映画『月の満ち欠け』大ヒット御礼舞台挨拶 レポート
【写真】映画『月の満ち欠け』大ヒット記念舞台挨拶 (大泉洋、有村架純、目黒蓮、柴咲コウ、廣木隆一監督)

映画『月の満ち欠け』

㊗大ヒット御礼舞台挨拶

大泉洋「二度三度観るとまた全然違った感じ方ができる映画」

2017年に第157回直木賞を受賞し、累計発行部数56万部を超える佐藤正午によるベストセラー小説を実写映画化した映画『月の満ち欠け』が12月2日(金)に全国公開され、累計観客動員数は40万人を突破、累計興行収入は約5.5億円と、大ヒットを記録している。

【画像】映画『月の満ち欠け』メインカット

12月10日(土)、大ヒット御礼舞台挨拶が丸の内ピカデリー1で開催され、主演の大泉洋、共演の有村架純目黒蓮(SnowMan)柴咲コウ、そして廣木隆一監督が登壇した。

まずは観客に向け「今日はありがとうございます」と大泉が挨拶。「大ヒットということで気持ちが高ぶっているのかいつもより視界が高く…」と続けると会場からくすくすと笑いが。目黒が「厚底がすごすぎて話が入ってこないです!!」とすかさずツッコミを入れると、「お前がいつも厚底ばっかり履いてくるから!発注したんだよ!」と大泉。前回の舞台挨拶で高身長の目黒が厚底靴を履いていたことをぼやいていた大泉は、対抗心を燃やし厚底靴を履いて登場していた。

また、有村は「私も一応ヒールを履いているんですけど…」、目黒は「厚底が気になって(笑)」、柴咲は「皆さんこれから映画をご覧になるんですよ!この(厚底靴)の印象が強すぎちゃって」、廣木監督は「厚底ショーにようこそ」と皆それぞれの挨拶で大泉の厚底靴姿をいじる一幕もあり、イベント開始早々会場は温かい雰囲気に包まれた。

#教えて月の満ち欠け
Twitterで募集した質問に登壇者たちが回答!

今回の舞台挨拶では、事前に映画公式Twitterで「#教えて月の満ち欠け」で募集した映画に関する質問に登壇者たちが答えるという企画を実施。

まず一つ目は<本作を2回目以降にリピート鑑賞する際の注目ポイントは?>という質問。

「リピーターの方も多いみたいですが、2~3回目以降観ると冒頭から切ないですよね。ストーリーを知った後だと全然違う感じ方ができるので何度も観ていただきたいです」と大泉。柴咲は「梢としては、夫の堅ラブ!なので、前半の心温まるシーン。二度三度となるとどういう風に映るか…違った見え方になるのかな」と回答。また目黒も「小山内夫婦に瑠璃が誕生するシーンは先を知っていると「もっとこの幸せな時間が長く続け!」と見てしまいますよね」とコメント。有村は「瑠璃としてはどうしてこの時にこの台詞/言葉を発したのか、複数回観ると瑠璃の裏の想いが見えてくると思います」と語り、大泉も「色々な伏線が実は冒頭から張られているから、展開を知っていると回収できますよね」と続けた。

【写真】映画『月の満ち欠け』大ヒット記念舞台挨拶 (有村架純)

また、<もしこのメンバーで再び共演するならどのような作品?>という質問に廣木監督は「コメディです。4人のおかしな家族の話が面白そう」と監督としての希望を語る。

大泉が「今回の映画では笑いの場面がほぼなかったですもんね、柴咲さんは?」と振ると、「銃撃戦とか…。大泉さんをけちょんけちょんに追い込んでいく役」と柴咲。これには「ひとつも勝てる気がしないですね(笑)」と大泉。

【写真】映画『月の満ち欠け』大ヒット記念舞台挨拶 (柴咲コウ)

有村は「シェアハウスに暮らす他人同士で、ひとつのお家の中で色々な物語が繰り広げられる」と回答。目黒が「僕は、やっぱり厚底の映画…(笑)誰が一番厚い底の靴を履けるか」と再び厚底の話題を振ると、「画角に入らないからね」と優しくツッコむ大泉とのやり取りも。そして大泉は「柴咲さんの言うようにバトルものもいいな。時代劇がいいな、源頼朝になって目黒蓮を粛清する話」と目黒をいじり返した。

【写真】映画『月の満ち欠け』大ヒット記念舞台挨拶 (目黒蓮)

また、そろそろ年末が近づく中、<今年1年の振り返り、来年の抱負は?>という質問も。本作『月の満ち欠け』を含め今年は計6作品もの監督作品が公開および配信となった廣木監督は「本当に嬉しいことですね。来年はもっといっぱい撮りたいです!」と野望を明らかにした。

柴咲は「今年は沢山の作品に出演させていただきました。来年は海外に行ったり、違う空気を味わえたら良いなと思います」と回答。有村は「今年は一つ一つ作品と向き合える余白の時間が沢山あり、より集中して作品に参加できた1年でした。一旦リセットして次の作品に臨む時間が持てたので、来年もそうなったらいいな」と語る。

目黒は「今年はジムに行きたかったが、行けなかったので、来年はいっぱい行きたいです。健康的に身体を動かせたら」と目標を掲げた。

大泉は「今年は忙しかった。なかなかお休みがなかったので、来年はもうちょっとお休みがあるといいな。と言ってももうあまりないのわかっているんだけど。夢も希望もないよ…」とぼやきで再び会場の笑いを誘った。そして「みんな来年も頑張ろうね!!」と鼓舞で締めた。

【写真】映画『月の満ち欠け』大ヒット記念舞台挨拶 (大泉洋)

そして、これから作品を楽しみに観る方へ向けて大泉より「この映画は一度観た後に全てわかった上で観るとまた全然違う景色が見える作品です。“この人物はこんな気持ちでこんなことを言っていたんだな”とか、色々考えながら観れる。まだ観ていない方は勿論、二度三度と楽しめる映画です。年末、そして年明けも皆さんの気持ちを豊かにしてくれる、そんな作品『月の満ち欠け』をどうぞよろしくお願いいたします」とメッセージが贈られた。

最後に大ヒットを祝して客席をバックにフォトセッションを行い、舞台挨拶は終了した。

イベント情報

映画『月の満ち欠け』大ヒット御礼舞台挨拶

■開催日: 2022年12月1日(木)
■会場: 丸の内ピカデリー1
■登壇者: 大泉洋、有村架純、目黒蓮(SnowMan)、柴咲コウ、廣木隆一監督

【写真】映画『月の満ち欠け』大ヒット記念舞台挨拶 (大泉洋、有村架純、目黒蓮、柴咲コウ、廣木隆一監督)

映画『月の満ち欠け』予告篇🎞

映画作品情報

【画像】映画『月の満ち欠け』ポスタービジュアル

《ストーリー》

”もう一度逢いたい”と願う純粋な想いが、27年の時を超えて奇跡を起こす――

仕事も家庭も順調だった小山内堅(大泉洋)の日常は、愛する妻・梢(柴咲コウ)と娘・瑠璃のふたりを不慮の事故で同時に失ったことで一変。

深い悲しみに沈む小山内のもとに、三角哲彦と名乗る男(目黒蓮)が訪ねてくる。事故に遭った日、小山内の娘が面識のないはずの自分に会いに来ようとしていたこと、そして彼女は、かつて自分が狂おしいほどに愛した“瑠璃”という女性(有村架純)の生まれ変わりだったのではないか、と告げる。

【愛し合っていた一組の夫婦】と、【許されざる恋に落ちた恋人たち】。

全く関係がないように思われたふたつの物語が、数十年の時を経てつながっていく。

それは「生まれ変わっても、あなたに逢いたい」という強い想いが起こした、あまりにも切なすぎる愛の奇跡だった――。

 
原作: 佐藤正午「月の満ち欠け」(岩波書店刊)
主演: 大泉洋
 
出演: 有村架純目黒蓮(Snow Man)伊藤沙莉/田中圭柴咲コウ、菊池日菜子、小山紗愛、阿部久令亜、尾杉麻友、寛一郎、波岡一喜、安藤玉恵、丘みつ子
監督: 廣木隆一
脚本: 橋本裕志
音楽: FUKUSHIGE MARI
劇中曲: John Lennon「Woman」(ユニバーサルミュージック)
製作: 「月の満ち欠け」製作委員会
配給: 松竹
 
© 2022『月の満ち欠け』製作委員会
 
2022年12月2日(金)、あなたも真実の愛に涙する。
大ヒット上映中!
 
映画公式サイト
 
公式Twitter: @eiga_tsukimichi
公式Instagram: @eiga_tsukimichi
 

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