上流階級の雰囲気に魅了させられる!
極上のミステリー小説が待望の実写化!
個性豊かで魅力的なキャラクター達が織りなす独特の世界観が支持され、瞬く間に9巻までシリーズ化、累計発行部数110万部を超える極上のミステリー小説「うちの執事が言うことには」(角川文庫刊)が、豪華キャストを迎え待望の実写映画化。5月17日(金)より全国ロードショーとなる。
永瀬廉&神宮寺勇太、“キンプリコンビ”初共演!
烏丸家第27代当主・烏丸花穎を演じた主演の永瀬廉、大学生企業家でパティスリー「アントルメ・アカメ」のオーナー・赤目刻弥を演じた神宮寺勇太は共にKing & Princeのメンバー。2人の初共演はこの作品の見どころのひとつである。2人の役柄も、先代の突然の引退宣言により若くして名門・烏丸家の当主となった御曹司と、花穎に親しげに近づいてくる謎の大学生起業家という役、2人の絡みが気になるキンプリファンも多いことだろう。また、普段は国民的アイドルとしてキングとプリンスのように輝き、テレビ番組では元気にファンを楽しませる彼らだが、劇中では普段とはひと味違う、品のある彼らの演技は新鮮であった。
当主×執事の関係性に注目!
当主となった花穎と清原翔演じる仏頂面の執事・衣更月蒼馬の関係は観ていて興味深いものであった。花穎は幼少期から信頼をよせる老執事・鳳ではなく、初めて会う衣更月と主従関係を結ぶことになる。様々な事件を乗り越え変化していく2人の関係に注目してほしい。
2人の気持ちを双方の視点から描くことによって、感情のすれ違いが分かりやすく表現されている。反りが合わないような態度をとるも無意識のうちに意識し合ってしまう花穎と衣更月。そんな2人の様子からは、当主と執事ではあるがまだ幼心が残っているような、初々しさが伝わる。当主と執事の主従関係の心境の描写が観てる人の心を動かす。
個性豊かなキャラクターを豪華キャストが再現する!
花穎の父であり烏丸家26代当主・烏丸真一郎役には、連続テレビ小説「あまちゃん」(2013年/NHK)や金曜ドラマ「アンナチュラル」(2018年/TBS)、映画『モリのいる場所』(2018年)、『レディ in ホワイト』(2018年)など、ドラマ、映画、舞台で活動し、ソロパフォーマーとして活躍する吹越満。
烏丸家の使用人には、真一郎の執事であり花穎が絶大な信頼をよせる鳳役に、第41回毎日映画コンクール男優主演賞(1986年)、第13回日本アカデミー賞主演男優賞(1990年)、第68回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞(1994年)など、9つの主演男優賞を受賞している奥田瑛士、ハウスキーパー兼料理人の雪倉叶絵役に連続テレビ小説『本日も晴天なり』(1981年)で主演に抜擢、『鈴木家の嘘』(2018年)では第33回高崎映画祭最優秀主演女優賞を受賞の原日出子、運転手を務める駒地役に映画『クライマーズ・ハイ』(2008年)や日曜劇場「THE GOOD WIFE / グッドワイフ」(2019年/TBS系)など、数々の作品に出演しバイプレイヤーとして存在感を放つ矢柴俊博など、実力派俳優陣も勢揃いし上流階級の雰囲気を引き締める。
また、ハウスキーパー代理として雪倉叶絵の長男・雪倉峻役に『兄に愛されすぎて困ってます』(2017年)、ドラマ「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」(2019年)の神尾楓珠、雪倉峻の妹・雪倉美優役に『ちはやふる-結び-』(2018年)『ママレードボーイ』(2018年)の優希美青とフレッシュなキャスト陣が作品を彩る。
まさに上流階級…世界観に引き込まれる!
劇中に出てくる食事シーンでは様々な料理が映し出されていたが、“美味しそう”という単純な言葉では表せない。見るからにふわふわのオムレツや甘い匂いが今にも伝わりそうなホットケーキなど、見ているだけでお腹が減ってくる。空腹の状態でこの映画を観にいくのは危険である。きっと観ているうちにお腹が鳴り出すだろう。また、執事である木更月の料理の出し方や花穎の品のある食べ方は料理に上流階級の雰囲気をプラスする。
この作品で上流階級を感じさせられるのはもちろん料理だけではない。烏丸家の邸宅は花穎の部屋、廊下の壁飾り、隅々まで手入れされた庭、映し出されるすべてがゴージャスである。私たちの現実とはかけ離れた世界に目が釘付けになることだろう。
最後の最後まで観る人を楽しませるエンドロールも見どころのひとつ!
物語が幕を閉じても映画『うちの執事が言うことには』は終わらない。本作のエンドロールでは、撮影裏のキャスト陣の和気藹々とした様子や微笑ましい場面が凝縮されている。中にはKing & Princeのある曲の振り付けを永瀬が清原に教えている様子なども折り込まれ、どの場面も目が釘付けだ。映画を観た人にとってこのエンドロールは心温まるものだろう。エンドロールまでもがこの作品の見どころなのである。物語を終えても最後の最後まで観る人を楽しませてくれる、映画『うちの執事が言うことには』を是非観ていただきたい。
[ライター: 山根 梢]
★ティーンズメンバーも注目!!
清原翔さん演じる衣更月蒼馬は、主人(花穎)のことを大事に思っているけど、その思いが行動に表せない…そんな衣更月の不器用さがすごく伝わりました。また、King & Princeの永瀬廉さんが演じた烏丸花穎は、色彩感知能力が高く、その能力を使いながら謎を解いていく場面は見ものです!主人と執事が協力しながら烏丸家の陰謀に立ち向かっていく姿に胸を打たれました! [Cinema Teens Online 井上 綾乃(17歳)]
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今回、初めてレビュー記事を担当いたしました。レビュー読んでくださり、ありがとうございます! [Cinema Teens Online 山根 梢(17歳)]
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映画『うちの執事が言うことには』予告篇
映画作品情報
《ストーリー》日本が誇る名門・烏丸家の第27代当主となった花穎(永瀬 廉)は、18歳にして既に飛び級で大学を卒業する程の頭脳明晰、 しかも色彩に関して特別な能力を備えている。突然の引退を宣言した先代当主の父・真一郎(吹越満)は行方がわからず、急ぎ留学先から 戻ってきてみると、そこにいたのは幼少時代から全幅の信頼を寄せる老執事・鳳(奥田瑛士)ではなく、新しい執事だという仏頂面の見知らぬ青年・衣更月蒼馬(清原 翔)だった。 父・真一郎が遺した突然の発令により、不本意ながらも衣更月と主従関係を結ぶ羽目になっ た花穎。まだ自覚が足りない若き当主・花穎と、仏頂面で新米執事・衣更月との関係には、ビミョーな空気が流れる。そんな中花穎 は、招待された芽雛川家次男のバースデーパーティーで、ある事件に巻き込まれる。親しげに近づいてくる大学生にして起業家の赤目刻弥(神宮寺勇太)とは何者なのか?さらに、次々に起こる不可解な出来事・・・烏丸家に上流階級の陰謀が 降りかかる。花穎と衣更月は、烏丸家を守り抜くことができるのか――。 |
配給: 東映
令和元年!5月17日(金) 全国ロードショー!
公式Twitter: @uchino_shitsuji/