モデル、テレビ番組レギュラー、そして演技派女優へ
―― ここからは、大谷さんの今後についてお話をお聞かせください。
2016年にニコラモデルをご卒業され、今日では女優としてもますますご活躍されていますが、今後出演したい作品のジャンルや演じてみたい役柄など、具体的なビジョンはありますか?
今まで私はモデル活動に始まり、テレビもレギュラー番組(テレビ東京系列放送中のテレビ番組「ポケモンの家あつまる」)をやらせていただいていて、それから女優業をスタートさせていただいたので、「全部一括りで私のお仕事」と考えるよりはモデル、テレビ、演技と分けて考える方が私の場合、とてもやりやすいです。
今後ゆくゆくは演技の仕事に時間を多く取れたらと思っています。演技をする為にいろいろな準備をしますし、どう演じようか考えるその時間がとても好きなんです。挑戦したいジャンルですが、「若いうちに制服を惜しみなく着たい!」というのはありますね(笑)!あとは、ずっと空手をやっているので(大谷さんは黒帯)、身体を使ったアクションというジャンルにも挑戦したいですね!(「ボトルキャップチャレンジ」のように)ペットボトルの蓋を回し蹴りで開けたいです(笑)。身体を動かすとテンションも高揚しますし、お芝居もすごくナチュラルになる感覚があるんです。
―― ますます楽しみですね!
映画など映像作品以外の表現の場として舞台には興味はありますか?
舞台にもすごく興味があります。映画は共演者の方と現場で初めましてというパターンが多いですが、舞台は監督や出演者の皆さんとの稽古時間がとても長くて、作品を作り上げる過程がすごく気になっています。
本作も1カ月から1カ月半くらいの時間を毎日一緒に過ごして、同世代の役者の皆さんと「作品をよりよくするためにどうしたらいいか」といった話をする機会がたくさんあって、その熱量がとても心地良かったんです。そういった熱量が、より稽古期間の長い舞台にもあると思いますので、いずれ挑戦したいです。
舞台を経験された方は、小さな声でも響く声の出し方ができる方がいらっしゃるので、そういった経験を自分の演技にも活かせるのではないかと思っています。
―― モデル、女優の活動以外に挑戦したいことなどはありますか?
周りに歌っている子やアイドル活動をしている子、またイラストを描いている方々がいますが、そんな皆さんの活動を見ていると「今から私が始めたところでできない!」と思ってしまいます。それこそこの前、アイドルの役を演じたんですけど、踊りながら、歌い、笑顔でファンサービスをする。これらを同時にこなすって、本当にすごいなと心底尊敬しています。こういった他のお仕事を演技を通して表現、経験できるというのも女優の醍醐味ですね。
―― 最後にぜひお聞きしたいのですが、尊敬している方、目標としている方はいますか?
尊敬している人は母です。目標としている方というよりも、理想の自分のあり方があります。
先日イベントで小さなお子さん連れのお母さんと触れ合う機会があって、その際にお母さんから「夢を与えてくれてありがとうございます」って言っていただいたときに、あまりにも嬉しくてその場で泣きそうになってしまったんですね。その時に、「この仕事をやってきて良かった!」と心から思いました。ますますそうなっていけるのが自分の理想像です。
―― 素敵なエピソードですね。これはますますご活躍いただく以外ないですね!
ありがとうございます。頑張ります!
大谷凜香さんから読者の皆様へメッセージをいただきました🎦
ーー 大谷さんといえば、「ポケモン」のお姉さんとしても大人気ということで、現在レギュラー出演中の情報バラエティ番組「ポケモンの家あつまる?」(テレビ東京系列にて放送中)のメッセージもいただきました!よかったらぜひ(笑)。
[ムービー撮影・編集: Cinema Art Online UK / 取材アシスタント: 梅田 奈央]
プロフィール
大谷 凜香 (Rinka Otani)1999年12月24日生まれ。宮城県出身。 |
フォトギャラリー📷✨
Photo by Takamitsu Sakamoto
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映画『犬鳴村』予告篇
映画作品情報
《ストーリー》臨床心理士の森田奏の周りで突如、奇妙な出来事が起こり始める。 「わんこがねぇやに ふたしちゃろ~♪」奇妙なわらべ歌を口ずさみ、おかしくなった女性、行方不明になった兄弟、そして繰り返される不可解な変死…。それらの共通点は心霊スポット【犬鳴トンネル】だった。 「トンネルを抜けた先に村があって、そこで××を見た…」突然死した女性が死の直前に残したこの言葉は、一体どんな意味なのか? 全ての謎を突き止めるため、奏は犬鳴トンネルに向かう。しかしその先には、決して踏み込んではいけない、驚愕の真相があった…! |
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