日本最大級の沖縄の祭典「はいさいFESTA2019」@川崎
「ちい恋バンド」が初ライブを披露!
佐野勇斗、森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦、鈴木仁
新しい時代に響き渡る彼らの音楽。
MONGOL800が2001年にリリースしたアルバムに収録された楽曲「小さな恋のうた」。平成で最も歌われた男性アーティストによるカラオケランキング1位に輝き、新垣結衣やJUJUら60以上のアーティストがカバーするなど、世代や性別を問わず今なお歌い継がれているこの名曲から生まれた同名の映画『小さな恋のうた』が5月24日(金)より全国公開される。
幾度となく沖縄で取材を重ね、8年にも及ぶ歳月をかけて完成した物語は、MONGOL800の楽曲の数々に込められた知られざるメッセージを導き出し、2つの国と共に生きる若者たちの“生きた青春”を描く。
4月4日(木)に行われた沖縄プレミアにて、楽曲の生みの親、MONGOL800(上江洌清作、髙里悟が参加。儀間崇は体調不良のため欠席)のお墨付きを受けて、メインキャストの佐野勇斗、森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦、鈴木仁の5人が「小さな恋のうたバンド」(通称:ちい恋バンド)として鮮烈メジャーデビューすることが発表された。
平成から「令和」へと時代が移った5月2日(木・祝)、神奈川県川崎市にあるエンターテインメントの街「ラ チッタデッラ」で開催中の全国最大級の沖縄の祭典「はいさいFESTA2019」の野外フリーライブに「ちい恋バンド」が登場!半年以上の“本気の”トレーニングを経て、演奏に挑み、本家本元MONGOL800から公認された彼らの初ライブとなり、「小さな恋のうた」をはじめ、劇中で使用されたMONGOL800の名曲たちを初生披露した。
《イベントレポート》
アレーナチッタ特設ステージの舞台に「ちい恋バンド」のメンバー5人が勢いよく上がると、集まった1,000人の観客からの大きな歓声に会場全体が包まれた。
ボーカルの佐野が「叫んでいいよー!」と観客に向かって声をかけると、観客は大興奮!劇中でも何度も歌われた「Don’t worry be happy」を1曲目に披露した。
歌い終わると、佐野が「既に観た人は分かると思いますが、いま舞台に立っている5人でバンドをやっているっていうのはとてもレアなんですよ」と、映画を観たくなるような発言。続いて山田杏奈、真栄田郷敦、鈴木仁、森永悠希の順でバンドメンバーを紹介した後、森永にバトンタッチして「お願いします!」と自分のことを紹介して貰う仲の良さそうな場面も見られた。
2曲目の「あなたに」では、観客も一緒になって歌い、会場全体でイベントを盛り上げる一体感を見せた。
このライブステージのラストとなる3曲目には、映画のタイトルにもなっている「小さな恋のうた」を披露!楽しそうに演奏をするバンドメンバーと、それに合わせて手を掲げながら笑顔で歌を聴く観客達はまるで映画のシーンのようにも見えた。
観客と一体となり最高潮を迎えた瞬間、MONGOL800のボーカル・上江洌清作と劇中でバンドメンバーをサポートする練習スタジオ兼ライブハウスのオーナーを演じた世良公則がサプライズ登場!「ちい恋バンド」のメンバー達と一緒に歌った。
スペシャルゲストの登場や豪華メンバーの素敵な演奏に大満足の観客達に、佐野は「本当にこの作品は大自信作です!」と言い切り、イベントは大盛況のまま幕を下ろした。
彼らの演じた青春や作り上げた素敵な音楽は、「令和」という新しい時代にも大きな衝撃を与えるだろう。
[スチール撮影: Cinema Art Online UK / 記者: 清水 彩帆]
イベント情報
映画『小さな恋のうた』はいさいFESTA2019コラボ企画
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小さな恋のうたバンドPV
映画作品情報
《ストーリー》沖縄の小さな町。日本とアメリカ、フェンスで隔てられた二つの「国」が存在する場所。そこでは、ある高校生バンドが熱い人気を集めていた。自作の歌を歌いこなし、観るものを熱狂させるその実力で、東京のレーベルからスカウトを受け、なんとプロデビューが決まる。しかし、喜びの絶頂で盛り上がる彼らに一台の車が突っ込み、バンドは行く先を見失ってしまう。そこに現れた、一曲のデモテープと、米軍基地に住む一人の少女。それらによって、止まった時計の針は前に進み始める。フェンスの向こう側に友の“想い”を届けるため、彼らは再び楽器を手に取り立ち上がる―。 |
監督: 橋本光二郎
脚本: 平田研也 Inspired by the songs of MONGOL800
©︎ 2019「小さな恋のうた」製作委員会