映画『大怪獣のあとしまつ』㊗️公開初日舞台挨拶
山田涼介は、現場でのムチャブリをマッサージで乗り切った!?
観客に「この映画を愛してください」とアピール!!
誰もが知る“巨大怪獣”の、誰も知らない“死んだ後”の物語。
今まで誰も見たことのない“空想特撮エンターテイメント”映画『大怪獣のあとしまつ』が、2月4日(金)に全国公開を迎えた。
同日、公開初日舞台挨拶が丸の内ピカデリー1で開催され、主演の山田涼介、ヒロインを演じた土屋太鳳、濱田岳、西田敏行、三木聡監督が登壇。撮影現場でのムチャブリエピソードを振り返った。さらに、劇場内には巨大怪獣の腐敗ガスが満ちた隆起を模した巨大風船が出現し、山田涼介がランチャーを構えて“あとしまつ”に挑戦した。
“これはムチャブリだった!”現場でのエピソード披露
三木監督は山田の身体能力の高さを賞賛!!
劇中、大怪獣“希望”の死体処理をするべく数々の無理難題に挑む登場人物たち。それにかけて、キャスト陣がそれぞれの「これはムチャブリだった!」と思う現場でのエピソードを披露した。
まず山田は「ポスターで(山田演じる帯刀アラタが)背負っているランチャーは、本当に重くて。体感としては1個10kgくらいかと思うほどで。それを(三木監督に)『2個持って走ろうか』と言われたときは、(ランチャーは)軽くても良いんじゃない!?とは思いましたね」と撮影を振り返った。そしてそのムチャブリに山田は「質感とかリアルさはこの重さじゃないと出なかったんだろうと自分を納得させてやりましたね」とコメント。
これに三木監督は、「重いものが揺れるのと軽いものが揺れるのでは、画として違うんですよね。山田さんは、それをいとも軽くアクションに繋げていて。身体能力の高さは本当にすばらしいです。重いものを背負ったまま結構な距離を跳ぶので、やらせておきながら感心しました」と山田を賞賛した。
また、ランチャーを背負った状態でのアクションシーンは朝から晩まで撮影が行われたということで、「疲れなかったのか?」とMCから問われた山田は「楽屋でずっと、ソファの肘当てに首を当ててグリグリしてました(笑)」と独特なマッサージで乗り切ったことを明かした。
続いて土屋は草むらを走るシーンを挙げ、「現場に行って『よし走るぞ』と思ったら、草が生えすぎていて進めなかったです(笑)」と撮影での大変だったエピソードを披露。
さらに濱田は「ムチャブリをされたわけではないのですが」と断りを入れた上で、「僕は総理秘書官の役だったので(西田敏行演じる総理大臣の西大舘目完と)ゼロ距離で密談をする場面があるんですよ。その時の距離感は『釣りバカ日誌』という作品であれば100%チューをしていい距離なんですよね。でも今回は秘書官と総理大臣ですから、絶対にチューはダメということで。非常に悶々とした、ムラムラとした思い出があります」と語り、会場を笑わせた。
最後に西田は「撮影中にムチャブリだと思ったことはありませんでしたね。やはり西田敏行という俳優の大きさでしょうか」と冗談っぽく語り、続けて「(三木監督は)芝居の演出をいつも考えている人という印象でした」と三木監督の現場での姿に敬意を示した。
大怪獣“希望”の腐敗ガス満ちる隆起が劇場内に出現!?
山田がランチャーを放ち“あとしまつ”!
トークセッションの後には、劇場内に大怪獣“希望”の腐敗ガスが満ちた隆起を模した巨大風船が出現!劇中で山田演じる帯刀アラタがランチャーを放ち、隆起の破裂を防ぐ場面のごとく、山田がランチャーで巨大風船を見事撃破した。すると風船の中からは大怪獣くん特製風船が舞い降り特攻テープも噴射され、舞台挨拶でも見事“あとしまつ”の任務を完遂した。
主演の山田からメッセージ
舞台挨拶の最後には、主演の山田涼介から観客に向けてのメッセージが送られた。
山田は「この映画は大人が全力でふざけているシーンもあれば、真面目に怪獣に向き合っているシーンもあります。三木監督を筆頭に、僕たちキャスト、スタッフが全力でこの映画を作らせていただきました。大人の全力のおふざけと真剣さをたくさんの方々に楽しんでいただいて、各々の感想を共有し合っていただけたらと思います」と語り、最後に「この映画を愛してください」と観客に語りかけた。
公開初日からSNS上で話題沸騰中の映画『大怪獣のあとしまつ』から今後も目が離せない。
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イベント情報
映画『大怪獣のあとしまつ』公開初日舞台挨拶
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映画『大怪獣のあとしまつ』予告篇🎞
映画作品情報
《ストーリー》人類を恐怖に陥れた巨大怪獣が、ある日突然、死んだ。――この死体、どうする?―― 人類を未曽有の恐怖に陥れた巨大怪獣が、ある日突然、死んだ。 国民が歓喜に沸き、安堵に浸る一方で、残された巨大な死体は徐々に腐敗・膨張を進めていた。爆発すれば国家崩壊。終焉へのカウントダウンは始まった。絶望的な時間との闘いの中、国民の運命を懸けて死体処理を任されたのは、警察でも軍でもなく、3年前に突然姿を消した過去をもつ1人の男…。 彼に託された<使命>とは一体?果たして、爆発を阻止することができるのか――!? 前代未聞の緊急事態を前に立ち上がった、ある男の”極秘ミッション”を巡る空想特撮エンターテイメントが、今、動き出す。 |