映画『コーダ あいのうた』アカデミー賞受賞記念舞台挨拶
上白石萌音、流暢な手話で挨拶🤘
妹・萌歌とも「1時間くらい『コーダ』について喋りました」
3月28日(月)に授賞式が行われた第94回アカデミー賞®で<作品賞><助演男優賞><脚色賞>の3部門を受賞した、最高に胸熱で爽快な感動作『コーダ あいのうた』(原題:CODA)。第38回サンダンス映画祭で上映されるや世界のバイヤーがその権利に殺到、史上最高額の26億円でアップル社が落札し、世界を驚かせたと思えば、3冠に輝いたアカデミー賞®でもその名が挙がるたびに、声援とともにASL手話(American Sign Language)での拍手(手のひらをひらひらとさせる)が会場を包み、世界中を暖かい気持ちで満たした。
日本でも1月21日(金)に公開されて以降、140館の公開劇場を維持とロングランヒットを続け、アカデミー賞の受賞を受けて4月1日(金)より250館へ、そして4月8日(金)からは300館へと拡大公開するなど異例の展開を見せている。
このアカデミー賞受賞と大ヒットに対し、4月9日(土)に公開劇場のTOHOシネマズ 日比谷でアカデミー賞受賞記念舞台挨拶を開催!テレビスポット映像のナレーションを手掛け、「ここ数年で一番好きな映画、10回は泣いています」とべた褒めの上白石萌音が登壇し、映画鑑賞後の観客を前に、作品の魅力を熱く語った。
熱烈な『CODA』ファン上白石萌音が登場!
アカデミー賞®受賞の喜びを分かち合う🏆
映画『コーダ あいのうた』の熱烈なファンである上白石は、劇中のクライマックスを飾る涙腺崩壊必須曲「青春の光と影」をBGMにして笑顔で登壇。冒頭に自己紹介と「アカデミー賞受賞おめでとうございます。今日は一緒に楽しみましょう!」と主人公ルビー(エミリア・ジョーンズ)のような流暢な手話で挨拶し、拍手喝采が起こった。
テレビスポット映像では「わんわん泣いた」「ここ数年で一番良かった」とのコメントを寄せている上白石。改めて「この映画に出会えて良かったと心の底から思っていますし、心を揺さぶられました。これから先何回も観返すだろうと思うし、歌がもっと大好きになったし、手話を始めたいと思うきっかけにもなりました。沢山のものをくれた映画です」と“コーダ愛”ダダ漏れ。
ルビーの父親を演じたトロイ・コッツァーが助演男優賞を受賞したが、この受賞に対して上白石は「絶対に獲ってほしい!と密かに思っていたので、受賞のニュースを見て嬉しくて泣きました」と大喜び。
作品賞を受賞したことについても「作品賞を獲ったらサイコーだと思ったし、愛に溢れた素敵な作品が受賞するって素敵な世界だと思いました」と我がことのように喜びを噛みしめていた。
アカデミー賞授賞式でのエミリア・ジョーンズのドレスアップ姿にも感激したと告白。「私はエミリアの声が大好き!スーパーハイパー・ヘビーローテーションしているサントラも最高っす(笑)!サントラも絶対に聴いてください!劇伴も最高です!」と猛プッシュする場面も。
上白石にとって歌は一番好きで、一番怖いもの
歌手としても活躍する上白石。自身にとっての“歌”とは「一番好きで、一番怖いものです。好きだからこそ怖いです。一人で家で歌う分には好きでいいけれど、それがお仕事になると・・。好きだからこそいい歌を歌いたいと思う。好きだからこそ歌に失礼のないように、という気持ちがあります。でもそんな気持ちに対して勇気をくれるものも…歌なんです。歌がなかったら生きていけないくらい大切なもの」と唯一無二だと打ち明けた。
妹・萌歌とも感動を分かち合う🎵
上白石家は“コーダ大好きファミリー”
女優で妹の上白石萌歌も姉・萌音のプッシュで本作を鑑賞したという。「『サイコーだった!』と二人で1時間くらい映画『コーダ あいのうた』について喋りました。ルビーが歌を歌う理由に感動して共感したと言っていました。両親も作品を観ていて…もはや“コーダ大好きファミリー”です!」と胸を張った。
手話の魅力を熱く語る上白石🤘
映画のさらなる大ヒットをアピール💖
本作をきっかけに手話を勉強中という上白石。「手話は体全体の言語だと思った。エネルギーのあるもので奥深い。これからもっと勉強をしたいです。みなさんも自分のお名前だけでも調べたら楽しいかもしれません」と手話の魅力を熱弁。
映画のさらなるヒットに向けて「映画館という静寂の中で観ると、聴こえてくる音の数も静けさの種類もまったく違う。『コーダ あいのうた』は絶対に映画館で観るべきだとオススメしたいです!」と力強くアピール!
最後、観客と一緒に、助演男優賞を受賞したトロイ・コッツァーと同じ手話ポーズ<I LOVE YOU>を披露して、締めくくられた。
イベント情報
映画『コーダ あいのうた』アカデミー賞受賞記念舞台挨拶
|
フォトギャラリー📸
映画『コーダ あいのうた』予告編🎞
映画作品情報
《ストーリー》海の町で、耳の聞こえない両親と兄と暮らすルビーは、幼い頃から家族の“通訳”となり、家業の漁業を毎日欠かさず手伝っていた。高校で合唱クラブを選択したルビー。彼女の歌の才能に気づいた顧問が、都会の名門音楽大学の受験を強く勧める。だが、夢よりも家族の助けを続けることを選ばざるを得ない彼女は・・・。 |
第38回 サンダンス映画祭 最優秀賞、観客賞、監督賞、アンサンブルキャスト賞 受賞
大ヒット上映中!