映画『ピンクとグレー』(Pink and Gray) レビュー
映画 「ピンクとグレー」

映画『ピンクとグレー』

友人の死と引換えの名声、手に入れた本物の友情 

《ストーリー》  

国民的大スター白木蓮吾の突然の死。それにより一躍時の人となった親友の河田大貴。

親友の死という喪失感と偽りの地位に苦しみ、大貴は自分を見失っていく。開始62分後の圧巻のトリックと、ラストで明かされる衝撃の真実とは…。

《みどころ》

この映画はただの青春映画ではない。あえて美化せずに描いているからこそ、とても感情移入しやすく惹きつけられる。映画初主演の中島裕翔の等身大の演技にも注目していただきたい。また、この映画の醍醐味といえば幕開けから62分後に起こる衝撃の展開だ。世界が180度変わる大胆かつ巧妙なトリックには驚くほかない。そして、こんなにも人間は見たいものしか見えないのかと痛感する。

近くにいるからといってその人のことを全て知っているわけではなく、誰もが他人にはわからない闇を抱えている。そんな人間の本質にも迫っている。先が読めないストーリー展開に、最後の最後まで目が離せないだろう。

[ライター: 神谷 さきな]

映画作品情報

第28回 東京国際映画祭(TIFF) JapanNow部門出品
第20回 釜山国際映画祭(BIFF) A Window on Asian Cinema部門出品
 
邦題: ピンクとグレー
英題: Pink and Gray
原作: 加藤シゲアキ「ピンクとグレー」(角川文庫)
監督: 行定勲
脚本: 蓬莱竜太、行定勲
製作: 堀内大示
主題歌: ASIAN KUNG-FU GENERATION「Right Now」
出演: 中島裕翔、菅田将暉、夏帆、柳楽優弥、岸井ゆきの
配給: アスミック・エース株式会社
2015年 / 日本 / 日本語 カラー&モノクロ / 119分
劇場公開日: 2016年1月9日
© 2016 「ピンクとグレー」 製作委員会
 

映画公式サイト

この記事の著者

神谷 さきなライター

2002年10月2日生まれの現役中学生。
趣味は映画鑑賞で、ひとり映画にはまっている。10代である事を活かし、ティーン向けのサイトでライター活動も行っている。

★好きな映画
『キサラギ』 [監督: 佐藤祐市 製作: 2007年]
『八日目の蝉』 [監督: 成島 出 製作: 2011年]
『ヒミズ』 [監督: 園 子温 製作: 2011年]

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