映画『名も無き世界のエンドロール』完成報告会見レポート
【写真】映画『名も無き世界のエンドロール』完成報告会見 (岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督)

映画『名も無き世界のエンドロール』完成報告会見

岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アンが新年の抱負を発表!!
20歳を迎える山田杏奈へバースデーサプライズも🎂

映画『名も無き世界のエンドロール』が1月29日(金)より全国ロードショーとなる

何よりも強い絆で結ばれた幼馴染みの2人が、10年もの歳月をかけて、表と裏それぞれの社会でのしあがり、住む世界の違う<ある女性>に近づき、プロポーズをしようとしていた。だが実はそれは、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”だった―。

【画像】映画『名も無き世界のエンドロール』メインカット

穏やかで優しい性格でありながら裏社会に入り、いくつもの危ない橋を淡々と渡っていく主人公キダ役に岩田剛典。キダの力を借りながら会社経営者となり、頭脳と情熱を注ぎ込みのし上がっていくマコト役を新田真剣佑が務め、今や若手俳優の中でも傑出した存在感を誇る2人の初共演が実現。互いになくてはならない表裏一体のバディを熱演し、観る者の心を鷲づかみにする。

そして、物語のカギを握る2人のヒロイン役に山田杏奈と中村アン。石丸謙二郎、大友康平、柄本明らベテラン勢が脇を固める。

原作は、2012年に第25回小説すばる新人賞を受賞した行成薫の同名傑作小説(集英社文庫刊)。監督を務めるのは『ストロベリーナイト』(2013年)、『累‐かさね‐』(2018年)などを手がけてきた佐藤祐市。衝撃のサスペンス・エンターテイメントが誕生した。

1月9日(日)、完成報告会見がTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、主演を務めた岩田剛典をはじめ、新田真剣佑、山田杏奈、中村アンらメインキャスト陣、そして佐藤祐市監督が登壇した。

【写真】映画『名も無き世界のエンドロール』完成報告会見 (岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督)

当初は劇場に観客を迎えて完成披露上映会を予定していたが、無観客でライブ配信による完成報告会見へ変更。主演の岩田は「本日は、世間の情勢もあるなか報道陣の方に集まって頂き感謝いたします。本来はお客様との開催でしたが、無観客での開催となってしまったことお詫びいたします。今日は配信もされるということで、画面の向こうの皆さんと繋がっている時間を精一杯楽しみたいと思います。よろしくお願いします!」、新田は「今日は楽しんで行ってください!」、山田は「いろいろお話できたらと思います。配信で見てくれている皆さんありがとうございます!」、中村は「リサ役を演じた中村アンです!よろしくお願いします!」と、それぞれが集まったプレス関係者と配信を見ている観客へ向けて挨拶。

【写真】映画『名も無き世界のエンドロール』完成報告会見 (岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督)

話題はそれぞれが演じた役どころになると、岩田は自身が演じた裏社会に⾝を置く交渉屋として危ない橋を渡っていきながらもマコトと共に計画を遂⾏していくキダについて「本当は心優しく穏やかな人物なんだけど、とある出来事をきっかけに人柄が丸ごと変わってしまう。“大人の時期”と“学生時代”のコントラストを表現できるように意識しました」と述べ、また、岩田自らブレザーを身に纏い学生時代も演じたことについて「幼なじみを演じたまっけんと山田さんとの学生シーンは、一番年上だし(馴染めるか不安で)考え過ぎていましたが、現場に入ったら意外と違和感なく、初日に連絡先を交換したり、和気あいあいとした雰囲気の現場で2人には感謝している」と撮影を振り返った。

キダと共に10年間の壮大な計画を進めていくマコトを演じた新田は、「10年前から現在が描かれていて、過去を明るく出来ればラストが生きてくると思ったので、10年前のシーンはスクリーンを見てくれている人を笑顔にできるように意識して演じてましたね」と話した。

キダとマコトの幼なじみで鍵を握るヒロイン・ヨッチを演じた山田は、「私が演じるヨッチは、過去のパートにしか出ていないんですが、“衝撃のラスト”に深く関わっているのでヨッチという役を存在感のあるものにしたかった」とコメント。

キダとマコトが10年の歳⽉をかけて近づこうとする⾼嶺の花の政治家令嬢リサを演じ、これまでのイメージを覆すような熱演を見せている中村は「監督に撮影に入る前に『(演じきれるか)不安です!』と正直にお伝えしたんですけど、『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』って言って下さって、無事(撮影現場の)神戸に向かえました」と背中を押してくれた佐藤監督に感謝を述べた。

本作が初共演である岩田と新田は、お互いの印象を聞かれると「まっけんは、イメージ通りの明るくて天真爛漫。撮影の最後の方には年の離れた兄弟のようだった」と岩田が仲の良さをアピール。それに続き新田は、「クランクインして間もないころに岩田さんに『すみません!岩ちゃんと呼ばせていもらってもいいですか!』とお話しして、それ以降ずっと“岩ちゃん”と呼ばせてもらってます」と撮影中に仲を深めるきっかけとなったエピソードを披露した。

また、メガホンをとった佐藤監督が「さっき中村さんが『マスコミの皆さんを笑わそう!私が、今回のニュースヘッドラインをかっさらう』って意気込んでてね」と舞台袖でのエピソードを暴露する一幕も。「今日はお客さんがいないからマスコミの方を笑わそうって話したんだけど、誰も賛同してくれなくて(笑)」と報道陣を笑わせ、サービス精神旺盛な一面をみせた。

岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アンが新年の抱負を発表!!

イベント中盤には、「ラスト20分の真実」という映画のキャッチコピーにちなんで、2021年をどう締めくくりたいか、新年の抱負を発表。

中村は、〈ピアノを継続する〉という抱負を挙げて、「元々習っていて、最近離れていたんですけど、また弾く機会があったので続けたいなと思って。集中力を高められるし、(自分は)アクティブなイメージがあるけど知的な雰囲気も出していきたい」とイメージチェンジへ意気込みをみせた。

【写真】映画『名も無き世界のエンドロール』完成報告会見 (岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督)

山田は、〈運動好きになる〉を挙げ、「私、運動をするんですけど、なかなか運動が続かなくて…そもそも運動を好きにならなくちゃいけないんだと気付いて…、続けられるよう運動の魅力を見いだせたらなと…」と悩みをぽろり。

【写真】映画『名も無き世界のエンドロール』完成報告会見「運動好きになる」(山田杏奈)

日頃から運動を続けている岩田は「興味があるものから始めていけばいいんじゃないかな」、同じく新田は「自分は目標をもってやることが大切だと思っていて、目標を持つのがいいんじゃないのかな」とそれぞれアドバイスを贈った。

新田は、〈笑顔〉を挙げ、「今年笑顔で終えるために仕事をひとつひとつ頑張る、という意味での笑顔です」と説明。

最後に岩田は、〈復活〉を挙げ、「昨年から(新型コロナウィルスの影響で)各業界の皆さんが苦しい状況で、自分もエンタメの携わらせてもらっている中でグループ活動もしているので、ライブであったりお客様と同じ環境で楽しめるものがあまりできなくて、発信したいものを100%では届けられない年でしたよね。まだ「復活」というには早いかもしれないけど、今年一年が終わるころには本当にエンタメ業界も復活して欲しいという希望を込めて“復活”にしました」とコロナ禍の収束への切実な願いを語った。

【写真】映画『名も無き世界のエンドロール』完成報告会見 (岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督)

“サプライズがいっぱい”の映画本編にちなみ、
20歳を迎える山田杏奈へバースデーサプライズ!!

イベントも終盤へと差し掛かると、ドッキリやサプライズが沢山登場する『名も無き世界のエンドロール』ならではの企画として、ある登壇者にドッキリを仕掛けていることがMCから明かされると、岩田と新田が声を揃えて、「そうなんです!実は、サプライズがありまして…、せ~の山田杏奈さん!お誕生日おめでとう!」と1月8日(金)に誕生日を迎える山田をサプライズでお祝い!

山田にケーキを模した美しいフラワーアートが送られ、「びっくりしました!(フラワー)かわいい!明日、20歳になります!」ととびきりの笑顔を見せて喜んでいる様子。

【写真】映画『名も無き世界のエンドロール』完成報告会見 (山田杏奈 バースデーサプライズ)

サプライズに気づいていたか聞かれた山田は、「(誕生日の)前日だからな~と思っていたんですけど、意外と誰も何も言ってくれなくてちょっと寂しいなと思ってたんです(笑)」と少し期待していたようで「こうしてサプライズしてもらえて嬉しいです!ありがとうございます!」と感謝。

【写真】映画『名も無き世界のエンドロール』完成報告会見 (山田杏奈 バースデーサプライズ)

主演・岩田剛典からメッセージ

最後、岩田は「本日は生配信をご覧いただきありがとうございます。脚本をいただいてからこの映画が公開されるまで2年近くあったのですが、間もなく皆さんにお届けできることうれしく思います。サスペンスではありますが、自分としては、究極の純愛ラブストーリーと思っています。ご覧いただく方によって色んな受け取り方がある作品ですが、ぜひ劇場でご覧いただきたい作品なので大きなスクリーンでご覧頂ければと思います。今日はありがとうございました!」と、メッセージを贈りイベントを締めくくった。

【写真】映画『名も無き世界のエンドロール』完成報告会見 (岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督)

[スチール撮影・取材: Cinema Art Online UK]

イベント情報

映画『名も無き世界のエンドロール』完成報告会見

■開催日: 2021年1月7日(木)
■会場: TOHOシネマズ 六本木ヒルズ スクリーン7
■出演者: 岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督
■MC: 奥浜レイラ

【写真】映画『名も無き世界のエンドロール』完成報告会見 (岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督)

フォトギャラリー📸

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映画『名も無き世界のエンドロール』予告篇🎞

映画作品情報

【画像】映画『名も無き世界のエンドロール』ポスタービジュアル

《ストーリー》

クリスマス・イブの夜。日本中を巻き込んだ、ある壮大な計画が実行されようとしていた――。

複雑な家庭環境で育ち、さみしさを抱えて生きてきたキダとマコトは幼なじみ。そこに同じ境遇の転校生・ヨッチも加わり、3人は支え合いながら家族よりも大切な仲間となった。しかし20歳の時に、訳あってヨッチは2人の元から突然いなくなってしまう。そんな彼らの元に、政治家令嬢で、芸能界で活躍するトップモデルのリサが現れる。リサに異常な興味を持ったマコトは、食事に誘うが、全く相手にされない。キダは「住む世界が違うから諦めろ」と忠告するが、マコトは仕事を辞めて忽然と姿を消してしまう。

2年後。マコトを捜すために裏社会にまで潜り込んだキダは、ようやく再会を果たす。マコトは、リサにふさわしい男になるために、死に物狂いで金を稼いでいた。マコトの執念とその理由を知ったキダは、親友のため命をかけて協力することを誓う。以来、キダは〈交渉屋〉として、マコトは〈会社経営者〉として、裏と表の社会でのし上がっていく。そして、迎えたクリスマス・イブの夜。マコトはキダの力を借りてプロポーズを決行しようとする。しかし実はそれは、10年もの歳月を費やして2人が企てた、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”だった─―。

 
原作: 行成薫「名も無き世界のエンドロール」(集英社文庫)
 
監督: 佐藤祐市
 
出演: 岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、石丸謙二郎、大友康平、柄本明
 
主題歌: 須田景凪「ゆるる」(WARNER MUSIC JAPAN / unBORDE)
 
制作プロダクション: RIKIプロジェクト、共同テレビジョン
配給: エイベックス・ピクチャーズ
 
©️ 行成薫/集英社
©️ 映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
 
2021年1月29日(金) 全国ロードショー!
 
映画公式サイト
 
公式Twitter: @namonaki2021
公式Instagram: @namonaki2021
公式ハッシュタグ: #名も無き

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