登壇者:
藤原竜也、玉城ティナ、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工、金子ノブアキ、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛士、蜷川実花監督
■MC:
藤井恒久(日本テレビアナウンサー)

【写真】映画『Diner ダイナー』ジャパンプレミア (藤原竜也、玉城ティナ、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工、金子ノブアキ、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛士、蜷川実花監督)

フォトギャラリー📸

映画『Diner ダイナー』予告篇🎞

映画作品情報

【画像】映画『Diner ダイナー』ポスタービジュアル

《ストーリー》

ようこそ、殺し屋専用のダイナー<食堂>へ

そこは、命がゴミのように扱われる、殺し屋専用の食堂ダイナー<食堂>。店主は、元殺し屋で天才シェフのボンベロ。

「俺は、ここの王だ。砂糖の一粒まで俺に従う」日給30万の怪しいアルバイトに手を出して売られたオオバカナコは、ウェイトレスとしてボンベロに買われてしまう。次々と店にやってくる殺し屋たち。オーダーは極上の料理か、殺し合いか…店主、ウェイトレス、殺し屋たち。新たな殺し合いが今、始まる――!

 
出演: 藤原竜也、玉城ティナ、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工、佐藤江梨子、金子ノブアキ、小栗旬、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二
 
原作: 平山夢明「ダイナー」(ポプラ社「ポプラ文庫」)
 
脚本: 後藤ひろひと、杉山嘉一、蜷川実花
音楽: 大沢伸一
監督: 蜷川実花
配給: ワーナー・ブラザース映画
 
© 2019 「Diner ダイナー」製作委員会
© 2019 蜷川実花/映画「Diner ダイナー」製作委員会
 

2019年7月5日(金) ダイナー開店!

映画公式サイト

公式Twitter:@DinerMovie
公式Instagram:@dinermovie
公式ハッシュタグ:#ダイナ―
 

映画『Diner ダイナー』公開初日舞台挨拶レポート

この記事の著者

梅田 奈央シネマレポーター/ライター

様々な人々の想いによって創られる映画。限られた時間の中に綿密に練られた構想。伝えたいメッセージ。無限大の可能性と創り手の熱量に魅了され、作品やそこに込められた想いをたくさんの人に知って貰いたいと活動を開始。インタビューや舞台挨拶などのイベントに至るまで、様々な角度から作品の魅力を発信している。

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