
映画『金髪』公開記念舞台挨拶
主演・岩田剛典、白鳥玉季、坂下雄一郎監督が登壇!
一足早い“今年の漢字”発表&「金髪イエエエイ!!」で大盛り上がり!
映画『決戦は日曜日』(2022年)の坂下雄一郎が監督・オリジナル脚本を手掛け、校則で禁止されているにも関わらず金髪で登校してきた生徒たちに振り回される中学校教師の奮闘を皮肉とユーモア満載で描いた映画『金髪』が、11月21日(金)に全国公開を迎えた。

公開を記念して翌22日(土)にグランドシネマサンシャイン池袋にて公開記念舞台挨拶が行われ、主演の岩田剛典、共演の白鳥玉季、そしてメガホンを取った坂下雄一郎監督が登壇した。
第38回東京国際映画祭での観客賞受賞の喜びを分かち合う
満席の会場からの大きな拍手に迎えられて登壇した3人。まずは、先日開催された第38回東京国際映画祭コンペティション部門での観客賞受賞の話題に。主人公の教師・市川を演じた岩田は、「めちゃくちゃ嬉しいですね。やはり観客賞が一番嬉しいと思います。上映期間中にご覧いただいた皆さまの感想がこの賞に導いてくれたと思うので、本当に嬉しかったです。当日、僕は大阪にいたのですが、監督が名前を呼ばれて席を立つ瞬間もずっとスマホで見ていました」と、喜びを噛み締めつつ、クロージングセレモニーでの授賞の様子を見守っていたことを明かした。
物語の鍵を握る生徒・板緑役の白鳥は、「初めにマネージャーさんからLINEかメッセージで受賞したと聞いて、一瞬聞き流してしまったんです。それで一度メッセージを戻して読んで、『え、とったの?』と驚く、という段階があったので、『わーっ!』と急に叫ぶような驚きではなかったのですが、しっとりとした、しっかりした驚きでした(笑)」と独特の表現で会場を和ませた。
坂下監督は「東京国際映画祭に自分の作品が参加するのも初めてだったので、基本的にはそれだけでものすごく嬉しかったのですが、プラスで賞までいただけて本当に良い参加になったなと思っています」と感謝を述べ、「(クロージングセレモニーで)監督の名前を間違えられて、『どうしようどうしよう』と思ったのですが、一応『あ、坂下です』と訂正してからスピーチできたのは良かったなと思いました(笑)」とスピーチ前の裏話を披露し、笑いを誘った。
岩田剛典&白鳥玉季が発表!
二人が選んだ2025年“今年の漢字”は?
舞台挨拶では、本作のプロモーション活動も含め、今年1年を振り返っての“今年の漢字”を発表するコーナーも。フリップを手に、まずは白鳥から発表された漢字は「猫」。
「猫です。今年からすごくハマってまして、猫を飼うために家を買いたいという新しい目標ができるくらい、猛ハマりしています。休みの日は猫カフェに行ったり、SNSで猫の写真を探したり、しまいには飼ってもいないのに猫砂を見たり(笑)。なのでお題を見た瞬間、直感で『猫だな』と思って書かせていただきました」と熱弁。理想の猫は「目つきが悪くて、顔がちょっと潰れてる感じのペルシャ猫みたいな子を飼いたいです」と語り、会場は温かい笑いに包まれた。

続いて岩田が披露した漢字は「外」。「タトです。…冗談です。外(そと)です(笑)」とお馴染みのボケで会場を沸かせつつ、「結構海外に行くことが多くて、この1年、外の世界を知る一年になったかなと思います」とその理由を説明。「海外作品も?」というMCからの問いには「もちろんです。やってみたいですね」と意欲を見せた。
観客に向けて感謝のメッセージ
そして、これから映画を鑑賞する観客へ向けて、登壇者それぞれがメッセージを送った。
坂下監督は「一生懸命作りましたので、気に入っていただけると嬉しいです。今日はありがとうございました」と挨拶。
白鳥は「普段見れない光景がたくさん見れる面白い映画となっているので、自分のお気に入りのシーンとかを見つけて楽しんでみてください。ありがとうございました」と笑顔で呼びかけた。
そして岩田は「映画『金髪』は、大人の皆さんは必ず共感していただけるシーンやワードが散りばめられている作品だと思います。正直僕も、最初に完成したものを観た時に、身につまされる思いというか、決して他人事だとは思えない、新感覚な笑いが自分の中に起きました。でも、その笑いが起きたと同時に、すごく嫌な気持ちにもなるっていうか(笑)。他人事だと置き換えられない、そんな新感覚ムービーになっていると思いますので、ぜひ皆さんの感想を口コミでいろんな方々に広めていただきたいです。本日は短い時間でしたけどもありがとうございました」と作品の魅力を語り、メッセージを締めくくった。
会場一体の「金髪イエエエイ!!」で金色のテープが舞う✨
舞台挨拶の最後には、劇中の象-徴的なシーンである「金髪デモ」を再現するスペシャル演出が行われた。
岩田の「金髪!」という掛け声に続き、白鳥、坂下監督、そして会場の観客全員が「イエエエイ!!」と叫ぶと、ステージから金色のキャノンテープが発射。会場は大きな拍手と歓声に包まれ、映画の門出を華々しく祝った。
フォトギャラリー📸
📸スチール写真は、随時追加更新中🆙
イベント情報
映画『金髪』公開記念舞台挨拶
|
映画『金髪』予告篇🎞
映画作品情報

《ストーリー》その日、中学校教師・市川の人生を大きく変える出来事が起きた。一つは担任クラスの生徒数十人が髪を金色に染めて登校してきたこと。そしてもう一つは、彼女から結婚の話を切り出されたこと。マスコミやネット、さらには文科省まで巻き込み大騒動になる“金髪デモ”と、日々の愚痴を聞いた彼女からの辛辣な説教で板挟みになる市川は、窮地を脱するために“金髪デモ”を計画した張本人・板緑と手を組み、とある作戦に打って出る⋯。仕事の問題と人生の決断が一挙に押し寄せた市川は、いつまでも若者で何事も順風満帆だと思っている“イタいおとな”から“マトモな大人”へと成長し、全ての試練を乗り越えられるのか!? |
![Cinema Art Online [シネマアートオンライン] Cinema Art Online [シネマアートオンライン]](https://cinema.u-cs.jp/wp-content/uploads/tcd-w/logo.png?1763819257)













































![Cinema Art Online [シネマアートオンライン] Cinema Art Online [シネマアートオンライン]](https://cinema.u-cs.jp/wp-content/uploads/tcd-w/footer-image.png)