映画『うちの執事が言うことには』完成披露試写会舞台挨拶レポート
【写真】映画『うちの執事が言うことには』完成披露試写会 (永瀬廉、清原翔、神宮寺勇太、優希美青、神尾楓珠、矢柴俊博、村上淳、吹越満、久万真路監督)

映画『うちの執事が言うことには』完成披露試写会

映画初主演の永瀬廉ら豪華キャスト陣が歓声のなか客席から登場!

個性豊かで魅力的なキャラクター達が織りなす独特の世界観が支持され、瞬く間に9巻までシリーズ化、累計発行部数110万部を超える極上のミステリー小説「うちの執事が言うことには」(角川文庫刊)が、豪華キャストを迎え待望の実写映画化。5月17日(金)より全国ロードショーとなる。

主人公の名門・烏丸家第27代当主の烏丸花穎には、2018年5月に「シンデレラガール」で鮮烈にデビューを果たし、今最も勢いがあるグループKing & Princeの永瀬廉。当主としては未熟で世間知らず、しかし、頭脳明晰で色彩に関しては特別な感知能力を持っている、という唯一無二のキャラクターを繊細に演じ、映画初主演に挑む。永瀬演じる花穎の新執事・衣更月蒼馬役には、清原翔。雑誌「MEN’S NON-NO」のモデルとして活躍しながらも、今年、NHK連続テレビ小説「なつぞら」へ出演するなど若手注目俳優の1人。

【画像】映画『うちの執事が言うことには』執事・衣更月蒼馬 (清原 翔)

この物語の軸となる“執事役”を凛とした存在感で体現。若き当主と、仏頂面の執事――気が合わないどころか“一触即発”の不本意コンビが、名門・烏丸家にふりかかる難事件に立ち向かいます。さらには、大学生でありながら企業家、パティスリー「アントルメ・アカメ」のオーナー、赤目刻弥を演じるのは永瀬と同じくKing & Princeの神宮寺勇太。物語の鍵を握るミステリアスな役柄で、スクリーンデビューを飾る。主題歌はKing & Princeが歌う「君にありがとう」。

4月18日(木)、映画の完成を記念して、東京・恵比寿のEBiS303イベントホールで完成披露試写会を開催!本作で映画初主演を務めたKing&Princeの永瀬廉をはじめ、清原翔、神宮寺勇太(King&Prince)、優希美青、神尾楓珠らフレッシュなキャスト陣と矢柴俊博、村上淳、吹越満ら豪華実力派俳優陣、久万真路監督が勢ぞろい!作品のイメージさながら華やかに装飾された壇上で舞台挨拶が行われた。

会場一杯に響き渡るファンの歓声とともに客席後方から豪華キャスト陣が登場!

本作の主題歌、King & Princeの「君にありがとう」が会場に響き渡ると、永瀬廉、清原翔、神宮寺勇太、優希美青、神尾楓珠、矢柴俊博、村上淳、吹越満ら豪華キャスト陣、そして久万真路監督が客席後方から観客の間を通り登場!会場は歓声で包まれた。

映画公開が近づき、心情を問われた永瀬は?

映画初主演を務めた永瀬は今の気持ちを聞かれると「去年の今の時期に撮影があり、1年越しの公開で、“この時がやっと来たか”という気持ちでニヤニヤが止まらないですね」と公開に対する喜びを明らかした。

【写真】映画『うちの執事が言うことには』完成披露試写会 (永瀬廉)

永瀬の父親役を演じた吹越も「だから控え室でもニヤニヤしてたんだね」とコメント。

【写真】映画『うちの執事が言うことには』完成披露試写会 (吹越満)

執事役を務めた清原翔は「King & Princeがデビューする時期の撮影で、記念すべきときに一緒に作品に携われて嬉しく思います」と語った。

【写真】映画『うちの執事が言うことには』完成披露試写会 (清原翔)

一般で公開するのはこの日が初ということで、改めて今の気持ちを聞かれると久万真路監督は「この一年で若手の皆さんが凄く成長してるので、去年の新鮮でフレッシュな生き生きとしたものが作品の中で生きていると思います。去年撮れたことも良かったと思いますし、1年機を熟して皆さんにお見せできることを嬉しく思います」と語った。

【写真】映画『うちの執事が言うことには』完成披露試写会 (久万真路監督)

“フレッシュ”というキーワードに対し映画初出演であった神宮寺勇太に話が振られると、「バチバチのフレッシュですからね!たしかに僕も1年前と何かが違うなと…、色気が出てきたなと…」と得意げに話すと、永瀬はすかさず「自分で言うな!」と“キンプリコンビ”の息のあったかけあいをみせた。

また、作品のストーリーについて言及した神宮寺が「謎解き」を「謎かけ」と言い間違えると、神尾が「謎かけ?(笑)」と引っかかり、永瀬が「ねづっちやからそれ(笑)」と加わり、最後は「ナイスフレッシュ〜」と言い合うという和気藹々とした様子に、フレッシュなキャスト陣の仲の良さが伺えた。

【写真】映画『うちの執事が言うことには』完成披露試写会 (神尾楓珠)

King & Prince永瀬・神宮寺、永瀬宅での読み合わせ中に…?
初めてみたお互いの姿とは!?

共にKing & Princeのメンバーである永瀬と神宮寺、初共演を通して長年知らなかったお互いの姿を聞かれると、神宮寺は「廉に、一緒に読み合わせがしたいと言われて廉の家でやったんですけど、、、めちゃめちゃジェンガ強かったです!!」と話す。続けて永瀬は「僕の家の机の上にジェンガがあって、神がジェンガしようぜって言うので、途中からジェンガ対決になりました(笑)」とプライベートでも仲の良い様子をみせた。

思わずMCが「何で!?」と聞くと、2人とも声を揃えて「そこにジェンガがあったから」と答え、息ぴったりな様子を見せた。微笑ましい2人のトークに思わず村上が「その時の動画ってある?」と話に加わり会場を笑いで包んだ。

永瀬はクライマックスシーンの撮影時に神宮寺の新たな一面をみたことを語った。「神がめちゃめちゃ集中してる訳ですよ。俺に話しかけんなオーラをムンムンだして、目つぶって役に入ってて、そんな神見たことないんですよ。いつもチャランポランなんで。(笑)」対して神宮寺は、「誤解生むから!」と焦っている様子を見せた。

2人はこの作品で10分にも渡るシーンにも何度も挑戦した。久万監督はこのシーンにについて、「何回もやらせてもらったが泣き言も言わず、男らしかったです」と語った。それに対し神宮寺は「何度も挑戦させていただいて、ありがたかったです」と述べた。

【写真】映画『うちの執事が言うことには』完成披露試写会 (神宮寺勇太)

映画初主演・永瀬の座長の姿とは? 神尾、優希らが裏話を語る!!

兄妹役を演じた優希と神尾は撮影現場の雰囲気を尋ねられると、それぞれ初主演を務めた永瀬について話した。

優希は「本当に楽しい現場でした。永瀬さんは座長としてしっかりされてたなと思います」

【写真】映画『うちの執事が言うことには』完成披露試写会 (優希美青)

神尾は「廉は、映画初主演で演技の経験もないと言っていたけど、それを感じさせないくらいみんなの中心になってくれてました。僕はクランクインが少し遅くて3人(永瀬、清原、神宮寺)の関係性ができてる時だったけど、廉が輪に入れてくれました」と永瀬の座長っぷりを語った。2人のコメントに会場は拍手が起こり、本人も「本日2回目のニヤニヤが止まらないですね」と嬉しい様子を見せた。

【写真】映画『うちの執事が言うことには』完成披露試写会 (神尾楓珠)

若手陣の撮影秘話に加わった村上は「『こっち来てぷっちょ食えよ!』みたいな感じ?」と現在King & PrinceがCMを務めるぷっちょを織り交ぜたジョークを飛ばし、笑いを誘った。

豪華実力派俳優陣との読み合わせ永瀬「読み合わせで3キロ痩せました」

台本の読み合わせで初めて会った永瀬の印象を、矢柴は「めちゃくちゃ緊張してましたね」と語る。永瀬は当時を思い出し「読み合わせの時、(鳳役を演じた)奥田さんと村上さんに挟まれてたんですけど、左右からのプレッシャーの圧が凄すぎて本読みで3キロ痩せました」続けて矢柴は役者としての永瀬の印象を「自分の役を自分のものにしていて驚きました。あの時、緊張で声が高いのかと思ったら普通に高いんですね」と永瀬のチャームポイントのひとつでもある高い声にもコメントを残し、永瀬も「シンプルな声高です(笑)」と返した。さらに矢柴は「歌手になるといいよ」と既に歌手である永瀬に対しジョークを飛ばし、会場を笑いで包んだ。

【写真】映画『うちの執事が言うことには』完成披露試写会 (矢柴俊博)

村上に話が振られると、「今日これだけは言いたかったんですけど、6月19日、ファーストアルバム、King & Princeという…」と村上がKing & Princeのファーストアルバムの宣伝をするというまさかの発言にKing & Princeの永瀬と神宮寺は驚いた様子で「僕らの仕事取らないでもらっていいですか!(笑)」と言うも「ありがとうございます」と満更でもない様子だった。

【写真】映画『うちの執事が言うことには』完成披露試写会 (村上淳)

永瀬&清原、上流階級の所作を披露! 予想外の客席の反応とは?

御曹司役の永瀬、執事役の清原は作品に向けて所作指導を受けてから演技に挑むことになった。2人は上流階級の所作について尋ねられると、2人はそれまで知らなかったテーブルマナーや執事の基本の所作について披露。しかし、2人が「知ってた?」と聞くと、観客からは「知ってた〜」という声が。思いがけない反応に、神宮寺が「知らないことにしなさい!」とつっこむと客席は笑いが起こる。永瀬、清原は「あれ…?」と戸惑り、フレッシュな様子をみせた。

【写真】映画『うちの執事が言うことには』完成披露試写会 (清原翔)

永瀬、作品を通して得たこと、感じた思いを語る。

最後に永瀬は「1番自分の中で思ったことは、“もっと演技を勉強したい”ということです。共演者の皆様が優しく、スタッフさんが暖かく、いい意味で気負わずに自分らしくいられた現場でした。色々な役をやり、色々な経験を積みたいという気持ちをこの映画のお陰で強く感じました。初主演作がこの映画で良かったと心から思います」と語り、初主演映画を通して成長した心境を語り、舞台挨拶は幕を閉じた。

[スチール撮影: Cinema Art Online UK / 記者: 山根 梢]

 

イベント情報

<映画『うちの執事が言うことには』完成披露試写会>

■開催日: 2019年4月18日(木)
■会場: EBiS303イベントホール
■登壇者: 永瀬廉(King&Prince)、清原翔、神宮寺勇太(King &Prince)、優希美青、神尾楓珠、矢柴俊博、村上淳、吹越満、久万真路監督
■MC: 荘口彰久

映画『うちの執事が言うことには』予告篇

映画作品情報

【画像】烏丸邸玄関ホール (階段の絵画「アフター ザ レイン」)

《ストーリー

日本が誇る名門・烏丸家の第27代当主となった花穎(永瀬 廉)は、18歳にして既に飛び級で大学を卒業する程の頭脳明晰、 しかも色彩に関して特別な能力を備えている。突然の引退を宣言した先代当主の父・真一郎は行方がわからず、急ぎ留学先から 戻ってきてみると、そこにいたのは幼少時代から全幅の信頼を寄せる老執事・鳳ではなく、新しい執事だという仏頂面の見知らぬ青 年・衣更月蒼馬(清原 翔)だった。父・真一郎が遺した突然の発令により、不本意ながらも衣更月と主従関係を結ぶ羽目になっ た花穎。まだ自覚が足りない若き当主・花穎と、仏頂面で新米執事・衣更月との関係には、ビミョーな空気が流れる。そんな中花穎 は、招待された芽雛川(めひながわ)家次男のバースデーパーティーで、ある事件に巻き込まれる。親しげに近づいてくる大学生にし て起業家の赤目刻弥(神宮寺勇太)とは何者なのか?さらに、次々に起こる不可解な出来事・・・烏丸家に上流階級の陰謀が 降りかかる。花穎と衣更月は、烏丸家を守り抜くことができるのか――。

 
出演: 永瀬 廉(King & Prince) 、清原 翔、神宮寺勇太(King & Prince)、優希美青、神尾楓珠、前原滉、田辺桃子、矢柴俊博、村上淳、原 日出子、嶋田久作、吹越満、奥田瑛二
 
原作: 高里椎奈「うちの執事が言うことには」(角川文庫刊)
監督: 久万真路
脚本: 青島 武
主題歌: King & Prince「君に ありがとう」(Johnny’s Universe)
配給: 東映
© 2019「うちの執事が言うことには」製作委員会
 

令和元年!5月17日(金) 全国ロードショー!

映画公式サイト
 
公式Twitter: @uchino_shitsuji/

この記事の著者

こずえライター

シネマティーンズオンライン所属の現役高校生。
新作映画から旧作映画まで、幅広く鑑賞することを日課としている。好きな映画ジャンルは、コメディ映画、ドラマ、ファミリー映画。大好きな映画を少しでも多くの方に発信したいと思い、この活動を始めた。

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