- 2017-3-17
- イベントレポート, ドキュメンタリー映画, 日本映画, 舞台挨拶
映画『WE ARE X』大ヒット御礼!
YOSHIKI登壇!ティーチイン&舞台挨拶
YOSHIKI 再び六本木に降臨!『WE ARE X』旋風巻き起こす!!
現在大ヒット公開中のX JAPANの封印された歴史を描くドキュメンタリー映画『WE ARE X』。映画公開と同日にオリジナル・サウンドトラックもリリースとなった。
初日からリピーターが続出し、勢いの止まらない『WE ARE X』。オリジナル・サウンドトラックも初週2万枚を売り上げ、3月13日付オリコン週間アルバムランキングで3位に初登場!音楽ドキュメンタリー映画のサウンドトラックとして、TOP3入りしたのは、1971年のザ・ビートルズの『レット・イット・ビー』以来、実に45年10ヶ月ぶり2作目となる快挙である。
映画公開第3週を迎える3月17日、映画とオリジナル・サウンドトラックの大ヒット御礼イベントとして、X JAPANのYOSHIKIが都内3箇所の劇場で舞台挨拶と渋谷タワーレコードでの緊急プレミアム・サイン会を自ら敢行し、さらなる『WE ARE X』旋風が吹き荒れる!!
Cinema Art Onlineでは、YOSHIKIが登壇したTOHOシネマズ 六本木ヒルズでの舞台挨拶をレポート。
《イベントレポート》
3月17日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた舞台挨拶では、客席の間から登場したYOSHIKIに悲鳴に近い歓声が上がった。冒頭の挨拶でYOSHIKIは数々の壮絶なエピソードについて振り返りながら映画『WE ARE X』への思いを語り、また、発表となった世界ツアーについて改めて触れ、「次のツアーはニューアルバムを携えてのツアーに」という言葉に客席からは更なる歓声が沸き起こった。
客席からの質問に答えるティーチインで映画での音楽のこだわりについて聴かれると「監督に頼まれていくつかのシーンで映像を観ながらピアノを弾きました。東京ドームの楽屋でhideが僕の絵を描いているシーンでも弾いています。しかし基本的な曲のチョイスは編集の方々にお任せして自分はなるべく題材になるように徹しました。僕が一番努力したところは映画ができあがってから書いた主題歌ですね」と丁寧に答えた。
最後にYOSHIKIは「(解散前のメンバーがいつもそばに居たことなどを挙げて)解散前すべてのことがあたりまえに起こっている思っていましたが、解散の後つらい時間もあり、すべてのことは奇跡的なことで、何事も当たり前のように考えちゃいけないと学びました。今起こっている奇跡に感謝できるような映画になっています。この映画とX JAPANを応援してください」とコメントし、客席でのフォトセッション時には揃ってXポーズをし、ファンに薔薇を一本ずつ手渡し大きな歓声に包まれながら会場を後にした。
イベント情報<映画『WE ARE X』大ヒット御礼ティーチイン付き舞台挨拶> ■開催日: 2017年3月17日(金) |
[スチール撮影&記者: Sayaka Hori]
X JAPAN ワールドツアー開催概要『WORLD TOUR 2017 WE ARE X』2017年7月11日(火)、12日(水): 大阪城ホール |
映画作品情報
第85回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した映画『シュガーマン 奇跡に愛された男』(2012年)の製作陣が選んだ次なる伝説的ミュージシャンは、日本のロックバンド<X JAPAN>。本作は、ドキュメンタリー映画で多くの実績を持つスティーヴン・キジャック監督の手により、彼らが歩んできた比類なきストーリーが感動的に描かれ、2016年1月には米国・サンダンス映画祭で最優秀編集賞を受賞、3月にはSXSW(サウスバイサウスウェスト)映画祭でデザイン部門観客賞を受賞するなど、これまですでに世界20以上の映画祭にも出品され、世界中のマスコミや評論家からも高い評価を獲得している。
世界への挑戦、脱退、解散、HIDEとTAIJIの死、Toshlの洗脳・・・バンドを襲ったあまりにドラマチックな悲劇の連鎖。
結成後30年以上に渡って生み出されてきた、想像を絶するX JAPANの<熱狂>と<狂乱>の歴史。
そこには精神的にも肉体的にも彼らが抱えてきた悲嘆と痛みがある。栄光と挫折、生と死、解散と復活。
日本の音楽シーンの頂点に君臨する彼らの挑戦の軌跡-。
マディソン・スクエア・ガーデン公演での舞台裏を追いながら、クライマックスでは息をのむ圧巻のステージが待ち受ける。
『WE ARE X』はこれまでにない近さで、心に深い傷を負いながらも走り続ける彼らの光と闇に迫る。
日本が世界に誇る唯一無二の“怪物”ロックバンド。なぜ今、X JAPANの音楽と物語は世界を熱狂させるのか。
HIDEとTAIJIの夢。逆境に立ち向かい乗り越えてゆく使命感と覚悟。今、世界中が共感する物語が、ここにある。
SXSW映画祭 2016 デザイン部門 観客賞受賞
監督: スティーヴン・キジャック
上映時間: 96分 / アメリカ映画
配給: 東宝映像事業部
公式 Twitter: @wearexmovie