映画『ロボット2.0』公開前スペシャルイベントレポート

【写真】映画『ロボット2.0』公開前スペシャルイベント (有村昆&ハリウッドザコシショウ)

映画『ロボット2.0』

有村昆登壇!公開前スペシャルイベント

ハリウッドも日本もマネできない!
製作費90億円、史上最高額を投資した中二病映画!?

インドのスーパースター・ラジニカーントとアカデミー賞®受賞スタッフが贈る超大作『ロボット2.0』が10月25日(金)より新宿ピカデリー他全国公開となる。

【画像】映画『ロボット2.0』メインカット

2010年、南インドのタミル映画として公開されインド史上最高の興行収入をたたき出し、日本でも大ヒットしたあの伝説の映画『ロボット』。7年ぶりの続編がついに日本上陸!!『バーフバリ』(前篇:2015年、後篇:2017年)が記録していたインド史上最高額の製作費を抜いたことが話題になり、インド中の期待を集める中、約6,000スクリーンで公開され大ヒットを記録!

監督は『ロボット』を生み出したインド映画界のヒットメーカー、シャンカルが続投。『アベンジャーズ』(2012年)、『ジュラシック・ワールド』(2015年)のVFXを務めたレガシー・エフェクツが特殊メイクとアニマトロニクスを担当し、ハリウッドで活躍するアカデミー賞®受賞スタッフが集結。主演を務めるのは前作に引き続き、インドのスーパースターにして人間国宝、ラジニカーント!また、初登場となるのは、『パッドマン 5億人の女性を救った男』(2018年)主演のアクシャイ・クマール。バシー博士の宿敵となるスマホロボットに扮し、ラジニカーントと2大スター競演を果たした。そして、ミス・ティーンワールド2009年グランプリのイギリス人女優、エイミー・ジャクソンが絶世の美人ロボット・ニラーを演じる。

 

バシー博士が今回戦う相手は全インド人のスマホ!!突如街中からスマホが次々と失踪し、それらは合体して意思を持つ巨大なロボットに姿を変え人々に襲い掛かる。インドの街が崩壊の危機にさらされ、ついに解体されたロボット、チッティはスーパーパワーを身に着けたバージョン2.0として再起動!地球を救うため、予測不能なバトルを繰り広げる!!

【画像】映画『ロボット2.0』場面カット

10月16日(水)、映画コメンテーター・有村昆氏が登壇するスペシャルイベントが東京・渋谷のユーロライブで開催され、有村氏により『ロボット2.0』の見所が解説された。

2010年公開の映画『ロボット』の8年後を描いた『ロボット2.0』

「タミル語圏の作品である映画『ロボット』。北インドがメインの中、史上最高額の製作費を注ぎ込み、南インド圏で大ヒットし当時のインド映画史上No.1となった『ロボット』。ストーリーは簡単でロボットのチッティが、とあることで暴走するんです。一旦は、停止したんだけれども、今回新たな敵が出てきて再起動してチッティ2.0としてこのインドを救うことができるのかということが本作のポイント」

【画像】映画『ロボット2.0』場面カット

司会に「ココが凄いというところは?」と尋ねられると、有村は「まずCGが凄い!『アベンジャーズ』や『 ワイルド・スピード』を製作しているダブル・ネガティブ(現DNEG)というイギリスのVFX制作会社などがガッツリ入って、CGチームのスタッフだけで史上最大の3,000人を投じて作ったんですよ。で、その3,000人を投じてこれをやってんだというバカバカしさが凄いんですよ」と答え、会場が笑いに包まれた。

【写真】映画『ロボット2.0』公開前スペシャルイベント (有村昆)

『キャプテン・マーベル』のカット数、
『バーフバリ』の製作費をも超えた『ロボット2.0』

有村は「『ロボット2.0』はVFXのカットが2,150カットあるんですね。これがどれだけ凄いことかというと、『キャプテン・マーベル』でさえ1,242カットなんです。ということは、『キャプテン・マーベル』よりも『ロボット2.0』のほうが6カット多いという。これはめちゃくちゃ凄いことで、製作費だけでいうと約90億円かけています。インド映画で大ヒットした『バーフバリ』が(伝説誕生と王の凱旋の2作で)約73.5億円という当時史上最高額の製作費といわれていたのが、90億円なんで、さらに予算をかけた映画がいよいよ日本で公開される。という意味では・・・ 皆さんの口コミにかかっていますから、お願いします!」と頭を下げた。

【画像】映画『ロボット2.0』場面カット

エリートしか俳優になれないとされていたボリウッド
それを乗り越えたのがスーパースター、ラジニカーント

「VFXが凄すぎて主演のラジニカーントがどこまでが生身で、どこからがCGかよく分からない」との投げかけに対し、有村は「しかも68歳ですよラジニカーント。インドは平均寿命が非常に短いので日本の68歳の感覚ではなく、80歳くらいだと思ってください。それに北インドに比べて南インドはカースト制度が未だに残っていて。お手伝いさんの家で生まれたら、基本はお手伝いさんをして継承していくっていうのが未だにあるんですね。彼は元々、バスの車掌さんをやっているんですよ。1970年代くらいから映画界に入ってきて44年経つんですけど、カースト制度を乗り越えていきなりスーパースターになったのでインド中から応援されています。しかも慈善事業もスーパースターになった今でもずっとやり続けているので非常に尊敬できる俳優さんのひとりでもありますね」と尊敬の念を表した。

【画像】映画『ロボット2.0』場面カット

また、役者も監督もトップスターの今作について、「前作の『ロボット』も撮っていますし、今作で3回目のタッグになるんですかね。あと、敵役には『パッドマン 5億人の女性を救った男』(2018年)で主演を務めたアクシャイ・クマール。ヒロイン役には、ミス・ティーンワールド2009年グランプリのイギリス人女優、エイミー・ジャクソンを起用するなど、実はインド映画はこれから伸びてきます。というのも、インド人は99×99まで全て暗算でできると言われているほど数学が強いんです。VFXになぜ3,000人も投じることができるのかというと、そもそも数学ができる優秀な民族であるというところ。例えば今回鍵となってくるスマートフォンだったり映画の技術力、製作本数も世界第1位がインドで1,800本、第2位は中国800本、第3位アメリカ660本、第4位日本580本となっています。今後インド映画の市場は伸びていきます。なんとなくインド映画を知っている方も歌って踊ってのミュージカル映画は激減しているかわりに、サスペンスに人気が集まっています。長さも3時間から2時間半弱になっていて曲も5曲くらいに減らしているんですね。そういった意味でインド 映画はどんどん変わってきていますし、今のインド映画の旬を感じて、ハッシュタグ(#ロボット2.0)で面白かったと呟いていただければと思います」と解説するとともに観客に呼びかけた。

【写真】映画『ロボット2.0』公開前スペシャルイベント (有村昆)

660の言語が行き交うインドだからこそ、
シンプルで分かりやすい独自のインド映画が生まれた

インド映画の面白さのポイントを尋ねらると、「インド映画って分かりやすいんですよ。これはインドの特徴でして、3行でストーリーが解説できちゃうんんですよ。2時間半かけて3行のストーリーやっていますから(笑)。インドは国内で方言含めて660の言語があるんですね。北と南で言葉が全く違うんでインド人ですら会話が伝わらないんですよ。なのでシンプルでなければならないというルールがそもそもあるんですね。10〜20の字幕を出さないと伝わらないので、単純なストーリー、セリフを極力少なくさせるために歌と踊りで表現しようという独特のインド映画産業が発達してガラパゴス状態に今なっちゃってますね」と解説。

最後に見所を尋ねられると、「『ロボット』と似たような三角関係の図式が出てきます。難しく言えば、スマホに依存してしまい、警鐘を鳴らすという映画ですが、やっていることは中二病の映画です。本当に中学生が考えた映画をインド史上最高の製作費を投じて作ったという(笑)。良い意味でインド人みんな中二病なんじゃないかなっていう。なかなかここまで振り切れたことはできませんし、ハリウッドでもできない、でもインドはできるというのは本当に素晴らしい量産をしてくれる映画だと思っています」と締めくくった。

【写真】映画『ロボット2.0』公開前スペシャルイベント (有村昆)

“ボリウッド”ザコシショウが乱入!?

『ロボット2.0』の醍醐味でもある「意味わからんけど面白い」があまりにもしっくりくるということで、イベントに奇抜な芸風でおなじみのピン芸人・ハリウッドザコシショウも乱入!!

イベント開始前からステージの一部を隠していた黒幕が外されると、劇中に登場する奇想天外な武器「360度マシンガン」を装備したハリウッドザコシショウ改め、“ボリウッド” ザコシショウが登場!“意味わからんけど面白すぎる”新ネタも披露した。

★その模様は動画で♪

[スチール撮影: Cinema Art Online UK / 記者: フジモト マリ]

イベント情報

映画『ロボット2.0』公開前スペシャルイベント

■開催日: 2019年10月16日(水)
■会場: ユーロライブ 
■登壇者: 有村昆(映画コメンテーター)、ハリウッドザコシショウ(芸人)

【写真】映画『ロボット2.0』公開前スペシャルイベント (有村昆&ハリウッドザコシショウ)

映画『ロボット2.0』予告篇

映画作品情報

【画像】映画『ロボット2.0』ポスタービジュアル

《ストーリー》

ある日、突然、インドの街からすべてのスマートフォンが消えた。そして携帯業者や通信大臣がスマホに殺されるという殺人事件が次々に発生。バシー博士(ラジニカーント)は助手のニラー(エイミー・ジャクソン)とスマホの行方を追ううちに、無数のスマホが合体し巨大な怪鳥に変身していることが判明。やがてその巨大怪鳥は人類を襲いだし、軍隊でも抑えきることのできないモンスターと化す。バシー博士は、かつて封印された、あの伝説のロボット「チッティ」を復活させ、人類を守ることを思い立つ。しかしそれはインド中を巻き込んだ、壮大なバトルの幕開けとなった!

 
原題: 2.0
邦題: ロボット2.0
 
監督・脚本: シャンカル
 
音楽: A.R.ラフマーン
VFX: レガシー・エフェクツ
衣裳デザイン: メアリー・E・ヴォクト
 
出演: ラジニカーント、アクシャイ・クマール、エイミー・ジャクソン
 
配給: アンプラグド・KADOKAWA
2018年 / インド / 147分 / 5.1ch / シネスコ / カラー / 日本語字幕:吉田裕子 / 字幕監修:深尾淳一
 
© 2018 Lyca Productions. All rights reserved.
 
2019年10月25日(金) 新宿ピカデリー他全国公開!
 
映画公式サイト
 
公式Twitter: @robot2_movie 
公式Facebook@robot2moviefficial

この記事の著者

フジモト マリ

フジモト マリファッションスタイリスト/インタビュア/ライター

ファッションスタイリストの視点から衣装などにもフォーカスして、より映画を楽しんでいただけるよう発信している。レッドカーペットでのサウンドバイツや映画俳優の独占取材などインタビュアとしても活動。
プライベートでも毎月最新映画を5本以上鑑賞。好きなジャンルはミュージカル、ロマンスなど。特にモノクロ映画が好き。

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